【最終回】ブラックリスト/THE BLACKLIST シーズン10 第22話「レイモンド・レディントン 穏やかな眠り」/RAYMOND REDDINGTON (NO. 00): GOOD NIGHT【シリーズ終了】

2023/12/20

クライム サスペンス ジェーン洞 ブラックリスト ブラックリスト シーズン10

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あらすじ

©2022 NBCUniversal Media, LLC


2021年5月25日~ スーパー! ドラマTVで日本初放送
(アメリカ放送:2020年11月~)

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ニクソン

ニクソンは生きていた。
意識を取り戻したのはすべてが終わった後で、彼にとってはハドソンが死に、デンベが逃走したという状況はチームの裏切りに結び付けるしかない。
レスラーが防弾チョッキで守られたことも、疑いを濃くしていた。
だが途中から見ていたイシュウッド捜査官がデンベとレッドのつながりを否定し、その場を収める。
それでもニクソンにとってはハドソンの弔い合戦となり、レッド逮捕ではなくこの手で殺すと決意をし、クーパーとも敵対する。

デンベ

首を撃たれたデンベは、レッドたちによって介護施設に運び込まれていた。
輸血の用意もないと突然のけが人に驚くスタッフにレッドは自分の血を使えと強引に輸血をしていた。

すぐにFBIも後を追うが、すでにレッドは消えていた。
デンベの手術は無事終わった。

手がかり

ニクソンの姿勢が止めとなり、レッドの友人であるハービーはこの件から降りた。
残った3人もニクソンにレッドを殺させないよう、自分たちで先に見つけるため独自に手がかりを探す。
だがニクソンは疑いを緩めず、クーパーとシーヤを尾行し、公衆浴場に踏み込んでくる。
何も見つかるまい、と2人はその場を去った。

実際何もなかったのだが、帰りの車中でシーヤがあることに気づいた。
レッドの荷物がほとんど手つかずだったのに、牛の角の入った袋が消えていたことに。
イスレロの頭蓋骨。
レッドは角を返すつもりだろうとスペイン、アンダルシア州のセビリアに行ったと気づく。
イスレロが育った牧場がある。
意識を取り戻したデンベが、セビリアにあるレッドのお気に入りのヴィラ・ロボを教え、レスラーがスペインに向かう。

メッセージ

スペインについていたレッドは、アグネスに電話をしていた。
メッセージを残すつもりが、アグネスが直接出て少し驚く。
アグネスの恋愛相談を受けていると「ピンキーってママみたい」と言われ否定をしなかった。
「そうだな。ついそうなってしまう」

ヴィラ・ロボ

レスラーはヴィラに到着しレッドを捜すが、宿泊客は誰もいないと言われる。念の為、ヴィア内を案内してもらうが確かにレッドはいなかった。

その頃レッドは悠々と料理をしながら、クーパーにデンベの様子を聞こうと電話をかけていた。
だが何かの気配を感じ、早々に電話を切り上げる。

実はレッドはヴィラの離れにいた。
FBIの来訪の報告を受けると、すぐに来たのはレスラーだと気づく。
その時、レッドの目的のミウラ牧場までは車で1時間かかると確認をした。
レッドは輸血のダメージが残り、吐血もしていた。

離れがあるとは知らないレスラーは、クーパーに空振りだと伝えていたがデンベのアドバイスで翌日市場で聞き込みをする。

翌日

デンベは免職になった。
その代わり、レッドに情報を漏らした件での起訴はない。
ベッドの上でクーパーから報告を受けると、デンベは覚悟していたようで驚かなかった。
「銃とは無縁の生活をするよ」
デンベはレッドから学んだと涙ながらに語る。
「予想外の終わりでもいい。レイモンドと過ごした時間はどう終わるかじゃなく、どう生きるかなんだ。彼が常に俺達に思い出させ示し願うのは――怒ること。怒ることだ」

レッドは、散歩をするといって管理人から水を受け取ってヴィラを出た。

その頃レスラーは市場の聞き込みで、レッドが確かにいたことを突き止める。そして買い物の荷物の配達から、ヴィラに従業員用の離れがあることを知る。
すぐに調べに戻ると、離れに大きな牛の頭蓋骨や私物があって確信をしレッド捜索の手配をする。

散歩に出かけたという管理人からの手がかりから、レスラーはヘリで上空からレッドを捜した。
そしてレッドを見つける。

レッドは散歩の途中で遭遇した牡牛に襲われ、血まみれで倒れていた。
逃げられる距離にいたのに逃げなかった。

電話で報告をする。
「彼を捕まえました」
レスラーは離れたところに落ちていたハットを拾い、レッドの上に乗せた。


――おわり――

かんそう

「最悪」
見終わって思わず口に出ていました。
あーあー、やっちまったな。
何から何まで個人の感想ですけど、本当に最悪な終わり方でした。
ここまで良かったものが全部崩されてしまいました。

まず、スパドラのアオリ、これ罪深すぎる。
「シリーズ最大の謎、レイモンド・“レッド”・レディントンの正体は明かされるのか?! 」
今思えば、知ってるはずなのに疑問形ていうところにヒントは隠されていた?
でもなんというか、誇大広告にも近い騙された気分が残ってしまいました。

レッドの正体、なんもわかりません。

その上、この場に及んで思わせぶり? な台詞を入れたこと。
アグネスに「ママみたい」と言わせたり(レッドの中身がカタリーナ説もあった)、デンベにまるで自虐的? にも思えるようなことを言わせたり。
本当に最後に残ったのは「怒り」にも近いものがありますね。
多分、レッドとこの番組が好きなら好きな分、その怒りも強いのではないでしょうか。

ただ私個人としては、まず「死んで終わらせる」パターンが特に嫌いなので、よりによってレッドを! っていうところでがっかり感が増しています。
それと結局、ブラックリストってなんだったの? ですね。

番組とドラマの物語がリンクしすぎていませんか?
リズや主要スタッフの降板とか番組的な事情で物語が思い通りに行かなくなったことと、ブラックリストのシステム自体を解体しようとしたこと。
とりあえず番組を終わらせないといけないから、レッド殺しとこ、みたいな感じ?
レッドのあんな姿見せられて誰が感動して素晴らしいドラマで、見てない人にも薦めようって思う……と思ったんだろう??
いっそ悪評で誰も見ないようにしよう、って意思でもなければあんな終わり方にできますかね?
ってくらい、ひどくないですかーー?

「怒り」というのは作中のデンベの台詞からなので、実際に私は怒ってはないですよw
もともとブラックリストという番組は気軽に「たのしー! おもれー」って見られる番組ではなくて常に「レッドかっこいいのにリズ……!! なんであなたは!!!」ってイライラしながら見て来たので、ある意味慣らされている。
だからこれ以上の不快? はもうないと思っていたんですが、個人的にはその最悪が来てしまいました。

面白い時もあったんですが、今後見返すことはないかな……。
その度にこの最終回思い出してイラっとしてしまいそうですもん。
ある意味本当にブラックリストという番組とのお別れになりました。

こんな衝撃もなかなか味わえないと思うので、そういう意味では歴史に残る作品にはなったと思います。
多分、終わり方が最悪なドラマとしてかなり上位になるのではないでしょうか?

と何より、「謎」の放置。
どこで明かされるんだ? ってハテナ抱えながら見てましたけど明かさないなら納得です。
あとデンベへの輸血に何かヒントがあるのかもしれないですけど、デンベの血液型を知らないし……。
今更考察したところでもう答えがない。

とりあえず最終回見た所で、ネタバレ解禁して気が向いたらあちこち検索してみようとは思ってますが、そこで何か補足するべき情報が得られたら追記したいなとは思います。

レッドには生きて終わって欲しかったな~!
個人的には、リズが死んだ時がドラマの終了タイミングでよかったと振り返ると思いました。
それ以降は全部蛇足。
リズを失ったレッドがチームと決別して完全に闇の世界に戻ってリズを殺した関係者を根絶やしにするもいいし、やっぱりブラックリストは必要だ、と「リズ亡きあともチームは続く……」で終わった、等私の中ではしておきます。



アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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