シカゴ・ファイア/CHICAGO FIRE シーズン6 18話「接収/When They See Us Coming」

2019/09/27

ジェーン洞 シカゴファイア シカゴファイア シーズン6 消防士

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あらすじ

Elizabeth Morris/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC


2017年4月19日(木)~AXNでシーズン6日本初放送(全22話)
(アメリカ放送 2016年11月~)



接収

突然FBIが51分署を接収する騒ぎになった。

FBIのリオーダン捜査官がその理由を説明した。
3日前に捜査官を殺害して逃亡中のマーティン・ベセラの兄弟モリースが署の前に住んでいる。
「頼って現れるはず。それまで待ち続ける」

その為、活動の制限も強要されてしまった。
出動も消防署の出入りもなし。
「君らは邪魔せず、静かにしててくれ」
隊員達は不満を漏らすが、本部も同意しているため大人しく従うしかなかった。

殺された捜査官の相方はスコビルという刑事で本人はもちろん、仲間殺しに誰もが必要以上にピリピリしていた。

協力

FBIがモリースの様子を見に行くと知ると、同じアパートのフロアに救助で顔見知りの家族がいるからと、ケイシーとセブライドがその役を買って出た。

ケイシーが廊下で父親のヘクターと立ち話をしている間、セブライドが部屋の前で様子をうかがっていると警戒で気配を察知したのか、モリースがドアを開けた。
部屋の中には妻と幼い子供と、自動拳銃が2丁が置かれているのが確認できた。

セブライドは消防の点検をしていると誤魔化して、その場を立ち去った。

署に戻り、報告するとリオーダンはモリースと接触した事が気に入らず、2人を責めた。

来客

FBIは、51分署への来客も全員追い返すよう指示していた。
そんな中、クルースが面倒を見ているテイという少年も何も知らずスコルビに追い返されていた。
宿題を一緒にやる約束をしていたクルースは、慌ててテイに声を掛けた。
「ごめんよ、今はダメなんだ」
はっきりした理由が分からないまま、テイはしょんぼりして帰って行った。

そしてテイは、裏切られたと思ったのか署にレンガを投げ込んだ。
すると何かの妨害かとスコルビ達が銃を構えてテイを追った。
クルースがすぐに間に入り、状況を説明しているとベセラ到着の無線が入った。

クルースはテイも署に居たほうが安全だと、結局約束通り一緒に宿題をやり始めた。
そんな2人を、シルビーは微笑ましく見ていた。

作戦

テイの騒ぎのせいで、ベセラはすんなりアパートに入って行っていた。
まるで見張りの目を逸らすようなタイミングに、リオーダンはまたしても署を責めた。

苛立つリオーダンに、大隊長が非難するより解決策を探るべきでは? と声をかけ先に進ませた。

ところがアパートには大勢の住民がいる事、モリースには妻と子がいる事などからなかなか作戦はまとまらなかった。

するとケイシーが提案をした。
「刑務所の火災で暴動に巻き込まれた時、受刑者に命を狙われた看守を消防士に装わせ、救出した」
人は消防士を信用し、警戒心を解くもの。
捜査官を消防士に紛れ込ませればいい。

ヘクターに火災報知器を鳴らすよう頼んで、偽の火災を発生させた。
現場まで消防車を運転したのは、まだ足を引きずるオーチスだった。

突入

ほとんどの住民が避難する中、モリースの部屋だけは誰も出てこなかった。
廊下で捜査官を待たせたまま、ケイシーとセブライドがモリース達も避難するよう説得した。
だがなかなか出ようとしないので、無理やり押し入ると中ではモリースとベセラの2人が銃を構えていた。

2人はそのまま人質にされ、アパートの外まで連れ出されそうになったが、気が付けば消防士に扮した捜査官が包囲し、2人を撃ち殺して無事事件解決となった。

セブライド

セブライドは両親が揃った所でキッドの事を恋人だと認めつつも、両親の復縁には不満気だった。
何故なら、同じような事をこれまでも繰り返していたから。

父親のベニーはFBIをかいくぐって1人で署まで顔を出し、セブライドに歩みよったが頑なな態度に言い合いに発展する。

セブライドは、ベニーが自分勝手な都合で母親を利用しているのが気に入らないとぶちまけた。
「歳をとって怖くなり、弱さを感じたからお袋といたいんだろ。お袋にふさわしくない!」


事件解決後、セブライドが自宅に戻ると母親は1人で泣きながら荷造りをしていた。
「俺は君に相応しくない。傷つけたくない、と別れを告げられた」

セブライドは正直に「多分、俺のせいだ」と打ち明けた。
「ええ、そうね。あの人が自分で考えたことではないはず。
彼はあなたの気持ちを尊重したの」
「ごめんよ」
「あなたは私を守ろうとしただけ」

母親はキッドと2人きりになると、「あの子は父親似だから塞いだり、女に走っても諦めないで」とアドバイスした。


シーズン6 19話「君のいる場所/Where I Want to Be」へつづく


かんそう

FBIの事件に、51分署が絡んで解決するという変化球な回でした。

普段、刑事事件というとほぼほぼ特捜班が絡んで来るのに、今回はストーリー的に特捜がノータッチなのが少し違和感、というか物足りなかった。

そして接収なんて言葉、初めて知ったけどFBIが捜査の為に51分署を取り上げるのは良いとしても、だからってガンガン捜査に絡んでいくか? 相手は殺人犯なのにw ってまあまあなトンチキ展開に感じたのですがw
こういう時、特捜絡みだとまあ知り合いだしって納得できちゃうんだけどね。

あとこっそり監視してるはずが、来客を待ち構えて追い返してるのってメチャ不自然だしw
いつもと違うのバレバレじゃんw

と、ツッコミどころもひっくるめて、変化球な設定が面白かったです!!

そして、こんな異常事態なのにセブライドのプライベートなサブストーリーは、マストなんですねw
しかもそこにキッドが恋人です!! って感じでドヤってるのが、ほーんといつまで続くのかな~。
ぜんぜんトキメキがないわ。
でもお母さんのキッドへのアドバイスが、お別れフラグ?


シーズン6 19話「君のいる場所/Where I Want to Be」へつづく

(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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