あらすじ
Law and Order SVU 20x07 Promo "Caretaker" (HD)
2019年5月17日(金)22:00~ FOX 日本初放送 (全24話)
(アメリカ放送 2018年9月~)
・【登場人物】
(アメリカ放送 2018年9月~)
・【登場人物】
一家殺害事件
高級住宅街で一家が刺殺される事件が発生した。
父親ジュリアン、息子2人、娘レイチェルが死亡していた。
母親のアンナ・ミル(サッシャ・アレクサンダー)だけは、法律事務所に出勤していて何も知らず無事だった。
ジュリアンは作家で自宅作業をしていた為、特に恨みを持たれるような付き合いはないはずだとアンナは言った。
子守りドローレス
家族以外に鍵を持つ、子守りのドローレスの自宅を調べると洗ったばかりのナイフと血染めのシャツが発見された。
兄のエミリオの自宅を調べると、隠れていたドローレスを発見し殺人容疑で逮捕した。
ドローレスは犯行を否定した。
8時半に到着し朝食を作って、呼びに行ったら死んでいた。
怖くて逃げ、うっかり触ってしまったナイフを持って帰っていたという。
10年働いていたというドローレスの証言をオリビアは信じたが、フィンは日記にジュリアンの名前が多い、と浮気を疑った。
確かにドローレスの日記からは、日中を一緒に過ごす事が多いドローレスが妻の座を狙っていたようにも思える内容があった。
アンナに伝えてみると、だからといって子供まで殺すのか、と驚いた。
もともとジュリアンは子守りはいらないといっていたが、ドローレスを雇ったのはアンナだった。
それが事実なら自分のせいだ、とアンナは取り乱していた。
ジュリアンの留守電
ジュリアンの留守電に脅迫的なメッセージが残されているのを発見した。
留守電の主、トム・バーンスタインは詩人で20年来の友人だといい、犯行を否定した。
2人はフランスで3ヶ月の執筆活動をする予定を立てていたが、アンナが金を出さない事でとん挫していた。
だからといって殺しはしない。
アンナは別荘を差し押さえられたらしく、ジュリアンはそれを変だと感じていたという。
金が動機の可能性が浮上した。
動機
アンナの経済状況を調べると、証券と現金で300万ドル以上持っていた。
ジュリアンは作家だと言ったが、金融市場預金口座に160万ドル残っていた。
GTBからの給料という名目だった。
GTBを調べると、法律事務所に補助的サービスを提供している会社で、ジュリアンが社長で唯一の株主になっていた。
取り引きのある法律事務所を訪ねてGBTとの関係を確認すると、無関係だと言った。
アンナの名前を出すと、アンナが勝手に顧客に金を支払わせていたという事は分かった。
アンナはジュリアン名義の会社を利用して横領していたのだった。
だがアンナが泥棒だとしても自分の子を殺すだろうか?
そこへフィンが、アンナのオフィスで血のついたスニーカーを見つけて来た。
アンナ
アンナをSVUに呼び出し、スニーカーを突きつけた。
血痕はレイチェルのものだった。
ベッドの側の足跡とも一致した。
オリビアはアンナが犯人だと悟り、追求するとアンナももう否定はせず態度を一転させた。
「仕方なかった! 分からない? 死んだ方がずっと幸せよ」
裁判
アンナは心神喪失で無罪を主張し、保釈金が払えずライカーズ刑務所に拘留となった。
アバナシー医師の精神鑑定の結果、典型的な「家族皆殺しタイプ」だと診断された。
通常は上流中産階級の男性に多く、動機は「家族を不幸から救う」。
殺す事が最善だと思っている。
主な引き金は金銭問題。
アンナの場合は横領で逮捕、となった場合に犯罪者の家族として生きる苦しみからの解放だったのだろう。
だがオリビアは信じなかった。
弁護人がでっちあげた話だろう、と。
そうであっても、陪審員にとって「子を殺す母親」は異常に映る。
アンナの弁護人のビリー・オーボイルはそれを利用するだろう。
ピーターはオリビアに殺人の計画性を示すようアドバイスした。
確信
オリビアはドローレスに話しを聞いた。
すると、アンナはいつもドローレスが帰宅する際に「ブエナス・ノチェス=おやすみ」と言っていたが、あの前夜は「アディオス=さよなら」と言ってキスをされていたという事が分かった。
計画殺人だという確信を得た。
判決
裁判では予想通り、アンナ側は精神異常での無罪を主張した。
オリビアやピーターは、あくまでも最初は犯行を誤魔化した等、アンナに責任能力はある、と反論した。
陪審員の出した判決は、子供に対しては無罪、夫ジュリアンに対しては有罪だった。
判決後、アンナは自殺した。
ピーターは裁判の中で、アンナに「自害を考えなかった?」と迫っていた。
かんそう
今回は、まずゲストがリゾーリ&アイルズ、私にとってはNCISのケイトでお馴染みのサッシャ・アレクサンダーだったので、最初から犯人は母親なんじゃ? と読めてしまいその点の驚きはありませんでした。
内容的にも、サッシャさんをゲストに迎えたからフィーチャーしてんの? って感じで途中まではいつものSVUと比べると若干退屈……と感じたくらい、あんまりドキドキする展開もなく。(最初に犯人分かっちゃってるしネ)
ある意味珍しく、このまま平凡な感じで終わるのかな~、と思いきや最後にはさすがのSVU的衝撃が。
やっぱりこういう回もあるのね、では終わりませんでした。
相手が犯罪者とはいえ、まるで自分の一言が死に追いやった……と思えるのはキツイはず。
お馴染みの救いようのない余韻がありましたが、それが強く印象に残り、一転して面白さに繋がりました。
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