ウォーキング・デッド シーズン9 第11話「決意/Bounty」

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娘を取り返しに

ヒルトップに現われたウォーカーの仮面を被った謎の集団。
リーダーはスキンヘッドの女性で名前を「アルファ」と名乗った。
娘を返してと言うアルファの要求にダリルは引き返すように言う。
しかしアルファはそれには応じず、アルファの合図で待機していた多くの仲間たちが姿を現した。

ダリルが壁の外へ出て直接アルファに言う。
「娘は渡さない。いいか──　戦ってもいい。武器で皆殺しにする。今すぐここで」

するとアルファは取り引きを提案すると言って、2人のウォーカーの仮面をはがす。
それは行方不明だったアルデンとルークだった。

ダリルがリディアを連れに行くと、先に地下牢に行っていたタラたちからリディアがいなくなったことを知らされる。
ヘンリーが鍵を外して2人で逃げたと分かり、2人の行方を追った。

非情な女

アルファの仲間の中に、赤ん坊を抱っこした女性がいた。
赤ん坊の泣き声に引き寄せられるように本物のウォーカーの群れが近づいてくる。
女性は必至で赤ん坊をあやすが泣き止まず、アルファを見る。
アルファが目で合図をすると、女性は赤ん坊を地面に降ろした。

たまらずアルデンが「赤ん坊だぞ」と声を上げると、アルファは「死人と生きるなら静かにしなきゃ。母親が静められないなら死人がやる。自然淘汰だよ」と言って笑った。

ヒルトップの住人たちも必死で音を立てウォーカーの注意を引こうとするが、ウォーカーの群れは赤ん坊めがけて進んでくる。

ルークはとうもろこし畑にコニーが隠れているのに気づいていた。
体の後ろで腕を縛られていたが、手話を使ってコニーに"向こうで赤ん坊が泣いてる"と伝えた。
コニーはそれを見て赤ん坊を確認、すぐにとうもろこし畑を飛び出して赤ん坊を抱き上げた。

再びとうもろこし畑に逃げ込み、襲ってくるウォーカーを倒しながら畑の中を逃げ進む。
周りにはまだ多くのウォーカーの姿が──。
するとダリルが現われウォーカーを倒し、一緒に来ていたコニーらと共にヒルトップへ戻ることができた。

彼女の居場所

ヘンリーは以前若者たちと街を抜け出して行った小屋にリディアと隠れていた。
イーニッドが小屋に行き、小屋から出てきたヘンリーに「リディアを返さないとアルデンとルークが殺される」と伝えた。
それでもヘンリーは「間違ってる」と言ってリディアを渡そうとはしない。

イーニッドは両親を失ってからただ生きていたことや、亡くなった特別な人の言葉"生きるとは生き延びるだけじゃない"という意味がやっと分かったと話した。
「耐えるのよ、自分を失わずに、あなたのままでいて」とヘンリーに語り掛ける。

ヘンリーが何も言わずにいると、小屋にいたリディアが自ら出てきた。
リディアは「戻りたいの。ママの所に。仲間にも──会いたいから」
「あなたを忘れない。私は大丈夫」と言うとヘンリーにキスをした。

ダリルはリディアをアルファに返し、アルデンとルークは解放された。

「ありがとうママ。来てくれて」
リディアがそう言うと、アルファはリディアを平手打ちした。
そしてリディアを抱き寄せて「みんなのようにアルファと呼びな」と耳打ちした。

そうしてアルファ一味はヒルトップから去って行った。

ヘンリーの決断

夜、ダリルのところへ住人がヘンリーの部屋に置いてあったというメモを持って来た。

コニーはダリルがクロスボウを背負ってどこかに行こうとするのを見つけ、追いかけてきた。
"どこへ行くの？"メモに書いてダリルに見せる。
ダリルはヘンリーのメモを見せた。
"耐えられない、リディアを捜す"

するとコニーは"私も一緒にいく"とメモに書いて見せた。
ダリルは速攻で断り一人で行こうとする。
それをさらに追いかけまた何かメモに書いてダリルに見せた。
"私も耐えられないから"

ダリルは何も言わずにドッグと共に歩き出し、コニーもそれに続いた。

かんそう

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