レジデント 型破りな天才研修医/The Resident シーズン3 10話「告発者/Whistleblower」

2020/08/20

ジェーン洞 レジデント 型破りな天才研修医 レジデント 型破りな天才研修医 シーズン3 医療

t f B! P L
警告海外ドラマクイーンズ(http://fdramaqueens.blogspot.com/)のイラスト・テキストの無断転載、無断利用、無断引用および画像への直リンクは堅く禁じます。

あらすじ

The Resident 3x10 Promo "Whistleblower" (HD) Fall Finale


2020年6月17日~ FOX 日本初放送 
(第1話先行放送 2020年5月27日)

(アメリカ放送:2019年9月~) 全20話

アダク

出産より5週間も早くアダクに陣痛が来た。

休暇だったオカフォーとニックは連絡を受けて、アダクの元に集まるがアダク以上にオカフォーがテンパっていた。

アダクは産科病棟に入院となりオースティンが検査をした。
その結果、心臓弁の1つが弱っている事が発見された。
オカフォーはすぐにオペをしようとしたが、オースティンは様子見を提案してぶつかり合う。
「アダクの処置については俺の裁量に任せろ」

オカフォーは万が一の場合にアダクの命を優先すると明言するが、オースティンはそれも否定した。
「選択はしない。両方救うんだ」

リン先生が胎児を取り上げたら、2人が置換術を行う。
「成功しない理由は1つもない。容体が急変したら呼べ」
ニックもオカフォーを落ち着かせた。

その後、アダクの容体が急変。完全に僧帽弁が開いてしまった。
しかも直前にアダクは意識を失ってしまい、蘇生処置が必要になる。

アダクを優先しようとするオカフォーに、オースティンはあくまでも予定は変えない、と帝王切開を始めた。
「両方とも救うにはそれしかない。俺を信じろ」

取り上げた赤ん坊は最初は息をしていなかったが、マッサージ等により無事産声を上げた。
そしてアダクの手術も危機を乗り越え成功した。

オペ中、オカフォーはつい感情的になりオースティンを責めていた。
「さっきの態度は大目に見てやる。だが忘れないぞ」

アダクが生還しても、オカフォーは先の事を考えると不安しかなかった。
直後は赤ちゃんに会う余裕もなく、らしくなく教会に向かっていた。

アダクは、挿管して鎮静状態が続く重体で入院となった。
赤ん坊は1週間で退院できるだろう。

オカフォーは、赤ん坊の前で改めてオースティンに言い過ぎた事を謝った。
でもまだアダクの手術を遅らせた事を悔やんでいた……。

ケイン

ヴォスは89歳の重度の認知症患者のオペにケインと参加した。

そこでまたしてもケインとの方針の違いでぶつかる。
ケインはヴォスが反対するのも気にせず、患者に無理な延命措置をするよう、レジデントに任せて手術室を出て行く。
「俺のオペでは誰1人死なせない」

それは聴こえはいいが、実際は自分の経歴に傷をつけず、植物人間のまま病院に利益をもたらし続ける為だった。

リハビリセンター

ケインは、寝た切りのままのドーンをICUから長期リハビリセンターに転院させた。
朗報だと聞かされても、娘マリアは喜べない。
目を覚まさない母親にリハビリなど必要なのだろうか?

それはドーンだけではなかった。
リハビリセンターの実態は、ひどいものだった。

ケインの患者が運ばれてくると「また?」と看護師は怒り半分に言った。

部屋は空いておらず、病院の廊下などいたるところに、ケインの患者と思われる寝たきりの患者のベッドが置かれていた。
ドーンは廊下に並んで追加された。

ベルとケイン

搬送されるドーンを見たベルは、ケインに嫌味を言った。
「いいタイミングだ。
彼女が術後90日間生きれば君はMOAS(腫瘍減量手術)が成功したと主張できる」
「病院側だって患者が増え保険で儲かる」
「そんな理由で医療判断は行えない」
「転院することで家族は希望を持てる」
「超高額なレッドロックの施設でな」
「ああ、そのとおりだ」

ベルから見てもケインは患者を食い物にして点数稼ぎをしている。
ヴォスからケインがレジデントに手術をさせ、過剰な治療をしていた事を聞いても驚かなかった。
ヴォスは、手を打つと言ったがベルに止められた。
「彼と敵対すればいずれ追い出されるぞ」
ベルは契約上その心配はなかった。
「私がなんとかする」

その後、ベルはケインと話そうとケインを探した。
第2手術室にいると言われて向かうと、レジデントに任せてケインは帰った後だった。
ベルが呆れていると、患者の動脈が切れて出血してしまう。

帰宅していたケインは呼び戻されて病院に戻ったが、すでにベルが助けに入り手術は終了していた。

ベルは言語道断だ、とケインを責めた。
「手術途中で患者を丸投げした」
「1人助けてご満悦か? 俺は週に数百人も救ってる」
「脳不全の患者を延命するなんて。そんなのは虐待と同じだ」
「よく言うよ。レジデントからウワサは聞いてる。あなたは死と破滅を招くインチキ男だってな。手術中に死亡事故や火事を起こした」
「だが手術室にいた。無力な患者を置き去りにはしない」

ケインは決して非を認めない。
「俺が誰か忘れてるぞ」
「君こそ忘れてる。私は外科部長で上司だ。理事会に出てもらう」
ベルは理事会を要請した。

自殺未遂

デヴォンは、インターン最後の日、コンラッドはチーフレジデントになる前日だった。

2人は自殺未遂をした10代のタイラーの担当になった。
母親は常用している鎮痛剤の誤飲で、自殺だとは思っていなかった。

タイラーは悪い事が続き、衝動で自殺しようとしたとコンラッド達に打ち明けた。
その上、その途中で突然気を失って血を吐き出してしまう。

すぐに検査をしたところ、鎮痛剤の影響で急性肝不全になっており移植が必要な状態だった。
過剰摂取による肝不全はアメリカでは珍しくないようだった。

タイラーは若く、他は健康だった為、優先的に移植手術が受けられる。
だが臓器移植委員会が自殺の件を知れば資格を失い、移植者リストにも入れない。
それがチャスティンのルールだった。

これまでのデヴォンならルールに従う事を推しただろうが、今日は違った。
「彼にカウンセリングを受けさせるなら協力します」
コンラッドは、デヴォンのそっくりさんじゃないか? とからかった。
「僕の信念は変わりません。でも分かって来たんです。ルールだけが全てじゃないって」
もうインターンじゃない。

コンラッドは移植チームに連絡をし、タイラーを最優先候補として待機リストに加えてもらった。
自殺ではない、と偽証して。

タイラーの移植手術はすぐに手配され、成功した。

翌日、コンラッドはチーフレジデントになり、デヴォンはインターンではなくなった。
その初日、コンラッドはデヴォンに指輪を見せ、ニックへのプロポーズを決心したことを伝える。
デヴォンも祝い、絶対に上手く行くと励ましていた。


コンラッドはすっかり回復したタイラーの様子を見に行った。
そして真実を母親に話すよう、伝えた。
「カウンセリングを受け、自殺を図った理由を打ち明けるんだ」

その時、背後にはムーア移植外科医と母親が来ていた事に気づかなかった。
コンラッドの話は聞かれていた。

ムーアが無言で去った事から、コンラッドは軽く見ていた。
しらばっくれればなんとかなる。

変化

ベルは自分が要請した理事会に出席したが、そこにはキムとケインしかいなかった。
キムは告げる。
「理事会は却下された。あなたはもう外科部長じゃない」
新しい外科部長はケインになっていた……。
「今後話は彼に通せ」

それを知ったヴォスはベルを案じるとともに、自分の事が不安になった。
べルは意地でも居座れるだろうが、自分は契約が切れたらそのまま切られる。

だがベルは嵐の気配を肌で感じていたといい、まだ権限がある昨夜のうちにヴォスの契約を5年延長していたのだった。
ヴォスはベルに感謝した。


コンラッドは仲間からチーフレジデントになった祝いを受けていた。
新しい白衣を着て、デヴォンに新しいオフィスを見せて自慢するつもりだった。
だが、カードキーがエラーを起こす。

そこへ警備員を従えたキムがやってきた。
「嘘をついて自殺未遂者に臓器を提供したな。クビだ」

でもコンラッドは気づいていた。
タイラーの事は単なるきかっけで、自分が告発者だから追い出したいのだと。
「危険な薬を見抜いた俺を恐れてる」

コンラッドの解雇を知ると、ニックとアーヴィングは怒った。
「私も辞める」
だがコンラッドはニックをチャスティンに残した。

「後で会おう」
着たばかりの白衣は、そっとカウンターに置かれた。


シーズン3 11話「 しがらみからの解放/Free Fall」へつづく

かんそう

年末の中休みファイナルだったようで、それっぽい衝撃展開でした。

ドーンの登場回はこちら↓

ケインの全貌が明らかになりつつあります。
これまでは発言だけで、もしかしてそんなに悪い奴でもないのかも? と思わせていましたが、やっぱり単なる儲け主義の悪役でした。

今回、ベルの過去がケインによって「知ってるんだゾ」と掘り起こされましたが、まだあの設定って「イキ」だったとはw 別の意味でびっくりしましたw
そしてベルも否定はしないのねw でも手術室からは離れなかったもんね! としっかり認めていました。
そんな所も含めて本当にキャラがブレブレなベルが通常運転っていうw
ケインが来る前はベルとケインってほぼ同じ役割だったような気もするんだけどw

そしてブレブレといえば、デヴォンも急に? ルール主義止めてました。
コンラッドが別人? とからかうのが作家の自虐にも思えましたw
言われる前に言っとこ、みたいな。

コンラッドの昇進も、日頃から偉そうだから全然ピンと来なかったなw
そして瞬時に解雇されてるしw

でもこれくらいの展開がないと、コンラッドの存在感どんどん薄くなっていっていたもんね。

(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

更新中の番組

水曜日放送中
LAW&ORDER:性犯罪特捜班 シーズン25

木曜日放送中
シカゴファイア シーズン11

金曜日放送中
シカゴPD シーズン10


不定期更新
財閥家の末息子~Reborn Rich~

エミリー、パリへ行く シーズン4

ネットフリックス/Netflixはこちら

新番組まとめはこちら ニュース

過去記事は「番組別記事リンク」「タグ別記事リンク」等をご利用ください。

更新をお知らせします



@fdramaqueens

このエントリーをはてなブックマークに追加

follow us in feedly

rssを購読する

ランキング

このブログを検索

ページビューの合計

QooQ