あらすじ
2022年5月5日（木）～AXNでシーズン9 日本初放送（全16話）
(アメリカ放送 2020年9月～）
狙われたカフェ主人
ある惣菜店の主人ロニーが荷物の運搬作業中、地下室のハシゴから落下して腕に大怪我をした。
妻は悲鳴を聞いて駆け付けたという。
病院に搬送する際に、妻が隣のカフェの店員に店の戸締りを頼んでいた。
病院から戻ったバイオレットは、バイオレット宛ての置手紙を渡される。そこには「転落は事故じゃない」という一文が書いてあった。
先程の現場で、確かにシルビーがバイオレットの名を叫んでいたので、名前を知られる機会はあった。
ロニーのことに間違いないが、まずは手紙のことは伏せて本人に話を聞きに店に行く。
その時、カフェ店員がマフィンの差し入れをして出ていった。
ロニーに転落の記憶はなく、気が付いたら落ちていたという。
誰か目撃者はいないのか、とカフェ店員のことを聞くと、その男がカフェを広げるのに惣菜店を買いたいと言っている事を知る。
ロニーにその気はないのにしょっちゅうマフィンを持ってくるのだという。
二人には手に負えず、モリーズで特捜班のルゼックに手紙を見せた。
「隣の店主が犯人かもしれない」
だがルゼックは、何かの事件が起きてるなら警察にメモを渡せるはずだ、と悪戯扱いする。
「何故救急隊に？ 相手にしちゃダメだ」
ところが数日後、またしても惣菜店から救急要請を受ける。
気づいたら倒れていた、と妻が店内で倒れるロニーを発見していた。
バイオレットが診たところロニーには過剰摂取の反応が見られた。
バイオレットはカウンターンにある食べかけのマフィンを見て、確信をする。
そして過剰摂取の対応をするとロニーが目を覚ました。
「きっと前回も薬を盛られたのよ」
搬送時にはまたしてもカフェの店員もやってきて、ロニーを心配する。
シルビーとバイオレットは、妻を救急車には乗せずわざとカフェ店員に病院に送らせるよう指示を出した。
そして病院で待ち構えていたルゼックに引き渡す。
ところがカフェ店員は警官の姿に明らかに動揺しつつも、同行を求められるとバイオレットの名前を呼んで助けを求めた。
「違うんだ。俺じゃない」
「あなたが手紙を？」
「そうだ」
そして妻を犯人だという。
「ご主人に隠れて俺のところへきて店を売りたいと」
妻は否定するが、マフィンと妻のいれたコーヒーの入ったマグカップを調べれば答えは出るだろう。
セブライド教官
セブライドが教官となって訓練生の訓練を始めた。
その中にジェイコブ・マーサーという大隊長の友人である、マーサー隊長の息子が混ざっていたが、正直適正があるかは疑わしかった。
だが、直々によろしくと言われると、何も言えなかった。
ジェイコブは確かに頑張ってはいるが、何をしてもどこかミスが入り誰が見ても不安を感じた。
本来ならば途中で追い出している所だが、セブライドはボーデンやジェイコブの父親の期待を知ってその判断を飲み込んでしまう。
翌日、より実践的な訓練用の部屋に煙を炊いた訓練が行われた。
ジェイコブは前日に訓練で手を火傷していた為、酸素ボンベの準備をして手伝った。
すると一人の生徒が「ボンベから変なにおいがする」と訴える。
セブライドが臭いを確認すると、一酸化炭素の匂いだった。
セブライドは慌てて訓練部屋の換気をしろ、とジェイコブに頼んで救助に入るが、ジェイコブは足がこわばって一歩も動けなかった。
すでに倒れている生徒もいたがセブライドが救出した。
酸素を準備する際に、隣でアイドリングしていた車両があったのが原因で排ガスが混ざっていた。
それは注意書きにも「排ガスの近くで使うな」と書いてあることだった。
あと一歩で死者を出す事故にセブライドは責任を感じる。
その後、ジェイコブを処分したことでセブライドは父親に怒鳴り込まれる。
「訓練生のつもりにするとは何事だ！ 教官の仕事を終わりにしてやる！」
セブライドはそのことを自分で処理しようと大隊長には黙っていた。
だが耳に入らないわけがなく、大隊長は何故言わなかったと怒り、友情よりも正しい仕事を選んだ。
「奴は一線を越えた。クソくらえだ」
その後セブライドは独りでマーサー隊長の自宅を訪ねた。文句でもいうのかと剣幕に迎えるマーサーに対して冷静だった。
「あなたはいい父親です。息子思いで。ジェイコブもそれに値いするいいこだが、消防士ではない」
大隊長として見てください、と諭すとマーサーも渋々態度を軟化させた。
結果、セブライドは教官を続けられることになった。
ケイシー
ケイシーの頭痛は治まっていた。周囲にも安心させるため報告をした。
だがシルビーが仕事で向かったシカゴ病院で、ウィル医師に会うとケイシーに頭痛の友人がいるという相談を受けたと言われる。
シルビーはケイシーに自分のことでしょ、と確認をするがケイシーは素直に認めた。
「でも頭痛は治ったんだ」
その後ケイシーはシルビーの心配を受けて、楽観はできないと精密検査を受けることにする。
もともと医者から言われた「次は危ない」という言葉も気になっていた。
それを聞いたシルビーは、今まで助けてもらっていたからと病院につきそうことにするが、その予定日はグレンジャーとのスキー旅行の日と重なっていた。
だがシルビーは何も言わずケイシーにつきあうことにした。
リッター
リッターはロックダウンの閉鎖的な生活が原因で、エリックという恋人と2ヶ月前に別れていた。
そこへハーマンがアンディという知り合いがいる、とブラインドデートをセッティングをする
リッターは乗り気じゃないが押し切られて仕方なくアンディと会う。
するとアンディはカフェの店員への態度がいきなり横柄で、リッターは会ってから思い出した。
過去にエリックにつきあいがあり、支配的で文句ばかりだという話を聞いていた事を。
するとアンディはエリックも面倒な奴だった、と言い返しリッターはエリックは君には値しない、と庇ってその場で席を立った。
その後、アンディから話をきいたエリックが署にやってきた。
実はアンディの性格の悪さと、エリックとの過去はハーマンの計算のうちだった。
これをきっかけにリッターとエリックは復縁しそうな気配を見せる。
ケイシーの頭痛が治ったは最初ウソだろ！ って思っていたんですが、本当のようでなんのこっちゃ……。
それでも検査を受けるって、だったら痛い時に我慢しないでいってくださいよ～って感じ。
そしてシルビーは結局グレンジャーを弄んだ結果になってしまうの？
ファイアって人情ドラマは上手いのに恋愛ドラマは下手なの？
今応援できるカップルがいないからそう思うだけかもしれませんが……。
カフェの店員はいかにも怪しかったのと妻も挙動不審だったのである意味、バレバレでもあり、でも妻がそんなことする？？ っていう驚きはしっかりあしました。
けどあの妻も薬もるってバレバレすぎじゃない？ みたいなガバガバもファイアだからいっかー、なんですけど。
それにしてもルゼックも「いたずらっしょ」みたいな扱いしてるのも軽くて良かったですｗ
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