ウォーキング・デッド シーズン9 第14話「消せない傷跡」のあらすじ・ネタバレ
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過去(回想シーン)
早朝、お腹の大きなミショーンがウォーカーを退治しながら、行方の分からないリックを捜している。ダリルもまた然り。
アレクサンドリアに戻らず、独りでリックを捜しているダリルに、ミショーンは「背負わないで」と言う。
「探し続ける、永遠に」ダリルはそう言って、またリックを捜しに行った。
現在
ダリルがヘンリー、コニー、リディアと共にアレクサンドリアに到着した。リディアを「信用できない」とアーロンは言うが、ミショーンは「ダリルを信じる」と言って門を開けた。
ヘンリーは傷の手当を受け、ダリルはジュディスと話している。
ダリルに残って欲しいジュディスだたが、ダリルは危ないので出ていくと言う。
ミショーンが言う通り、大事なのはジュディスやRJを守ること──ダリルがそう言う。
しかしジュディスは自分たちだけが大事なのではないと言い、過去に力を合わせて救世主と戦い勝ったようにまたできると言う。
「パパなら?」ジュディスの問いにダリルは何も答えなかった。
過去(回想シーン)
アレクサンドリアの近くをさまよっていた見知らぬグループ。
1人は怪我をしていると言って住人がアレクサンドリアに連れてきた。
怪我をしていたジョスリンという名の女性で、偶然にもミショーンの古い知り合いだった。
ジョスリンはミショーンに助けを求め、他にも数人の子供たちが隠れて暮らしていることが分かった。
ミショーンも「彼に見せたかった」と言ってその様子を眺めていた。
ジョスリンは大人1人で大勢の子供たちと一緒にいた。
大人は皆壊れてしまったと言い、子供たちが狩りをしていると言う。
ジョスリンは15年たって自分を見つけたように、リックを見つけることも不可能なわけがないと言ってミショーンを励ました。
現在
ダリルたちはキングダムへ出発する。
ダリルに遠くから手をふるジュディスを見て、ミショーンはジュディスが腹を立てていると言う。
するとダリルは「知らないからだ。話してやれ」とミショーンに言った。
しかしミショーンはジュディスがまだ子供だと言ってそのことについて話すつもりはないらしい。
「もう子供じゃない」とダリルは言い、4人はアレクサンドリアを後にした。
過去(回想シーン)
アレクサンドリアの子供たちが新しく迎い入れた子供たちと一緒にお泊り会を行った。
翌朝、親たちがジョスリンが寝泊まりする家に子供たちを迎えに行く。
しかしそこにはジョスリンもジュディスを含む子供たちの姿もなかった。
すると住人が空になった食糧庫と荒らされた診療所、殺された住人を見つける。
血の付いた足跡から殺したのは子供で、ジョスリンの裏切りにミショーンは愕然とした。
現在
ダリルたちが出発した翌朝、ミショーンはジュディスの部屋をノックし「あなたに伝えたいことが」と言う。
しかし部屋にジュディスはいなかった。
ミショーンはニーガンのところへ行き、ニーガンの言葉でジュディスがダリルたちを追って行ったと気づいた。
過去(回想シーン)
ダリルとミショーンは子供たちを捜しに出かける。
ジョスリンに全く疑いを持たなかった自分を責めるミショーンに、ダリルはミショーンのせいではないと言って慰めた。
しばらく行くと学校を見つける。
そこにジョスリンと一緒にいた子供を見つけ、ミショーンとダリルが追いかける。
しかし廊下の途中で待ち受けていた子供たちにナイフを向けられ、刀を置くように命じられる。
ジュディスの無事が分からないため言うことを聞くしかなく、刀を置いたミショーンは子供に頭を殴られ意識を失った。
再び意識を取り戻したとき、ダリルと共に両手を上で縛られ口も覆われていた。
ライナスという少年が火で鉄の十字の焼印を熱している。
ジョスリンの指示でそれをダリルの背中に押し当てた。
少年は焼印を再び熱し、今度はミショーンの背中に焼印を押し当てるとミショーンは叫び声をあげた。
ダリルが見張りを倒し、なんとか逃げることができた。
二手に別れてジュディスたちを捜していると、他の子供たちがジュディスたちを連れて外へ出て行くのが見えた。
残された二人の子供がナイフとミショーンの刀を手にミショーンに襲いかかって来る。
子供たちを傷つけたくないミショーンは壁に押し当てたり、手を狙って刀を床に落とした。
落ちた刀を少年がミショーンに向かって振り、ミショーンのお腹が切れ血が滲む。
ミショーンは大声を上げ刀を奪い返すと、子供たちは大慌ててで逃げて行った。
ミショーンがジュディスの名を呼びながら、外へ出ると待ち構えていたジョスリンに板で殴られてしまう。
お腹をかばいながら殴られ続け、隙を見て刀で足を刺し、ジョスリンが倒れると胸を刀で突き刺した。
その様子を見ていた子供たちは、まだ手にナイフを持ちミショーンを狙っている。
ミショーンはアレクサンドリアに来れば面倒を見ると言うが、No.2の青年がバスに乗ったジュディスたちを殺すように他の子供に指示し、自分はミショーンに向かって突撃してきた。
ミショーンはどうにか子供たちを殺さないようにナイフを持つ手を掴んだり、足をかけて転ばせたりする。
しかしジュディスたちを殺せと命令された少年はもうバスに向かっていて、ミショーンは他の子供たちを全員殺すしかなかった。
少年がナイフを手にバスに入るところにジュディスは声をかけて、やめるようにお願いする。
少年はナイフを下し、どこかへ去って行った。
ミショーンがジュディスの名を呼ぶと、中からジュディスが出てきて「ママ」と言ってジュディスに抱きついた。
他のアレクサンドリアの子供たちもまた無事だった。
現在
ジュディスを追ってきたミショーン。
ジュディスを見つけ、過去のことを話し始めた。
あの日のことをジュディスは覚えていないと思っていたが実は覚えていて、ミショーンが悲しむからその話をしなくなったと言う。
覚えているならなぜこんなことをするのかとミショーンが問うと、ジュディスは「仲間のためよ」と答えた。
「愛する人のためなら何でもするでしょ。ダリルを愛してないの?マギーおばさんやキャロルや王様は?」とジュディスが聞くと、「もちろん愛してる」とミショーンが答えた。
「そうは思えない」とジュディスが言い、2人は泣きながら抱き合った。
アレクサンドリアに戻り、カールの墓の前にいるミショーンとジュディス。
ミショーンはこの墓を掘ったとき、二度と子供を埋葬しないと誓ったと話した。
しかしリックはいなくなり、ジュディスまで消えてしまった。
その時が人生で一番恐ろしかった、だからアレクサンドリアの住人だけを守ろうと決めたとミショーンは話した。
それはリックやカールの信念とは違うけれど、ジュディスやRJを守れた、自分の望みはそれだけだと言って涙ぐんだ。
過去の全てをジュディスに告白すると、ミショーンは言った。
「あなたが正しい。愛する人を守らなきゃ。そうするわ」
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馬に古い車を引かせ道を走っているミショーンとジュディス。
そこに現れたダリルたちにジュディスが声をかける。
「キングダムまで乗ってく?」
皆笑顔で車に乗り込み、キングダムへ向かった。
一方、森の中を歩いていた囁くものたちがキングダムを発見する。
「アルファに報告よ」
かんそう
ずっと気になっていたミショーンとダリルの傷のワケが明らかになるという回でした。
今回、敢えて過去と現在をまとめず、なるべくドラマの展開にそってあらすじを書きましたので読みずらかったらすみません!
ミショーンがあんな風になってしまった理由がやっとわかりましたね。
信じていた自分の知り合いが裏切ったこと、そのことで街の子供たちを危険にさらしたこと、二度と子供を埋葬しないと誓ったのに自分が子供を殺してしまったことなどなど……。
まぁ、それは分かる。
でもマギーとの関係は?
マギーだって子供がいるし、その気持ちは理解できるはず。
きっとまだ語られてないマギー(ヒルトップ?)との何かがあるんですかね~。
子供殺すことについてはもちろん、ううーんと思ってしまうけれどもあの場合仕方ないですよね。
完全に洗脳されてしまってますし。
前にもどこかの回で感想に書いたと思うんですけど、私のウォーキング・デッド史上最も衝撃を受けた回がキャロルが子供を殺した回でした。
なのでこのドラマは子供を殺すことがある──というのは覚悟していたので、あの回ほどの衝撃はなかったのですけれども。
それでもなかなかのヘビーな回であることは間違いないですね。
そして一番言いたいのは……
ミショーンが一人で子供殺してるとき、ダリルどこで何してた?w
結局何もしなかったよな~。
でも好きだけどさ。
(文:ぼぼち)
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