ハンドメイズテイル 侍女の物語 シーズン4 あらすじ
(2021年8月27日(金)、毎週金曜日に1話ずつ追加配信予定)
第5話 シカゴ
審議会の場でジョセフはシカゴやカリフォルニアでの一時停戦を提案する。
結果は満場一致。却下だった。
ジョセフは、ジューンは前線に逃げたと睨んでいた。
助けたくないのかと問われたニックは、マルタから、侍女2人がシカゴへ逃亡したと訊き出した。
侍女の教育係に戻されず不満を抑えられなくなったリディアは、ジョセフの元を訪れウィンズロウ司令官殺しやジューンを助けたことなどで脅して復帰を求めた。
それには他の司令官の弱みを掴まないと、とジョセフはリディアに話す。
物々交換の場所へ連れて行ってもらうジューンとジャニーン。
道中、兵士の遺体を目にするが、それは目を覆うような凄惨なものだった。
恐らく”ナイトホークス”の仕業だとスティーブンは言う。
レジスタンス(メーデー)のことだった。
物々交換の場で、ジャニーンは野球帽を見つける。
スティーブンが大の野球ファンなのだと言う。
彼にプレゼントしたいと赤い(侍女の)マントと交換しようとするが、それだけでは不足だと言われる。ジューンは自分のマントを差し出した。
帽子を手に入れ喜ぶジャニーン。
ジューンは一人でも”ナイトホークス”を探して一緒に闘うつもりだとジャニーンに話すが、ジャニーンはここに残ると言う。
また妊娠をして出産をして子供と暮らしたいと。
ジューンはジャニーンに、自分を大切にして欲しいと伝え、翌日ジューンはひとり旅立った。
ニックはジョセフにジューンはシカゴへ逃亡したようだと伝え、今度の審議会では停戦に賛同すると言った。
審議会で停戦が決議される。
しかしその中身は全く逆のものだった。24時間の停戦と伝え、空爆を行うというのだ。
「停戦に先立って反乱分子どもをやっつけろ」
大通りに出たところで、ジューンは人の気配を捉え車の下に身を潜める。
ジャニーンだった。
「侍女はいつも二人組でしょ」
ジューンとジャニーンは人気のない街を歩く。
異変を感じたジューンはジャニーンに何か変だと伝えた。
直後、空に戦闘機が現れた。
戦闘機から逃げるジューンとジャニーンに爆撃が襲った。
瓦礫に埋もれジューンは目を開ける。ジャニーンはいない。
遠くで人の声がした。味方側の人間が来たようだ。
ジューンはジャニーンを探すために立ち上がる。
そこに人影が歩み寄ってくる。
砂埃の中から現れたのは、モイラだった。
本日の名曲
かんそう
今回初めて名前が出て来たレジスタンス組織”ナイトホークス”。
スティーブンによるとあいつらメチャクチャやりやがる、って。
好戦的で気が合うかもね、なんて皮肉を言われるジューン。
確かにここんとこちょっと鼻息荒すぎるかな。すぐ、銃くれよ~、銃くれよ~言うし。
街で敵に出くわした時も隠れてやり過ごすだけでいいのに、タマとったろかー!って感じで、スティーブンに無駄に死人を増やそうとするなって怒られてたし。
しかし”ナイトホークス”とはまたベタな名前できましたねー。
日本語で言うと”夜鷹”ジューンたちにとっては何とも意味ありげな...。
夜鷹の読みは”よたか”です。宮沢賢治のは”よだかの星”だけど。あれは切ないおはなしだねー。
でも英語も日本語も同じ意味合いを持ってるから不思議ですねー。
映画「ナイトホークス」ではシルベスタスタスタスタ・スタローンが正にその役柄を演ってましたね。スタローンがですよ!?
しかし、なんとまあタイムリー!ドラマ版「ナイトホークス」がスタローン監督で進行中なのだとか!
まー、あたしはそんな古い映画知らないしー、”ナイトホークス”つったら米津の玄ちゃんじゃん?って思うわけだけどサー。!”サー”!?卓球少女?愛ちゃん?あ!ヤベ。
しかしドイヒーなやろーどもだ!
停戦するって言っといて空爆だってーーーー!停電するつって水道止められるみたいなもんだ!イヤ全然違う!
国連憲章に違反するんじゃないの?知らんけど。そもそもこの世界では国連はナイ?か?あってもギレアド加盟しないか。
ま、現実世界でも国連機能してないケド...あ!ヤベ。
マジ汚いっすー、あり得ないっすぅー。
ジョセフも共謀したってこと?!だよね。ヒドイ!!
ジューンの助けになってくれると信じていたのに...。
ニックも結局は空爆の指示出しをやるハメに...。またか、ニック。コントなの?ねえ?
空爆とか、なんだか世界観がガラッと変わった感じがしますよね。ギレアドがそういう情報文化隔絶社会を形成してるってことが身に染みるかんじですね。
他の”おば”たちがチェスやらなんやら楽しむ中、リディアがひとり黙々とルームランナー(!)を使ってました。このルームランナーも世界観違いますよねー。この奇妙さがイイんですが。
お仕置きなのかな?ヤッターマン的な。なんせ侍女6名を取り逃した(死なせてしまった?)わけだし。でも空いたトランプテーブルを勧められてたから違うか。本当の罰は、侍女の教育役の剥奪ですね。ルームランナーやりながら、外の新米侍女達をよだれを垂らさんばかりにガン見してました。
さすが柱の陰で色々見聞きしてきてるだけあって、リディアはいっぱいネタ握ってます。
結局、ジョセフにいろいろ他の司令官のネタを渡して現場復帰を成し遂げたっぽい。
今回はジューンの活躍がなかったからそんなに動きが感じられなかったかな。でもいろいろ情報は増えたし進んだのかなー。丁寧に描いていると言えばそうなんだけど、『クイーンズ・ギャンビット』のテンポ感と比べるとね。イヤ比べるもんでもないけど。因みに小気味よくお話が進む天才チェス少女ストーリー『クイーンズ・ギャンビット』の記事はこちら!なんてね。
ジャニーンはやっぱいいヤツですねー。
素直で善き人。人恋しい人間なんだろうなー。
あんな勝手なジューンについて来るなんて、やっぱりあのアジトもそこまでの居心地ではなかったかな。
ああは言ってたけど、スティーブンのこと本気でスキなの?って思ってたんだよね。
あの野球帽は結局ジューンにプレゼントでした。
あんな帽子なら侍女マントのほうがよっぽどの価値だわよ。もったいない!!
って思ったけど、そういえばジューンも野球好きだったね。最初からそのつもりで買った?侍女のマントなんかいつまでも抱えてられるか!って。んーそこまでは穿ち過ぎかー。
何故か離ればなれになっちゃったけど、生きてるよね?ね?ね!
そして今回のオチはなんとモイラとの邂逅!
”ナイトホークス”ってモイラたちの組織なの?だとしたら、結構ヤバくない?
ようやくレジスタンス情勢が明らかになってくるのかな?
とにかくこの邂逅で話が大きく進むことは間違いないですね!
これはもう来週もまたみてくださいね~だわ。
(イラスト&文:Simoom)
つづき、シーズン4(6話)はこちら
2 件のコメント:
いつも楽しく読んでます!
なんでシカゴにモイラがー!?って感じでしたが、数話前にラブラブな新たな彼女にいつでもついてきてもいいのよなんて言われてましたよね。そのシーンが「前回までのお話」に意味ありげに出ていたので、そんなこんなであの場所にいたのかと思っていました。とはいえすごすぎる偶然ですけどね!!
匿名さま
コメントありがとうございます。
愉しんで読んで頂けるということで大変励みになります。
あったあった!冒頭のおさらいでありましたね。
「ここ、試験に出るぞー」的な。
スルドイですね!
なる~、あの2話目のエピソードがここへ繋がってるってワケですね。
カナダの”サンダーベイ”って、
地図で見るとシカゴともほど近いように感じましたが、アメリカって広いからなー。
ご都合?いえ。ディスティニーです!
モイラの彼女が”ナイトホークス”の一員?!
いろいろ想像も膨らみますね~。
喧伝されてた今年のエミー賞ですが、受賞はなかったみたいですね。
素敵な女優さんがいっぱいだからなんとか助演女優賞でも、
と淡い期待がありましたが、残念でしたん。
いろいろ展開があっていよいよ後半戦、愉しみですね。(Simoom)
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