シカゴP.D./CHICAGO P.D. シーズン5 7話「誘拐犯/Care Under Fire」

2019/06/22

クライム ジェーン洞 シカゴPD シカゴPD シーズン5 バイオレンス

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あらすじ

Matt Dinerstein/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC


2019年5月10日~AXNでシーズン5 日本初放送(全22話)
(アメリカ放送2017年9月~)


登場人物はこちら

前回:シーズン5 6話「ある警官の死/Fallen」へ

ルゼック

ルゼックは、ウッズの命令で特捜に盗聴器を仕掛ける為早めに出勤をした。

ところが直前になって仲間達との写真が目に入り、思いとどまる。

休憩室を覗くとジェイがソファで寝ていた。
ジェイは悪夢を見たようで、ルゼックに驚いて飛び起きた。

ルゼックは、書類が溜まっているから早く来たと誤魔化した。

誘拐事件

ジェイは署を出て車に乗り込み、無線で事件を捜していた。
すると銃を持った男の通報が入ったので、いの一番に駆け付けた。

銃撃戦になるが、犯人には全員逃げられていた。
シッターが殺され、コーディー・バートンという8歳の少年が誘拐されていた。

アントニオは、ギャングの子供が狙われる身代金目当ての誘拐グループの仕業ではないかと目をつけた。
ドラッグマネーが動くので、通報も出来ず表沙汰にならない。
分かっているのは黒人、ラテン系、白人の3人組で訓練されているという事だった。

両親

コーディーの両親は離婚をしていたが、親権争いはしていなかった。
父親のベン・バートンは会計士をして、ギャングではなかった。
母親は普通の家だといい、狙われる心当たりは何もなかった。

ベンの家を訪ねると、留守だったが息子の耳が切り取られて送り付けられていた。

アントニオは誘拐グループの仕業だと確信して、以前同じ被害にあったギャングから情報を仕入れた。
さらわれた子供が覚えていたのは、右腕の肘下が火傷の痕で覆われていた男がいたという事だった。

容疑者

退役軍人省に問い合わせて、該当する人物を1人に絞り込んだ。
元レンジャーのルイース・ベガ。ラテン系だった。
去年、右腕の肘下を負傷していた。体格も一致。

だが下手に接触して人質に被害があると困るので、ジェイが潜入に立候補した。
同時期にレンジャーだったから大丈夫だ、と止める周囲を振り払ってボイトが許可を出した。

アプトンはジェイの様子が最近おかしい事に気づいていて、心配だとこっそり声を掛けたていた。

ルイース

ジェイはルイースと知り合う為に、姉カミラが働いているベイルクラブに行った。
そこでわざと乱闘騒ぎを起こし、ルイースと知り合うきっかけにした。

そしてジェイはまんまと元レンジャー同士という事で近づいた。
だが仕事の話については、やましい事をしているのだからガードは固かった。

ベン

ベンの行方を追う中で、ベンがギャングの資金洗浄をしていた事が分かった。
だから誘拐のターゲットにされていたのだった。
ところが、少し前に100万ドル持ち逃げをされていて今は金に困っているという事も分かった。
ベンには簡単に身代金を払う事が出来ず、金を集めて回っていたのだ。

ベンを見つけると、ボイトは資金洗浄の事はどうでもいいから息子を助ける、と約束した。
身代金は100万ドル。
だがなんとかかき集めたのは10万ドルだけだった。
残された時間は26時間。

ウッズ

ボイトはルーゴ部長に90万ドルを用意してもらう手配をしたが、ウッズが用意したのは偽札だった。

ウッズ曰く、改革法案により現金の管理は自分の仕事。
麻薬捜査課に70万ドル渡したばかりだからダメだというのだった。

ボイトは偽札だとバレたら8歳の少年が殺される、と訴えたが少年1人よりもカルテルのボス3人の排除のほうが大勢の命を救える、と特捜に金を出す気は最初からないようだった。

「さっさと出て行け」
呆れたボイトはウッズを追い出した。

ジェイ

ボイトはジェイと密会して、情報のすり合わせをした。

そしてルイースの信頼を得る為に、本物のドラッグを渡した。
違法行為なのは分かっているが、少年を救う為だった。


ジェイは、姉のカミラを口実にルイースを訪ねた。あまり歓迎されないものの強引にレンジャー同士共通の話題と酒で近づき、ドラッグで止めを刺した。

ルイースは完全にジェイを信用し始め、警護の仕事を紹介すると約束した。

作戦

ルイースを監視する事で3人グループの残り、2人の身元も突き止めた。
白人のジョシュ・ミラーと黒人のマーカス・テイトだった。

ボイトは、マーカスを連行してジェイを代わりに仲間入りさせた。

なんとか認められたものの、ジョシュは警護としか言わず詳細をジェイには伏せたままだった。

ルイースを問いただすと、やっと身代金誘拐をしている事を白状した。
驚いたジェイに、ルイースは直接子供には合わず、居場所も知らないから問題ないと言った。

身代金

ボイトは身代金が払えなくなった事により、両親サイドの作戦も新たに企てていた。

それは大きな賭けだったが、身代金の支払いを断るという事だった。
ベンは息子を失った悲しみを知るというボイトを信頼し、言う通りにした。

その頃、ジェイはルイースを説得していた。
「自分達で子供を救い、食い止めよう」
戦場で危険を冒して来た。これ以上子供は殺さない。もう背負えない。

最初は無理だと言っていたルイースも心を動かされていた。

ボイトの指示によって、計画は中止となり子供を始末するよう命令が下った。
3人は子供の隠し場所へ向かうが、到着すると2人でジョシュを倒し、子供の救出に向かった。

建物には監視カメラが設置されていた為、裏切りは中にいる人間にバレているだろう。
2人は警戒しつつ子供の叫び声を頼りに中に進んだ。

だが子供を見つけると待ち伏せされていたようで、銃声が鳴り響いた。
ジェイとルーカスは援護し合い、子供を安全な場所に運んだ。

そこへ特捜班も到着したが、ルーカスはジェイを援護しようと移動した時に撃たれてしまった。
ジェイはすでに死んでいるルーカスを夢中で蘇生しようとしていた。
アプトンに声をかけられると、判断があいまいでアプトンに銃を向けていた。


少年は無事、病院両親再会する事が出来た。
ボイトも笑顔になった。

ジェイはカミラに会いに行った。
カミラにはルーカスと一緒じゃなかった、とウソをついた……。

弱味

ルゼックは、バーでの乱闘の仕込みで一般人を殴った証拠の映像をこっそりコピーしてウッズに渡した。

これで気が済んだだろう、と手を切ろうとしたがそう簡単には行く訳がなかった。
「若い奴はハンクを真の警官だと思い込んでる。
昔かたぎで屈強で無敵だ。憧れるんだろ?
彼を育てたのは俺だ。
二度と生意気な口を利くな。まだ終わりじゃない。
俺がいいと言うまでな」



かんそう

特捜ってどうしても負の要素がつきまとうというか、渋めのドラマなので仕方ないんでしょうけど、ジェイがまた様子おかしくなっています。
まあリンジーの件もあるから、納得の流れではありますけど。

ルゼックは、どんどん深みにはまっていっていて、そういえば何故最初にボイトに相談していないんだろう? とふと不思議に感じました。
絶対隠してちゃダメなパターンじゃん。

ボイトは、比較的落ち着いていましたが少年を救い出すという熱意がとても熱く、有言実行で格好良かったです。
まあジェイの潜入のお陰も大きいですが。

それにしてもジェイはカミラを騙してナンパ? したわけだけど、ややこしい事になりそう~。
本気になっても騙した事、ウソついた事は消せないし、ウソのままつきあうのもキツいし。
でも潜入をする人ってもっとシビアというかドライにならないとダメだよね。
事件後にカミラに会いに行ったのが間違いって感じ。

アプトンは美人だけど、今回特捜ファッションが何故か浮いて感じるな~と思って見てましたw
顔に品があり過ぎるのかしら?
とってつけた感があるw


アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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