あらすじ
マッチングアプリ
ベラスコが仕事の後、ミスター・ライト・ナウというアプリでマッチングした、リサという女性とデートをした。
リサは偶然にもそのアプリ会社の社員だった。
ベラスコが到着した時から飲んでご機嫌に酔っ払っていた。
リサの部屋の前まで送るが、リサは酔って鍵も満足にさせない状態だった。
ベラスコが手伝おうと手を出すと、突然「触らないで!」と過剰に反応して怯え、階段から落ちてしまう。
翌朝、オリビアが病院に行くと、リサに大事はなかったがベラスコ曰く、PTSDの症状だということで詳しい話を聞く。
リサは最初は隠そうとしたが、結局オリビアに打ち明けた。
「ボスにレイプされたの」
リサ
先週、リサは会社のCEOのジャクソン・ライトとアプリでマッチングしていた。
社員は全員登録しているから可能性は0ではないが、まさか本当にデートするつもりはなかったという。
それでもジャクソンに「社員がアプリを信じなくてどうする」と言われ、デートをしたらレイプされてしまったのだった。
それはまるでヘイト・セックスだったというが、ジャクソンは悪いとは思っていない、と言った。
クレス
リサの後見人のクレスは、アプリ会社のCFOで、ジャクソンとも友人だった。
そのため、リサはレイプの件を言いたくても、なかなか言えなかった。
オリビアとフィンがクレスに会いに行くと、リサの話を全く信用しなかった。
「ジャクソンとは大学の同期で妻サラとは親友だったのよ」
ジャクソンがアプリ会社を設立したきかっけは、妻のサラを亡くした寂しさからだという。
ジャクソンから話を聞きたい、というクレスにオリビアは今はまだ何もしないで、と念を押した。
ジャクソン
しかし、クレスは勝手なことをした。
オリビアとフィンがジャクソンの自宅を訪ねると、話もろくにする間もなく、ミスター・ライト社の株が大量に売られているのに気づき、慌てた。
ジャクソンはクレスに確認しようとするが、そのクレスはジャクソンが性的暴行疑惑になったので、CFOを辞任する、と発表していた。
クレスにリサの話をした時との反応の違いに、女性2人が共謀した疑いも出た。
オリビアは違うと信じるが、ジャクソン側はそこを突くだろう。
証拠
クレスをSVUに呼ぶと、ジャクソンの余罪が見つかったという。
会員データを調べたら、ジャクソンとマッチングした1人の女性が直後に退会していた。
だがその女性はマウイ島旅行をプレゼントされており、賄賂を受け取っている。
他、3人がマッチングしていたが3人は確かに嫌なセックスだったがレイプではない、と証言した。
結局、リサの件のみでジャクソンを起訴することに。
しかし、クレスの行動からジャクソンは「会社を乗っ取るためにはめられた」と主張を始める。
実際、クレスは即座に自分の会社を興し、新規のマッチングアプリまで登録していた。
再びクレスをSVUに呼んで事情をきくと、クレスはリサの裁判に不利になるという考えがなく、全部たまたまだと主張した。
「リサは何も知らない」
あくまでもリサの味方の姿勢は変わっていなかった。
だがリサは、クレスの行動のせいで訴えが疑われた、とSVUで顔を合わせた時、クレスを責めた。
するとクレスは、自宅に戻ると自殺をし、オリビアに発見されて未遂で済んだ。
裁判
ベラスコ、リサが証言しても、厳しい状況だった。
翌日、復帰したクレスも証言台に座った。
反対尋問で追及されると、クレスは突然「私も同じ目に遭った」と言い出す。
その場にいた全員が初めて聞く話で、場は混乱し、急遽、中断して仕切り直しになった。
秘密
オリビアがクレスの話を聞くと、サラの死の3ヶ月後にジャクソンに誘われ、断ったのにレイプされたという。
その時、「二度としない、会社に必要だ」とCFOの座を用意されていた。
それは口止め料だった。
クレスはその時の謝罪は本心だと思った、という。
オリビアは当時のジャクソンの心情からそう思うのもわかる、と同調した。
だが他にも誰にも話していないことがあった。
判決
裁判が再開され、ジャクソンが証言台に座った。
ジャクソンは余裕の態度でリサもクレスも襲っていないと、クレスをウソつき呼ばわりする。
だがカリシがクレスから聞いた情報を公表すると一変した。
ジャクソンは手荒な性行為にはまっているようで、それを妻にも強要していた可能性がある。
「それに嫌気がさして奥さんは死の数ヶ月前から離婚を望んでいたのでは?」
すると誰に聞いた? あのクソ女か?と取り乱し始めた。
そして立ち上がり、大声で怒鳴り続ける。
「女は嘘をつく。気分屋で、望みが叶わなければレイプとわめく!!」
ジャクソンは第1級レイプ罪で有罪になった。
ロリンズが母親の看病ということでお休みでした。
SVU的には比較的あるあるな事件でしたが、ジャクソンがレイプ犯なのはさておき、クレスが被害者なんですけど、共感するのが難しい存在でした。
なんでジャクソンみたいな奴とわかってて、一緒に仕事ができるんだろう。
引いた目で見ると、今は独立してもジャクソンなしでもやっていけるから切り離しただけ……という感じに見えてしまう。
クレスも可哀想なはずなのに、通報せず、賄賂を受け取り、自分は二度とジャクソンの被害には逢わない、という安全地帯を確保しておきながら、ジャクソンがマッチングアプリを使っているのを黙認していたなんて……。
自分さえよければ~、っていう見方もできなくもなくてもやもやしますね。
しかもクレスは仕事ができる?のかできないのかもわからない。
勝手な独立、自殺未遂。
リサのレイプ被害はクレスの行動で防げたはず……。
SVU的にはあるあるって書きましたけど、被害者に対してこんなにもやもやできる事件っていうのは実はなかなかない……ような気がしました。さすがSVU。
2 件のコメント:
ベラスコ刑事の話から始まりましたね。
ジャクソンもクレスも、なんだかめちゃくちゃでしたね。
どっちもどっち。だから一緒に働けるのかな。ある意味類友でした。
あの自殺未遂はなんだったんだ?オリビアに電話するあたり、嘘っぽい。とんでもない人達で、みていてイライラしてしまいました。
早くロリンズ、戻ってほしい。
ほんとリサが災難な環境でしたよね。
そしてリサが身内からの被害に遭いながらもまだマッチングアプリを使っているのも不思議でしたね
それほどマッチングアプリが身近な存在、ということなのかもしれませんが。
コメントを投稿