あらすじ
2020年1月9日(木)~FOXジャパンでシーズン17 日本最速放送(全24話?)
★2020年1月5日第1話先行放送済み
(アメリカ放送2019年9月~)
登場人物はこちら
前回:シーズン17 3話「疑惑のトレーラーパーク/Going Mobile」へ
馬が運んだバラバラ死体
マクギー、ビショップ、トーレスの3人は局長に嘘をついた罰として、地下室で証拠品の整理を命令されていた。
そんな中、アーリントン墓地の見学ツアー中に、一頭の馬が乱入してきた。
しかもその馬が乗せていたブーツには、バラバラになった人の足が入っていた。
ブーツを乗せた馬は死者への敬意の証しとされているが……。
3人はギブスに呼ばれ、局長の許可なく現場に戻った。
身元
足の中に埋まっていたIDタグから身元が判明した。
アメリカ海兵隊、D・ホルツマン三等軍曹。
1979年に名誉除隊していた。
古い資料しかなく住居が不明だったが、足の潰瘍から退役軍人病院に通っていたはずだと向かう。
退役軍人病院
女医のベルは忙しさのあまり、ホルツマンの安否を問い合わせてもあからさまに無関心のようだった。
「ここ2週間は病院に来ていないし、ホームレスだから誰も関心を持たない。
事件によって関心が持たれるなら何より」
予算法案が何か月も見送られ6部門で資金不足になっていて、てんてこまいだと愚痴った。
テント村
ギブスとマクギーは、ホームレスの集まるテント村を調べた。
ちょうどボランティアによる移動式の医療バス「マーシーポイント)のボランティアが、ポッドキャスト「真実爆弾」の女性記者からインタビューを受けていた。
そこへ割り込んでボランティアにホルツマンの写真を見せるも、患者は大勢いると記憶にはなかった。
インタビュアーは、ギブス達がNCISだと知ると政府の不手際を取り上げたいとマイクを向けた。
もちろんギブス達は何も答えず、インタビュアーは後悔するわよ、と敵対気味だった。
その直後、側にいたバーニーという男がホルツマンを知っていると声を掛けて来た。
バーニーは軍人ではないがホルツマンの寝床を知っている、とギブス達を案内した。
昨夜から姿を見ていないという。
2人目
するとマクギーが、ゴミの山の中から足のない遺体を発見した。
ホルツマンは周囲のゴミに紛れて捨てられていたのだった。
ギブスがそのすぐ近くのゴミの中から別の遺体も発見した。
今度は足はついていたが手首から先が切断されていた。
マスコミは退役軍人ホームレスを標的とした殺人だと報道した。
2人目の遺体は、ノーマ・ジーン・ファイファー二等軍曹。
1993年に除隊していた。
死因
検死の結果、ホルツマンの死因は糖尿病に付随する心臓発作だと分かった。
だがノーマは後頭部の鈍的外傷だった。
ゴミの中から凶器の血の付いたトースターも発見されていた。
これらの要素から、パーマーは病死したホルツマンの遺体を切断しているのをノーマに見られた犯人が、突発的にノーマを襲って殺したと推測した。
バーニー
スローンはバーニーと面談していた。
バーニーは、出会う退役軍人から聞いた話をノートに事細かに書きまとめていた。
そこには2人の被害者のデータも残っていた。
スローンはバーニーも退役軍人だと見抜いた。
本人は否定したがったが、ギブスにもバレバレだった。
バーニーは何故か過去を隠し、他の退役軍人と同じ待遇を受ける事にも拒絶した。
馬
マクギー、ビショップ、そしてトーレスは捜査と証拠品の整理を同時進行する中、ケイシーから手がかりを仕入れた。
馬に埋め込まれていたマイクロチップから所有者が判明したのだった。
厩舎経営者のヘンリー・ホス。
ホスを呼び出すと元水兵だといい仲間を冒とくするわけがない、と関与を否定した。
馬は何頭もいるので1頭いない事には気づいていなかったとも言った。
「厩舎の鍵を持っている人間の仕業だ」
メッセージ
マクギーとトーレスは、情報を急かす為に再びベルに会いに行った。
するとベルは退役軍人殺害の濡れ衣で脅迫されている事を打ち明けた。
さらにマクギー達は、退役軍人の遺灰が保管されている棚を指さすように切断された手首が打ち付けられているのを見つける。
その手首はノーマのものだった。
ギブス達は犯人からのメッセージを解いた。
馬は墓地で、手は死体安置所。
「敬意と非難」
SNS上では退役軍人の待遇の話題があっという間に拡散されていった。
怒り
スローンは調べ上げたバーニーの事情をギブスに報告した。
バーニーは派遣中にガンになった母親の為に帰国していた。
だがその4か月後に母親は死亡。
独りになった時には、全財産をつぎ込んでいた為無一文になっていた。
「この世界と制度に怒りを覚えるのは当然よ」
だがスローンはバーニーは無実だと信じていた。
念の為、ギブスとスローンはバーニーの寝床を捜しに行った。
すると前回会ったマーシー・ポイントのボランティアが2人に声を掛けて来た。
「襲われた人の件で来たんじゃないのか?」
それがバーニーだった。
バーニーは襲われノートを盗まれていた。
NCISと接触した事で事件の目撃者と間違われたようだった。
ギブスは皆を守る為だと、頑なに特別待遇を拒むバーニーを説得してテント村を見張った。
ギブスとバーニー
夜ギブスはバーニーの話を聞いた。
任務をまっとうできなかった上、母親も失い、誰も救えていないと自分を責めていた。
「仲間達と死ぬべきだった」
自殺をも考える程深刻に悩んでいた。
だがギブスも同じような経験をしているとバーニーを励ました。
「それでも生きる価値はある」
その時、外で人の気配がしたので2人は追いかけた。
すると真実爆弾の記者だった。
2人の話を聞いて凄い内容だから世に出すべきだ、と興奮していた。
だがノートを盗んだ事は否定した。
アリバイは日付とGPSデータのついた音声ファイルにある。
ギブスは容赦なく取り上げた。
ベル
翌日、退役軍人支援の予算が全体的に増額された。
その多くが退役軍人省へ。
これまで何か月も見送られていたのに、事件の影響だろう。
ベルの訴えていた資金不足は解決となった。
マクギー、ビショップ、トーレスはベルを怪しみ、アリバイを調べる為呼び出した。
だが、ベルは制度としては自分の得になるけど金銭的に影響は受けないと無関係を主張した。
するとそれを立ち聞きしていたケイシーが、法案によって稼げる人間がいるとビショップに伝えた。
退役軍人省の財務記録から、退役軍人省と契約している民間企業が浮かび上がった。
マーシー・ポイントだった。
可決により全国に拡大する事になっていた。
真犯人
そこへ追い打ちをかけるようにマクギーも、犯人の手がかりをつかんで来た。
「死体を切断したのは馬主の一家の人間だ」
カイル・フリーマン。マーシー・ポイントのボランティアの男だった。
テント村で朝を迎えたギブスは、他の住民からも挨拶され仲間だろうと歓迎されていた。
それでもバーニーはまだ自分は仲間じゃない、と言い張っていた。
そんな中、犯人についての連絡を受けた。
まだバレた事に気づいていないカイルは、普通にギブスの前を歩いていた。
ギブスは退役軍人たちに協力を頼み、カイルを捕まえた。
その時はバーニーも自ら軍人だと名乗り、逮捕に協力した。
ギブスは証拠保管室にあったプリペイド携帯をホームレス達に配った。
以前、自分がカージャックした車に積まれていたものだった。
バーニーはノートを取り返した。
スローンに自分の話を書くことを勧められると、書くのではなく「真実爆弾」に話すと宣言した。
「フォロワーは600人以上。僕の話で救われる人がいますよね」
「敬語を使うな。海兵」
ギブスの呼びかけに、バーニーはもう過去を否定しなかった。
かんそう
エンドクレジット前に、C.J.リーディ(Cody James Reedy)さんの追悼メッセージがありました。
調べてみたところ、現地でもはっきりと分かっていないような感じでした。
というか私には分かりませんでした。
スタッフや身内ではなく、ストーリーに絡んだ人物の可能性もありそうですね。
何にせよ、ご冥福をお祈りします。
これまでも度々登場していますが、退役軍人がホームレスになってしまう事が多いという、現状を訴えるメッセージ性のある回でした。
そんなテーマ性の濃い事件ではありますが、地下室でのシーンはコミカルというバランスでNCISらしさがあったと思います。
でもここまでに提起された? ジヴァや社内恋愛については一切触れる事ナシw
まさに通常運転って感じで、前後関係なく見られる回だったと思います。
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