あらすじ
The Resident 4x02 Promo "Mina’s Kangaroo Court" (HD)
キム
キムは医師達からの聞き取り調査の後、CEOをクビになっていた。
その決定の背中を押したのはコンラッドの発言のようだった。
「会社人間です。でも防護服が必要な時金を工面してくれた。あの時は尊敬した」
コンラッドは、去り際のキムに恨み節言われるが、心外だと言い返していた。
「俺は称賛したんだ。良心的な行いだと、彼等の良心に訴えた。
俺は理想のために闘ってます。あなたも一緒にそこを目指せたのにレッドロックに侵された。そこから救ってやったんだ。俺はクビになってよかった。あなたもそうなる」
「がんばれ。この先ここはもっとひどくなる。間違いない」
ランドール下院議員
ER にランドール下院議員がやってきた。
数日前から熱と下痢をしているという。
議員は初のジョージア州黒人女性知事を目指していた為、大勢とハグをしている。
最近はケンタッキーのオハイオ川沿いに居たと聞き、真菌感染が多いエリアなのでヒストプラズマ症を疑うが、偽装の達人でもあることから断定は急がなかった。
コンラッドは議員のファンで、議員は気さくでニシェルと呼ばせた。
夫は元NFL選手のトム・ランドール。ハワイから来るので到着は明日になるという。
その後、ランドール議員の容体が悪化し、吐いた血が運転手の服にかかってしまった。
運転手に着替えを渡した際に、コンラッドは運転手の身体に帯状疱疹が出ているのに気づく。
「皮膚科医には診せているし、抗ウイルス剤は10日前から飲んでいる」
その割にはまだはっきりと症状が出ていた。
運転手は議員がストレスを抱えているとコンラッドに伝えた。
「夫は表向きなだけで自分の事しか考えていない」
ニシェルへの強い傾倒に少しコンラッドは驚いた。
コンラッドは議員と運転手が揃って抗真菌薬の投与を気にしていて何かがおかしいと感じ、直接議員を問いただした。
「何か隠してますね。それじゃ助けられない」
すると議員はもう足の感覚も失っていた。
コンラッドの勘では感染症を疑うが、取り急ぎニシェルは脊椎の手術をする事になった。
ヴォスがオペを担当し、コンラッドが見学をするとニシェルの背中の湿疹を見てピンときた。運転手と同じ帯状疱疹だった。
コンラッドは今度は運転手を問いただした。
「患ったのは一緒にケンタッキーを離れた時じゃないのか?」
「俺はただの運転手だ」
「事実が分からないと彼女は死ぬ」
すると運転手が打ち明けた。
「一緒にカリブ海へ。ジャマイカだ」
コンラッドは帯状疱疹ではないと気づく。だから薬も効いていない。
結局、住血吸虫という寄生虫だった。生検でも確認された。
中東、東南アジア、カリブ海によく見られる。
そう聞いて議員は気づいた。
「ウソのせいで僕たちはつきっきりで頭を悩ませた」
デヴォンは怒っていた。
運転手にも同じ薬を投与した。
コンラッドが医者に隠し事をすれば死ぬ、と議員に言い聞かせると議員はスキャンダル発覚を恐れていたと認めた。
「医師には守秘義務がある」
「それでもいずれ知れ渡る」
コンラッドが次に病室を訪れた時、運転手は変わっていた。
デヴォン
デボンは父親の葬式から戻っていた。
だが度々患者の顔が父親に見えたり、いないはずの父親を見たりと仕事中にボーっとするようになってしまう。
そんなデヴォンの様子に気づいたコンラッドはデヴォンに詰め寄った。
「お前も何か隠しているだろう」
デヴォンは父親の死にまつわる出来事を打ち明けた。
父が入院していた貧困地区の公立病院は人手不足もあって、死んだ時は誰も側にいなかったのだった。
それを知った苦しみをコンラッドに吐き出した。
ベルと家族
コロナで亡くなった仲間の家族を見て、ベルは生き方を変えようとしていた。
このままでは誰にも看取られずに死ぬかもしれない。
最初にしたのは6歳から12歳まで一緒に過ごした継子のジェイクへのコンタクトだった。
しかし、パンデミック中に連絡をしたが返事がないままになっていた。
避けられていると感じたベルは直接会いに行った。
「20年も無視していたのに何が望み?」
案の定、歓迎はされない。
正直にコロナで価値観が変わったと伝えるが、今更何をと冷たくあしらわれる。
「他を当たれよ。俺の中ではもう死んでる」
だがヴォスに報告をすると簡単にあきらめないで、と励まされる。
それを受けてまた会いに行くと、実はジェイクが外科医になっていることを知る。
「あんたの影響は受けてない」
態度は変わらないがそれでもベルは少し嬉しそうだった。
ケイン
数週間前から呼吸困難だというマリンズがオースティンとオカフォーの患者になった。
二人は付き合う事になったがオカフォーの希望で公にしない事に決めていた。
マリンズは、肺塞栓による肺高血圧症で、心臓から肺への動脈に血栓があり呼吸困難になっていた。
オーステインはマリンズが、パンデミック中にケインが脊椎手術をした患者だと気づく。
その時にコロナに感染し、その影響によるものだった。
「ケインの犠牲者だ」
オカフォーは、ミーナ法廷ではケインは私刑だと断言した。
オーステインはまずは真実を突き止めようと、直接マリンズにケインのカルテにあった症状を確かめる。
するともともと失禁などの症状はない、と断言した。それどころか検査すらしていなかった。
オースティンはケインのオフィスに乗り込むが、ケインはシラを切った。
「症状をでっちあげだだろ。直腸診すらしていないな」
「真実だとしても、そういう白人外科医は大勢いる。なぜ有能な黒人だけを責める? 俺は二流の同胞たちの先を行く。蹴落とす気はさらさらない。でも君は上の奴を引きずり下ろす」
「違う、俺を誤解してる。追放したいわけじゃない。同胞の絆は頼もしいしな。互いを高めたいし。秀でた才能が軽視されないように」
「スキルが高くても稼げなきゃ軽視される、金がモノを言うんだ。だから何としても稼ぎ頭でいる。そういう世界だ」
「魂を捨てる必要はない」
二人は好きにしろ、とお互い決別をした。
オースティンはケインの不正をオカフォーに報告した。
オカフォーは追い出せる、と息巻くがオースティンは少し考えようと止める。
オカフォーにとってケインは危険人物でしかない。
「彼の手術を阻止しなきゃ」
それが責務だと言われるがオースティンは時間を欲しがった。
急いで血栓除去の手術をする事になるが、その前にマリンズは気を失ってしまった。
凝固障害が心臓と肺に続いて、脳にもダメージを与えていたのだった。
ケインを呼び出し、オカフォーはあなたのせいだと責めた。
「レジデントが俺にそんな口を利くな」
オースティンはオカフォーをちゃんと庇った。
「これはあんたのせいだ」
「患者はリスクを知ってた。パンデミックも俺のせいじゃない」
マリンズの開胸手術はオースティンとオカフォーが担当するが、脳出血を起こしケインを呼んで同時に開頭もした。手術は難航するがケインの技で切り抜ける。
だがそれを間近で見てもオカフォーは有害だと否定意見を変えなかった。
オースティンは少しケインを庇った。
「この業界で生き残ろうと必死なんだ」
「人種差別のせいなら許されるとでも?」
「いいや、だがそのせいだ。イライラ、苦痛、怒りが蓄積される。この国で生きてると一寸先は闇だからな。肌のメラニンが多いだけで。俺はその不公平感にのまれないように育てられた。でも教わってない奴らを責められるか? ああなるのは当然だ」
「私は外国人だし、経験は異なるけどこれは間違いよ」
「ケインは更生できる」
「いいえ。人は変わらない」
オースティンはあくまでも仕事上の関係としてオカフォーに念を押した。
「お前の意見は聞いた。だが上に報告するかを決めるのは俺だ。お前じゃない。俺の意見をそ尊重しろ」
「それは恋人としての頼み?」
オカフォーは私には大事な事だから、と聞くがオースティンは答えなかった。
オカフォーは手術が無事終わったマリンズの妻に、真実を打ち明けた。
オースティンは口止めしたのに、とオカフォーを責めた。
妻は訴えるだろう。
オカフォーは謝罪をする気はなかった。
二人は3夜、離れて考えることにした。
新CEO
なかなかキムの後任のCEOのアナウンスがなく、しびれを切らしたヴォスは、レッドロックのCEOに直撃を試みた。
「次のCEOは誰?」
「誰も来ない」
「どいうこと? 誰が経営するの?」
レッドロックのCEOは、それには答えず車に乗り込んで行ってしまった。
ニック
ニックは妊娠をコンラッドに報告した。
避妊はしていたから驚きながらも、二人は喜んだ。
かんそう
明るく終わって良かったです。でもいちいち避妊を強調したのって何か理由でもあるのかな? ハッピーなままでいて欲しいけど……。
オースティンとオカフォーも早速やっぱり後悔するパターン? と思ったらそこはしっかり絆が出来ていてほっとしました。
お似合いだよ……。変わり者同士w
ケインは前回何もなかったので何かあるとは思ったけどそういうことですか。
訴えられたらケインもバイバイかな?
キムはこれであっさり退場ですかね。
それにしてもコンラッド、キムがクビになって良かったって無責任すぎて笑うw
生活があるのよ。コンラッドはしっかり復職できてるけどさwそもそもおぼちゃんだしw
まあそんなところが悪ぶっててもおぼっちゃん感にはなってるねw
CEOがいない、というのはどういうことなんだろう?
次に偉い人、分からないですねw
とりあえず過剰なコロナ禍は過ぎた体になっているのが今見るドラマとしてはほんとありがたいです。
現実はワクチン済んだとはいえ、マスク、自粛は終わらないけどドラマの中くらいもう忘れたいって感じになってる。
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