ハンドメイズテイル侍女の物語 シーズン2 9話 「スマート・パワー /Smart Power」【TheHandmaid'sTale】

2018/10/27

SF Simoom ハンドメイズテイル侍女の物語 ハンドメイズテイル侍女の物語 シーズン2 近未来

t f B! P L
警告海外ドラマクイーンズ(http://fdramaqueens.blogspot.com/)のイラスト・テキストの無断転載、無断利用、無断引用および画像への直リンクは堅く禁じます。

あらすじ



2018年8月29日(水)~Huluでシーズン2 日本初配信 (全13話)
(アメリカ配信 2018年4月25日~)

(2018年8月29日(水)、毎週水曜日に1話ずつ追加配信予定)
 
 

シーズン1登場人物の紹介はこちら
シーズン2登場人物の紹介はこちら
シーズン3登場人物の紹介はこちら 
シーズン4登場人物の紹介はこちら 
シーズン5登場人物の紹介はこちら 

前話、シーズン2(8話)はこちら

第9話 スマート・パワー

ジューンは自室のソファに座り、部屋を見渡しながらイメージを膨らませた。

(ここは民泊用の部屋みたい。
さほどイケてない。5段階の3くらい。
”ステキな家、個性的な内装、庭を望める部屋”
”家主は礼儀正しいが薄気味悪い”
”宿泊条件はレイプ”

こんな境遇でも自分は幸運な方だと思う。
イスもあるし日射しもある。そしてお腹には新しい命も。
ハンナ、ルーク。音楽が響くバー。とても良く切れる鉈。
不可能なことを望んではいけない)


夫妻の不在

リタに呼ばれて居間に行くと
フレッドとニックの他に見知らぬ男が立っていた。
「アイザック」という”守護者”だった。

フレッドの留守中、この男が家を守るという。

「仕事で数日留守にする。ウォーターフォード夫人も一緒だ。
不在の間、このアイザックに家と赤ん坊を任せた」
そう言うと、フレッドは行儀よくできるなと念を押した。

ジューンが出張先を訊くとカナダだとフレッドは応えた。
「テロを機に外交の道が開けた。
国のために活かせるかもしれん。この悲劇も無駄じゃなかった」


ギレアドの妻

温室に来たフレッドにセリーナは、出張の随伴を固辞する。
「赤ん坊のための旅だ。
我が子の未来のために――君の力は欠かせない。
ギレアドの女性は抑圧され声を失った。
そう思われている。
君が行って。ギレアドの妻の強さを見せつけてほしい」
フレッドは背中越しに説得を続けた。

フレッドは半ば命令を下すように旅の支度を促すと出て行った。
セリーナは涙をこらえた。


チョコチップクッキー

出張のための荷物を車に運び込むニックに、
イーデンがチョコチップクッキーを焼いたと持ってくる。
リタに貰ったチョコのトークン(金券)を使って作ったのだと言う。

「光栄だわ。国の代表で行くなんて凄い」と喜ぶイーデンだが、
ニックの表情は浮かない。

「寂しいわ」と言うイーデンを抱き締めるでもなく、
ニックはイーデンの横を通り過ぎた。
イーデンは途方もない寂寥感に顔を歪ませるのだった。


セリーナの意志

出張前にセリーナがジューンの様子を見にやって来る。

ジューンのお腹に手を当て赤ん坊に向かって語り掛けた。
「神様があなたを見守ってくださる」

セリーナはジューンに離れたくないと言うと、
ジューンは「大丈夫です。本当に」と応えた。

「旅のご無事を祈ってます」
「ありがとう」

「よく考えたんだけど――、
赤ちゃんを産んだらすぐに家を出て行って」

ジューンは驚き反論する。
「いいえ。乳離れまではいていい規則です」
セリーナの意志は固かった。
「お互いこれ以上、傍にいないほうがいい。...そうでしょ」
大きなショックに狼狽えるジューンだった。


ニュース

「トロント・ピアソン国際空港は物々しい警備体制です。
ギレアドの政府代表が...」
テレビにはフレッド一行が空港に降り立つ様子が映し出されていた。

ルークと赤いタグの女と一緒にそれを観ていたモイラが、いち早くフレッドに気づいた。
「ウォーターフォードだ」
ルークは座っていたソファから立ち上がって、
テレビに近づき食い入るように見た。

「夫人を伴っての訪問ですが...
この高官の身元は公表されてません。ブレント記者の報告です。
最大の懸案事項は貿易問題です
アメリカ合衆国の失墜で我が国の経済は低迷。
ギレアドとの国境における緊張緩和も課題で――解決に向け両国が動き出しました」

「ギレアドの政策は物議を醸しているため、
アメリカ政府の報道官はカナダに対して遺憾の意を表明。
一方、カナダ政府は......」


支援組織

ルークとモイラは、フレッドの来訪をレイチェルに詰め寄った。
しかし逮捕はできないとレイチェルは言う。
デモの計画があることを教えるが、モイラはそんなのはムダだ、と出て行った。
「もっと役に立てたらと思うわ」
「お時間どうも。...クソ」
ルークも呆れたようにその場を後にした。


到着

セリーナとフレッド、ニックが乗るリムジンの車窓には、
ギレアドとは全く違う世界が広がっていた。
人々が行き交い生活している風景。
男女が通りでキスをする姿もある。

ホテルに到着すると、4人の男女に出迎えられる。

「ウォーターフォード司令官。
担当の「ウィリストン」です。ようこそ」と代表の男がフレッドと握手する。

「彼女は外務省次官の「フローディン・フルニエ」です」とウィリストンは紹介する。
フレッドは、フランス語で挨拶した。

「こちらは移民省次官補の「ケヴィン・マコーネル」」
紹介されたマコーネルは、
「以前はよく合衆国へ旅行に。私の夫と一緒に」と言った。

「いずれまた観光が我が国の経済を牽引する産業に発展すると見込んでいます。
是非、またお2人で」とフレッドは返す。
「歓迎されるなら」
「司令官、どうぞ。協議はあちらで行います」

取り残されたセリーヌの元には「ジュヌビエーブ」という女性担当者が残った。
「こちらが、今日のウォーターフォード夫人のスケジュールです」
「どうもありがとう。素敵ね」
渡された紙にはタイムスケジュールに合わせて、
行う内容がモノクロのイラストで描かれていた。


”妻”の役割

温室に案内されたセリーナは美しい花に目を奪われた。

「ここのランはすごく美しい。うちのは湿気に弱くて」
「”妻”はみんなガーデニングをするんですか?」
セリーナがジュヌビエーブを見上げる。
「”妻”で正しかったでしょうか?」
と訊くジュヌビエーブにセリーナは
「ええ」と応えた。
ジュヌビエーブは、仕事が忙しくて余裕がないと言う。
「仕事に情熱を注げる人もいるわ。とても幸せなことよ」
ジュヌビエーブと笑顔で話すセリーナだったが、
周囲に人気がなくなるととたんに表情は曇った。


買い物

ジューンはジャニーンと並んで歩いていた。
後ろにアイザックがつき従う
ジャニーンはまたすぐにシャーロットに会えそうなんだと嬉しそうに話す。
許可が出たわけではないが、そう感じる、引き離せない運命なのだという。

「オブフレッド、赤ちゃん産んだらアイスクリームを貰って」
ジャニーンはジューンにアドバイスすると、
「セリーナが産んだらすぐ出て行けって」とジューンは打ち明けた。
「え!そんなのダメ。お乳あげなきゃ。ダメよ。ママが必要だって」
興奮するジャニーンをアイザックが制する。
「うるさい!クソ野郎!」
口答えするジャニーンにアイザックは銃を振り下ろした。
アイザックは、ジャニーンを心配するジューンの手を掴むと、
倒れ込んだジャニーンを置きざりにして歩き出した。


反逆罪とココナッツ

セリーナは、ホテルのロビーを歩きながら
自分が周囲から浮いた存在だと感じていた。

エレベータを待っていると親子連れと一緒になる。
小さな女の子がセリーナをジッと見つめる。
母親が「見ないのよ」と注意する。
「可愛いですね。羨ましい」
と言うセリーナに母親の反応は薄く冷ややかだった。

「リースリングをグラスで、あるかしら?」
バーのカウンターでセリーナは酒を注文する。
隣の男の持っている煙草へとセリーナの視線が注がれる。
男は一本煙草をくわえるとセリーナに向かって、
「吸います?」と訊いた。

「お客様。バーは禁煙なので外へお願いします」と店員に注意される。

セリーナは酒を受け取ると奥側のテーブル席へと移動した。
男も一緒について来る。

「厚かましいですよね。
失礼。美しい女性を見ると敬意を表して話し掛けたくなる」
「記者には話すことないわ」
「良かった、記者じゃない」と言いセリーナの隣に座った。

「後でどう?」とセリーナに煙草を勧めるが、断られる。
「愛煙家では?」
「やめたの。あなたの情報は古いみたいね」
「僕らの情報だ」
「僕ら?」

男は煙草とマッチをテーブルに置いて、
「僕は「マーク・トゥエロ」だ」と言い手を出した。
「ウォーターフォードです。いい一日を」と握手した。

「大使館の方?」とセリーナが訊く。
「いいや、だがアメリカ政府の代理であることに変わりない」とマークは言った。
「アメリカ政府でどんなお仕事を?」
「うん。光栄な職を担ってる。人助けだ。やり甲斐があるよ」
マークは、「あなたも救える」と付け加えた。

「煙草は要らないそうだが――新しい人生は?」

セリーナが断るとマークは、
「ウォーターフォード夫人、あなたを1時間以内にホノルル行きの便に乗せられる。
ギレアドに戻る必要はない」
と言う。
そして本を書くべきだと。
「あなたが勧めてるのは、反逆とココナッツだけよ」
ギレアドは少子化の原因を女性に押しつけている、
アメリカの優秀な研究者が不妊について研究し、成果もあがっていると説得するマーク。
「リサーチ不足ね。私は決して国家を裏切ったりしない」
「既に裏切ってるんだろ」
「会えてよかったわトゥエロさん」
「こちらこそ。いろいろ記事を読みました。話せたのは予想外の収穫だった。
また、会えるかもしれませんね」とマークは言い席を立った。
テーブルの上に残された煙草とマッチをセリーナはそっとしまい込んだ。


帰宅

買い物を中止して戻ったジューンとアイザックにリタは、
「赤ちゃんにはタンパク質が必要なの。脂質も」
と責めるが、アイザックに気圧されて、
「豆がある。夕食は豆料理ね」と言うのだった。
アイザックは、ジャムを持って来たイーデンに近づくとそれをイーデン手ずからに味見し、
ジューンに昼寝の時間だから行けと命令した。
ジューンはリタに
「手が空いたらホットミルクをもらえる?」
と言うと部屋へ戻って行った。


ホットミルク

ジューンが窓辺に座っていると、リタが
「ご注文の品よ」とミルクを持って来た。

ジューンは、赤ちゃんを産んだらすぐに出て行ってと言われたことを話す。

「私はこの子に優しさを知ってほしい。
優しくしてくれる人が必要なの。
この子の人生には」
「主の御手で。
下にいるあの彼は20歳そこそこだけど。
私を言いなりにできる。顎を砕いたってお咎めなし。
できることはする」
「ありがとう」
「これ、飲んで」
そう言うとリタは出て行く。

「訊いたでしょ?リタは味方よ」
ジューンは、お腹の子に語り掛けた。


デモ

警備隊の警護の中
「憎しみは要らない。ギレアドを許すな」と
写真とろうそくを手に、人々が集う。

そこにフレッドの乗ったリムジンが到着する。
「クソ野郎どもめ!」
「この人でなし!」
デモ隊が声を上げる。
リムジンから降りるフレッドを見つけルークが飛び出した。
「おい!ウォーターフォード!このクソ野郎!」
警備員に取り抑えられるルーク。
「ウォーターフォード司令官だ。君は?」
フレッドが慇懃に声を掛ける。
「ルーク・バンコールだ。お前に妻をレイプされた!」
セリーナも車から出てルークを見た。
ルークの手には、ジューンとハンナが写る写真があった。
ニックもその写真を見て動揺する。
「君は、我々の国を誤解してる、ミスターバンコール。
もっとも最近のメディアは真実を報じないがね」
「俺の顔をよく覚えとけよ!俺もお前を忘れない!いつか報いを受けさせる!このクソ野郎め!」
「君は聖書の言葉を覚えておけ。”王国は永久に続く”」
「このクソったれ!!」ルークがフレッドに襲い掛かろうとすると、
警備員がルークの腹を一撃した。
フレッドは、「穏便に、彼も神の僕だ」と言うのだった。


セリーナの心情

ホテルの部屋に到着したフレッドはセリーナに
「顔色が冴えない、さっきの夫のせいか?」と訊いた。


ニックの用件

バーのカウンターに座っていたルークにニックが近づく。
ニックを見てルークは敵意むき出しに「俺に構うな」と言う。
「ジューンを知ってる」とニック切り出す。

「友人だ」
「本当に?どうしてる?」
ニックが無事だと返すが、ルークは「無事なわけない」と否定した。
「妊娠してる」とニックは伝える。
「それは...あのウォーターフォードの?」とルークが訊く。
ニックが肯定すると、ルークは両手で頭を抱え込んで唸った。
「貴様らは途轍もないバケモノだ。
いられると目障りだ。俺の前から消えろ!」と言って、ニックを追い払う。
しかしニックが出て行こうとすると、慌てて追いすがった。
「おい、待ってくれ!あの子に会ったか?娘のハンナに。無事か?」
「わからない」
「何故ここに来た?」
「渡すモノがある。ジューンからだ。
少し前に預かった。きっと使える」
ポケットから手紙の束を取り出し、ルークに渡した。

「何モノだ?」
「ただの運転手だ」
「どうか...妻のことを頼む。
モイラが脱出して一緒に住んでるって伝えてくれ。
それに、愛してると。何があろうと愛してる愛し続けると伝えてほしい」
「わかった」
「ありがとう。恩に着るよ...」
「ニック...俺はニックだ」



リディアへの頼みごと

リディアがジューンを検診していた。
「あの若い”守護者”によれば、昨日問題が起きたとか。
反抗的な態度を?」
「つい...出過ぎた口を」
「妊娠後期ホルモンのバランスが乱れるものなの」

「この家は問題も多い。子供には、安全な場所が必要です」
「よくわかっています」
ジューンは大きく頷いてからリディアに尋ねた。
「洗礼式の代母になったことは?この国ができる前」
「ホルモンのせいで気が高ぶってるとはいえ無礼な質問ね」
「この子はじき産まれてくる。この家で。
私の経験上――、女性に暴力をふるう男性は子供にも手を上げる」
「どういう意味?」
「つまり...この子には、守ってくれる大人が必要なんです」
「私が許さない。赤ちゃんに危害を加える者は」
「主に感謝を。リディアおば感謝します」

リディアは頷くとカバンを持ち帰ろうとするが、立ち止まった。
「私は甥っ子の代母を務めた。
その子は生後4日で死んだ」
「お気の毒に」
「私のせいじゃない」


小包

ダイニングテーブルの上を手紙の山が占領していた。
ルークとモイラ、赤いタグの女が読み漁っていた。
「”私はマリア・コレンテ。サマービル出身”
”彼らは妻を殺し息子を奪った””息子の名はトーマス”」
「彼女はウン・ヒョン・パク。フォーエバー21の元店員。今はマルタよ」
「この人は元看護師。今は侍女。死のうとしたって。
手紙だなんて。小包って爆弾か何か仕込まれてると思ってた。ギレアドを吹っ飛ばせるような」
モイラの言うことで赤いタグの女が何か思いついた。
「これでも吹っ飛ばせるかも」


協議の中止

ホテルの外はデモの人でごった返していた。

協議のためホテルを出ようとするフレッドたちを
待ち構えていたウィリストンが、
「今朝のの協議は中止にします、司令官。
すぐ空港へお送りします。荷物も運ばせます」と言う。
納得できないフレッドにマコーネルは、
「お2人をこれ以上歓迎はできない」と言った。

「昨夜、ギレアドの女性たちの手紙がネットで公開された。
もうカナダの世論を抑えることはできない」
フレッドが抗議したが決定は覆らない。
ウィリントンの耳元に「臆病モノ」と捨て台詞を吐きフレッドは歩き去る。
後を着いて行こうとするセリーナにフルニエが、
「よく平然と生きてられる。悲しいわね、そんな風になって」と投げかけた。


モイラの主張

飛行場に到着したフレッドたちが乗るリムジンの周りにも
人々が押し寄せていた。

そこにモイラが現れ車窓を叩く。フレッドもセリーナもモイラを見た。
モイラの掲げるボードにはこう書かれていた。
”私の名前はモイラ”
モイラは呟く。
「ルビーじゃない。クソ野郎」


国歌

ルークたちのアパートでは、打ち上げが行われていた。

「皆、訊いて!
あのクソ野郎どもカナダの領空を出たって正式に発表された」
モイラが速報を伝えると、一斉に歓声が挙がった。

そして、誰ともなく歌い出す。
切なく悲しいメロディーを...

”美しく広がる大きな空♪””琥珀色に輝く穀物の波♪””紫色に染まる雄大な山々♪”
”麓には果実をもたらす平原♪””アメリカ アメリカ♪”
”神はその恵みをこの国に与えた♪””そして兄弟愛を冠として授けた♪””海から輝く海まで♪”


帰宅

屋敷の窓からジューンは真っ暗な外を見ていた。
一台の”目”が屋敷の敷地へ入って来る。
フレッドの帰宅だ。


屋敷へ戻るとフレッドは、「何て醜態だ。一生非難される」とぼやく。
セリーナは、「じき収まる」と返す。

「ついて来てくれてありがとう」
「いいの」
「我々は幸せだ。多くの意味で。
そうだろ?」
「ええ、そうね」

2人は階段を上りきると別々の部屋へと別れた。


セリーナは持っていた洋服をハンガーに掛け直し、クローゼットへ仕舞おうとする。
クローゼットの中は青かった。
スーツケースの中からマッチの箱が出て来る。
”マイタイバー”と書いてある。
その箱を持ち一寸ためらうも暖炉に放り込んだ。


良い知らせ

ベッドに横になったジューンの元へニックが訪ねて来る。

手紙の束が公表されたことを伝えると、
喜んだジューンはニックに抱き着いた。
ニックの顔を見て何かを察したジューンは何があったのか訊く。
「ご主人に会った」
「ルークに?」
「司令官を追いかけて、罵倒してた。怯えてたよ、司令官。
その後会って手紙を渡した。世間に公表したのは彼だ」
預かった愛しているという言葉と共に、モイラと一緒にいるということを伝えると
ジューンは笑い出した。
ウソみたい、殺し合いが始まらなきゃいいけど、と言う。

「行かないと。イーデンに怪しまれる」
「ええ、そうね、行って」
ニックは、「愛してる」とジューンの頬に口づけた。
ジューンは、ニックが帰った後、
居ても立ってもいられない様子で部屋の中を歩き回った。

(モイラはハンナの母代わりだった。いいえ、モイラは今もハンナの母代わり。
脱出できたんだ。
不可能なことを――、やり遂げた。


私はこれからこの子をここで産む。それが現実。だから何?)


MUSIC:Consideration (feat. SZA)/Rihanna


            (YOUTUBE/Rihanna - Consideration ft. SZA (Underrated))


かんそう

クソ野郎!ってセリフが多かったなぁ。
”F●ck”とかA●shole”とかね。
何回出てきたかな。
クソ野郎にするか、クズ野郎!にするか悩んだり、、
シンプルにクソで統一しました~!!
「このクソが!!」(ガンバレルーヤ)

で、で、でー!
今回はなななんと!驚きのっ!
ルークとフレッドの初対面がありました~。
ルークVSフレッド。軽めの前哨戦って感じ?
口の回るフレッド。腹立つわ~。

結局警備員に殴られて終わって、ルーク残念(not ギター侍)って。

あ、殴られたといえば、我らのアイドル、ジャニーンは大丈夫か??
あの小僧め~。クソ野郎!
そうそうあいつ、イーデン狙ってね?
ニックがあんなだから、イーデン優しさに飢えてるぞ。
心の隙間に入り込む気か?

殴られただけで終われないルーク達は、手紙をネット公開して、
フレッド達をカナダから追い出すことに成功!!
ネットこわいね。
でも、もっとなんかないのぉ??って思っちゃう。
もっともっと痛い目みて欲しかったよ。
車中のフレッド結構ダメージ受けた顔してたけどさ、
まだまだあれじゃあ物足りないよね!

まぁ、軽めのジャブってことにしとくかぁ~。
ジャブで距離を測ってからの右ストレートだ!
きっとあの手紙作戦がじわじわ効いてくるはず。

セリーナはもう完全にフレッドに対する気持ちが冷めきってる予感。
そして、ギレアドへの忠誠心も薄れてきているような。
この流れだと、セリーナの協力でジューンは脱出できそうじゃね。
セリーナには同情しちゃうよなぁ。
寂しそうだったよね~。
で新たなキーマン?「マーク」登場!
ハワイ良いトコ一度はおいで、ときた。
そうだよね。ギレアドなんかにとどまる必要ないよ~。
だけど持ち帰ったマッチ箱、結局暖炉に燃しちゃった。
あの場面セリーナの心の声が聞こえてきそうでした...
「こんなはずじゃあなかったのに...」てね。
あのくだりは、これで終了~?
煙草は捨ててないからそんなことはないよね。
隠れて吸うよね。

ジューンに対しての産んだらすぐ出て行け宣言はなんだろね。
これ以上関わったら自分を保っていられる自信がないってことなのでしょうか??
セリーナちゃんはなかなかムズカシイ子。


ああ、そうそうそう。
ニックも切ない感じでしたね。
ルークには「司令官の子」って言ってたね
ジューンも罪作りな女だわ~。
結局、どうするんだよ~。

ジューンは今はお腹の子供の安全を第一に考えてるってことで。
リタとリディアの保険も取ったし!エライ!
リディアの悲しい過去がまたちょこっと語られましたな。
それにしても、今回の最後の最後のジューンのあの表情はなんだったのかな。

何かを決意したような...開き直ったような...
こないだも決意顔したと思ったらフレッドに謝罪に行って泣き崩れるし。
こっちもムズカシイ子。

来週はいよいよ出産かなぁ。
産まれて来る赤ん坊は男の子だと思うよ!
単なる思いつきで言ってるだけだけどな。


(イラスト&文:Simoom)

シーズン2(10話)はこちら

シーズン1登場人物の紹介はこちら
シーズン2登場人物の紹介はこちら
シーズン3登場人物の紹介はこちら 
シーズン4登場人物の紹介はこちら 
シーズン5登場人物の紹介はこちら 

シーズン1はこちらから
シーズン2はこちらから
シーズン3はこちらから
シーズン4はこちらから
シーズン5はこちらから 

 

アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

更新中の番組


不定期更新
アメリカンホラーストーリーズ シーズン3

ネットフリックス/Netflixはこちら

新番組まとめはこちら ニュース

過去記事は「番組別記事リンク」「タグ別記事リンク」等をご利用ください。

更新をお知らせします



@fdramaqueens

このエントリーをはてなブックマークに追加

follow us in feedly

rssを購読する

ランキング

このブログを検索

ページビューの合計

QooQ