LAW & ORDER:性犯罪特捜班/SVU シーズン23 第15話 若きエリートたち(Promising Young Gentlemen)

2022/09/24

LAW&ORDER:性犯罪特捜班 LAW&ORDER:性犯罪特捜班 シーズン23 クライム ジェーン洞 リーガルドラマ

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あらすじ

©2022 NBCUniversal Media, LLC

2022年6月17日(金)22:00~ FOX 日本初放送 (全22話)
(アメリカ放送 2021年9月~)

【登場人物】



カリシとロリンズ

ロリンズはカリシの実家を訪ねた。
恋人として母親に紹介され、気難しいと言われていたが無事気に入られて安心する。

だが帰宅後、さっきまで一緒だった姪のミアから連絡が入った。
ミアが世話人をしているハドソン大学女子寮の学生がレイプされた、という。

ビショップ・クラブレイプ事件

被害者のアナベルはビショップ・クラブという男子の食事会に参加していた。
貸し切りバスで移動し、高級ステーキ店で食事という豪華なイベントだった。

バスの中に荷物を置いていくのがルールだと言われ、それに従っていた。
食事が終わると数名が荷物は寮にあると、寮に招かれた。
そして泥酔状態で寮にいき、無意識になり気づいたらレイプされていたという。
「二人が私を押さえていた」
でも名前などは知らないという。

男子寮

フィンとロリンズが男子寮へ行き、寮生たちを連行した。
寮生たちは、レイプ被害の捜査にも特に慌てず、同意の上だとレイプを否定した。

オリビアは、組織的に計画された犯行、余罪もあるはずと睨むが、カリシにとってはまだ確実な勝算はなかった。

過保護丸出しの親たちが押し掛けて、息子たちを連れ帰った。
貧困層だったらとっくに逮捕されているはず。自白も望めそうにない。

関係者

バスの運転手やステーキハウスの店員に話を聞いた。
寮生たちは彼等を見下して、ボロを出している可能性がある。
レストランではとにかく酒を飲ませろと指示されていた。
運転手は雇われているだけだ、と他人事だった。
「金持ちで何事もゲーム感覚の若者だ、バスに置いた荷物は寮に届け、オスカーに預けた」

オスカー

再び寮へ行き、30年寮の管理をしているというオスカーの話を聞いた。
「昔は紳士的だった」
土曜の夜、帰り際にアナベルが泣いているのは見ていた。
だが、翌日オースティンという生徒に尋ねたら、彼女も楽しんでいた、と言われそのままにしていた。

ロリンズとフィンは、寮の中に飾られている肖像画に知った顔を見つける。
増悪犯罪班の刑事、ゴールドスタインだった。

ゴールドスタイン

SVUにゴールドスタインを呼び、捜査に協力してもらう。
「20年前は紳士的な雰囲気だった。女性を泊めてもレイプなどしない。
彼らは口が硬い。だが信頼している相手になら口を滑らせる」

ゴールドスタインにカメラを仕込んで、寮を訪ねてもらった。
伝説のOBの登場に寮生たちは大歓迎し、彼を囲んでクラブのテーマソングを全員で歌う。
その内容はレイプの自白そのものだった。
「商売女は男の敵。酔っただけで誰でもヤらせる……」
その映像を見てカリシは全員を第一級レイプの共謀罪に問うと決めた。

増悪

フリーマン学長は大学内で処理する、と悠長だったが、オリビアは厳しく逮捕と家宅捜査を宣言し、実行した。
だがどの生徒も態度はふてぶてしく、親に頼めば解決してもらえると余裕だった。

夜、寮の前でデモをしていたミア達が寮生に襲われた。
警察は先にデモ隊が敷地に入ったからと、逮捕できなかった。
男子寮には女性を蔑視する垂れ幕、アナベルの顔をつけた人形などがかかっていた。

ミア曰く、平和的なデモだったのに、商売女は帰れと男子生徒がホースを持ち出したという。
アナベルは催涙スプレーをかけられた。

オリビアは全女性への宣戦布告だと怒りを隠さない。
ゴールドスタインは増悪犯罪の適応を提案する。
検察は性別によるヘイトを想定していないだろうが、オリビアは言う。
「変革の時よ」
彼等は女性に対して嫌悪している。
「前例をつくるのに最適」

だがレイプに絞るべきという声もある。
女性増悪とレイプは結びつかず、偏見の有無をはっきりさせる必要がある。
するとゴールドスタインが共有画像によいものがあると見せた。
彼等はレイプした女性が寝ている間に身体に落書きをしていた。
「アバズレ」「商売女」などの侮蔑を。

カリシはレイプ犯3人に増悪犯罪を加えた。
「アナベルは女性というだけで標的にされました」

証言

その直後、ジェイコブという生徒が父親と一緒にオリビア達のところへやってきた。
「あの夜見たことを……証言するよ」
主犯、手口、見学者を吐き、本人はレイプの時、取り押さえていた。
「悪いと思ってる。悔やんでるんだ。僕はやってない」
「でも手を貸したわ。その事実と一生向き合っていくの」

証言の見返りとしてジェイコブは刑期1年となった。
そこから他の生徒達も崩していった。

オースティンはそれでもふてぶてしくレイプを認めようとはしなかった。
同席したゴールドスタインに、ユダヤ人は抜け目がないな、といいカリシに新たな増悪犯罪を付け足された。


結局、裁判は避けられた。
クラブも閉鎖された。

ミアは感謝した。
「私達の声が聞き入られた」



レイプからヘイトクライムという世俗を反映したSVUらしい事件でした。
でもああいう金持ちおぼっちゃまの無敵感は、時代とは関係なくあるものな気がしますね。金と若さと甘い親が組み合わさったら怖いものなし?
でもその怖いものなしが結局怖いものを呼んでしまうんだろうけど。
刑務所で反省できるといいですね。

(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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