ソンジャの２人目の子供モーザスも１歳になった。
弟ばかり可愛がられてると不満を漏らすノア。

そんな中、イサクが逮捕された。密告だ。
工場の「シマムラ」に助けを求めたヨゼフも逆に解雇されてしまう。
ソンジャは警察でイサクの教会の信者の女性と会い、
「ハセガワ」を紹介される。

イサクと共闘する歴史学者「ハセガワ」に会い、イサクが共産主義活動を行っていたことを知るソンジャ。
そこに警察が乗り込んでくる。

夫の反政府活動について尋問されるソンジャ。
しかしソンジャは、
「ただの夫であり、父親であり、牧師であり...善良な人です」
としか言えなかった。

警察を出たソンジャとノアはイサクを見つけるが、
イサクは車に乗せられ行ってしまった。

帰らないイサク。
不安に駆られるソンジャは大量にキムチをつくり始める。

浮かない顔で学校まで遠回りするノアにハンスが近づく。
ノアはこの道は父のスキな道だと話す。
ハンスは、「知ることは自分を守る手段のひとつだ」と言う。
「生き延びることが全てじゃない。それを否定されても無視しろ。誰よりも先に進め」と。
「明日からは近道しろ。遠回りするやつはバカだ」

ソンジャは街頭に出て出来上がったキムチを大声で売り歩くのだった。