シカゴ・ファイア/CHICAGO FIRE　シーズン6　5話「救助仲間/Devil's Bargain」

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ケイシーVSセブライド

ケイシーが中隊長になった事をセブライドも喜んでいたが、いざ現場に出ると立場の違いでぶつかり合ってしまった。

強盗が建物の鉄線に絡まって落下しかけていたのだが、バスケット担架を上げて負傷者を確保してからワイヤーを外そうというセブライドの提案を、ケイシーは先に下すと突っぱねていた。

セブライドが脚に刺さったワイヤーを無駄に動かすと危険だと言っても、ケイシーは聞かなかった。


現場から戻るとケイシーは、セブライドが命令に従うのを嫌がっていると感じて大隊長に泣きついた。
だが、大隊長は俺の問題ではない、と間に入る事を拒み、一刻も早く解決するよう活を入れた。


夜モリーズで、セブライドにケイシーが歩み寄った。
ケイシーはセブライドが立場の違いを受け入れがたいのだろうと考えていたが、そうではなく単純に今回の救助の仕方に自信を持っていたのだった。

以前の同じような事故の時の記事まで持ち出していた。
「彼は脚を失う」
ケイシーは知らなかった。結局、脚を切断する事になっていたという事を。
セブライドの案で救助していれば、それを免れていたかもしれない。

だがケイシーは先の事は誰にも分からない、と間違いだとは認めようとしなかった。
セブライドは呆れて席を立った。

翌日ケイシーは改めてセブライドに話をした。
「今回はスピードを重視した。どんな結果になっても責任は俺にある。
お前がいくら優秀でも指揮系統は被らせない。
中隊長の俺を歓迎できなくても尊重はしろ」

セブライドは反論はせず、お前は正しいと言った。

ケイシーは大隊長に表向きは解決した、と報告した。
「でも一緒に釣りに行くのはまだ先だ」

大隊長は言った。
「王冠には重圧が伴う」
リーダーの人生とは、地雷だらけ。
「うまく渡る方法を見つけたら教えろ」
リーダーが孤独であることを教えられた。

ホープ

シルビー