あらすじ
2020年1月9日(木)~FOXジャパンでシーズン17 日本最速放送(全24話?)
★2020年1月5日第1話先行放送済み
(アメリカ放送2019年9月~)
登場人物はこちら
前回:シーズン17 2話「光の中へ/Into the Light」へ
ノーム殺人事件
衝撃的な登場をし、また姿を消したジヴァとの関わりからショックを引きずるNCISのメンバー達。
スローンはヴァンスの指示で、メンバーの士気が下がっていないか個別カウンセリングを試みようとするが、それぞれにかわされる。
そんな中、ワシントン海軍工廠の搬入口にやってきた運搬トラックの荷台の下から遺体が発見された。トラックの運転手は何も知らなかった。
遺体には、絡みついた泥や葉と共に、ノーム人形の破片もついていた。
検死の結果、ノーム人形のトンガリ帽子が凶器だと判明した。
こめかみの損傷と完璧に一致した。
被害者は、34歳、イーライ・バック。
アナンデール在住、スーパーの店長、唯一の肉親はレストン在住の兄ピート。
その中間地点にはトラックの走行履歴にあるトレーラーパークがあった。
トレーラーパーク
ギブス達は、兄ピートと共にトレーラーパークへ行った。
トレーラーパークは、兄弟が共同で購入したものだった。
住民らの話で兄弟と住民は、賃料の値上げで険悪な状態になっていた事が分かった。
さらにヴィンスという威勢のいい住民は、兄弟に対して怒っていた。
「トマトは育たないし、人形は盗まれるし! 値上げするなら防犯しろよ!」
枯れた畑を調べると、血の付いた破片が残されていた。
そこが犯行現場だった。
ノーム人形が盗まれたのは3日前。
ヴィンスは睡眠薬を飲んで寝ていた為、朝まで何も気づかなかったと言った。
トレーラーパークの教祖
捜査中に、ルークという住民が銃の密売をしているのを発見し逮捕した。
イーライに密売が見つかって口封じをしたのかと思いきや、ルークは殺害方法を知らず、犯人ではないようだった。
取り調べで、マイク・マイダスというトレーラーパークの教祖と兄弟のせいで、密売をしないと賃料が払えなくなった、と愚痴った。
マクギーとトーレスは講習会中のマイク・マイダスに会いに行き、イーライが賃料を2倍にしたと伝えた。
「イカれてる! 法外な値上げは大量の空き家に繋がる。失敗したいなら別だが」
マイダスは調子よく、”破産は君の友達”というテーマの講習会に、トーレスとマクギーを誘った。
その話からギブスらは、イーライ達が破産を狙ってわざと住民を追い出そうとしているのかと睨んだ。
それぞれの住民に不信な点もなかった。
だがピートを追求すると、住民から「次はお前だ」という脅しのメモを受け取っていた事が分かった。
リーダー
またピートから、ルークの逮捕後に住民達がリーダーの家に集まっていたと教えられた。
ギブスがその家を訪ねるとリーダーというのは一人暮らしの老婦人だった。
絵画で生計を立てているという彼女は、困ったときは団結し合うものだと住民が集まっていた事を隠しはしなかった。
「ピートに条件を提示しようと話し合ったの。早く動かないと路頭に迷う事になる」
ギブスはこっそりと部屋にあった鉛筆を盗んで鑑識に出したが、脅迫状に使われたものではなかった。
ピート襲撃
脅迫状が本当となり、ピートが車に乗り込んだ所へ火炎瓶が投げつけられた。
ピートの命に別状はなかった。
ダッキーが住民の名前を各機関のデータベースで照合した。
するとヴィンスが、証人保護で改名して暮らしていた事が分かった。
元は犯罪組織に属していた事から取り調べを行うが、ヴィンスは今の保護下をブチ壊す真似はしない、と犯行を否定し説得力があった。
「あの兄弟が憎いが俺は越せない」
取り調べの最中突然ヴィンスは激しく咳き込んだ。
ヴィンスはこの数ヶ月でぜんそくが悪化しているという。ちょうど畑のトマトの栽培が上手くいかなくなった頃だった。
「最近は雑草も減り、虫さえ寄ってこない」
黒幕
ケイシーのノーム人形の分析結果で、土壌から有害な発がん性物質が検出された。
トレーラーパークは死の罠だった。
ルークはそれを知って殺されたのではないか?
化学物質から殺虫剤メーカーのズロウ科学に結び付いた。
本社はトレーラーパークから19キロだが、ズロウ工業の倉庫が近くにあった。
その倉庫は去年の家事で全焼していた。
専門知識が必要だと、ギブスはダッキーを連れて聞き込みに行った。
企業は汚染を隠すだろうと思いきや、意外にもそうではなかった。
しかも、住民を追い出すつもりはないと言った。
「確かに兄弟にトレーラーパークを買わせたが、住人達へのおわびとして十分な補償金を支給している」
真犯人
真犯人は兄のピートだった。
イーライはズロウとの契約を提案され、一時はその気になっていたが土壇場で気を変え住民に警告しようと言い出した。
それで畑の側で言い合いになり、単なる喧嘩が始まった。
だがイーライは転んでしまい、ノーム人形の上に倒れてしまった。
普通なら救急車を呼ぶところだが、一生に一度のチャンスだと思ってしまった。
これで補償金を独り占めできる。
脅迫や火炎瓶も自作自演。
ピートはすべて自白し後悔した。
カウンセリング
捜査の合間を縫って、メンバー達はそれぞれスローンと対話した。
だが皆話をしたのは自分の事ではなく、仲間への心配事だった。
マクギーは自らスローンを訪ね、ジヴァの影響を受けビショップの様子が変だと相談していた。
スローンがビショップに探りを入れると、ジヴァの影響を認めつつも自分は問題ないといい、トーレスの方が大丈夫じゃない、と言った。
「ジヴァに殴り合いで負けたから。あれ以来ニックは上の空だし、ソワソワしてるし、目も逸らすの」
ビショップの話を聞いたスローンは、トーレスに確認した。
するとトーレスは、わざと負けたと説明した。
「彼女は確かに強いが、俺が有利だった。だが卑怯な事を言ってきて気が散った」
その内容については個人的な事だから、とスローンには説明しなかったがジヴァが言ったのは「ビショップに気持ちを伝えたら?」だった。
トーレスは話を変える為、自分の事よりももっとやばい奴がいるだろ、とギブスの名を出した。
しかも、スローンとギブスはデキていると付け加えて。
「何故みんな私とギブスがデキていると思ってるの?」
スローンは驚いた。
「去年のクリスマスに赤ん坊を届けた時さ。友達以上に見えた」
スローンは最初からギブス本人には直接聞かず、周囲に聞き込みをした。
ギブスがそれに気づくと、自らスローンのオフィスに乗り込んでクレームをつけた。
「どういう魂胆だ? ヴィンスがチームの心配をするのは分かるが、何故俺の事を嗅ぎまわる?」
「あなたが話しをしてくれないから、他の人に聞かざるを得ない」
スローンはいろいろ話をしたい、と言うがギブスは何の話があるのか? とシラを切った。
だがスローンがジヴァの事だと切り込むとギブスは少しずつ話し出した。
死んだと思ったジヴァが生きていた戸惑い、捜さなかった事への後悔。
彼女は今何を望んでいるのか? また去ったという事は捜したほうがいいのか? 等。
ケイシーの呼び出しで、話しは打ち切られたが思いを打ち明けたギブスはスッキリしたようで、スローンに礼を言った。
スローンはジヴァの事以外にも話したい事があったが、それは自分からは言い出せなかった。
事件解決後、スローンはオフィスに顔を出した。
マクギー、ビショップ、トーレスはあからさまに嫌な顔をする。
「いい加減にしてよ。揺さぶったのは悪かったけど、揺さぶりが必要だったでしょ?」
スローンに言われると3人はそれぞれに認め、お互いに謝罪し合った。
スローンは、ギブスの不在を確認すると改めて自分とギブスには何もない、と宣言した。
マクギーとビショップはそんなこと誰が言ってるの? とトーレスを裏切ってとぼけたが同じように確信していた。
「彼女ったらよく言うわ」
「完全にデキてる」
かんそう
ジヴァが去ったとはいえ、余波を感じさせるエピソードでしたが実はジヴァを引きずってるのはギブスくらいだった??w
トーレスの様子が変なのは、完全にジヴァに言われてビショップを意識し始めたって事ですよね。
え? 今更なの?
まあ小学生みたいな感じはトーレスっぽい気もしますが。
前回まで緊迫していましたが、今回は恋バナ2本立て?w ギブスとスローンはまあそうなるよねって、望むか望まないかは別としてありがちな展開ですけど、あそこまで露骨に「デキてんだろーひゅーひゅー」みたいな事をするとはw
それギブスにもやってみて欲しいわ。
詳細はともかく、ノリ的には私が望むライトで明るいNCISになってきたので、楽しかったです。
トーレスの気持ちは固まった? ところでビショップはどう出るのかな。
ビショップの過去を見るとそれなりに恋愛してきているはずなんだけど、トーレスに対しては鈍感設定っぽいしw
でもジヴァも完全に消えてないから、安易にくっつくよりは、また登場して2人を掻きまわして欲しいなw
そしてスローンの事は父親の彼女として認めないで欲しいw
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