LAW & ORDER:性犯罪特捜班/SVU シーズン22 11話「届かない声/OUR WORDS WILL NOT BE HEARD」

2021/07/24

LAW&ORDER:性犯罪特捜班 LAW&ORDER:性犯罪特捜班 シーズン22 クライム ジェーン洞 リーガルドラマ

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あらすじ

Heidi Gutman/NBC | 2021 NBCUniversal Media, LLCdia, LLC


2021年5月14日(金)22:00~ FOX 日本初放送 (全?話)
(アメリカ放送 2020年9月~)

【登場人物】



ジェイボン

ジェイボンの新しい弁護団が示談を取り止め、NY市警への別の訴訟と絡めようとしている、とオリビアは警視正に呼び出されて知る。

目的は金ではなく、BLM(黒人差別抗議運動)への市警の対応への不満からだろう。
警察に変化が求められている事はオリビアも同感する。

だが警察とジェイボン側はオリビアをスケープゴートにするつもりらしい、と警視正言われてしまう。
そういえばオリビアにはIAB(内務監査部)からの連絡が来ていなかった。
「IABの動きを待たず、自分で身を守れ。弁護士を雇うんだ」
警視正からの率直なアドバイスだった。

オリビアはIABのカリー警部にジェイボンの件を相談した。
するとお咎めなし、だと言われて驚く。

「警察はオリビアの判断ミスを認めれば大問題になる。ジョージ・フロイド事件後の騒動は誰も望んでない」
本部は世間に弱味を見せたくないのだろう。

オリビアは考えるきっかけを与えてくれたカリーに感謝をした。

と同時に他の問題のある刑事達に対しても同じ処置だという事を知る。
完全なクロであっても全員不起訴。
ペナルティも異動だけで、和解金は市が支払う。
カリーは納得できていなかった。
「内部がかわらなきゃ意味がない」
オリビアはまたしても考えさせられる。

オフィスに戻り、フィンに話した。
「結局警察本部は手を尽くし改革を遅らせている」
フィンは知ってた、と驚かなかった。
「古い連中は変化に抵抗する」

女性拉致事件

SVUにカリシがニコールという黒人の活動家を連れてやってきた。
表向きは友人となっていたが、そうではないだろうという事は2人をずっと見ていれば気づく事だった。

ニコールの妹サラが昨夜から行方不明だという。
ニコールは行方不明の非白人女性が沢山いることをアピールする活動をしていた為、ヘイトグループからのいやがらせは日常茶飯事だった。

恐らくニコールへの脅しで狙われたのだろう。

サラのアパート捜索

サラのアパートへ行き、ルームメイトの話を聞く。
ここ1週間は留守で恋人の家に行っているという。
恋人の事はニコールには伝えていなかった。

ルームメイトはそれも仕方ないといった感じで言った。
「サラはゲイ。しかも恋人のアリシアは白人で車椅子なの」

すぐにアリシアの携帯の番号にかけると救急救命士が出た。
アリシアは負傷して見つかっていたのだった。

アリシア聴取

アリシアは、サラといたところをフォレストという男の子に声を掛けられていた。
その男の子を連れた白人のカップルに食事に誘われ、信用してバンに乗ってしまったという。
「車のナンバーは見てない」

途中女性と子供が車から降りると、突然現れた銃を持ったヒゲの男に脅されていた。
「サラと性的な事を強要され、録画された。終わるとサラだけ連れて自分は捨てられた」
そして言われていた。
「サラに会いたい時は、動画を見ろ」

オークション

ダークウェブでクルー23/2を名乗るアカウントでサラの動画が投稿されているのを発見した。
その数字は白人至上主義者のヘイトグループが良く使う数字だった。

「黒人女と白人女の絡みの感想は?」
マスクをしたヒゲの男が話している。

そしてサラをオークションにかけていた。真夜中の生配信を約束して。

0時まではあと6時間。

ダークウェブの追跡には時間がかかる為、ただ待っている訳にはいかない。

無駄に宣伝にならぬよう報道を避け内密に動いた。
「公表したところで情報は得られない」
ニコールは最初から妹が狙われていたのだと、確信をした。

ジェイボンとオリビア

時間が迫る中、オリビアはジェイボンとの証言録取で捜査を抜ける。

すると弁護士事務所でジェイボンと2人きりになってしまう。
ジェイボンはすぐにオリビアに不問の件で祝った。
「おめでとう」

嫌味であることは分かるので、オリビアは変化を起こすべきだとジェイボンにも思いを伝える。
「内部でも持て余している悪徳警官の排除のチャンスかもしれない。
話さなくてはいけない状況にすれば……」

オリビアは裁判所命令を出せばいいのではないか、とアイデアを持っているようだった。
それがわかるとオリビアに否定的な態度を取り続けていたジェイボンも興味を持ち始めた。

情報

フィンとキャットは、ゲイリー・パッカーという工事現場で働く差別主義者を逮捕した。
本人は否定したが、フィンに対する態度でバレバレだった。

だが実はそれはすべて演技で、3人だけになると素に戻った。
パッカーは差別主義者の潜入捜査中の刑事だった。

パッカーにサラの動画を見せ何か分かる事はないか、と尋ねる。
すると仮面の男に会った事がある事に気づく。

だが彼らは基本的に本名を隠しているという。

妻とフォレストという息子がいることは知っているが、それはKKKの最高幹部にちなんだ名前で大勢いるという。
「家族のことはわからない」
だがフィンが潜入中には報告書に書けないような出会いもあるんじゃないのか? とパッカーを探ると、妻と知り合った時に興味を持ってIDを盗み見ていた事を打ち明けた。

容疑者の妻

妻の名前はモリー・アンダーソン。
アリシアも写真から特定していた。

モリーの夫リックはフリーのIT顧問だという。

動画に映っていたのは、ヒゲの男とサラ達に声を掛けた時にモリーと一緒にいた男だった。
「夫はいい人よ!」
モリーはやたら法に詳しく、よほど隙がないのかこの状況にも余裕の態度で弁護士を要求した。

0時まではあと3時間。

手掛かり

突然何も知らされずニコールがTVでインタビューを受けているのが流れた。
「NY市警は妹の捜索に全力を尽くしてない」

すると犯人達も放送を見たようで、突然また配信が始まった。
もうサラを殺すと言っている。

するとサラが抵抗し、暴れてカメラが倒れた。お陰で見えなかった部屋の様子が一部分かった。
どこかの地下室にいるらしい。

すぐにモリーを共犯として脅した。
「彼らがサラを殺せばあなたも私刑になる」
知らないとは言えなかった。子供を使って誘拐したのだから。

だがモリーは夫には連絡を取る手段がないという。でももう1人の男が実は弟のステイーブだと言い出した。
連絡方法もあり、話を聞くはずだろうと。

モリーが連絡をすると確かに動画の中で携帯に反応する様子が確認できた。
サラ達を誘拐した時に一緒にいたのが弟のスティーブだったのだ。

モリーの携帯がスティーブと繋がると、画面の外でリックの怒鳴る声と共に銃声が聞こえ、配信が中断された。

進展

オリビアはニコールに進捗を確認されると、インタビューが拡散されたせいでサラを殺すと言い始めているとだけ告げた。

ショックを受けつつもニコールはもうマスコミにはもう漏らさないと約束をし、最新情報を教えてもらう。

リックの妻モリーを拘束している事。
1人は彼女の弟で、その携帯を追跡している事。
そして現状のサラの生存が不明な事を。

そんな中、スティーヴの携帯の追跡によってサラ達がチェルシーにいると判明した。

リックが富裕層のIT顧門をしていることから、チェルシーに家を持つ顧客を調べ、5人にまで絞り込み地下室を捜して特定した。

ところが突入すると、そこにはスティーブだけが取り残されていた。
撃たれた腹から血を流していたがまだ息はあった。

スティーブは警察がこのまま死なせる訳がない、と瀕死になりながらも2人の行き先を黙って居るつもりだった。

するとオリビアは目の前で救急車をキャンセルした。

生配信

スティーブの吐いた情報から、サラ達が移動したという倉庫に到着した。
すると監視カメラで見ているようで、SVUら警察の動きが分かっている事を生配信していた。
「NY市警がくるぞ」

最初に約束していた生配信を開始する0時までは、あと数分だった。

もうリックは顔も隠さずカメラに向かって話している。
「お前らは証人だ」

するとリックは直前でサラを解放した。
オリビア達が突入すると、逃げていたサラを無事確保した。

そしてリックを逮捕した。
リックは投降の様子を生配信しようとカメラを床に置いていたのだが、カメラはすぐに蹴り飛ばされていた。
リックの計画はすべて不完全なまま終わった。

解決後

ニコールはオリビアに礼を伝え、捜査の足をひっぱった事への謝罪もした。
だがそれはそれとして活動への協力を求めた。
「追及の手は緩めない」
側にいたカリシは人出不足であることを知っているので、口を挟もうとしたがオリビアは気にせず引き受けた。


警視正はオリビアにジェイボンの件についての最新情報を伝えた。

ジェイボン弁護団の要求は、偏見をなくす訓練の予算配分、市民による監視だった。
拒否すれば裁判になる。
警察は受け入れるのだろうか?

警視正はこれ以上オリビアの立場が悪くならない様、ステイブラーとの関わりについても注意した。
ステイブラーはかなり暴れているらしく問題児扱いになっている。
「今、君を失う訳にはいかない」



↑ジェイボンの回です

・ロリンズお休み回でした。

BLM関係は永遠のテーマではありますが、今シーズンは特に時期的に強く影響を受けていると思うのでジェイボンの名前はちらちら出続けるんだろうな~と思います。

とりあえずオリビアの処分どうなるのか気になっていたのですが、お咎めなしという結果を、リアリティありつつ納得できるシナリオになっていて、凄いな~と思いました。

そしてロリンズのお休みも「人出不足」感がそのままリアルになっていて上手いな、と。

誘拐事件も、リック=首謀者が「モリーの夫」というだけの文字情報で進むので、普通に最初に登場した男が夫なんだろうって思い込んで見ていたら、実はそっちは弟だった、と。
この辺りもこんがらがらせてもらって、なんていうか本当によく考えられているな~と、さすがSVU。

だいたいこの影響を受けているのって視聴者だけですからね。
SVU達はさらわれているところを見てないんだから、そもそもどっちがどっちもないんですもん。
そこまで仕込むか、みたいな。

キャットが昇進していました。
そういえばロリンズの昇進ていうのもそのまんまだから、給料が上がった、ってくらいな感じに想えばいいのかしら?w
でもそれは嬉しいよねw



(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

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