ハンドメイズテイル侍女の物語 シーズン3 6話 「D.C./Household」【TheHandmaid'sTale】

2019/10/24

SF ハンドメイズテイル侍女の物語 ハンドメイズテイル侍女の物語 シーズン3 近未来

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あらすじ




2019年9月13日(金)~Huluでシーズン3 日本初配信 (全13話)
(アメリカ配信 2019年6月5日~)

(2019年9月13日(金)、毎週金曜日に1話ずつ追加配信予定)

 

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第6話 D.C.

フレッドの策略がまんまとはまり、
街でニコールを取り戻す為に祈りを捧げる人々を見るようになった。
ジューンは、ニコールが取り戻されないことを祈るが、
その反面この光景がある限りニコールは無事なのだと安堵するのだった。
そしてまた、セリーナがフレッドを説き伏せてくれることを祈り、
その祈りが届かないなら、ふたりが車にはねられればいいと願った。

屋敷へ戻ると、ジョセフから荷造りするよう言われる。
フレッドがニコールを取り戻す為、カナダと交渉しにD.C.へ出向くという。
そこで一週間祈祷を捧げカナダに圧力をかけるのだと。
その時、侍女も映像に映っていると効果的だからだとジョセフは言った。


D.C.に到着し、監視役のリディアが去ると入れ替わりにフレッドとセリーナが現れる。
「家のモノが揃うのはいいものだ」とフレッドの表情は明るい。
久しぶりに会うリタもいる。
ジューンは、リタにセリーナへの不満をこぼすと、
セリーナに従順なリタは、ニコールが恋しいだけ。ずっと耐えて来たんだとかばった。


訪れた「ウィンズロウ上級司令官」の屋敷でウィンズロウ上級司令官と挨拶を交わす中、
5人の子供たちが次々と部屋へ入って来た。
途端にその場が賑やかになる。
最後に入ってきたウィンズロウ夫人は赤ん坊を抱いていた。
大勢の子供たちを前に皆驚きを隠せなかった。
子供たちと触れ合うフレッドとセリーナの楽し気な姿を背に、
ジューンとリタは今晩泊まる部屋へ案内された。

ジューンは、ウィンズロウ上級司令官の侍女「オブジョージ」と同部屋だったが、
オブジョージとの会話はなかった。
オブジョージの口は輪で縫われたように閉じられていたから。


翌日行われた祈祷の場にニックが顔を出した。
シカゴへ出発するのを待っている状態だということだった。


カナダがスイスに仲介を頼んだ。
早速フレッド一同はスイス側と会うことになる。

フレッドとセリーナの面談後、
カナダ側からの要望でジューン単独の面談が行われた。
面談前セリーナに「愚かなマネはしないで」と釘を刺された。
しかし、ジューンは正直に発言する。
娘をカナダで育てたい旨を伝えた。
「私への同情は要らないし、救うという約束も必要ない。ただ娘を連れ戻さないで」

スイス側は、既に父親が誰か把握していて、ジューンを介してギレアドの情報を欲しがった。
ギレアドは協力な軍事大国で、政策決定プロセスや権力構造などが謎だということだった。
情報があれば、打つ手も増えるとスイス側は言った。

ジューンは、司令官で”目”だったニックを説得してみる、と取引した。


夜になると、ニックはジューンに会いに屋敷まで来る。
ジューンが説得すると、ニックは翌日スイス側へ出向くと約束した。


しかし、その取引は失敗に終わったとジューンは知ることになる。
屋敷に訪れたカナダの要人が(ニコール奪還の)協議を続けることになったとジューンに伝える。
取引できない人間もいる、調査をしてニックは信用できない人物だったということだった。
ジューンは何かの間違いだ、彼と話しをするというが、
既にニックはシカゴへ立った後だった。

ニックは運転手になる前、ギレアド建国の為に戦い奉仕してきた人物だったのだ。
そのことを訊いたジューンの様子見てセリーナは、
「ずっと一緒にいたのに訊いてなかったのね」と呟いた。


絶望の淵にいるジューンの前にリディアが現れ、祈祷の為に準備された
口を塞ぐ衣装(の一部)を持参した。

「私たちに沈黙を求めますか?」
ジューンの問いかけにリディアは、求めませんと応えた。

「神の御国で私にどんな善行ができるか。
もしひとりでも救えたら...ひとりの魂でも。それで、十分」とリディアは続けた。

鏡の前に立ったジューンは、そのマスクを自ら付けることができなかった。
リディアの手でマスクが装着された。



リンカーン記念堂での祈祷が始まろうとしていた。
壊された石像前に佇むジューン。
マスク姿のジューンにセリーナは、沈黙が似合うと言う。

ジューンは、この前の仮りを返すようセリーナに言う。
セリーナはフレッドとD.C.に留まり、ジューンは去って解放されると話すが、
娘2人が無事だと分かるまでセリーナを開放しないとジューンは宣言する。

祈祷が始まった。



本日の名曲

スイスとの交渉後、ジューンが晴れやかな顔でその場を去った場面。

                  (YOUTUBE/Buddy Holly - Everyday)



かんそう

  ”主の声は無口なモノに届く”
終始このセリフが頭のどこかに響くという、
そんな印象の回でした。

D.C.に到着するや、口に覆い被せるような赤いマスクを装着する侍女に遭遇しますね。
祈祷という儀式も初めて出て来たと思いますが、祈祷限定のコスプレっていう感じでしょうか?

このドラマに出て来る小物ってちょっとカッコイイんですよね。
オブジョージにもどビックリだったんですけど、オブジョージは口輪を隠す為に
マスクは必須?!
口裂け女的な?
前、エミリーがはめさせられた猿轡的なマスクもカッコ良かったけどね~
こんな風に素敵に感じる自分がヘンタイなのか。
創作意欲を刺激されますね~


ウィンズロウ上級司令官ったら、まあ子だくさんだこと!
最後の夫人が赤ちゃん抱えて登場はまるでコント。
凄く子供を可愛がっていて、優しい奥様と
絵に描いたような家族的な幸福絵を見る気がしましたが、
口輪をはめる侍女っていう闇とのギャップが怖い。
フレッド夫妻に対して「いいでしょ~」みたいな感じだが、フレッド達は実際どんな気持ちなのかな?

「ウィンズロウ」と聞いて頭に浮かぶのは、おしゃれ探偵ニール・ケアリーが活躍する「ストリート・キッズ」の作家、
「ドン・ウィンズロウ」ですね。
最近はラテンアメリカ麻薬戦争を描いた「犬の力」シリーズを書いてましたが、こないだめでたく完結。
シリーズ発刊当初から映像化権争奪戦が繰り広げられていましたが、今回のシリーズ完結を受けていよいよ本格化。
当初は映画化と言われてましたが、ドラマ化っていう話も出てきてます。
さ~て、どうなる?。

そんな(?)ウィンズロウさん、(にっくき)フレッドを気に入ってD.C.に留まらせるらしい。
いや、にっくきはセリーナ!
ほんとお前あの時のお返しまだだかんなー。怒ったかんなー、許さないかんなー、橋本か~んな!ですよ。
大きなおおきなお返しを4649アンド4946。

そして、にっくき2!
ニック!
ガッカリだよ~。
そうなの?ギレアドにどっぷり浸かった相当信用できない人間っていう烙印ですか~
でも、でも!だからこそ、そんな人間からの情報が欲しいんじゃないのか??
いやいや、やっぱり信用は出来ないのかなぁ。
そうかぁ~?

ジューンは今回相当ヘコんだね~
リディアも同情してるっぽかったよねぇ。

祈祷の撮影前にセリーナに向かって、心の中をぶちまけます。
セリーナはニコールに再会したことで、やっぱり自分の手で育てたいと強く思ったみたい。
そんなセリーナをジューンは猛烈批判!

セリーナは愛し方を知らないと言います。

「あなたはちっぽけで非情。空っぽよ。
この先もずっと、空っぽ」
そう吐き捨てるジューンにセリーナが、
「その口を輪で閉じるべきだった」と言う。
すかさずジューンが、「炎の中に置き去りにすべきだった」と返しました。

やっぱねーさん強いっす。
セリーナ早く目を覚ませよ!

ということで今回の一枚は”ウエノメーン”ならぬ”ウエノウィメーン”になったジューンさんでっす。





お知らせ

気付けば、WOWOWで始まっていました!シーズン1が!!
12月にはシーズン2の放送が決まっているらしいです~。
シーズン1を見逃した方も、
シーズン2の放送直前に一挙放送がありますのでまだ間に合いますよ~。


(イラスト&文:Simoom)

つづき、シーズン3(7話)はこちら
 
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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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