あらすじ
Matt Dinerstein/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC
2019年5月10日~AXNでシーズン5 日本初放送(全22話)
(アメリカ放送2017年9月~)
登場人物はこちら
(アメリカ放送2017年9月~)
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前回:シーズン5 7話「誘拐犯/Care Under Fire」へ
娼婦殺人事件
ホテルの部屋で娼婦が銃殺された。
ボイト達が現場に到着すると、同じ部屋にいたという男は再出馬を狙うグレイナー下院議員だった。
政治家としては珍しく警察の味方で、ボイトの友人でもあった。
グレイナーは記憶がない、と犯行を否定したが銃には指紋がついていた。
16発の弾倉で2発が空になっていたが、銃創は1つだけだった。
女性の身元は不明だった。
ホテルのバーにいたら、東欧なまりの英語で声を掛けられたがそれ以降、ほとんど記憶がないと言う。薬を盛られていたのだった。
「誰かがハメようとしている」
政治家という立場上心当たりは大勢いる。
特に最近は53区での建設計画に反対票を投じ、計画を中止していた事から損した連中からの嫌がらせが続いていたという。
「業者や組合や市会議員は私の失脚を望んでる」
プライス市会議員
ボイトはプライス市会議員に会いに行き、グレイナー議員の話の裏を取った。
特に恨みを持っているのは、ビル・マホーニーという製鉄業者組合の代表だと教えてもらう。
だがマホーニーにはアリバイがあった。
バーの防犯カメラ
ホテルのバーの防犯カメラの映像を調べると、2人がバーから出て行った後、犯行時刻と思われる時間帯の記録が消去されていた事が分かった。
当時の警備員のルーク・アイビーに確認したが、特に気づいた事はなかったという。
GPSチップ
遺体の検死をすると腕からGPSチップが発見された。
珍しい事だが、客引きが追跡していたのだろう。
アントニオが、最近ゴールド・コーストに東欧人の娼婦が増えている事を思い出す。
もう1つの銃弾
同じ銃で撃たれたもう1人の女性イリナ・ペトロバがホテルの近くで発見され、病院に搬送された。
意識があるので話しを聞くと、死んだ女性がサーシャというイリナの娘だと判明した。
サーシャは、モデルをしないかとスカウトされ友人と一緒にシカゴに移住していた。
だがそれから3ヶ月、連絡がないので心配していたら2週間前にやっと連絡が来た。
「男に拘束されている、と」
それでシカゴまで娘を捜しに来ていたのだった。
イリナは自分を撃った男の顔を覚えていた。
「若くて丸刈りのウクライナ人よ」
イリナは娘と連絡を取るためにウクライナ・ヴィレッジのスーパーの店員に連絡用の携帯を渡してもらっていた。
そのメールでの逃亡計画が見つかっていた為、始末されたのだった。
ホテルの防犯カメラに、車に乗ったイリナが男に撃たれる様子が残っていた。
時間から、母親を始末した後にサーシャを殺しに行っていた事が分かった。
黒幕
アプトンの調べで、サーシャが娼婦ではなかった事が分かった。
ここ最近、ノースサイドの歓楽街に増えている東欧人女性は、ホテルで富裕層の男に薬物を飲ませ、個人情報を奪うのが目的だった。
その黒幕はオデッサ・マフィア。
グレイナーのクレジットカードを調べるとすでに4枚とも限度額になっていた。
請求元はすべて東欧。
グレイナーの容疑は完全に晴れ、釈放となった。
バージェス
バージェスはオデッサ・マフィアの名を聞いて、恋人の連邦検事補のマットを呼び出した。
マットは、組織犯罪処罰法(RICO)の重要案件としてオデッサ・マフィアの解体を担当していたのだった。
防犯カメラの映像を見せ、容疑者に思い当たりはないかと協力してもらおうとしたが、マットは回答を拒否した。
「彼は僕らが調査中の案件の重要参考人だ」
マットは関係者と会議をする必要がある、とボイトを呼ぶように頼んだ。
バージェスが期待していた対応とは違っていた。
そしてボイトに報告すると、叱られた。
「お前が誰と寝ようと自由だが、誰と情報を共有するかは勝手に決めるな。
連邦政府は身内のことしか考えてない」
FBI
ボイトとバージェスはマットに言われた通り、FBIに顔を出した。
FBIは女性が殺された事件よりも、組織を潰す事を優先したいので何もするな、とボイト達に要求した。
「今は騒ぎを起こしたくない」
すベてが終わったら必要な情報を渡す、と言われボイトは意外にもあっさりと承諾してFBIを出た。
ところがそれは見せかけだけで、手を引く気など微塵もなかった。
FBIの反応から男がマフィアの一員であることは確定したので、更に捜査を進める事に。
バージェスにはマットには何も言うな、と口止めをした。
友人
イリナにサーシャが映るホテルのバーの防犯カメラの映像を見せた所、サーシャの友人、オリーン・ゼレンコの姿も確認した。
オリーンの顔写真を手配して、ホテルに居る所を確保した。
オリーンに丸刈りの男は、ユーリ・レムノフという極悪人だと教えてもらった。
怯えるオリーンをなんとか説得して、協力を依頼した。
仕事の後、監視役が迎えに来て毎回違う場所に連れて行かれるという。
それを尾行してユーリを逮捕するつもりだったが、警察に追われているからとユーリは現れなかった。
ボイトはFBIがユーリに警告をした事に気づいた。
味方
署に戻ったボイトは、バージェスを呼び出して怒鳴りつけた。
「FBIとお前の恋人の仕業だ! 目を覚ませ!!」
ピンと来ていないバージェスにボイトは続けた。
「まだ分からんのか。連邦政府の連中は庶民の殺人などに関心はない。
すべて終わったら協力するなんてあり得ん。
ユーリを寝返らせ5年服役させて終わりさ」
事の重大さに気づいたバージェスは謝罪をした。
「まだ挽回は可能だ。それにはお前の協力がいる。
教えてくれお前はどっちの味方だ?」
翌日、バージェスはマットを呼び出した。
「ボスについていけない」
マットはそうだろうな、と安堵の表情を見せた。
「あなたは私を裏切って殺人犯の男を証人として使う気だと」
「それで?」
「1軒ずつ回って逮捕しろと」
バージェスは、ボイトが話し合いで決めた約束を守っていない事を伝えた。
マットはバージェスと別れるとすぐに電話をかけていた。
その通話を側で監視していたボイト達がハッキングし、ユーリの隠れ家を突き止めた。
バージェスはチームを選んでいた。
「もう後には戻れない。面と向かって彼を騙した」
これで彼のキャリアは台無しになっただろう。
そうルゼックに打ち明けると、君は正しい選択をした、と励まされた。
ユーリを逮捕するとすぐにFBIが乗り込んで来た。
「話し合いと違う」
ボイトは最初から話し合いではなく、自分の要求をスピーチしただけだ、と言い返した。
「FBIにケンカを売る気か? 正気かよ」
ボイトは気にせずFBIを無視しして仕事を続けた。
代償
事件が解決するとボイトはプライス市会議員に呼び出された。
返すべき借りを返して欲しい。
プライスが求めたのは、今回のグレイナー下院議員の弱味だった。
現場の証拠写真。グレイナーが犯人じゃなかったとしても、スキャンダルのネタとしては十分だった。
それがあれば、グレイナーを脅して自分の政治が出来る。
ボイトは写真は用意したが、もう友達ではない、と宣言した。
「これでチャラに」
プライスは今までと同じじゃないか、とボイトの態度を疑問に感じた。
「違う。今までの取引は犯罪者しか陥れてない」
プライスと別れた後、ボイトの携帯にグレイナーからの着信が入った。
友人を裏切ったボイトには出る事が出来なかった。
バージェスもマットの家を訪ねたが、何も言わず拒絶されていた。
かんそう
今シーズンは、なよなよした展開が少なくてよりシカゴPDの個性が際立っている感じがします!
男っぽくて、骨太なドラマ!!
ボイトの悪で悪を征する、というダークヒーローの本領発揮が堪能出来ている気がします。
そんな中でも今回は、少し変化球な感じもあって良い意味でいつもと違っていました。
まずはパーティーシーンでのボイトのフォーマルスタイルの珍しさもありましたw が、最近の裁判シーンとかで結構記憶に新しいんだけどねw
ボイトの友人で今回のグレイナーのような後ろ暗い面がない人って少ないような気がして、なのにボイトの生き方的に相容れないというか、そんないい友人を裏切らざるを得ない結果になってしまって。
最後はしんみりさせられました。
これがボイトの生き方。
FBIを敵に回しても、シカゴを守る!!
その為に悪魔に魂を売って駆け引きしているんだって事がよーくわかりました。
ボイトは凄い犠牲を払ってて、孤独で本当に凄い!
今回は派手なバイオレンスはなかったけど、バージェスへの叱咤やFBIへの態度など格好いいシーンがいっぱいあって大満足でした。
ボイトというキャラを掘り下げるのに、余計なセリフやテキストは不要という、本当にボイトの事を良く分かってるな~という演出が素晴らしかった~~。
着信を切るだけでボイトの内面が表現されていたと思いました!!
あー格好良い!!
シーズン5 9話「薬物依存/Monster」へつづく
男っぽくて、骨太なドラマ!!
ボイトの悪で悪を征する、というダークヒーローの本領発揮が堪能出来ている気がします。
そんな中でも今回は、少し変化球な感じもあって良い意味でいつもと違っていました。
Matt Dinerstein/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC
(ボイトとグレイナー下院議員)
まずはパーティーシーンでのボイトのフォーマルスタイルの珍しさもありましたw が、最近の裁判シーンとかで結構記憶に新しいんだけどねw
ボイトの友人で今回のグレイナーのような後ろ暗い面がない人って少ないような気がして、なのにボイトの生き方的に相容れないというか、そんないい友人を裏切らざるを得ない結果になってしまって。
最後はしんみりさせられました。
これがボイトの生き方。
FBIを敵に回しても、シカゴを守る!!
その為に悪魔に魂を売って駆け引きしているんだって事がよーくわかりました。
ボイトは凄い犠牲を払ってて、孤独で本当に凄い!
今回は派手なバイオレンスはなかったけど、バージェスへの叱咤やFBIへの態度など格好いいシーンがいっぱいあって大満足でした。
ボイトというキャラを掘り下げるのに、余計なセリフやテキストは不要という、本当にボイトの事を良く分かってるな~という演出が素晴らしかった~~。
着信を切るだけでボイトの内面が表現されていたと思いました!!
あー格好良い!!
シーズン5 9話「薬物依存/Monster」へつづく
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