Simoomのクイーンズ・ギャラリー【チ・スンワン@二十五、二十一】第10話

2022/03/16

Netflix Simoom ギャラリー 韓流 二十五、二十一

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二十五、二十一(第10話)


明るい未来を夢見ることが難しい時代。必死で夢を追いかける若きフェンシング選手は、どん底からはいあがり、人生を立て直そうと懸命に働く青年と出会う。
── Netflix

 

2022年2月12日からNetfixで同日配信開始。

韓国tvNで放送、毎週土&日曜日、21時10分より(全16話)。

スタジオドラゴン(製作会社)


 登場人物紹介

 
 


『閑話休題って感じかな?
みんなの家庭?バックグラウンドが語られる感じでした。
学歴とか、格差とか...。
中だるみとは言うまい。

数多の忠告を物ともせず、JKに告白(だよね?)しちゃったイジン。
(そうそう前に、来年は二十歳とか言ってて、あれ?高校生じゃないん?学年の区切りが違うの?って思ったんだけど、
韓国は数え年だから日本と比べると1歳年齢を多く言うんだね)
となると、俄然ミンチェの父親は誰なん?誰なん?って気になっちゃうよね。
実はやっぱりイジンが父親なんじゃないの?って思ってるんだけど、
冒頭でアルバムの中のイジンを見るミンチェの表情からその辺が伺い知れ...ませんね。
よいよい。だいたい折り返し地点。まだ半分(くらい)残ってる。

あ、足のケガは血まめ程度だって。ホントにィ?ホントに嫌な伏線にしないだろうねェ?
それでもユリムは超心配しますよ。
”心配”してくれる人と”愛してる”と言ってくれる人が出来たね。
でもヒドはイジンに「わたしはそこまでじゃないと思う...」と答えたんだよねえ。
わたしもそう思うなあ。”恋”?
何にしても「空っぽだった心が満たされる気分だ」って。よかったねえヒド。

ヒドとユリムのインタビュー。別々に撮ったけど、「フェンシングで失ったもの」という質問の答えがふたりとも同じだったの。
「学生生活でしか出来ない修学旅行が唯一の心残り」
さすがインジョルミ&ライダー37!
現実の話するとここ2、3年、コロナのせいで修学旅行ナシな学生も多いみたいだけど...と思ったら、最後の方でミンチェもやっぱりコロナで
修学旅行なかったってグチってた。そしてその後それを聞いた大人ヒドが衝撃の発言を!それについてはのちほど。

ということで、イジン主催の修学旅行モドキ開催決定~!!
ヒドとユリムだけのはずだったのにジウンとスンワンも参加することに。
断然その方が楽しいっしょ。

イジンは楽しいばっかりじゃありませんねー。
先輩に諭されてあのプロデューサーに謝罪しに行きます。するとまあ高卒の癖にだの金持ち崩れがだのネチネチウダウダしつこいのよアイツ!
会社の飲み会でも上司が同じようなことを言ってイジンを酒の肴にします。
イジンは組織人、社会人として耐えるのですよ。
ネタにされたように最初で最後の高卒社員にならないよう、今後も大卒以外の人たちがチャンスを得られるよう、自分が結果を出すんだとがんばるイジンさんなんです。

またユリムパパ帰ってきましたよ。お土産にウォークマン持って。
携帯電話の件で学んだユリム、今度はちゃんと喜んでみせますねー。
でも色々もんやりのユリムはジウンにヘルプコールして呼び出します。
取りあえず「プレイヤー貰ってもCD持ってないんですがー」って。
ジウンに悩みを聞いてもらって気持ちが落ち着いたユリム。そんなユリムを見てジウンは”告白する宣言”?”告白予告”?します。
いつするの?後ででしょ...。


さて、いよいよ来ました(代替)修学旅行の日!
みんな素敵なカッコでイジンカーを待ちますよ。
やってきたイジンみんなのカッコを見て帰りそうになっちゃいますケド。
でもヒドのカッコはスキかな?スンワンもイイ感じじゃない?ユリムは...。

イジンの用意した修学旅行地は母の故郷。とりあえず叔父さん家に。
そこでイジンの弟、イヒョンはスンワンの声を聞いて『DJワンスン』だ!と気づいちゃった模様。リスナーなめんなよ!
運命の出逢い?
ヒドとイジンに続きジウンとユリムも”あがり”そうだからスンワンひとり浮いちゃう、と思ってたのよ。

挨拶すませたら本当の目的地へ。そう!海!!ザ・青春!!!
みんなでバーベキューをするんですが、みんなまともに料理できないの!
米の量り方も知らないは、野菜を洗剤で洗うは、肉を網の上にフライパンを置いて焼くは...。
結局イジンがひとりでやることに。
ユリムお店のお手伝いしてたじゃ~ん。そこは料理上手にしといたげてよ~。
成績もジウンとビリ争いしてたし、あまりにもおバカキャラにし過ぎじゃない?

ジウンの両親は小さい頃にリコンしていて、母が苦労して親権を得たんだって。いつも母は自分のことで泣くんだって。
そのせいなのかな?この修学旅行、スンワンが参加しないとジウンも参加できないって言ってた。
スンワンはジウンのお目付け役を申し付けられてる感じ?
まあ、お母ちゃんも心配さね。なんせ学年最下位だもんね。そのことで先生になじられてたし。その時もスンワンが庇ってた。

ヒドも父親が他界してることを話します。
亡くなったことはもちろん悲しいけどもっと悲しいのは母が父の話をしないこと。
まるでなかったことのように絶対しないって。
ユリムはビックリするね。多分ユリムは幼い頃の試合で優勝したヒドがお父さんと喜び合う姿を見てるからね。そしてそれがヒドを拒絶してた要因だったんだとわたしは思う。
って、あれ?ジウン泣いてる~。いい子だね。真っ直ぐだね。さすがイケメン。

スンワンの悩みは具体的じゃないんだって。
ただ人生がつまらないんだって。
それって幸せじゃないってことよね。
誰よりも楽しそうだとイジンが言うと、スンワンはつまらないからいろいろなことをやってみるんだって。
一歩引いて皆を見てるようなとこがあるよね。
ジウンと一緒だと事件が起きるから楽しいって。
「ジウンと一緒にいたら...海に来ました」
なんか今回はスンワンのこのエピソードが一番切なかったなぁ。
だからスンワンを描いてみよう~。

DJワンスンは言うよ。
番号付与して壁で隔てるのは学校と刑務所だけだって。
暴力はいけないって教えるべき場所で暴力を教わるって。

イジンの会社での”学歴・没落イジメ”も、ユリム家の金銭的苦境も。
いろんな差別に、いろんな格差に、いろんな体制に、いろんな現実に、スンワンは静かに怒っているのです。
最後にヒドが、「この夏を買おう!」と”アオハル”発言した時に賛同したのもスンワンでした。

最後の海のシーン流れるBGM。
「OSTに出演者が参加」ってニュースにあったヤツ。
5人が砂浜に並んで座ってる、ステキシーンですん。

だがしかし!こんな素敵な時間をヒドはもう覚えてないって!わざと言ってる?と思ったけど本心みたい。
...実はわたしも修学旅行のことほとんど覚えてない...。
修学旅行、修学旅行って展開になって、そんなかー?って思ってた。
あの歳、あの時にはとても代え難いものに思えるんだろうなあ。
普段の旅行でもそうだけど1泊2泊程度だと気持ちが高揚してるうちに終わっちゃって、実感が残らなかったりするんだよねー。
”青春の1ページ”とか”青春の煌めき”とか。刹那的なもので、記憶の奥底に眠ってしまうものかもしれないけど、やっぱりかけがえのないモノだよ。きっと。


つづき(第11話)はこちら。

(イラスト&文:Simoom/海外ドラマクイーンズ

アテンションプリーズ!!

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