The Good Fight / ザ・グッド・ファイト　シーズン2 第5話「436日目」

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The Good Fight/ザ・グッド・ファイト シーズン２ 第5話「436日目」のあらすじ・ネタバレ

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俳優のセクハラ疑惑

寝る前だったダイアンがボーズマンに呼びだされる。
翌朝、テレビ局では俳優のセクハラ報道を予定していたが、その俳優の弁護士が事務所にやって来て放送中止を求めた。
ボーズマンとダイアンは局側の弁護士として話し合いに挑む。

この件を調べていたリポーターのナオミも事務所に呼び、告発者の女性2人について話を聞く。
ナオミは女性たちに2か月取材し、政治的な偏向もないと言う。
しかしジェイの調査で1人の女性が（セクハラ俳優が雇ったであろう）ユダヤ人に追跡されているという発言をして、政治的領域に入る可能性があった。

ボーズマンがナオミを部屋に呼び、告発者の妄想を考慮したかどうかを尋ねると、反ユダヤでもセクハラされるとナオミは答えた。
ボーズマンは納得し、ナオミに「テレビで見ているからか知っている気がする」と言い、照れながら「今度コーヒーでも」と誘った。

「覚えてない？」 ナオミが言い、ボーズマンがシカゴ大で刑事弁護論の特別講師だったときの受講生だったと答えた。
ナオミはボーズマンに気に入られなかったので弁護士にはならなかったという。 
ボーズマンは同じクラスのリズにべったりだったと。
「だからコーヒーはやめとく」と言って、ナオミは部屋から出て行った。

マリッサがもう一人の告発者と接触した。
女性は匿名で告発し、表には出ないと言う。
その代わり、俳優がセクハラを強要している様子を録音していたので、それを皆で聞いた。
しかし相手側の弁護士は、告発者が匿名なため法廷で使えないと証明できないと言う。
局が連れてきた社内弁護士もそれに同意し、放送を見送るべきだと相手弁護士に同意した。

ダイアンはジェイとマリッサを呼び、局の社内弁護士を調べるように言う。
なぜ敵側なのか、と。

ボーズマンは改めてナオミと話しをし、リズをひいきしたのは性的なものではなく、親が大物だからだったと謝罪した。

ジェイとマリッサの調査で、局の弁護士が脚本を書いてセクハラ俳優に送り、主演を頼んでいたことが分かった。
プロデューサーは局の弁護士を解雇し、翌朝放送することに決めた。

相手側の弁護士は法廷に持ち込むと言い、帰って行った。

パトカーに同乗

判事が指定した事務所の弁護士が警察業務に接する権利を与えられ、今回その弁護士としてマイアとルッカがパトカーに同乗することになった。

C地区にはルッカが、D地区にはマイアが同乗する。

深夜、C地区のレイクビューはいたって平穏。
対してマイアを乗せたD地区のパトカーは乗用車を追跡してカーチェイス中。
パトカーを当て、強引に車を止まらせると警官たちは車から降りて乗っていた者を取り押さえる。
マイアもパトカーから降り、警察官が規則通りにやっているかを逐一確認した。

一方、平和なC地区のパトカーの前を蛇行運転しながら走る車を発見、追跡する。
運転手は1杯だけ飲んだと話していて、その話し声を聞きルッカが運転席を覗く。
運転していたのはコリンの母親、フランチェスカだった。

すぐにルッカがコリンに電話して知らせるが、その頃コリンは女性とベッドにいた。

次にD地区のマイアたちは、近くの遺体があるかもしれないという家に向かう。
家の中を捜索し、ひどい匂いは冷蔵庫の中の食べ物が腐ったものだと思われた。

匂いにやられたマイアがトイレに駆け込むと、そこにはトイレに座ったまま死んでいる男性がいた。
固まるマイアに警察官は外に出ているように言うが、マイアは死体をじっと見つめていた。

すると女性の警察官が男性の警察官を呼ぶ。
マイアがそっと隣の寝室を覗くと、警察官が貴金属をポケットにしまっている。
マイアはそれをスマホで撮影した。

ルッカからの連絡を受け、コリンが警察署にやって来た。
コリンが警察に話をし、飲酒運転ではなく無謀運転ということで収まった。

母親を送っていくと言うコリンにルッカが声をかける。
「妊娠した、あなたの子よ」

知らせただけだと言ってそのまま立ち去ろうとするルッカをコリンが呼び止め、動揺しながらルッカに質問をし、ルッカが産むことを確認した。

マイアは署に戻り、同行していた男性の警察官に盗んだものを提出するように警告する。
男性警察官は1枚の男女が映っている写真を取り出し、それが部屋で死んでいた男で元警察官だと言った。
女は男の奥さんではなく愛人で、あの部屋で会っていたと言う。
"妻に隠したい物は他人の妻からも隠せ"という警察の掟に従って、2人の写真は奥さんが見ないように隠し、宝石は死んだ男からの贈り物として奥さんに渡すのだと話した。
マイアは黙って頷いた。

明け方、ルッカとマイアが勤務を終え帰ろうとすると車の前でコリンがルッカを待っていた。
コリンは跪きルッカにプロポーズする。
「妊娠を結婚の理由にしないで」というルッカに、コリンは「ならここから始めよう」と言う。
ルッカはコリンを見つめて言う。
「断る」

感想

なかなか興味深い回でした。
俳優のセクハラ疑惑は去年ハリウッドを騒がせたアレが元になってるんでしょうね～。
本当にグッド・ファイトは時事問題を取り扱うのが長けてますよね～、楽しい。

警察官と弁護士の関係も闇が深いですよね。
もちろんこれは日本でも同じですけど、立場が変われば見方も変わる。
もしこれが警察をテーマにしたドラマなら、悪人を無罪にする弁護士は極悪人として描かれるでしょうしね。
あぁ、そう言えばスウィニーさん（グッド・ワイフ、グッド・ファイト１に出演していた悪人です、でもいつも弁護のお陰で無罪ｗ）シーズン２に出てこないのかしら？
結構好きなんですけど。

ルッカがコリンに妊娠を打ち明けましたね～。
コリンの動揺が激しかったですが、朝4時の不意打ちですから仕方ないですねｗ
コリンママも全然裏がありそうな人ではないので、みんな仲良くやっていけばいいのにな。

（文：ぼぼち）