NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班 シーズン17  2話「光の中へ/Into the Light」

2020/01/17

NCISネイビー犯罪捜査班 NCISネイビー犯罪捜査班 シーズン17 クライム ジェーン洞

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あらすじ

NCIS 17x02 Sneak Peek Clip 1 "Into the Light"


2020年1月9日(木)~FOXジャパンでシーズン17 日本最速放送(全24話?)
★2020年1月5日第1話先行放送済み

(アメリカ放送2019年9月~)

登場人物はこちら

前回:シーズン17  1話「闇の中から/Out of the Darkness」へ


サハール

ギブスとジヴァは、飛び込みの保安官事務所にサハールを拘留した。

サハールは、上院議員を狙っていると仄めかしたようで、局長はすぐにフレイダノ署長に警告していたが、よくある事だと軽く流していた。

サハールはNSAの捕虜収容所にいた事が分かった。
ハマスの一員ではなく、分派組織のリーダーだった。
トラブルがあって組織は崩壊、財務省が資産を凍結していた。

爆弾テロ

サハールの予告は、ハッタリではなかった。
上院議員集会で爆弾を身体に巻いた自殺未遂犯が発見され、議会警察によって射殺された。

爆弾の威力は1人用だが具体的ば標的は不明。
何故、保安検査を突破できたのか謎だった。

ジヴァとダッキー

ギブスの地下室に呼び出されたジヴァは、ギブスではなくそこで待っていたダッキーと再会する。
ダッキーも、その時ジヴァの薬を見て苦しんでいる事を知る。

ジヴァはダッキーに、自分が死を偽装した際にギブスにだけ分かる痕跡を残していたと打ち明けた。
でもギブスは捜すことをしなかった、とジヴァは引きずっていた。

2人目の爆弾テロ

次に下院議員の記念式典で、2人目の自爆テロが発生した。
未然に射殺出来た為、怪我人は出ずに済んだが538人の議員全員が保護下に置かれた。
議会警察にも限界があるので、サハールの説得を急ぐと同時に愛国者法の「鉄の要塞」条項が発動された。
権限が拡大し何でも用意できるようになった。

ギブスは自爆犯の2体の遺体から手がかりを探す。

遺体の手がかり

自爆犯の指紋やDNAは未登録だったが、2体の腕には同じタトゥーがあった。
星条旗に100%とデザインされたものだった。
FBIによると「100% 白人」という意味の過激な武装組織の中で流行っているらしい。
白人至上主義者とサハールの繋がりには違和感があった。

ジヴァにも顔写真を見せる事に。

ダイナー

ジヴァは次にダイナーでギブスと待ち合わせをした。
だがそこに爆弾犯の写真を持ってきたのは、マクギーだった。

マクギーはこれまで溜まっていた質問を矢継ぎ早に浴びせたが、ゆっくりおしゃべりしている余裕はない、とジヴァにはぐらかされる。

ジヴァは自分が狙われる理由を掴んでいた。
「兄アリはハマスに属していただけじゃなく、サハールの組織の中核を担っていた。
アリの死後組織は崩壊し、資金が凍結された」
だからサハールはジヴァを恨み、復讐しようとしているのだろう。

自爆犯には思い当たりがないと言うと、マクギーはホームであるNCISに戻て来るよう誘った。
ジヴァはためらいながらもNCISに戻った。

NCIS

NCISに戻ったジヴァを見つけたビショップは、ケイシーのラボに誘った。
だがジヴァはオフィスに残る事を選んだ。
ビショップは特に疑問を感じず、ジヴァと別れた。

テロの狙い

爆弾の構造の解析結果が出た。
タッチ式のものだったが、攻撃前に無効化されていた事が分かった。
意図的に爆発させておらず、テロはハッタリだと分かった。

爆弾をプログラムしたパソコンのIPアドレスを特定したので、オフィスでギブスに報告しようとモニターを使用すると、電波の干渉が発生する。

ギブスがモニターを叩くと小さな盗聴器が落ち、干渉は解消された。

爆弾を作ったのはドワイトという男だった。
FBIの監視対象で、反政府組織の運営をしている。
入金からサハールの口座と結びついた。

すぐにビショップとトーレスがドワイトのアジトに行くと、先に動いていたジヴァが合流した。

ジヴァの提案で、トーレスと一芝居打ってアジトの前で乱闘騒ぎを起こした。
野次馬に出てきたドワイトらを油断させ、ひとまとめに逮捕した。

ドワイト取り調べ

ギブスは逮捕したドワイトに、サハールに利用されていた事を伝えた。
「爆弾は解除され、最初から爆発しないようになっていた」

するとドワイトは保安検査を突破した経緯を白状した。
「サツにベストを渡した」
テロの協力者はフレイダノ署長だった。

ギブスとジヴァ

マクギーがフレイダノ署長の家に行くとジヴァが先回りしていた。
捜査に気づいたのかすでに無人だった。

そこにギブスが合流すると、ギブスはマクギーを遠ざけジヴァと2人きりになった。

ギブスはジヴァに盗聴器を返した。
「もちろん見つかる前提だった」
「俺は見逃すこともある。そうだろ?」

ジヴァはダッキーに話した事がギブスに伝わった事を理解した。
「君が死んだと思って捜さなかった」
「死体は見つかった?」

ジヴァはギブスが気にしていた腕の傷をつき出した。
「これはパラグアイの名残よ。
あなたとマクギーが拉致され死んだと聞いた。それでも現地に飛んで必死で捜し回ったわ。ヘリに先を越されたけど、救助後なぜ誰も復讐しに来なかったか分かる?」
ジヴァの傷は、後始末の最中に受けたものだった。
「家族の為ならそれが当然なのに。あなたは何もしてない!! 私の生存を願いもしなかった」
ギブスは何も言えなかった。

協力者

ケイシーは、マクギーがフレイダノの家の中で発見したプリペイド携帯からサハールとの繋がりの証拠を発見した。
やりとりの履歴からフレイダノは金で動いていた事も分かった。

ケイシーは、自爆攻撃はただの陽動作戦で、本当の目的は愛国者法の知られざる条項、「鉄の要塞」を議会警察に発動させる事だと睨んだ。

そんな中、ダッキーにこっそりと相談しないといけない発見もして、ダッキーを呼び出していた。
通話履歴にダッキーの携帯が残っていたのだった。
「でもそんなはずはない」
「もちろんだ。私の携帯を持っているのは……」
ジヴァ。
最後にジヴァに会った時に頼まれて貸していたのだった。
「何か事情があるはず」
「そうじゃなきゃ、ジヴァはテロリストのサハールと共犯よ」

だがその頃ジヴァは消え、サハールは脱走していた。
誰かが護送車に突っ込んだせいで。

フレイダノ

空港で確保したフレイダノをギブスとトーレスが取り調べした。
フレイダノは取引きに応じ、すべてを話した。

「ジヴァはサハールの標的ではない。組織の再建を手伝っている」

サハールの元々の狙いはギブスだった。
だがジヴァがギブスに警告したので、サハールはプランBに移行した。
それがジヴァとの取引きだった。

サハールの逮捕後、ジヴァと2人きりになった時に話はまとまっていた。
「あなたに恨みはない。協力してくれればあなたは自由になる」

ジヴァはフレイダノに連絡をし、口座情報が入ったUSBを届けた。
マクギーと会ったダイナーの入り口で、すれ違いざまに受け渡しをしていた。

その後ジヴァだからこそ、NCISのオフィスを自由に動き回れた。

ビショップ達がラボに行った後、ジヴァは局長室で拡大された権限を使い、組織の凍結資産5000万ドル以上を送金していた。

ジヴァ

フレイダノの証言にNCISは騒然となった。
確かに資金は送金済み、ジヴァの指紋も発見された。

ジヴァの捜索は難航するかと思われたが、すぐにジヴァの居場所は分かった。
ダッキーの携帯の電源がオンになったから。

ジヴァはサハールを最初に連れて行った保安官事務所を占拠していた。
そこで自由になったサハール達と落ち合っていた。
「言う通りにしたわ。ここで終わりにして」

だがサハールは手のひらを返した。
「あんたのせいでドン底に突き落とされ、捕虜収容所で拷問されて死ぬ思いをした。
あんたは約束を守ったから私もそうしたいけど……。悪いわね」
サハールは手下にジヴァ殺しを命じた。

だがその時、ギブス達が到着して間に合った。
「全員逮捕する!!」

銃口はジヴァにも向けられていた。

手遅れよ、とサハールがいうとジヴァは銃口をサハールに向けた。
「いいえ。間に合った。送金後、インターポールに知らせた。
お金を回収しに行けば逮捕される」

サハールはあんたたちを見くびっていたのかしら、と負けを認めた。
「プランCを実行!」
その呼びかけで、手下達は一斉にサハールに発砲した。
それに反応してギブス達は手下達を撃った。


ジヴァはギブスに尋ねた。
「気づいてた?」
「いいや、願ってた。全て意図的だろ」


その後、ギブスがジヴァの隠れ家を訪ねると、ジヴァは身支度をしていた。

「黙って去るのか? 何故嘘を?」
「謝るわ。でも計画を成功させるためだった。ヴァンスが知ったら……」
「俺は違う!」
「知ってる。
行かなきゃ」

去ろうとするジヴァにギブスはぶちまけた。
「君を捜さなかったのは一度君を失ったからだ。
生きてると信じて捜しに行ったとして、違うと分ったら俺はもう……。
俺は……」
「私は何度でもあなたを失う。そういう覚悟よ。
あなたを待ってた。待って待って待ちづづけたわ。
でも来なかった」
「俺が間違ってた。今からどこへ?」

ジヴァは笑顔になっていた。

「もう1つやるべきことがある。
今回は1人でやらなきゃいけない」

ギブスは、ディノッゾと表示され呼び出し音が鳴るガラゲーを見せた。
「君の失踪後、あいつに伝言を残した」
「何て」
「ただ君から連絡が行くと」
「いつかね」
ジヴァはそのまま部屋を出て行った。


ジヴァとギブスを狙うサハールの件は、意外とあっさりと解決しました。
でも、ジヴァの問題? はまだ完全には終わらずでした。
名前だけはちょいちょい登場する、ディノッゾ。
この流れだと登場が期待できそうかな!!

ジヴァとニックの対面とか、ジヴァとマクギーの懐かしい顔合わせ等、緊張の中にNCISらしいほっこり感もあって、良かった!
いつまでもギリギリムードだと見てて疲れるもんね。

ギブスへの遺恨も、ギブスが間違いを認めた事で清算されたみたいだし。

それにしてもパラグアイ(シーズン14から15を跨いだエピソード)にもジヴァが絡んでいたとは。
後付けでも何でも、凄い納得感あってびっくりしました。



アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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