番組データ
『デッド・トゥ・ミー ~さようならの裏に~』シーズン1 予告編 - Netflix [HD]
デッド・トゥ・ミー ~さようならの裏に~/Dead to Me
2019年5月 ネットフリックスでシーズン1(全10話)を配信。
1話約26~33分
(シーズン2更新決定)
ジャンル:日常ミステリー、ヒューマンドラマ
2019年エミー賞、コメディ部門 主演女優賞にノミネートされた事で慌てて見ました。
そしてはまりました!!
(ダーク)コメディとなっていますが、正直シーズン1を見た限り笑える要素はほとんどありませんでした。
なのでコメディという前提がない方が、素直に楽しめるのではないかと思います。
あくまでも日常の中の出来事なのですが、回を追うごとにいろんな真実が見えて来て、どんどん気になってきます。
表向きは幸せそうな家族でも、内情はドロドロ……みたいな感じは「デスパっぽい」と感じられる部分だと思います。
そんな風に日常の謎を追うのがメインのドラマですが、登場人物がデスパよりも少なくミニマムなので凄く分かりやすいです。
デスパのようなコメディの楽しさはありませんが、かなり研ぎ澄まされてテンポよく進行していくのも、オススメポイントになっています。
とにかく、
「騙されたと思って1話を最後まで見て」
です。
私自身がそうだったのですが、正直1話の最後を見るまでは脱落の可能性がありました。
でも、最後を見て「そういうことだったのね!」と一気に先が気になりました。
元々気の強い性格だったのが、悲しみからより周囲に攻撃的になってしまう。
それなのにセラピーで出会ったジュディ(リンダ・カーデリーニ)はやたらジェンに親切にしてくる。
いつしかジェンはジュディを受け入れ、親友のような存在になっていくが……。
2019年エミー賞、コメディ部門 主演女優賞にノミネートされた事で慌てて見ました。
そしてはまりました!!
(ダーク)コメディとなっていますが、正直シーズン1を見た限り笑える要素はほとんどありませんでした。
なのでコメディという前提がない方が、素直に楽しめるのではないかと思います。
あくまでも日常の中の出来事なのですが、回を追うごとにいろんな真実が見えて来て、どんどん気になってきます。
表向きは幸せそうな家族でも、内情はドロドロ……みたいな感じは「デスパっぽい」と感じられる部分だと思います。
そんな風に日常の謎を追うのがメインのドラマですが、登場人物がデスパよりも少なくミニマムなので凄く分かりやすいです。
デスパのようなコメディの楽しさはありませんが、かなり研ぎ澄まされてテンポよく進行していくのも、オススメポイントになっています。
とにかく、
「騙されたと思って1話を最後まで見て」
です。
私自身がそうだったのですが、正直1話の最後を見るまでは脱落の可能性がありました。
でも、最後を見て「そういうことだったのね!」と一気に先が気になりました。
あらすじ
ある夜、夫をひき逃げで突然失ってしまったジェン(クリスティナ・アップルゲイト)。元々気の強い性格だったのが、悲しみからより周囲に攻撃的になってしまう。
それなのにセラピーで出会ったジュディ(リンダ・カーデリーニ)はやたらジェンに親切にしてくる。
いつしかジェンはジュディを受け入れ、親友のような存在になっていくが……。
主な登場人物
ジェン
PHOTO: COURTESY OF NETFLIX.
クリスティナ・アップルゲイト/Christina Applegate
夫テッドをひき逃げ事故で、突然失った働く主婦。
職業、不動産業。
クリストファーというゲイが友達で仕事のパートナー。
息子はチャーリーとヘンリーの2人。
長男チャーリーは反抗期真っただ中。まだ9歳のヘンリーは大人しく良い子。
気性が荒く、事故担当のぺレス刑事とも折り合いが悪い。
ジュディ
PHOTO: COURTESY OF NETFLIX.
リンダ・カーデリーニ/Linda Cardellini
老人ホームで絵を教えたりして働いている。エイブという老人と特に仲が良い。
セラピーでジェンに声を掛けて知り合う。
婚約者を亡くし、ジェンに共感するのかやたらに親切に近寄ってくる。
スティーヴ
PHOTO: COURTESY OF NETFLIX.
ジュディの元婚約者。法律事務所勤務。
豪邸に住むが、ジュディと別れた為家を持て余していたところ、ジェンと知り合いジェンに不動産担当になってもらう。
主な出演作:ウエストワールド
ニック
PHOTO: COURTESY OF NETFLIX.
ブランドン・スコット/Brandon Scott
休職中の警官。
グリーフケアの研修でジュディと知り合い、いい雰囲気に。
警官である事から、ジェンのひき逃げ犯捜しに協力をする。
ローナ
ヴァレリー・マハフェイ/Valerie Mahaffeyジェンの死んだ夫テッドの母親。
不動産業でジェンの元ボスでもある。
夫の生前からジェンとは仲が悪い。
主な出演作:デビアスなメイドたち、デスパレートな妻たち
完全ネタバレ各話まとめ
ご注意!! このドラマには重要な謎要素が存在します。
以下、完全ネタバレしていますので、未視聴の方はご注意ください。
1話:事の始まり
出会い
ひき逃げで夫を亡くしたばかりのジェンは、グリーフケアのセラピーに参加する。
ジェンは、ひき逃げ犯が見つかっていない事から強い怒りを感じていた。
元から気の強い性格ではあったが、そのせいで過剰に攻撃的になっていた。
そんなジェンに、ジュディという婚約者を亡くした女性が声を掛けて来た。
どちらかというと敬遠されてもおかしくないのに、何かあったら連絡してと電話番号まで渡される。
2人はジェンが掛けた1本の長電話から一気に距離を縮めていく。
嘘
親しくなったある夜、ジェンはジュディの家を突発で訪ねた。
以前、ジュディから亡くなった婚約者と一緒の写真を送ってもらったのだが、不動産屋であるジェンには写真に写る豪邸の住所からその家を訪ねる事は簡単だった。
以前、ジュディから亡くなった婚約者と一緒の写真を送ってもらったのだが、不動産屋であるジェンには写真に写る豪邸の住所からその家を訪ねる事は簡単だった。
ところがサプライズのつもりが逆に驚かされる。
豪邸のドアを開けたのは、死んだはずのジュディの婚約者、スティーヴだった。
婚約者が死んで、今は豪邸に1人で住んでいる、というのは大ウソだった。
ジェンの事を知らないスティーヴは、ジュディの名前を聞いて2ヶ月前に別れた、と答えた。
しかもスティーヴはジュディが不在時に来るのを迷惑がっていた。
ジェンはスティーヴに、不動産屋の名刺を渡し豪邸の売却を薦めて帰った。
ジュディの事情
次の集会で、ジェンは激怒しながら全員の前でジュディの嘘を暴いた。
「私や皆を弄んでるの?!」
ジュディは謝罪をし、スティーヴは生きてるけど私はフラれて彼を失った、と弁解をした。
「フラれた理由は、子供が出来なかったから」
5回目の流産が原因だった。
涙ながらに語るジュディをジェンは信じられなかった。
そんな攻撃的な姿勢を崩さないジェンを周囲は責めた。
「いつも一緒だった。何故気づかない?」
「皆悲しみの表現方法は違う。ジュディは嘘で、君は怒りで発散して皆努力してる」
数日後、ジェンはジュディを許した。
ジュディのいない数日間を味わったジェンは、ちゃんとした家のないジュディをゲストハウスに移り住むように誘った。
秘密
ジェンの申し出を受け入れたジュディは、貸倉庫に荷物を取りに行った。
そこに隠されていたのは、事故った車だった。
ひき逃げ犯はジュディだった……。
2話:私イカレてるのかも
同居スタート
ジュディが、ジェンのゲストハウスに引っ越して来た。
ミュージシャンだったテッドがスタジオとして使っていた部屋だった。
ミュージシャンだったテッドがスタジオとして使っていた部屋だった。
スタジオはテッドが使っていたまま、手付かずになっていた。
ジェンが死を受け入れられなかったのだが、ジュディの後押しで荷物を片付ける事に。
チャーリーは大黒柱になるんだから、と遺品の銃を欲しがったがジェンは許さなかった。
スティーヴ
ジェンは本格的にスティーヴの家を売却担当をする事になった。
ジェンがジュディと同居を始めたと知ると、スティーヴはジュディを行く先ざきでもめ事を起こす、変人と言った。
スティーヴはジュディに接近禁止命令を出す。
真実
ジュディがテッドをひいた時、助手席にはスティーヴが座っていた。
3話:全て私のせい
誕生日
テッドの誕生日がやって来た。
ジェンにそのつもりはなかったが、成り行きで追悼の誕生日会を開く羽目になる。
共犯
ステーヴは接近禁止を解除したことをジュディに伝えた。
その際に、ジェンがひき逃げしたテッドの妻だとジュディから聞かされ驚く。
事故当時、現場に戻りたいと希望したジュディを止めていたのはスティーヴだった。
ジュディはジェンの人生を壊した償いとして、友達になって助けていると説明するが、スティーヴにはあえてジェンに近づくジュディの気持ちが理解できなかった。
「イカれてる」
誕生日会
誕生日会にはローナもやってきた。
ジュディはローナと初対面の振りをしたが、本当は遠くから参加していたテッドの葬式で大げさに泣く姿を見ていた。
身代わり
誕生日会の最中、ジェンが起こした近所の車を壊した件で警察がやってきた。
ジェンはなかなかひき逃げ犯を見つけない警察に日頃から不満を持っていたので、横柄な態度でシラを切った。
それで引き下がるはずのない警察に、ジュディは身代わりとなって突然自首をする。
誕生日会を中断させる訳にはいかないジェンは、ジュディの親切に甘えてしまう。
逮捕されたジュディは、スティーヴに頼んで釈放された。
死の前
ジュディの逮捕に驚いたローナはジェンと口喧嘩を起こす。
その流れで、テッドが死ぬ前にローナに電話をしていたと言い出す。
「何だったか知りたい?」
何か身に覚えがあるのかジェンはローナを追い返した。
メッセージ
誕生日会の最後、天国のテッドにメッセージを書き小さく畳んで風船に入れて飛ばした。
ジュディは、そこにこっそりと自白の手紙を書いた。
「本当にごめんなさい。すべて私のせいなの」
夜になると、空に飛ばしたはずの風船の1つが何故か庭先に戻っていた。
ジェンはそれを割って中に書いてあるメッセージを盗み読んだ。
「また一緒にゲームができたらいいのに」
それは息子が書いたものだった。
ゲーム
テッドは生前、息子と一緒にオンラインゲームで遊んでいた。
これまでは興味も持っていなかったが、ジェンは自分も遊んでみようかなと遺品のノートパソコンを立ち上げた。
ゲームにログインするとすぐにゲーム内のチャットが飛んできた。
「バンビ88:戻ったんだ! いつ会える? 恋しいわ」
テッドはオンラインゲームのフレンドと浮気をしていた……。
4話:元には戻れない
トラウマ
ジュディは、ひき逃げがトラウマで車の運転が出来なくなっていた。
浮気相手
スティーヴの家から戻ったジュディは、ジェンからテッドの浮気を打ち明けられる。
そして2人はチャットでテッドに成りすまし、「バンビ」の職場に本人に会いに行く。
2人のテーブルについた若いウエイトレスがバンビだった。
ジェンは怒りが抑えきれなかったが、ジュディは話を聞き出す為に友好的に振る舞った。
バンビはシンガーソングライターでギターとピアノを弾いていた。
彼氏とアルバムを作っていたが、数ヶ月前に突然連絡が途絶えていたと打ち明けた。
つきあっていたのは1年半くらい。
その間、ジェンは気づいていなかったと言った。
テッドの嘘
ジェンは先に外へ出て、1人になったジュディはバンビにテッドの死を伝えた。
そして嘘をついた。
「私がテッドの妻なの」
バンビは酷く驚いた。
「彼、あなたは死んだって」
ジェンは夫に乳がんで死んだ事にされていた。
ジュディは悩んだ挙句、その事をジェンに伝えた。
するとジェンはこれまで犯人捜しに拘っていた事がバカバカしいと感じた。
「彼は私を殺したのね」
ふと、死んでよかったと呟くのを聞くとジュディの心は軽くなった。
トラウマだった運転も平気になった。
5話:たまには息抜き
研修
ジェンとジュディはグリーフケアの研修で、休暇を兼ねてパームスプリングスに行った。
ニックとの出会い
1人バーで飲んでいたジュディは、参加者のニックという黒人男性と出会う。
ニックは親友ルーカスを亡くしていた。
意気投合をし、ジュディはニックを部屋に泊め、スマホに収めた自分の絵画を見せていた。
ニックは休職中の刑事で、死んだ親友は元相棒だった。
それを知ったジェンはすべてを乗り越える為、ひき逃げ犯捜しの協力をニックに頼む。
6話:ウソでしょ
事故現場
改めて犯人捜しをする事になったジェン達は、ニックに事故現場を見てもらう。
遺体の発見者は通学中のシャンディ・アダムス。ヘンリーの同級生だった。
現場付近にカメラはなく、夜1時頃で目撃者もおらず手がかりとなるようなものも見つかっていなかった。
捜査状況は本来なら遺族には説明があるはずだったが、ジェンの怒りのせいで説明を受けていなかった。
ニックとジュディはジェンの代わりに、ぺレス刑事に捜査状況を聞きに行く。
息子たち
チャーリーがドラッグ売買をして、ジェンは学校から呼び出される。
家庭の事情を考慮して通報は免れたが、2週間の停学となる。
薬はすべて父親のものだったが、ジェンはそんなに薬を必要としていた事を知らなかった。
ジェン達はチャーリーを懲らしめようと、ニックに警官の制服で来てもらう。
効果はてきめんだったが、チャーリーのバックパックから銃を見つけて冗談では済まなくなる。
チャーリーもセラピーに通う事になった。
ヘンリーは問題ないと思っていると、学校での合唱ステージで間違い、癇癪を起してしまう。
実は前にも「突発的にキレる事がある」と聞かされ、ジェンはショックを受ける。
連絡がなかったのは、連絡先がテッドのままだったから。
ヘンリーは希望してクリストファーの聖歌隊に入る。
証拠
9歳の少女が遺体発見者だと知ったジュディは、同情と現場について不安になり、シャンディを捜した。
ところがシャンディは少し変わっていて、怖かったどころか気持ち悪いけど最高だった、とその体験を語った。
その後、シャンディの母親が実はシャンディが現場から証拠品を持ち帰って隠していた、とジェンの家を訪ねて来た。
それはヘッドライトの破片だった。
心配になったジュディは、貸倉庫に車を確認しに行くが、車は消えていた。
7話:見くびらないで
証拠品
ジェンは警察へ行き、ぺレス刑事にひき逃げの証拠品を渡す。
ジュディは、スティーヴにヘッドライトの破片が見つかった事を報告し、車の移動先を確認する。
スティーヴは実家に車を運び、解体してメキシコに分散して捨てる準備をしていた。
破片が見つかっても車が見つからなければ捕まらない、と余裕だった。
ジュディは捜査が進展するのを恐れ、今日中に捨てようと解体を急ぐ。
呪い
解体をしながらジュディは、ずっと気になっていた事をスティーヴに確認した。
以前旅行で行った化石の森国立公園から石を持ち帰っていないか?
「持ち帰ると悪運がつきまとうって看板に書いてあった」
自分達に良くない事が続くのは石を持ち帰ったせいかも、とよぎっていたのだった。
スティーヴはそんなことしない、と否定した。
その後、解体した車を積んだトラックに乗り込むとスティーヴは再び石の話を持ち出した。
「実は、化石の森の石を盗った」
ジュディはもちろん盗ってはいない。
スティーヴは関係ないって、と気にせず1人メキシコに向かった。
失職
ジェンは警察に行ったついでに、テッドの捜査ファイルを見て酷い現場写真にショックを受けていた。
そのせいで内見案内中にヒステリーを起こしてしまい、客に暴言を吐いてしまう。
ジェンと長く組んでいたクリストファーはこれまでのうっぷんが溜まり、一緒に仕事は出来ない、とジェンに切り出した。
「事故後に始まってない。ショアウッドの物件のイチジクを切った時から考えていたの」
顧客に怒鳴るのも初めてではなかった。
「あなたの怒りは理不尽よ。助け方が分からない。ごめんね」
ジェンの嘘(スニーカー)
ジェンが一番ジュディに会いたい時に、ジュディと連絡が取れなかった。
そこへニックが訪ねて来た。
ニックは、捜査ファイルを見て気になっていた事があった。
「テッドはひき逃げにあった時、ランニングに?」
「ええ」
「ファイルにはヴァンズを履いていたと」
「確かに履いてたわ。ランニングシューズが嫌いで。持ってもいなかったの」
だがクローゼットには、テッドのランニングシューズが沢山残っていた。
車種
翌朝、ヘッドライトの破片から1966年製のマスタングだと車種が判明した。
進展にジェンは明るくなったが、ジュディは焦った。
8話:暴走
持ち主捜し
ニックにリストを作ってもらって、マスタングの持ち主捜しを始めた。
該当のマスタングの持ち主は200人以上はいる。
ニックとの別れ
ジュディは、リストにある「TKGアーツ」の店名を見て挙動不審になり倒れてしまう。
ジュディに想いを寄せるニックは看病をし、風邪か妊娠じゃないかと冗談を言うとジュディは最近スティーヴと寝てしまった事を思い出し、ニックに正直に打ち明ける。
ニックはショックを受け、ジュディと距離を置く。
スティーヴ
ジュディはいろいろ報告がある、とスティーヴのオフィスを訪ねた。
まずは妊娠の可能性がある事。
それで復縁できるかもと思いきや、スティーヴはまた流産になる事を恐れ、もう喜べず、期待してショックを受けるくらいなら今すぐ諦めた方がいい、とまで言った。
しかも、実はスティーヴには恋人がいたのだった。
ショックを受けたジュディは、TKGアーツが自分達の捜査上に上がっている事は言わずに帰った。
妊娠検査薬
妊娠を望むジュディは改めて、妊娠検査薬を使用した。
しかし判定結果は、妊娠していなかった。
ジュディはかっがりするが、しばらく放置していると妊娠判定が出ていた。
翌朝大喜びで病院へ行くと、検査の結果妊娠が不可能な身体だと診断されてしまった。
「今ある身体の症状は早期閉経のサインです」
TKGアーツ
ニックが1人で歩いているとたまたまTKGアーツの前を通りかかり、気づいた。
リストにあった店だと。
そして店内に飾られた絵を見て驚く。
ジュディがスマホで見せてくれた、ジュディの作品だらけだった。
9話:秘密
TKGアーツ
ニックはTKGアーツに入り、マスタングについて尋ねた。
上司だと呼ばれたスティーヴはマスタングの事を誤魔化した。
アーティストの持ち物だと。
それはジュディかと聞かれると、分からないと言った。
ニックは確認できたら連絡を、と名刺を渡して帰った。
スティーヴはジェンに報告をし、すべての責任をジュディに押し付けてた。
足りない証拠
ニックは、ぺレス刑事にジュディとスティーヴがひき逃げに関わっていると報告するが、まだ逮捕できる段階ではない、とあまり相手にされなかった。
反対にぺレス刑事はニックがジュディに振られたのではないか? と言い出す。
実はぺレス刑事はニックの事を調べていた。
サンタアナ署の刑事で、3ヶ月出勤していない。
休職の理由は精神的な問題があるから。
再就職
金銭的に切迫したジェンは、ローナに頭を下げて不動産会社で雇ってもらう。
テッドの電話
ローナはテッドから死ぬ前にあった電話の話を再び持ち出した。
実は、ジェンは直前にテッドと言い争いの喧嘩をしていた。
その事を言われると覚悟を決めると、ローナはその電話に出なかったという事を後悔していた。
物件
ジェンは早速スティーヴに良さそうな物件を担当し、売り込んだ。
スティーヴは余裕があるようで、860万ドルを即金で契約すると乗って来た。
スティーヴは余裕があるようで、860万ドルを即金で契約すると乗って来た。
ジェンは高額な手数料に浮かれた。
ジュディの告白
ジュディはぺレス刑事を訪ね、ずっと言いたかったと告白をした。
「スティーヴは資金洗浄してる」
TKGアーツはその為の店だった。
証拠として、貸倉庫にも案内した。
そこにすべての記録書類がある。
「全面的に協力するわ」
チャーリー
突然チャーリーが家を出ると言い出した。
行き先はローナの家。
お金の事で喧嘩をしたところだったので、ジェンはもう心配ないとチャーリーを引き留めるが、理由はそれだけではなかった。
「もう一緒に住めない。(理由は)知ってるだろ?
父さんが死んだ夜に……」
チャーリーは、2人の喧嘩を見ていたのだった。
事故の夜、ジェンはテッドに「あんたの顔なんて見たくない!」と追い出していた。
結婚していれば喧嘩は普通というジェンに、チャーリーは言った。
「父さんは我慢できなかったんだ。俺も同じだ」
ジェンの秘密
落ち込むジェンはジュディにテッドとの喧嘩の理由を話した。
テッドは1年以上、触れようとしなかった。
それは不倫のせいではなく、ジェンが乳がんで乳房切除手術をしたタイミングからだった。
ジェンは夫なら気にしないでいてくれると思っていた。
「でもダメだった。私は不用品だった。でも彼が必要だったの」
ジェンの怒りの根源は、そこにあった。
テッドの態度で自分を恥じ、同時にどうしようもなく腹が立つ。
「それであの夜はつい興奮して……、彼を殴ったの」
テッドと最後の接触が顔を殴った事。
「テッドの死は私のせい。
ランニングをしていたのではなく、夜中の1時にあの道を歩いていたのは、私と一緒にいるのが耐えられなかったから。私が殺したの。
ずっと責めるべき人を捜してたのに、私だったのね」
ジュディの秘密
ジェンがテッドの死を自分のせいだというのを聞いたジュディは思わず、ジェンに自白する。
「私なの」
罪滅ぼしの為に、ジェンを支える友達になろうと思った。
「私を許してジェン。お願い。
あなたをこんなに愛するとは思わなかったの。
子供達も家族になるなんて」
しかしジェンの目はジュディを睨むだけで長い無言の後、一言だけ言った。
「死んで」
ジュディはジェンの家を出て、エイブを頼った。
だが運悪く、エイブは死んだ所だった。
貸倉庫
ぺレス刑事は、ジュディから聞いた貸倉庫の捜査を本格的に始めた。
そこでエンジンオイルの染みが残っているのに気づく……。
10話:ここから消えて(シーズン1最終話)
その後
ジェンは、ジュディの荷物を燃やし、家中に防犯カメラやセンサーを設置しセキュリティを強化する。ヘンリーが洗礼を受けるが、ジュディの姿はない。
ジェンは警察へ行き、ジュディが犯人だと告げるがペレス刑事の反応は薄かった。
逮捕を急がせるジュディに対して、ペレス刑事は事情があって難しいと言う。
別件と絡んでいて、その解決までジュディは逮捕できないとだけ教えてもらう。
「それに自白だけでは逮捕に不十分よ」
オープンハウス
オープンハウスに出ていたジェンは、スティーヴに売ったと思っていた物件が、売れていないという事をローナから聞かされて知る。ジェンには何も言わず、契約は白紙になっていた。
ショックを受けるジェンの目の前にジュディが現れる。
ジェンは強く拒絶したが、ジュディは自首する前に言っておきたい事があった。
「死刑かもしれないけど、あなたを失うのが最悪の刑よ」
だが、怒りマックスのジェンに効果はない。
「あんたはソシオパスよ」
「大好き」
「こっちは大嫌い!
あんたが出来る事はこの世界から消える事よ」
ジェンはジュディを突き飛ばして遠ざける。
そしてテッドの銃があると脅す。
「今度見かけたり家族に近づいたりしたら、あんたの頭を吹っ飛ばす」
銀行口座
スティーヴは通報のせいで、窮地に立たされる。困って銀行へ行くと、ジュディが口座を解約をした後だった。
洗礼祝い
ジュディは、参加できなかったヘンリーの洗礼祝いを聖歌隊の練習中に渡しに行った。それはヘンリーとの最後の別れでもあった。
ヘンリーがもらったのは、木製の鳥の置物だったがジェンがそれを知ると気味悪がり、こっそり金庫に入れる事にした。
その時、鳥の置物の中にジュディからの小切手が隠されているのを見つける。
ジュディはスティーヴの口座の金をジェンに譲っていたのだった。
新しい友達
ジェンは、テッドが死んだときに差し入れをしてくれた隣人カレンを自宅に誘った。
借りっぱなしだった食器を返すついでに。
専業主婦だというカレンは、突然の誘いに喜んで応じた。
8年も隣に住んで、初めての事だった。
特に話が盛り上がる事はなかったが、カレンがセキュリティオタクの銃好きだと分ると、ジェンは銃の撃ち方を習う。
センサー
夜、早速防犯センサーが鳴り、ジェンとヘンリーは驚く。
ジェンが銃を取り出し構えると、センサーを鳴らしたのはチャーリーだった。
ローナにテディと呼ばれるのが気持ち悪くて、帰って来たのだった。
それと薬の問題もあり、ローナの薬を持ち帰りジェンに渡した。
ジェンはチャーリーに改めて怒りの制御が出来ない事と、ケンカを見せてしまった事を謝った。
スティーヴ
チャーリーが来た時にセキュリティを切っていたせいで、スティーヴがジュディを捜してジェンの家に入って来た。
ジェンはついでにスティーヴに契約を無効にした件の文句をつけた。
スティーヴは、ジュディの責任だといい人生を台無しにされた、と愚痴り出した。
それについてはジェンも共感した。
スティーヴが何をされたかは言えないというと、ジェンは知らないだろうと思い「誰かをひいたとか?」と軽口を言った。
その言葉にスティーヴが反応し、スティーヴは同席していた事を謝罪する。
ジェンがすでに知っていると思ったのだろうが、初めて知ったジェンは無言のままショックを受けていた。
そこへスティーヴはジェンに手を組もうと言い出す。
「一緒にジュディを捜して。頼める?」
当然納得するはずのないジェンは、スティーヴに何故立ち去ったのかと追及した。
スティーヴはその場にいないジュディのせいにしようと誤魔化したが、ジェンが納得するはずはなかった。
ジェンはスティーヴに銃を向けて、出て行けという。
「ジュディの居場所を知るまで帰らない」
スティーヴは、ジェンのその態度にジュディの肩を持っていると誤解したようだった。
その頃、ジュディはテッドの事故現場で自殺しようとしていたが、失敗していた。
一命をとりとめた直後、ジェンからの電話が鳴った。
「ジュディ帰ってきて」
それは、ジュディが待ち望んだジェンからの電話だった。
そしてジェンの家に行くと、プールには死んだスティーヴが浮かんでいた……。
かんそう
とにかく、ハラハラドキドキさせるのが上手い!
何度かジュディが「実は……」って言い出して、え? 自白するの? と思わせて違う事を言ったり、特に印象的なのは風船のメッセージ!
あれは絶対ジュディのメモが出て来ちゃう~と超ドキドキしましたw
でも違う、っていうね。
人が持つ秘密や悩みが、上手くドラマになっていて被害者から始まったジェンもいろいろ分かってくると、夫と不仲で実はそこまで悲しむ程だったのかなぁ? と疑問になったり。
と、同時にジェンの攻撃的な性格も単なる性格なだけではなく、テッドとの不仲が原因である意味ジェンはテッドが生きている時から被害者でもあったと思えたり。
見れば見る程ドラマが深まっていき、本当にはまりました!
終わり方もめっちゃ気になる所で終わっているので、シーズン2が楽しみなのですが、大抵シーズン2が見れる頃にはシーズン1の内容忘れてしまうので、このまとめが役に立つといいな、と思っています。
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