レジデント 型破りな天才研修医/The Resident シーズン1 5話「同時手術の弊害/None The Wiser」

2018/10/03

ジェーン洞 レジデント 型破りな天才研修医 レジデント 型破りな天才研修医 シーズン1 医療

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あらすじ


 
Jude & Nic Don't Like Conrad's Plan | Season 1 Ep. 5 | THE RESIDENT


2018年9月4日(火)~ FOX 日本初放送
(アメリカ放送:2018年1月~) 全14話

4話「身元不明患者/Identity Crisis」


同時手術のススメ


CEOは部長達を集めて、整形外科が同時手術で手術室をフル稼働させているのを見習え、と念を押した。

ステイシー・レナード医師は、同時手術におけるリスクを唱えたが、違法行為ではないとCEOは意に介さなかった。

CEOはベルの記録を見て、過去1年同時手術を行っていない事を責めた。
「全員に見習ってほしい」

すべては利益追求の為だった。


ベルは、薬の副作用でふらつくようになっていた。

3人の患者


エドことエドワード・ブルックスはバイク事故の影響で睾丸が委縮してしまっていた。
残った健康な方で子供は作れるので、切除して人口睾丸にすることに。
つきそいの恋人グレースも了承した。


シングルマザーのクリスティーンは、なかなか病院に行こうとしなかった為心配した息子が仮病を使って無理やり連れてきていた。

コンラッドの診断の結果、腹部大動脈瘤だった。


ヨークは、直腸に異物を入れて取れなくなるとやってくるという常連で、唯一オカフォーを高評価している稀有な存在だった。

ステーキソース、電動歯ブラシ、2つ折り携帯、電球、今回はパンケーキシロップのボトルを入れていた。
アービングはそれらのレントゲン写真をスマホでコレクションしていた。

コンラッドはいい経験になる、とデヴォンに担当を引き継いだが、デヴォンは嬉しくなかった。
「手術せずに取り出す方法を試せ」

そんなデヴォンのテンションの低さがヨークにも伝わっていた。
「何だか君は心ここにあらずって感じがする」

ボトルは無事取り出したものの、蓋を体内に置いてきてしまい、結局手術をしないといけなくなってしまった。

ヨークはそれをデヴォンのせいにし、デヴォンに悪い評価をつけた。
それを見たデヴォンはやっとヨークと本音で話した。

ヨークは「会話と思いやりも大切に。次はもっと慎重に頼むよ」とデヴォンを許したようだった。
デヴォンは次もあるという予告に驚いた。

同時手術


30時間の勤務を終えたブラッドリーは、帰宅しようとしていた所をベルに午後の手術を命じられていた。
逆らえず、ブラッドリーは残業をする事に。

それを見ていたコンラッドは、エドとクリスティーンの手術がベルの同時手術になっていることを確認した。

何とかしないと、ニックとコンラッドは動いた。

ニックはジュードにクリスティーンの手術を頼んだ。
ジュードにはガス・スピネリという患者の手術予定があったが、その後でなら、とジュードが引き受けた。

クリスティーン本人に執刀医の変更要請を出してもらった。

コンラッドはジュードが続けざまの手術を引き受けるのには、ニックへの不純な動機があるんじゃないかと文句をつけ、気に入らないようだった。


クリスティーンの担当から外れたベルは、同時手術の事実を作る為にヨークの手術を引き受ける事にした。
ヨークは有名な名医の登場に浮かれた。


午後3時、同時手術が始まった。

エドの助手にはオカフォーついた。
ベルは説明だけしてオカフォーに執刀を任せた。

ヨークの助手はブラッドリーだった。
ベルはやはり執刀をブラッドリーに任せて、指示を出していた。

その時、ブラッドリーは長時間勤務のツケが回り執刀中に失神して倒れてしまった。

ヨークの体内はあっという間に血の海になってしまった。
ベルはオカフォーをすぐに呼び出し、立て直しを手伝わせた。


その頃、ジュードの手術も始まっていた。


オカフォーはヨークの状態が落ち着くと、エドの手術に戻った。

ところがその時、クリスティーンの容態が悪化して緊急手術が必要になってしまった。
まだ手術中のジュードを待つ事はできず、オカフォーに連絡が入る。

「クリスティーンが3番に。動脈瘤が破裂」

やっとエドの手術に取り掛かれると思った所だったが、クリスティーンのほうが急を要するので仕方なかった。

ヨーク、エド、それにクリスティーンが加わり、オカフォーとベルは混乱しつつも3人同時の手術を2人で進めた。

もうブラッドリーの穴を埋めるジュードを待っている時間もなく、オカフォーが助手を超えた執刀をする羽目にもなった。


その頃ジュードは手術中に患者を亡くしていた。

オカフォーは、最後にエドの睾丸摘出手術をした。
最初の麻酔から、もう1時間以上経っている。
時間がなく慌てていたので、オカフォーは最終確認を飛ばした。

検討会


オカフォーは検討会の壇上にいた。

実は、オカフォーはエドの健康な方の睾丸を摘出してしまっていたのだった。
その原因は、手術の中断で再準備をする際に切開部の印が消えてしまった事。

最終確認を断ったのははっきり覚えている。
自分のミスだと認めた。

レナードは、同時手術を計画したベルの責任も追及した。
ベルはオカフォーを鍛える為、と育成目的だと主張した挙句オカフォーには時期尚早だったと大勢の前で突き放した。
「今回の出来事はすべて予測不可能だった」
あくまでも自分に責任はない、という態度だった。

ベルはエドとグレースに病院側のミスを認め、正式に謝罪をした。
これで示談金は45%~55%に引き下がるはず。
「安くカタがつくだろう」
CEOに報告をした。
ついでにレナードの事を「方針に異を唱える者」とちくった。
有害な存在と言われてCEOは対処を決めた。

だがオカフォーについては、検討会では突き放したものの才能を認め残留を希望した。

ニック


ニックは、ハンター医師の診療所で見た事をコンラッドに報告した。

腫瘍内科は薬を使うほどお金になる。
ニックは投薬量の多さを気にしたが、コンラッドはハンターに任せろと実績を信頼していた。
でもニックはリリーの事が心配だった。


ニックは、未だ具合の悪いリリーにセカンドオピニオンを勧めた。
だがリリーは信用できるのはハンター先生だけ、と言って取り合わなかった。

その上、それがきっかけでニックはリリーの担当を外されてしまった。
リリーがハンターに話をしたようだった。

ハンターはニックに言った。
「診察所を探るのはやめて。
治療に疑問を持ったり、患者を不安にすることもね。
今後私の患者には関わらせないわ。
態度次第では看護師を辞めさせる。
警告でも脅迫でもない、約束よ」

ニックとコンラッド


コンラッドはニックに、プライベートな話をほとんどしていなかったようだった。

歩み寄ろうとするコンラッドに、ニックは私生活の話をせがんだ。
「弱さの印とは思わないわ」
コンラッドは分かった、と言って話し始めた。
「両親が離婚して、俺は父のところに。
知っての通り母は死んだ。
父の事は……嫌いだ。嫌な男さ」
「なぜ?」
「父親にふさわしくない男だからだ」
「どうして?」
するとコンラッドは態度を豹変させた。
「俺はもう子供じゃない」
嫌なことを話す気はない、と突然険悪なムードにした。


長い一日が終わり、コンラッドが病院から帰ろうとすると、一緒に車に乗り込むニックとジュードを見てしまう。

ニックは、患者を亡くしたジュードを慰める為につきあっているのだが、コンラッドは何も知らなかった。

投資家


ベルは投資家に自分の名をつけた手術道具「ベル2.0」のプレゼンをしていた。
だが投資家はまったく興味を示さなかった。

CEOは投資家に「ガン」が一番の収入源だと説明をし、ハンターに院内の案内をさせた。

投資家はハンターを気に入った。
「私は勝ち馬に賭けたいんだ。
その為に元妻と息子までも犠牲にしてきた」


その投資家の息子というのは、コンラッドだった。

コンラッドの目の前に何の前触れもなく、嫌いな父親が現れた――。




かんそう


CEOのカネ、カネがあからさますぎて笑ってしまうのですが、同時手術で利益率を上げるっていう発想は、本当に怖い~。

同時にしないといけない事情があるならまだしも、普通以上にトラブル発生させてるだけでした。

ドラマの進行では、冒頭でオカフォーが責められているシーンから始まり、「何をしたんだろう?」という疑問を持って進むので、同時手術が始まった時には「誰か死ぬんだ。いやもしかしたら全員死ぬのかも!」くらいドキドキしました。

でも結果、死んでしまったのは同時手術に関係のない患者さんで、基本的には全員無事手術成功して終わってホッ、という。

ところがオカフォーがとんでもないミスをしていた、という落ちでした。

でもオカフォーは、仕事が終わると手作りのドレスでめかしこんで出かけていきました。
この気持ちの切り替えというか、オカフォーの仕事に感情を持ち込まないという極端な姿勢も垣間見れました。

ベルは薬のおかげで、手術のミスは防いでいますけどどんどん副作用が出始めてきています。
怖いよ~。

今回のハンターとベルを見て、やっぱり真の悪人はハンターだな、と感じました。

ベルは、投資家への売り込みも失敗してて、実は可哀想な位w
そもそも手が震えちゃうのも、病気だしね。
それを隠すのはよくないけど、医療ミスさせたくてしているわけではないし。

だんだんベルに同情してきましたw
悪人というよりただ見栄っ張りで小ずるい感じの小物感のあるベルが、可愛く思えてきたw

それに反して、ハンターはマジの悪人でしょ!
とうとうニックに脅しをかけましたよ!
投資家との会話を聞いていても、医療=金儲け的なドライな感じが出ていましたし。

そう考えるとベルのプレゼンした手術道具なんて、ほんとにどーでもいいんだろうなw

さらにその投資家がコンラッドのパパだったという!!

コンラッドは以前つきあっていたニックにも私生活についてはほとんど話していないようで。
そんなんだからニックは別れる事にしたのかもね。

そしてそしてジュードよ!
あれ? 辞めてないじゃんw

再登場はあるとは思っていたけど、まだ病院で働いていましたw

でもおかげで三角関係ネタがしばらく続きそう!




(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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