あらすじ
Matt Dinerstein/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC
2019年5月10日~AXNでシーズン5 日本初放送(全22話)
(アメリカ放送2017年9月~)
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(アメリカ放送2017年9月~)
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前回:シーズン5 4話「たれこみ/Snitch」へ
子供監禁事件
特捜班が田舎にある覚せい剤の製造元を摘発すると、近くの小屋に監禁されていた子供を発見する。
1人は生きていたが2人は死んでいた。
3人とも捜索願は出ておらず、FBIのデータにもヒットしなかった。
生存者の少年は、英語が話せないベトナム人のクァン・ボーだった。
逮捕した男を聴取すると、小屋は隣人のもので無関係だと言った。
調べるとそれは事実だったが、検死の結果覚せい剤製造時の廃棄物が地下水に溶け出し、その泥水を飲んだのが死因だと分った。
隣人は背の高い白人、50歳くらいだと言った。
クァン
通訳を呼んでクァンの話を聞いた。
クァンは、6週間前にベトナムの施設を出てアメリカの里親に迎えられていたのだった。
2日前までスミスという名前の家にいたが、そこから別の夫婦に引き取られ、さらに別の男に渡され監禁されていたのだった。
クァンには全員白人、としか分からなかった。
スミス家の特徴は、猫の絵とバンソコラボネップの匂い、だという。
良く分からないので、ベトナムレストランにオーダーしてみるとチョコレートに似ていた。
チョコレート工場近くのスミス家を総当たりして、猫の絵のある家を発見した。
養子の人身売買を捜査しているクライド・ハリス氏の依頼だった。
夫妻は、子供の命が救えると1人500ドルを受け取って働いていた。
ハリスとの出会いは中絶禁止法の集会だった。
連絡は、その都度変わる電話番号しか分からない。
子供の引き渡しには、決まったトラックストップを使っていた。
仲間の可能性も疑ったが、態度や携帯の履歴などからも無関係に間違いなかった。
出張も事実だった。
スミスはあくまでもクォンを息子と思い、息子の為に衝動的な行動をしてしまっていたのだった。
またマースデン夫妻のいう捜査というのも行われていなかった。
トラックストップの防犯カメラを確認し、夫妻と接触するハリスを見つけ身元を割った。
本名はクライド・デュプリー。
象牙の密輸での前科があった。売買できるなら何でもよいようだった。
デュプリーの自宅へ行くと、すでに引っ越した後だった。
ゴミの中から銀行の明細書を見つけ、その宛名からあるサイトに行きついた。
一見、珍しいペットを売るサイトだったが、それはそう見せかけて子供達を売っているサイトだった。
今も4匹が取り引き中だった。
落札済みは18件。
その中の終了間近の取り引きを落札して、取り引き場所で捕まえる事にした。
だがそれには相当な大金が必要になるが、ボイトはどうにかする、と自前で調達した。
車のナンバーから調べると、ダニエル・リクターという性犯罪者だった。
そこへキャンピング・カーが近づいて来た。
まず1人の少女が中から出され、リクターに引き渡された。
そのタイミングで特捜班が踏み込んだ。
リクターは少女を人質に取るが、ボイトは一切のためらいも見せず近づき、リクターを撃ち殺した。
少女は保護され、逃げるハリスはアトウォーターが捕まえた。
そこへボイトが行き、ボコボコに蹴り最後には頭に銃を突きつけた。
被害にあった子供達の分とばかりに、怒りを抑えられない。
「他の子供はどこだ? これが最後のチャンスだぞ」
慌ててかけつけたアントニオや、側にいたアトウォーターがボイトを止める。
「殺したら子供の居場所が分からない」
ボイトはやっと銃を離した。
キャンピングカーにいた他の子供達も無事保護した。
取調室で、血まみれのハリスは弁護士を要求したが、ボイトに生きる資格をやる、と言われすべてを書き出した。
刑務所で一番嫌われるのが子供を傷つける連中。
だから特別房に入らないとどうなるか分からない。
しかしそれはボイトのウソだった。
「郡刑務所の友人に連絡した。報いを受けさせる」
特にビネッサは男たちに連れ込まれレイプされそうになっていた。
ジョーダンはその仕返しに、勝手に自宅の銃を持ち出していた。
それを知ったアトウォーターが駆けつけ、何も起きずに済んだがアトウォーターは事の重大さを思い知った。
結果、2人をテキサスの叔母に預ける事にした。
そうとは知らずに、ボイトはビールを持ってアトウォーターの家を訪ねていた。
事件解決を労いに。
2人の姿がない事に気づいたボイトに、アトウォーターは話した。
「2人に何かあったら自分を許せません。だから決めました。
2人のために。俺たち家族のため」
ボイトは良く分かると言ってビールを飲んだ。
クァンは、6週間前にベトナムの施設を出てアメリカの里親に迎えられていたのだった。
2日前までスミスという名前の家にいたが、そこから別の夫婦に引き取られ、さらに別の男に渡され監禁されていたのだった。
クァンには全員白人、としか分からなかった。
スミス家の特徴は、猫の絵とバンソコラボネップの匂い、だという。
良く分からないので、ベトナムレストランにオーダーしてみるとチョコレートに似ていた。
チョコレート工場近くのスミス家を総当たりして、猫の絵のある家を発見した。
スミス家
スミス家を訪ねると、ちょうど夫(カリー・グレアム)が出張から戻った所で、夫婦揃って話しを聞く事が出来た。
ところが夫はクァンが不在な事を知らなかった。
実は、妻が勝手にクァンが手に余る、とネットで見つけたリアル・プロミスという支援団体に引き渡していたのだった。
夫はクァンを大事な息子だと言って激怒したが、妻は最初から5歳以下の子を希望したのに、と不満だった。
担当したのはマースデン夫妻だという。
リホーミング
クァンはリホーミング(養子の再縁組)をされていたのだったが、イリノイ州では合法だった。
ところがそれに利用したリアル・プロミスのサイトは、偽物だった。
マースデン夫妻の記録もシカゴにはなく偽名だろう。
ボイトは潜入捜査で接触するよう命じ、アトウォーターとバージェスが再縁組みを希望する夫婦に成りすました。
接触してきたマースデン夫婦に、子供を渡すのだからいろいろ前もって調べたいと親として当然のリクエストをした。
すると、調べられては困るようで「まだ決心ができてないのね」と言って帰って行った。
特捜班が車を尾行し、家を突き止めた。
家の中には他の人影が見え、夫婦が入った直後に銃声が響いた。
すぐに突入すると、中ではスミスが夫の頭に銃を向けていた。
「クァンに何をしたのか聞く!」
特捜班は3人を捕り抑えた。
マースデン夫妻
逮捕したマースデン夫妻が言うには、移民税関捜査局の手伝いをしただけだと言った。養子の人身売買を捜査しているクライド・ハリス氏の依頼だった。
夫妻は、子供の命が救えると1人500ドルを受け取って働いていた。
ハリスとの出会いは中絶禁止法の集会だった。
連絡は、その都度変わる電話番号しか分からない。
子供の引き渡しには、決まったトラックストップを使っていた。
スミス
スミスが夫妻の家を突き止めたのは、マースデンが家に置き忘れたペンに社名が入っていてその会社の住所を調べたからだった。仲間の可能性も疑ったが、態度や携帯の履歴などからも無関係に間違いなかった。
出張も事実だった。
スミスはあくまでもクォンを息子と思い、息子の為に衝動的な行動をしてしまっていたのだった。
ハリス
ハリスを調べると、移民税関捜査局にその名前の人物は存在していなかった。またマースデン夫妻のいう捜査というのも行われていなかった。
トラックストップの防犯カメラを確認し、夫妻と接触するハリスを見つけ身元を割った。
本名はクライド・デュプリー。
象牙の密輸での前科があった。売買できるなら何でもよいようだった。
デュプリーの自宅へ行くと、すでに引っ越した後だった。
ゴミの中から銀行の明細書を見つけ、その宛名からあるサイトに行きついた。
一見、珍しいペットを売るサイトだったが、それはそう見せかけて子供達を売っているサイトだった。
今も4匹が取り引き中だった。
落札済みは18件。
その中の終了間近の取り引きを落札して、取り引き場所で捕まえる事にした。
だがそれには相当な大金が必要になるが、ボイトはどうにかする、と自前で調達した。
取り引き場所
取り引き場所には、他の落札者も来ていた。車のナンバーから調べると、ダニエル・リクターという性犯罪者だった。
そこへキャンピング・カーが近づいて来た。
まず1人の少女が中から出され、リクターに引き渡された。
そのタイミングで特捜班が踏み込んだ。
リクターは少女を人質に取るが、ボイトは一切のためらいも見せず近づき、リクターを撃ち殺した。
少女は保護され、逃げるハリスはアトウォーターが捕まえた。
そこへボイトが行き、ボコボコに蹴り最後には頭に銃を突きつけた。
被害にあった子供達の分とばかりに、怒りを抑えられない。
「他の子供はどこだ? これが最後のチャンスだぞ」
慌ててかけつけたアントニオや、側にいたアトウォーターがボイトを止める。
「殺したら子供の居場所が分からない」
ボイトはやっと銃を離した。
キャンピングカーにいた他の子供達も無事保護した。
取調室で、血まみれのハリスは弁護士を要求したが、ボイトに生きる資格をやる、と言われすべてを書き出した。
刑務所で一番嫌われるのが子供を傷つける連中。
だから特別房に入らないとどうなるか分からない。
しかしそれはボイトのウソだった。
「郡刑務所の友人に連絡した。報いを受けさせる」
アトウォーター
ジョーダンが証言をしたという事は内密のはずだったのに、どこからか漏れてしまったようで、兄妹が近所で目をつけられるようになってしまった。特にビネッサは男たちに連れ込まれレイプされそうになっていた。
ジョーダンはその仕返しに、勝手に自宅の銃を持ち出していた。
それを知ったアトウォーターが駆けつけ、何も起きずに済んだがアトウォーターは事の重大さを思い知った。
結果、2人をテキサスの叔母に預ける事にした。
そうとは知らずに、ボイトはビールを持ってアトウォーターの家を訪ねていた。
事件解決を労いに。
2人の姿がない事に気づいたボイトに、アトウォーターは話した。
「2人に何かあったら自分を許せません。だから決めました。
2人のために。俺たち家族のため」
ボイトは良く分かると言ってビールを飲んだ。
アントニオ
オリンスキーの調査で、アントニオが2日前にデニー・ウッズからの着信を受けていた事が分かった。
事件解決後もアントニオが携帯をいじっているのを見て、ボイトは黙っていられなくなり、アントニオを駐車場で待ち伏せした。
ボイトの姿にアントニオは後ずさって驚いた。
最初は解決してよかったな、と普通の会話をしたがアントニオはその流れでボイトが用意した大金がどこから出たものなのか聞いた。
「なぜ聞くんだ? ウッズに話す?」
ボイトはポッター州検事補とも親しいようだな、と付け加えた。
「俺を調べた?」
「認めるのか?」
2人の間に緊張が走るが、アントニオが打ち明けた。
「ポッターはロペス殺害の調査をしてる。
いくつか質問された」
ポッターとウッズが疑っているのはボイトだった。
「何を話した?」
「何も。
あんたとは対立もするが、俺はスパイはしない。したこともない」
シーズン5 6話「ある警官の死/Fallen」へつづく
事件解決後もアントニオが携帯をいじっているのを見て、ボイトは黙っていられなくなり、アントニオを駐車場で待ち伏せした。
ボイトの姿にアントニオは後ずさって驚いた。
最初は解決してよかったな、と普通の会話をしたがアントニオはその流れでボイトが用意した大金がどこから出たものなのか聞いた。
「なぜ聞くんだ? ウッズに話す?」
ボイトはポッター州検事補とも親しいようだな、と付け加えた。
「俺を調べた?」
「認めるのか?」
2人の間に緊張が走るが、アントニオが打ち明けた。
「ポッターはロペス殺害の調査をしてる。
いくつか質問された」
ポッターとウッズが疑っているのはボイトだった。
「何を話した?」
「何も。
あんたとは対立もするが、俺はスパイはしない。したこともない」
シーズン5 6話「ある警官の死/Fallen」へつづく
かんそう
スミスの夫が、デスパの上司等海外ドラマではお馴染みの顔、カリー・グレアムだったのでいい塩梅にミスリードしていました。
何か事件に関係してるんじゃないの? と思わせて全く関係ないという。
これは良いキャスティングだと思いましたw
今回の事件はSVUとのクロスオーバー向けの内容でしたが、ボイトの怒りっぷりが最高でした!
スッキリ!
悪人はどんどん始末していって欲しい!!
やっぱりシーズン5はアントニオが戻って来たお陰で、ボイトが思いっきり暴れてる感じがしていいですね~w
その上、最近は良いボス・キャンペーンが始まったのか、ボイトの周辺が寂しくなったもんだから、部下との接触が増えてるのかな?
いい感じで、アトウォーターの家をビール持って訪ねてるし!
まあ、今回の子供が被害者になると言う事件と、前回からのアトウォーターの弟の流れを重ねているからだろうけど。
でも、2人で静かにビールを飲むシーンでのエンディングはじーんときました。
あと面白かったのはアントニオがボイトに驚いて後ずさりするところw
表現としては「飛び上がった」って言ってもいいくらいの驚きようで、アントニオはドッキリ・スターにもなれると思いましたw
いい驚きっぷりでw
ボイトが疑われているロペス事件というのは、こちらの回のだと思います。
実際に手を下したのはボイトじゃないんだけど、これが尾を引くとは。
今回も格好いいボイトが堪能できました!
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