あらすじ
Law and Order SVU 23x05 Promo "Fast Times @TheWheelhouse"
TIKTOKレイプ事件
TIKTOKで人気のインフルエンサーたちのコラボ動画が撮影され、バズった。
その一週間後、打ち上げパーティーでレイプされたというダンサーのウィラの告発動画が投稿され、すぐに削除された。
オリビアはノアに見せられてその動画を見ていた。
動画はウィールハウスというインフルエンサーが住むコンテンツハウスで撮影され、中心人物はテートとリアムのリバース兄弟だった。
ハウスの運営者はオタクのディギー・ウィーラー。表に出る存在ではないが運営者としての権力は持っている。
ウィラはコラボのおかげでフォロワーが増加し、恩恵は受けているが、ハウスとの契約は結べなかった。
ウィラ
オリビアとロリンズがウィラと公園で会った。
迷いつつも公表して彼等の酷さを伝えたかったが、ファンからの誹謗中傷が酷くて動画を削除したという。
被害者であるはずのウィラがDMで嫌がらせを受けていた。
レイプの状況を詳しく聞き取るが、撮影はしていないようで証拠はなかった。その上検査もしておらず、一週間は経っている。
同行していた友人のケヴァンに発見され、相談をしている。
ウィラはレイプのショックもあるが、契約できない、と泣いた。
ウィラが運営者のティギーから謝罪DMを受け取った。
「彼なら話すかもしれない」
ウィールハウス
オリビアは別件でつきあいのあるベル巡査部長から刑事を借りて、ウィールハウスに潜入させた。
その上で、ウィラとティギーを接触させる。
ティギーがレイプではなく合意だと聞いていると話していると、そこへ留守のはずのリバース兄弟が現れた。
ウィラを「自称被害者」と呼び何の用だ、と高圧的な態度で動画についての謝罪まで求めた。
そしてむりやり生配信を始め、ウィラに謝罪をさせる。
カメラを向けられるとウィラはキャラを作るしかないが、オリビア達と潜入刑事が乱入して配信を止めた。
「また彼等に侮辱されたわ。世界に向けて」
連行されたリバース兄弟はやり手の弁護士を雇い、証拠がないことや謝罪動画を盾に合意を主張する。
ティギーは、合意だときいており、謝罪は誠実でいたかっただけだと中立の立場をとった。
「ああいう場の運営は誤解を生みやすい」
挑発動画
リバース兄弟はウィラを貶める動画をさらに投稿する。
「刑事とマヌケな検事補は結局逮捕できなかった。連中は市民の敵だ」
その挑発こそが自白したようなもので、かえって勝算が立ち、逮捕をする。
罪状認否
罪状認否を無罪ですり抜けたリバース兄弟はすぐに裁判所の前で警察批判の配信をする。
その影響で外へ出たカリシとロリンズには彼等のファンから物が投げつけられた。
それを受けてカリシは口止め命令を要請するが、警告に留められた。
それでも公判中は何も投稿できないことになった。
裁判所内で、ティギーとウィラがニアミスになり、ティギーはウィラに近寄って謝罪をした。
だが兄弟側についているティギーに、カリシとオリビアはティギーに強い態度を見せる。
「嘘をつく理由がどちらにあるか考えろ」
証言
オリビアやウィラが証言をするが、結局明確な証拠がないままだった。
その上、ウィラは人気稼ぎの自作自演とまで言われてしまう。
ティギー
ウィラは裁判から、自分を招待したティギーもグルだと再会したティギーを責めた。
「レイプの片棒を担いだのね」
「誤解だ」
「彼等がそういった」
するとその夜ティギーが生配信をした。
「ウィラを守れなかった。二人はクロだ。
『やめて』は明確な意思表示。ウィラの話を信じるべきだった。
ウィラ負けないで。そしていつか僕を許して欲しい」
ティギー証言
弁護士は、SNS使用制限を破って投稿されたこの動画を利用して審理無効を訴える。
そこをカリシは大きな問題ではない、としディギーを検察側の証人として利用した。
そしてティギーはレイプはあったと証言をした。
もともとウィラをハウスに招待したのは才能があると思ったから。
なのに契約しなかったのは、リバース兄弟からウィラが自分にネガティブなイメージを持っていると聞かされたからだった。
そしてウィラを黙らせ、告発を潰すという発言も聞いていた。
「黙っていてすみません」
弁護士は、ティギーには人気者であるリバース兄弟のような恩恵がないのでは? と突っ込む。
ウィラへの大量のメールなどからウィラへの気持ちによる打算だと突っ込まれると、ティギーは興奮して立ち上がる。
「彼等の魂胆を知ってる。僕にマウント取る為にレイプしたんだ! 泣きながら帰る少女を何人も見た。散々僕に尻ぬぐいさせた挙句、僕が惚れた子をレイプした!」
ティギーは侮辱罪で拘束されてしまった。
評決
混乱もあったが裁判官の判断で評決に至る。だが陪審が出したのはすべてにおいての無罪だった。
「私の生活を知ってほしくてSNSを始めたのに。こんな生活誰が見たい?」
ウィラは報われなかった。
裁判後、拘置所にいるティギーをカリシが訪ねた。
結果を伝えるとティギーは驚きはせず、負け戦だとこぼす。
「最前列の赤毛の女性陪審員が二人に見とれてた。色目を使ってたよ」
カリシがすぐに調べると、無罪評決の直後に法廷の外でリバース兄弟と撮った写真をツイートしていた。
そして最新ツイートは「ウィールハウスのパーティーに招待された」だった。
また他の陪審員にもDMを送っていたことがわかった。
さすがに弁護士も呆れるしかなかった。
リバース兄弟は買収罪に問われることになった。
取引きに応じて7年、5年後には仮釈放されるだろうが、それだけでもウィラには朗報だった。
「その頃には老けてる」
ウィラは、イメージ転換を図るティギーからは謝罪を受け、そして契約もしていた。
「これからは救済チームになるの。性犯罪の被害者や差別された人、心を病んだ人の」
オリビアはティギーの変わり身の早さに驚くも、よいことだと喜んだ。
完全な日本人なので、ウィラとウィールハウスだけでもややこしい!!!ってなるんですけどネイティブには気にならないんでしょうかね。
ということが度々海ドラでは感じます。
やっと? 本来のSVUの流れが戻って来たかな~と感じました。
でもあらすじには省いているんですが、この合間に「LAW & ORDER: 組織犯罪特捜班」ネタが入っているんです。
潜入刑事とかうまい具合にリンクはさせていますけど……。
がっつりクロスオーバーならそういうものだってなるんですけど、平常リンクは見ていないとかなり邪魔くさいですね。
急にナンノハナシダ!? になってしまうし、「LAW & ORDER: 組織犯罪特捜班」しか見ていない人もびっくりしてるんじゃないでしょうか。
今回は人身売買の捜査で、オリビアが協力して助っ人(アルバニアの自警団、ミスター・バクタシ)を手配し、重要な情報を入手していました。
平常リンクはシカゴファイアとPDの関係が一番楽しくて嬉しいですね。
ファイアで事件が起きたらPDの刑事が登場するけど、それはPDの世界には持ち帰らない、という。いわば豪華なエキストラでちょうどよい。
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