LAW & ORDER:性犯罪特捜班/SVU シーズン20 3話「非人道的措置/Zero Tolerance」

2019/06/01

LAW&ORDER:性犯罪特捜班 LAW&ORDER:性犯罪特捜班 シーズン20 クライム ジェーン洞 リーガルドラマ

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あらすじ

Barbara Nitke/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC


2019年5月17日(金)22:00~ FOX 日本初放送 (全24話)
(アメリカ放送 2018年9月~)

【登場人物】


少女売春グループ

デライラという14歳の少女が、裸にシーツで病院の前に置き去りにされた。
性的暴行の痕があったが、本人は否定した。

デライラは、親戚ではないルークおじさんに面倒を見てもらっていると言った。
でも、デートの相手はルークではなく、その友達だった。

病院の防犯カメラの映像から、少女を運んできた配車サービスの会社(RUMARQUE CAR&LIMO)を突き止める。

ただ客を乗せただけだという運転手のチヌア・イウォビを追求すると、通報しなかった訳は、妻と子のいる不法滞在者だったからだった。

強盗に襲われても怖くて通報できないと怯えているイウォビに、フィンは名刺を渡した。
「今度また襲われたら俺に連絡しろ」

イウォビは管轄が違う事に安心すると昨夜の話をした。

ルーク

イウォビの情報から、白髪の40代の白人を乗せたアパートを捜索した。
すると、AirBNBの客のビンスだと突き止めた。

ビンスは、ルークが出した広告を見てデライラを買っていたのだった。
ルークおじさんというのは、少女売春の元締めだった。

フィンが客の振りをしてルークとアポをとった。

すると、10代の少女達が待つ部屋に案内されたので、その場で逮捕をした。

最も幼いのは9歳のガブリエラ・ソーサだった。
ガブリエラはゲージの中に入れられていたが、オリビアが声を掛けても助けを求めるのではなく連れて行かないで、と怯えるだけだった。

少女達

保護した少女たちは、ほとんどが自ら納得してルークの元にいたようだった。
虐待する親や、困窮から逃げていた。
ルークは子供の弱さを見抜くらしく、公園などで声をかけて集めていた。
自分は救済しているだけ、と悪びれなかった。

だが、ガブリエラだけはルークに対しても信頼はしていないようで怯えていた。

ガブリエラ

ガブリエラは、バスターミナルでふらついていた所をルークに拾われていた。

家出はしたようだが、虐待されていたわけではなさそうで、ママに会いたいと泣き出した。

名前を検索にかけると、ニュージャージーで行方不明者登録がされていた。
だが、失踪届けを出したのは両親ではなく、児童家庭課だった。
里親に預けられていたのだった。

里親

ガブリエラの里親のウェルベック夫妻に話を聞いた。

6月に実母のマリアがグアテマラからの不法入国で逮捕され、母親と引き離されていた。
テキサスの移民の子供の収容施設にいたところを、国境での現状を知った夫妻が里親登録をして引き取っていた。

マリアの居場所は不明。
ガブリエラはおそらく母親に会いたくて家出してしまったのだろう。

ガブリエラが落ち着つくと、確かに里親はすごく親切だと言った。
「だけどママが恋しい」

オリビアはガブリエラの事を難民再定住局に知らせる義務があった。
収容施設行きは免れない。
するとロリンズは引き取ると言い出す。
二の舞にはさせない、とエスター(*)を引き合いに出すが、オリビアは無理だと止めた。
(*シーズン19 20話「屈折した価値観/The Book of Esther」  家庭内カルトで虐待を受けた後、自宅に戻り流れ弾に当たって死亡)

母親

マリアの居場所が分かった。
連邦の拘留施設に収監されていた。

ビデオ電話で状況を確認すると、ギャングの殺人を目撃した隣人が殺されたのが恐ろしくて国境を超える決心をしていた。

密入国の請負人に金を払いメキシコまで来たが、国境で置き去りにされたので、ガブリエラと2人で越えようとして移民局に捕まった。
亡命を申請しているが、数ヶ月は時間がかかりこのままだろうという事だった。

ガブリエラはマリアとビデオで再会するが、泣く事しかできなかった。

難民再定住局

難民再定住局のフェルプスが、ガブリエラの手続きの為の書類を持ってきた。
行き先はスターリング砦、金網に囲まれた基地だった。

するとガブリエラはフェルプスを見て怯えた。
「あの人がママから私を引き離した」

オリビアはその場でフェルプスを第2級誘拐罪で逮捕させた。
あくまでも政策を遂行しただけだったが、オリビアはNYでは許されないと強行した。
(NYでは子供の意思に反する移送は違法)

Barbara Nitke/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC

第2級誘拐罪

オリビアはマスコミの注目を受け、取材が集まった。

ピーターは、無謀な行動だと笑っていた。
「仕事をしただけだから、事件化できない」
それはオリビアも納得ずくだった。
目的は多くのメディアを通じて世間に訴える事だった。

裁判

一度は断ったピーターが担当する事になった。
決め手はオリビアに言われた「他に3000人のガブリエラがいる」だった。

裁判が始まると、州法と法律の掛け合いになるだけだった。

オリビアは黙って見ていられず、つい立ち上がって意見する。
「裁判長これは何ですか?
9歳の子供のことを、政府が少女を母親から引き離した。誰かがどこかで止めなくては」

だがオリビアの想いは届かず、裁判長の出した判決は誘拐とする州法より連邦の移民政策が優先される、だった。

すぐにフェルプスは釈放され、ガブリエラは砦に収容された。

オリビアは泣いて嫌がるガブリエラに今は無理でも必ず助ける、と約束した。
「フエルテ、強くあれ」
ガブリエラはうなずき、絶対忘れないでとオリビアに念を押した。

ピーター

オリビアの熱意に感化されたのか、裁判の後、ピーターはシカゴの検事総長マーク(カール・ウェザース)に力添えを頼んだ。

スターリング砦

後日、オリビアはマークと一緒にスターリング砦に面会に行った。
マークが居なければ、施設に入る事も出来なかったが無理やり許可させていた。
その車の後部座席には母親のマリアが座っていた。

大勢の子供達が、大きな金網の中に放置されていた。
信じられない光景だった。

マークのコネのお陰で、マリアとガブリエラは金網の外で抱き合い、無事救出された。
だが、その姿を羨ましそうに見る少女達がまだ大勢金網の中にいた。

ロリンズ

ロリンズは、浮気者の恋人アルが娘のジェシーと接する姿を見てアルに対する印象を変えていた。
アルが子供好きだと分かり、何よりロリンズとよりを戻そうと努力していたので、これまで隠していた妊娠を告げた。

すると、君が望むなら処置する時に付き添うよ、と最初から産む選択がないような発言をされてしまう。
ロリンズは何も言えなかった。

その後、ガブリエラと接していてロリンズの気持ちは固まった。
子供は産む。
「でもあなたには何も求めない」とアルに宣言した。


かんそう

SVUらしい、トリッキーな構成で最初は売春事件の話なのかな、と思わせておいて移民がメインのテーマとなっていました。
売春グループにしても、売春はもちろんダメですけど、それと同時に未成年の家庭環境による虐待被害等も取り上げていました。

何にせよ、年齢性別問わず、常に弱者の味方であるSVUの本領発揮といった感じで、問題提議色も強く感じました。

オリビアは毎回頼もしく、悩む姿も格好良いのですが、今回はフィンも地味ながら活躍していたのが、ファンとしては嬉しかったです。

さり気なく、不法移民の運転手に名刺を渡して「俺を頼れ」って言うのはフィンならではの格好良さでしたし、ロリコンのふりして潜入捜査するのはツッコミ処でもありましたw
どう見ても少女好きには見えませんってw

そして事件の終わり方もSVUらしい、余韻がありました。
解決しているようで、根本的にはしていないといういつものダークなトーンを漂わせていました。
でも1歩が大事!!

そうそう、シーズン21も更新決定しているみたいです。
まあシーズン20、まだ3話ですけどそれでも安定の面白さを感じるので、当たり前な感じですが。
さすが!

アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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