あらすじ
Barbara Nitke/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC
2019年5月17日(金)22:00~ FOX 日本初放送 (全24話)
(アメリカ放送 2018年9月~)
・【登場人物】
証人をサムにした事が今回は成功した。
サムは、ウサギを撃ち損ねた事でジョンから「女」呼ばわりされ母親の服を着せられ、女は殴る事が出来ないとレイプされていたと告白した。
でもその事自体は責めなかった。
サムはジョンに向かって「父さん僕はやったよ。これで男になれた?」と叫んだ。
(アメリカ放送 2018年9月~)
・【登場人物】
裁判の後
(前回からのつづき)
サムの父親、ジョンが無罪となった裁判の後、オリビアは母親モリーを説得していた。
「安全の為にサムを家から引き離すのよ」
しかし無罪判決が出た後となっては、モリーですら見間違いだったかも、と言い出すようになっていた。
翌日
サムはモリーが心配するのも構わず、登校した。
そして学校でライフルを乱射し、無差別殺人を犯してしまう。
2名死亡、重体1名、他5名が負傷していた。
サムはライフルを残して姿を消していた。
ブライアンが最後に見たサムは、撃ち終わったライフルを手に「満足か?」と言っていたという。
カリシはブライアンから聞いたサムとの会話で、居場所を突き止めた。
「集中しないと試合に負ける」
特殊部隊に射殺される前にサムを見つけようと、カリシが向かったのは野球のグランドだった。
カリシが銃を向けて声をかけると、サムは自殺しようとピストルを持っていた。
「死なせて」
カリシは銃を下し、自殺は楽な道だと止めた。
報いだというサムにカリシは確認をした。
「何故父や兄でなく無差別に撃った?」
サムは2人も友達も悪くない、と言った。
カリシがだったら自殺して父親を落胆させればいい、というとサムは態度を一転させた。
サムはこの後に及んでも、ウサギ撃ち損ねて父親の期待を裏切った自分を責めていたのだった。
だから今回の件も、父親が知ったと分っただけで動揺が隠せない。
崩れ落ちるサムをカリシは抱きかかえた。
責任
犯行に使われたのは、父親の銃でサムが解錠して持ち出していた。
ピーターは、この乱射事件を父親の責任で進める事にした。
SVUにジョンがやってくると、取り調べ室から出てきたサムを殴りつけた。
その上、ジョンはピーターのせいだと捲し立て始めた。
それ以降ピーターは、自分の尋問にも原因があったと思い悩み始める。
裁判に勝つことだけを考え、サムの危うさを見落としてしまっていた。
思いやりにかけていた、と。
精神科医オリベットの代理のアバナシーがサムの精神鑑定をすると、4歳時にはベルトで尻を叩かれて折檻されていたと分った。
サムはその体罰を必要な事だと認識していた。
鑑定結果は、責任能力あり。
乱射時の心神喪失状態もなかった。
反省もしている。
会話から推測した動機は、男らしさを求める父親に育てられた影響だろう。
その為、極端な行動に出てしまった。
その為、極端な行動に出てしまった。
生き物を殺す事で動じない強さを見せた。
父親にレイプされても。
ピーターがオフィスに戻ると、コンウェイ夫妻が来ていた。
父親は息子がしたことの責任を取りたいと、サムの有罪を認めてきた。
裁判も避けたい。
ジョンの握手を求める手にはピーターは手を差し出さなかった。
サムは終身刑になる。
一緒に居たオリビアは、サムはさておき父親が何の罪にも問われない事が不満だった。
それはピーターも同じ考えだった。
ジョンを起訴する為の情報集めをする。
ピーターは少年拘置所にいるサムに会いに行き、ジョンが乱射当日学校を休むなと命じた事と、レイプした事に対してを「効き目がなく時間の無駄だった」と言っていたと知る。
モリーやブライアンには証言を断られた。
オリビアは再びサムを証人に提案する。
ジョン
Barbara Nitke/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC
ジョンを「殺人」で逮捕した。
息子が他人に危害を加える可能性を見落としたとして、過失致死罪の適応を主張した。
ロリンズ
オリビアは、ロリンズが妊娠した子を産む事に迷っている事に気づく。
ニューヨークは中絶も銃所持も認められている。
子供を死なせてしまう事と、産んだ子がサムのように銃で人を殺しをする事のどちらが酷い事なのか?
オリビアはロリンズにスマホにある娘の動画を見るように言った。
「ずるい」
その上で、中絶も選択の1つだと言うがその後の後悔を抱えて生きる事はつらい、と念を押した。
ロリンズは、オリビアにその経験があるのかと聞いたが答えはなかった。
ジョンの裁判
ジョンの裁判が始まると、出だしはジョンが有利だった。
証人をサムにした事が今回は成功した。
サムは、ウサギを撃ち損ねた事でジョンから「女」呼ばわりされ母親の服を着せられ、女は殴る事が出来ないとレイプされていたと告白した。
でもその事自体は責めなかった。
サムはジョンに向かって「父さん僕はやったよ。これで男になれた?」と叫んだ。
評決は有罪となった。
ノア
夜オリビアがノアを寝かしつけようとすると、反抗してオリビアを突き返した。
かんそう
前回で終わるパターンがあってもおかしくない感じでしたが、続いていました。
でもサムが救われる事はなくて、事は尚更悪い方向に。
関係のない人も壮大な親子喧嘩? に巻き込まれて死亡者までも。
こういった親による虐待は、分かっていても子供が認めない以上罪に問われないのがもどかしい。
サムは未成年? だから判断能力がないとかでなんとかならないのか。
母親も一度は軌道修正しようとしたものの、家庭という小さなカルトの被害者みたいなもんで何も出来ないという気持ちも分からなくはないし。
また兄のブライアンが自分は特に父の教育に疑問を持ったことがないから、分からないというのも仕方ない事だし。
SVUらしい救いのない事件でした。
最後に、ノアが反抗するシーンで終わるのも事件の恐ろしさに追い打ちをかけていました。
シーズン20 3話「非人道的措置/Zero Tolerance」へつづく
でもサムが救われる事はなくて、事は尚更悪い方向に。
関係のない人も壮大な親子喧嘩? に巻き込まれて死亡者までも。
こういった親による虐待は、分かっていても子供が認めない以上罪に問われないのがもどかしい。
サムは未成年? だから判断能力がないとかでなんとかならないのか。
母親も一度は軌道修正しようとしたものの、家庭という小さなカルトの被害者みたいなもんで何も出来ないという気持ちも分からなくはないし。
また兄のブライアンが自分は特に父の教育に疑問を持ったことがないから、分からないというのも仕方ない事だし。
SVUらしい救いのない事件でした。
最後に、ノアが反抗するシーンで終わるのも事件の恐ろしさに追い打ちをかけていました。
シーズン20 3話「非人道的措置/Zero Tolerance」へつづく
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