シカゴ・ファイア/CHICAGO FIRE シーズン7  19話「嵐の夜/Until the Weather Breaks」

2020/09/11

ジェーン洞 シカゴファイア シカゴファイア シーズン7 消防士

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あらすじ

Elizabeth Sisson/NBC | 2019 NBCUniversal Media, LLC

2020年5月7日(木)~AXNでシーズン7日本初放送(全22話)
(アメリカ放送 2018年9月~)

発砲事件

嵐の夜に、サウスループのルーズベルト通りで発砲事件があった。
ちょうどポンプ隊が出動している近所の出来事だったが、ハーマン達は何も知らず戻って来ていた。

嵐のせいで51分署の電気系統に影響が出始め、部分的に停電にもなっていた。
その為、マウチの大好きなTVも見られなくなっていた。

すぐに電気技師が到着し点検を始めたが、電気技師達はあまり仕事が出来そうには見えなかった。

ハーマンが消防車に忘れ物を取りに行くと、閉まっているはずの収納庫のドアが開いていた。ハーマンは何も気にせずドアを閉めたが、実はそこには小さな男の子が隠れて署まで乗ってきていた……。

男の子

ケイシーが停電になった機材庫を点検していると、消防服の間に隠れている男の子を見つけて驚く。
男の子はケイシーの問いかけに一切答えず、ただ隠れていた。

困ったケイシーは、シルビーに助けを求めた。
シルビーは慣れた様子で男の子の警戒を解こうと、必死で語りかけた。

男の子の存在は署内に知らされたが、誰の知り合いでもなかった。
一体いつどこから入って来たのか、誰にも分からなかった。
大隊長にも報告をし、警察に連絡をし行方不明者のデータを送ってもらう事した。

訪問者

雨はどんどん強まっていった。

電気技師達は、とうとう屋根の上に登らねばならなくなっていた。

そんな中、デトロイトの消防士だという男ギャレットが、一休みさせて欲しいと突然署に入って来た。
「グリーンベイに行く途中で車が故障した」
たまたま出迎えたオーチスは、仲間だと歓迎した。

ちょうど署内は迷い込んだ男の子の事で騒ぎになっていたので、オーチスは30分後に車を見てみよう、と約束しコーヒーでも飲んでてくれ、とギャレットを1人にした。

ギャレットが銃を隠し持っているとは思わずに。
しかも、迷い込んだ少年を捜しているようだった。

疑い

男の子はチューズデーを使っても、何も言わなかったがかなりリラックスしてきたのか、いつしか眠ってしまった。
シルビーは男の子を仮眠室に寝かせ、付き添う事にした。

男の子が寝た事で、隊員達が談話室に集まってきた。
オーチスは仲間達にギャレットを紹介した。

そこへケイシーが男の子が仮眠室で寝ているから邪魔するな、とアナウンスした。
それはギャレットにも聞こえていた。

ハーマンがデトロイトならいとこがいる、とメル・ハーマンの名前を出すがギャレットは「知らない」と答えた。
「デカい局だ。仕方ない」
ハーマンはスルーしてしまったが、オーチスは怪しみ始めていた。

男の子の居場所を知ったギャレットは、もう休めたからと急に別れの挨拶を始めた。
まだ雨は土砂降りなのに。
「ロードサービスに電話して車で待つよ。ミネソタに行かないと」
「グリーンベイでは?」
オーチスが突っ込むと男はあたふたしながら、グリーンベイの後でミネソタに行くと答えた。
オーチスは一度は会えてよかった、と帰そうとしたが男への不信を強め引き留める事にした。
「何かあるぞ」

オーチスは仮眠室にいる男の子を確認しようとしていたギャレットを、せっかくだから署内を案内すると呼び止めた。

最初は遠慮していたが、男の子の居場所を突き止めたギャレットはオーチスの案内を利用し、様子を伺う事にした。

オーチスは案内をしながら、消防の専門用語を並べギャレットがそれらを知らない事を確認していった。

電気技師

屋根で電気修理中に事故が発生し、電気技師の1人が倒れて転落してしまった。
すぐにエミリーとシルビーで応急処置をするが、その間男の子は1人になってしまった。

仮眠室の前でシルビーが呼び出されて出て行くを見たギャレットは、チャンスだとオーチスも行かせ1人になろうとした。
だがオーチスは質問に答えていない、とギャレットを追求し消防士というのはウソだろう、と突き付けた。
それでもギャレットは消防士だと言い張ったが、オーチスがもう出て行けというとオーチスを殴り倒していた。

その騒ぎに男の子は目を覚ましていた。そしてギャレットを見て驚き再び姿を消した……。


電気技師を無事蘇生し、シルビーとエミリーが病院に搬送する事になった。

その騒ぎの裏で、オーチスが殴られトイレに運ばれた事は誰も気づかなかった。

最初に男の子が消えているのに気づいたのはケイシーだった。
そこへトイレにオーチスを隠したギャレットが通りかかった。
「男の子をトイレで見なかったか?」
「いや、いなかった。捜すのを手伝うよ」
ケイシーはギャレットに仲間達に消えた事を伝えてくれ、と頼んだ。

TV復活

電気技師が1人なったものの、TVが復活した。
するとニュース番組で発砲事件は殺人事件だった、と報道していた。
それを見たハーマンは、やっと気づいた。収納庫のドアが開いていたのは男の子が乗っていたからじゃないか?

そしてもう一度確認すると収納庫の中に子供の帽子が残っていた。
それを手にすぐに仲間達に伝えた。
「あの子がどこから来たのか分かった! 出動先でポンプ車に隠れたんだ」

そこへケイシーが顔を出して、団らんしている仲間を見て半ギレで言った。
「何故男の子を捜さない!?」
その時、誰もギャレットからの伝言を聞いていなかった事が発覚した。

すぐに全員で署内を捜索し、大隊長からは改めて殺人事件の目撃者が姿を消したと警察に報した。

真相

捜索が始まると、すぐに倒れているオーチスも発見された。
オーチスはギャレットにやられた事、ギャレットがウソつきだ、とすぐに伝えた。

隠れている男の子を見つけたのはキッドだった。
キッドが安心させようと話し掛けていると、キッドの呼びかけに最初に到着したのはギャレットだった。

ギャレットは銃を向けてキッドにどくように命令した。
だがキッドは男の子を守って、どくつもりはなかった。
そして大声で銃を持ってる! と叫ぶと、ギャレットは逃げて行った。

銃を向けられても、隊員達はギャレットの行く手を阻み、囲みつつガレージまで追い出した。
その隙にセブライドは死角に潜み、シルビー達の救急車が戻って来た所にタックルしてギャレットを抑え込んだ。

ギャレットは到着したルゼックに逮捕された。
黙秘権があるのに口を閉ざさず、話し続けているという。
自分は殺してない、やったのは相棒だと。

建設計画のことで口論になり発砲したらしい。
男の子はその現場を目撃していたのだった。

署に来たのは、男の子が乗り込んだのを見たから。
話をして誤解を解きたかったと言っているが、本当のところは分からない。

ルゼックは男の子を勇敢なガキだと褒めた。
するとシルビーは言葉に注意、とたしなめた。

男の子の名前はローガンだった。
シルビーにすっかり慣れ、手を離さず影に隠れるので警察まで同行する事になった。

キッドとエミリー

キッドはエミリーとセブライドが「セブライドがモリーズに来ない」という話題になった際に目配せしているのに気づき、エミリーに事情を聞いた。

エミリーは最初は目配せは気のせいで、気を持たせたり突き放したりするのはセブライドらしい行動だと、ごまかしたままキッドを納得させた。

しかし、しばらくしてからキッドに本当の事を打ち明けた。
「話してないことがあった」
セブライドが急に距離を取ったのは、間違った事をするな、と釘を刺したから。

するとキッドは、余計なお世話よ、構わないでとエミリーに強く切れた。


キッドはセブライドに自分の為にモリーズを避ける必要はない、と伝えた。
「それに誰も私の気持ちを代わりに言う事なんてできない」
エミリーのしたことは自分の意見ではない、と誤解を解こうともした。

だがその必要はなかったようだった。
「彼女は代わりに言おうとはしてない。君を守ろうとした」


その後キッドはエミリーに謝罪した。
「怒ったのは間違ってた。心配してくれたのよね。私ってケリーの事になると周りが見えなくなってレールを踏み外してしまう」
「だから言いたくなかった」
「あなたは悪くない。どうもありがとう」

ケイシーとシルビー

ケイシーはセブライドに、空きが出たフライトに土壇場で乗れる航空券の話をしていた。セブライドは行先は自分で決める、と興味を示さなかった。

だが、それを偶然耳にしていたシルビーは、実は自分も興味を持っていたとケイシーに話し掛けた。
ケイシーは行ってくるよと、と嬉しそうに答えた。

その後、ギャレット事件が解決しローガンを見送る為警察に行っているシルビーを迎えに行けと、大隊長がケイシーに命令していた。

シルビーは迎えに来たケイシーに、何の気なしに提案した。
「私達2人で一緒に旅行に行ったらどうかな? きっと楽しい」

シルビーは、少し前に職場恋愛はこりごりだとエミリーに言ったばかりだった……。


キッドとセブライド……、引っ張り過ぎ。
どっちも後悔すればするほど、どーでも良さが増すだけで私にとっては何の得もない、っていうかマイナスイメージが増えるばかりなので、ほんともうやめて欲しい。

特に今回のキッドはほんと何がしたいのかワケワカラン。
セブライドが距離を置くようになったのはエミリーのせいだと分かると、わざわざセブライドにその誤解を解こうとするのって、言い方を変えれば「私の事まだ追っていいのよ?」って事ですかね? 
結局、誰に何を言われたとしても行動してるのはセブライドなんだから、そんなことわざわざ言わなくてよくね?

逆にセブライドもセブライドでエミリーに言われたからって簡単に引けるんだから、そういう事でしょ。
ともかくキッドとセブライドはもうおしまい! って早く次に行って欲しいわ!

とこちらはグズグズしてるのに、ケイシーとシルビーはこれまたなんなの?
完全にフラグ立ってますけど。
これで何も展開なしだったらそれもまたどういう事なの? って感じだし。

今のシルビーには何の恋愛感情もないかもしれないけど、ケイシーの目は完全に意識しちゃってますけどw

でも、ドーソンに比べたらシルビーの方が幸せ保証あるよね。
ヒステリックじゃないし、常識人だし。仕事的にもドーソン程野心あるタイプではないし。ケイシーが求めていた幸せな家庭が望めそう!!

ただ今回シカゴ署に行く事になった時にはまたアントニオとの再会シーンがあるの? とちょっと期待してしまったけどw それもきっぱりと過去にする為にケイシーなのかしら?w

いわゆる出動シーンがないファイアとしては変化球でしたが、最後のほっとした署内を練り歩くカメラワークも良くて、面白かった!



(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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