あらすじ
2019年5月17日(金)22:00~ FOX 日本初放送 (全24話)
(アメリカ放送 2018年9月~)
・【登場人物】
(アメリカ放送 2018年9月~)
・【登場人物】
ウエイトレスレイプ疑惑
ウエイトレスのケイラにレイプされた可能性が持ち上がった。
ケイラは、マンハッタンにあるアンドリューという有名レストランで働いていた。
本人は泥酔して何も覚えていないと否定したが、念の為店で聞き込みをする事に。
するとケイラは、店のバーでテレビ関係の男たちに絡まれていたとバーテンから聞く。
だが男たちは2時45分に店を出て、ケイラは3時頃にオーナーのアンドリューに呼ばれてワインセラーに行っていた。
アンドリュー
アンドリューにケイラのレイプ疑惑を伝えると、ワインを飲んで合意の上の行為だったと関係を認めた。
しかもこれが初めてではなかった。
「レイプだというならゆすりが目的だ」
ケイラ
ケイラはアンドリューと話した事で、職を失うとSVUに怒鳴り込んで来た。
ケイラもアンドリューとの関係が二度ある、と認めたが今回については同意かどうかははっきりと覚えていなかった。
「迫られてかわそうとした。嫌といっても彼はやめなかった」
でもこの業界じゃよくあること、と自分では認めなかったが完全にレイプだった。
だが、ケイラが証言しなければ起訴もできない。
するとアンドリューに逮捕歴はなかったものの、過去4年で3回通報されていた事が分かった。
3人とも、ブルックリンにあった彼のワインバーの従業員だった。
常習犯
3人に事情を聞くと、全員がケイラとほぼ同じパターンだった。
仕事中に酒を飲み、アンドリューに迫られ上司だからと逆らえなかったり、酔って抵抗できなかったりしていた。
そして3人とも、下着を盗られていた。
これがマンハッタンならとっくにぶち込まれているはずだが、ブルックリンの検事補クリス・ホッジスが3件とも不起訴にしていた。
MeToo運動の支持者なのに。
ホッジス
ピーターはホッジスに会いに行き、不起訴にした理由を尋ねた。
「被害者に問題があったから」
3人共レイプ検査をしておらず、ドラッグや酒浸り、以前にも性交渉を。
「勝てない試合はしない」
ホッジスは、力になるとは言ったがあてにはできない感じだった。
逮捕
ピーターは、ケイラに証言してもらうしかないと会いに行った。
最初はまったく相手にしていなかったが、戦利品の下着の件を話題にするとケイラは知っている事に驚いた。
「誰かが止めないと彼はレイプをし続ける」
さらにピーターは姉の死を持ち出して、自分を責め続けていると打ち明けた。
「だからせめて、他の人にはそんな思いをして欲しくない」
ピーターの説得は成功した。
翌日、ケイラの勤務中にアンドリューを逮捕した。
それはケイラの「逮捕の瞬間が見たい」というリクエストだった。
裁判
アンドリューは第1級レイプ罪で起訴された。
保釈金は100万ドル。
しかし、前の被害者の3人は、不起訴の理由から今回の証人としては認められなかった。
ケイラ1人だけのケースでは手詰まりになってしまう。
オリビアはそもそもの不起訴理由に違和感を抱いた。
「3人とも問題があるなんて変よ。何かあるはず」
オリビアの知るホッジスは、勝ち負けだけで事件を扱う人間ではなかった。
「何か引っかかるのよ」
理由
ピーターはバーにいるホッジスに会いに行ったが、アンドリューの名前を出しただけで嫌がられ、適当に理由をつけて店を出て行かれてしまった。
その時の会話から、バーテンがホッジスの高校がファーロッカウェーだったと教えてくれた。
それを聞いてピンときた。
調べるとアンドリューとホッジスは高校の同級生で、家が近所で仲が良かったのだった。
だが同級生の為にキャリアを危険にさらす理由は分からなかった。
一面
翌朝、新聞の一面にアンドリューとホッジスの記事が掲載された。
「ワインバーの無法者」
すると新聞を見たベサニーという女性が、自分も被害者だとSVUに名乗り出てきた。
オリビアがこれを狙ってリークしていたのだろうが、ベサニーが被害を受けたのはアンドリューではなく、ホッジスの方だった。
ベサニー
ベサニーの話を聞いた。
15歳の時、友人の家でパーティーがあり、ファーロッカウェー高校の生徒も参加していた。
そこでホッジスにレイプされたが、その時側で友人が見ていたという。
それがアンドリューかどうかは断言できないが、抵抗しているのを見て助ける様子もなくホッジスを応援していた。
そして友人がホッジスにコンドームを渡そうとした時、ホッジスを押しのけてなんとか逃げ出していた。
この件は、セラピストにしか話していなかった。
あと気づいているかもしれないのは、飛び出した時に出くわして一緒に帰ったエミリーだった。
エミリー
エミリーはファーロッカウェー高校の生徒だった。
エミリーにも話を聞くと、ベサニーが一緒にいた2人が、ホッジスとアンドリューだとはっきり覚えていた。
何が起きたのかまでは知らなかったが、ベサニーの様子から怖いことが起きたのは間違いないと思い、早く帰っていた。
ベサニーに口止めされていたので、誰にも話していない。
自白
ホッジスを連行した。
ホッジスは、15年前のパーティーの話だと分かるとすぐにアンドリューに責任を擦り付けた。
自分はむしろレイプを止めようとした、混同している絶対に違う、と否定した。
そして流れでうっかり「アンドリューは常習犯だぞ」と言っていた。
オリビアはホッジスを利用し、盗聴器をしかけてアンドリューに従業員のレイプを自白させた。
盗聴されているとは知らないアンドリューは、ホッジスにまたかばってやったよ、と言われると悪いな、とだけ言った。
レイプそのものについてはまったく悪びれていなかった。
「でも庇うのは終わりだ。
僕は検事に立候補する。とばっちりはごめんだ」
ホッジスは高校時代の話も始めた。
何のことかと思い出そうとうするアンドリューに「ベサニー」の名前を出すと、アンドリューは「お前がヤれなかった?」と聞き返した。
ホッジスとアンドリューの意見は食い違い、言い争いになった。
「2人を逮捕して」
ブルックリンの新検事によって、以前の事件も起訴される事になった。
新検事の腕が良ければアンドリューは永遠に出てこないと知ると、ケイラは笑った。
ケイラはもう新しいレストランで働いていた。
かんそう
今回も珍しく!? 希望のある終わり方でスッキリしました。
でもよーく考えると、今回の軸には「この業界ではこういう事はよくある」というのがあって、ケイラはこれに懲りずまたレストランで働いている……、という事は……と嫌な風にも考えられるんですよね。
ほんと、良く出来てる!
飲食で働いたことはないんですけど、勝手なイメージで結構体育系だな~と思っています。(たまに客の前で、怒ったりするのを見るからw)
基本的にはシェフは男性が多いからそうなるんでしょうね。
そこにウエイトレスという綺麗どころが居れば、セクハラ、パワハラなどハラハラするシーンが多くなるのは、仕方ないのかな。
今回の被害者もほとんどが泣き寝入りでしたし、この業界では珍しくないと言うセリフが多かったのも、業界に対する警告的なアピールだったんだろうな~と思いました。
そしてホッジスみたいな権力者がいるという事も恐ろしいけど、実際にあるんだろうな~。
こういう時にSVU、オリビア達の存在が本当に心強い!!
とはいえ、いつも上手くいくとも限らないのでドキドキして見ていたんですが、今回は2人を逮捕できたのも良かった!
アンドリューが悪なのは自他ともに認めるって感じで分かりやすいけど、ホッジスはあくまでも善人ヅラしてるから、ホッジスの方が厄介だったという落ちでした。
この二転三転にも、いい意味で振り回されて面白かった!
それにしてもホッジスは、自分に都合のよいようにアンドリューのせいにしてしまっただけなのか、それともオリビア達の前でなんとか自分だけ罪を逃れようと芝居をしきるつもりだったのか。
アンドリューはもちろん、ホッジスにも余罪がありそうでもあって、やっぱり闇を感じるドラマでした。
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