１６歳になったソンジャは日本からの仲買人である「コ・ハンス」と恋に落ちる。
ハンスは容姿端麗で誠意ある商売をすると市場が安定し評判が良かった。
ある時、市場の帰りソンジャが男に襲われそうになったのをハンスが助け、ふたりの距離は縮まった。

妊娠を告げるソンジャにハンスは抱き締め、”息子をありがとう”と喜ぶ。
しかしハンスは日本に妻と３人の娘がいるから結婚はできない。
縋るソンジャにハンスは、身体の不自由な父親を馬鹿にし、お腹の子も同じかもと言う。
ハンスの言葉に憤ったソンジャはその場を後にした。

ヤンジンは結核を患う男「イサク」を助ける。
一命を取り留めたイサクは、ひとりで赤ん坊を産み育てようと決意するソンジャに感銘を受け、故郷を離れて再出発しようと言う。

４世代にわたる在日コリアン一家。
第１章から第３章までは、「ソンジャ」とその孫の「ソロモン」のことを、昔と現代を行ったり来たり同時進行で描かれてました。
あらすじではそれぞれまとめて書いちゃいましたけど。
年老いたソンジャはソロモンサイド(現代)にも登場します。
この世に生まれる前から語られるソンジャの物語。
そんなに飛び抜けてドラマチックな話でもナイ。
家庭のある男性と恋に落ちてしまい身籠って...って。
ありきたりな...話なんだよねぇ。
ひとりの女性の生涯って意外とそんなもの？いやいやまだ３話までしか観てないから言い切れないけど。
ソンジャ役の「キム・ミンハ」って見た事ある気がするんだけど、新人さんみたいですね。
すごくイイのーーーーーーー！
ソンジャ役は、「キム・テリ」しか居ないって記事を見たんですけど、「キム・ミンハ」もいいですよぉ～。
純粋で賢く生真面目な田舎娘って役に合ってるね。
ハンスもソンジャの真っ直ぐで純粋な部分に惹かれた気がしますね。
愛のない結婚や生活の中で唯一の温もりみたいな？


時代背景が日本統治下で、とにかく日本人は悪人に描かれてるんだけど、仕方ないっか～。
いつでも日本軍は悪人ですー。残念ですけど。
カタコトの日本語とか気にはなる箇所はトーゼンアリだけど...。
いつものドラマよりは全然マシ！！
よく韓流ドラマに出て来るにエセ日本人たちよりは全然聞き取れる人が多くてむしろ意外にアクセント大丈夫な人いるじゃん！ってカンジでした。
日本人もけっこう起用されてるしねー。
「南果歩」！
大阪のおばちゃんを頑張って演じてます！よ！日本代表！！
娘の「ハナ」はまだ声だけなんですけど、姿を現してくれるのかなぁ。楽しみです。


イ・ミンホの日本語は全然でしたね～！残念！！！
日本に住んでる設定なんだからもっと頑張って欲しかったなー。
だけども、チャラいイケメン実業家にはピッタリはまり役ですね！いいですよぉ～。
生い立ち自体はかなりの苦労人って役どころだったけど。
父親の唯一持ってるシャツを燃やしちゃったエピソードは切ない。
誰でも、イ・ミンホなら惚れるやろ！
いや、物語でも若い女の子たちの注目の的だった！
けど、それだけじゃない！
いつもとは違うんだよ～。
善い人要素が少な目？人間味あふれる新しいカンジです。
めずらすぃ～！

もうひとりのソンジャ夫になる若き牧師役も観たことが！
あるような気がしたけど、こちらも新人さん？みたい。今後の活躍が楽しみです！


序盤に祈祷する人物が出て来るんですけど、字幕では「助産師」ってあったんですよね。
韓国は今でも占い師が人の生活に近いカンジで出て来ることが多いと思うんですけど、
昔は助産婦の職業も兼業してたのかなぁ。
ソンジャの父は足が悪い設定で、身体が不自由だと差別があったとか。
父、「フニ」がソンジャが産まれて”息をしてるかどうか心配で一週間は眠れなかった””ソンジャが息をしている限り醜いモノからお前を守ってみせる”と言ってたのが印象的でした。(ソンジャはその志を継ぐことになるんでしょうね)

小さいソンジャが海に潜る時、一緒に息を止めるフニ。
堪えきれなくなって息をしてしまうと途端に心配になってソンジャを呼ぶとことか。
とても愛を感じる場面でした。
年老いたソンジャが部屋に飾る写真も父とふたりでした。
フニはとにかくお人好しで優しいってヤンジンが愚痴を漏らすとこあったなぁ。
ソンジャも父への愛情は格別だったんでしょうね～。


第３章まではソンジャが身籠るとこまで～。
つづきはソンジャが日本に渡って来るとこから？
東京じゃなくて大阪ですけど～。


ソンジャの言葉で印象的だったのは、
義姉の遺品を片付けるとき、こんなのはただの”モノ”だって。
”この家も結局ただの屋根と壁だ”
地主に大金を積んでも断られたと孫の失敗談を聞いて、
”過去のことに囚われ続ける人のことがわたしには理解できない。意味のないことだ。死人が生き返る訳でもないし”

なんだか、サバサバし過ぎてて意外な台詞だった。
人生で様々な苦労を重ねたひとだから？
この後のソンジャの人生を観たら、このセリフが身に染みる時がやって来るのかなぁ。