シカゴ・ファイア/CHICAGO FIRE シーズン7 9話「家族/Always a Catch」

2020/07/03

ジェーン洞 シカゴファイア シカゴファイア シーズン7 消防士

t f B! P L
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あらすじ

Elizabeth Morris/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC


2020年5月7日(木)~AXNでシーズン7日本初放送(全22話)
(アメリカ放送 2018年9月~)


登場人物はこちら



セブライドとキッド

セブライドは気持ちを切り替えたのかキッドをホッケーに誘った。
だがキッドは明日はタイラーに食事に誘われているから一緒に行こうと、逆にセブライドを誘う。
「あなたもきっとタイラーを好きになる」
「興味なしだ」
はっきりと拒絶するセブライドにキッドはまだ疑っているのか、と怒ってその場を立ち去っていた。

しばらくして落ち着いたキッドは、セブライドにとった態度を謝ろうとした。
だがその時、51分署にタイラーがやってきて話が流れてしまった。

セブライドは、タイラーから返事を直接もらいに来たと言われているキッドの横を通りながら捨て台詞を吐いた。
「俺はホッケーを見に行く」

キッドは「許可がいるのか?」とタイラーに言われると、今のセブライドには父の死でいろいろあるから、と事情を伝えた。
「嫉妬するような人じゃない」

するとタイラーは明らかに嫉妬している、とセブライドに「近づくな」と言われたと言い出す。
タイラーは自分の気持ちは隠したまま、キッドに心配だ、と訴えた。
「(グラントとの時のような)危険な目に二度と遭わせたくない」

キッドはタイラーから聞いた話をセブライドにぶつけた。
「何故黙ってたの? タイラーに何か言ったんでしょ」
セブライドは前の話を持ち出したタイラーに呆れ、未だタイラーを庇うキッドを「その気にさせたいのか」と責めた。
「信じられない。こんなふうに嫉妬して独占しようとしても言いなりにはならない。
こんなことはすぐに止めて。でないと私達は終わり」

その後落ち込んだセブライドはケイシーを葉巻に誘い、悩みを打ち明けた。
「自分から全てを台無しにしてる。分かってて止められない。
俺の人生はいつもこうだ。
流れに逆らって泳ごうとしても結局流される」

セブライドは、消防士は消防署の外では幸せになれないのか、と嘆いた。
でも身近には家庭と仕事を両立している仲間がいる。
「大変かもしれないが幸せにはなれる」
ケイシーはセブライドを励ました。

シフトが終わった帰り際、セブライドは改めてキッドに歩み寄ろうと声をかけた。
「タイラーに何も言ってない」
「それは謝罪?」
キッドは納得できないようで、うやむやにするつもりはないようだった。
「あなたがイラ立っているのは彼にじゃないはず。どうしちゃったの?」
セブライドは何も言わず、首を横に振って歩き出した。
「それが返事?」
「俺にどうして欲しいんだ?」
一度は立ち止まり振り向いたものの、セブライドはそのまま去って行った。

その夜、セブライドは1人自宅に居た。
キッドかも、とドアを開ければピザの宅配だった。
キッドはタイラーと食事に行く事を選んでいた。

クルースとクロエ

クルースがクロエからの電話を受けている最中に、クロエは自動車事故に遭ってしまい通話が切れてしまった。

すぐに51分署に出動要請が入り駆け付けると、大規模な玉突き事故になっていてクロエは意識不明でヘリコプターで搬送される事態となってしまった。

両親の連絡先を知らないクルースは、クロエの会社に連絡をして両親を病院に呼んでもらった。

クロエは脳内出血をしており、すぐに手術となった。
クルースは仲間達には通常業務に戻る為帰ってもらい、1人で病院に残った。

両親との初めての対面は緊張したものの、クロエから話は聞いていると暖かく迎えられ、つかの間ホっとした。

その後クロエの手術は無事成功するが、麻酔が切れるのには2時間かかる状態だった。
するとクルースと一緒に付き添っていたカイル牧師が、まだ顔も見ていない両親に少しでも見せてあげて、と頼み込んですぐ面会の許可をもらう事が出来た。

クルースも牧師の気遣いに感謝をし、固い握手を交わした。

クロエが目覚め喜んでいると、クルースはクロエの母親に改めて娘を頼む、とお願いされた。
「あなたとの出会いがあの子の人生に光を与えた」
クルースにとってもクロエはかけがえのない存在になっていた。

シルビーと牧師

シルビーはクルースから、クロエの件で牧師に助けられたと聞き、改めてカイル牧師を意識したようだった。

病院に行ったついでに牧師の部屋を訪ね、食事に誘った。
牧師は喜んで、とシルビーの誘いを受けた。

エミリー

病院から帰ろうとしたエミリーは、たまたま居たというエンライトという医師に呼び止められる。
エミリーの過去を知っていて、エミリーの味方をしていた人物だった。
「あなたはあの時お母さんの事があって無理をしていたの。その事を考慮してあげるべきなのに」
そして、もう吹っ切れたというエミリーに改めて元の道に戻らないか? と誘った。
「あなたのような医者が必要よ。考えてみて、待ってるから」

その後モリーズで大隊長と会ったエミリーは、エンライトが大隊長に直接連絡を入れていた事を教えられた。
その上で大隊長もエミリーの才能を認め、引き留めずにエミリーを送り出そうとした。
「いなくなるのは残念だが、迎える彼女は幸運だ」

だがエミリーの気持ちは決まっていた。
「申し出は断ります」

エミリーは、そもそも医学部に入った理由が間違っていたと言う。
「そこは自分第一で厳しい競争の世界だった。
でも51分署はまるで1つの大きな家族のようで。これだと思った。
こういうものはどこでも望めるものじゃない。特別なものよ」
「君もその一員だ」

その夜大隊長は、エミリーにおごる事にした。

ケイシー

ケイシーとナオミは、一緒にグランドブルック社を調べているうちにすっかり打ち解けていた。

その後、グランドブルック社からインタビューの許可が出たので、ナオミはケイシーを連れてブルック社を訪ねた。
すると最初こそ体裁を取り繕っていたものの、ブルック社は本性を出してナオミを脅しだす。
「あなたがしてきた嫌がらせ行為で訴える」
敷地内に侵入した証拠の監視カメラの映像があるという。

他にも記事の粗を探して訴えると言われるが、ナオミはビクともしなかった。
これまでにも訴訟や脅しは受けていて、常に記事が真実であることが最後には証明されている、と。

その上、ケイシーがGWCの話題で助け船を出すと、グランドブルック側は慌てて2人を追い出した。

グランドブルック社を出ると2人は大成功だ、と思わずキスをしていた。

その夜、2人で寝ているとケイシーが目を覚ました。
隣の部屋の気配を感じドアを開けると、そこは火の海だった……。



かんそう

いかにもシカゴPDが絡んできそうな放火事件の発生ですけど、絡むかどうかは制作の都合次第w

ケイシーせっかくナオミと上手く行ったのにまさかナオミって死に要員なの??
そして私にはナオミがシルビーのお姉さんに見えるw なんか似てません??

クロエがいきなり事故っちゃうのにもビックリ。
このドラマ、比較的若いカップルはなかなか幸せになれないという呪いが掛けられているようですw
ケイシーの言う両立してるカップルって、大隊長、マウチ、ハーマンだもんねw

シルビーは牧師でいいならクルースでいいじゃん~~って一周周っちゃってるゾ!
真面目な牧師とのつきあいにアントニオを思い出す……って流れを希望します。
でもそんなチャラトニオもPDでは一番の真面目なんだけどネw

セブライドとキッドについては、一応レギュラー同士の恋愛だから終わり方にも時間をかけているのかな~と、希望的観測。
これでまた一件落着とかもういいよw 早く別れてセブライドに笑顔を戻して下さい。

でもあの2人って最初からだけど、好き合っているような情熱が届いてこないんだよね。
なんかとりあえずくっつけました的な。

だからドアを開けたらピザっていうシーンも、「え? そこまでキッドを待ってたの?」と違和感ありまくりでした。
それよりはキッドに責められて無言で冷たい目をしているセブライドにはしっくり来た。

あと普通にマジな事言っちゃうけど、キッドはセブライドが好きならタイラーとの友情なんて優先しちゃダメだよね。
自分が同じ事されたらもっと騒いでそうじゃない??
大親友だって言われている女友達と3人で食事なんてする???
なんかキッドって同性としてもあんまり応援できるようなキャラじゃないんだよね~。
自称サバサバのあるある系?


シーズン7 10話「失われたもの/Inside These Walls」へつづく

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(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

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