Simoomのクイーンズ・ギャラリー【ヴィンチェンツォ・カサノ＠ヴィンチェンツォ】(１９話＆２０話)[最終回]

チャヨンとヴィンちゃんが織姫＆彦星の如く再会して、めでたしめでたしー。パチパチ。
と終わるのかな、やっぱすーほんわかラストだろうねと思いきや、
ラストカットでのヴィンちゃんの顔が全てを物語っているようでした。
ソン・ジュンギのインタビューで納得したのですが、
あの後、再び二人が会うことはないと思うと言ってました。
もしかしたら続編が出来て、チャヨンと再会出来たら楽しそうだなぁと妄想は膨らみますがね。
今回のラストには相応しく思えましたし、バッチグーでした。え？バッチグー知らない？

自分は変われそうもないって言うヴィンちゃんに、
お釈迦様にはなれないけれど、悪鬼を従えて人々の為に闘えば、時々お釈迦様にも褒めてもらえるでしょう。
と住職が言ってましたね。
ヴィンちゃんは、ユチャンと住職にかなり心洗われたよね。あ、チャヨンはもちろんだけど。
あと、ホンシクにも自分は変わってしまったけれど、ヴィンちゃんにはそのままでいて欲しいと言われてましたね。

コミカル要素も多かったこの作品、
とてもシリアス路線なストーリーなはずなのに笑いが...、戸惑うこともありましたが、なんだかだんだんとハマってくるくる。
全体的なお話の流れにも大きな変化が２，３回あったのが飽きさせない要因だったのかな。
登場人物も多くてキャラがそれぞれナイスで、回を追うごとに親近感が湧いてくる。
けどやっぱり、何と言っても成功のカギは、
ソン・ジュンギのカリスマ性というか品のようなモノを最大限に表現出来た役どころだったってとこじゃないでしょうか。
マフィアのコンシリエーレなんて、ファンタジーの域。
どうカッコ良く演じるんだろう～演じ切れるのかなぁ～と半信半疑でいましたが、こんなにもハマるとは！
笑いもなんだか品を感じるのよぉ～。
お話的には終盤の展開は今一つだったかな～。やっぱりお母ちゃんのかたき討ちで一気に畳み掛けて欲しかった。ヴィンちゃんの怒りのタガはあそこで外れたっしょ。家族を愛するヴィンちゃんと家族愛がわからないハンソクの図式でまとまったのにな～。最後ハンソクただの小物になっちゃったし。コンシリエーレ・ヴィンチェンツォの格の違いを見せたかったのかもしれないけど、ちょっと残念。


もう一つ気になったのが、インタビューでは、”どの役を演じてみたい？”
ミョンヒですって。
感情を隠さないキャラで喚き散らしてる～、ヴィンチェンツォとは全くの正反対だからっていうのが理由みたい。
あと、ミョンヒみたいな完全な悪役を演じてみたいとも言ってました。
それも観てみたいなぁ。
でもな～、もっとバックボーンがあるキャラかと思ってたんだけど、ただの”私が一番。私以外はみんなクズ”人間にしか思えなかったからな～。自分で思ってるほど賢くないっていう。
あと、”心に残ったシーン”の第一位でもミョンヒでした。どんだけ、ミョンヒ！
ユチャン殺害後ズンバを踊るミョンヒが怪しく美しく印象的だって～。
確かにあのシーンは私も覚えてました。
でも、印象的なシーンで他人のエピソードを語るってどうなん。
一ファンとしてはちょいガッカリだったよぅ。照れ屋さんか！？それとも悪役演じたキム・ヨジンに気を遣った？ジュンギったらやさすぃ～！！
代りにチャヨン役のチョン・ヨビンが同じ質問に答えて、
ヴィンちゃんとのラストのシーン(２人の再会)をあげてました。ナーイス！


続編が出来てもまだまだストーリーが膨らみそうな気がしますね。
期待せずにはいられない！是非是非！シーズン２希望しますす！！
ジュンギにメロメロ～。
Simoomちゃんでした。現場からは以上です！