【ファイナル・シーズン】デッド・トゥ・ミー ~さようならの裏に~/Dead to Me シーズン3 まとめ前編1話~5話【Netflix】

2022/11/20

Netflix ジェーン洞 デッド・トゥ・ミー デッド・トゥ・ミー シーズン3 ヒューマンドラマ ミステリー

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Dead to Me: Season 3 | Official Trailer | Netflix

2022年11月17日 ネットフリックスでシーズン3 一挙配信(全10話)【ファイナル・シーズン/最終回】


1話~5話 あらすじ

1話:巡る運命

ひき逃げ

ひき逃げ事故に遭ったジェンとジュディ。
ジュディは軽傷だったがジェンは意識不明で搬送されていた。

その最中、ジェンは夢を見ていた。
ビーチにジュディと並んで座り、ジュディが砂浜に埋まっている奇妙な形の貝殻を見つける。
それを受け取ると、スティーヴの頭を殴った木彫りの鳥になった。

二人はまだ犯人がベンであることには気づいていない。

遺体発見

散歩中の犬が掘り起こしたことでスティーヴの遺体は発見された。
腐敗が進んでいるが、頭部の傷は見てわかった。

真相を知るぺレス刑事はなんとかギリシャ・マフィアの仕業だろうと部下のニックを誘導するが、素人の処理は隙だらけだった。
「こんな浅いところに埋めて、木にはハートマークの目印が彫ってあるってマフィアの手口じゃなさすぎる」

チャーリー

チャーリーは留守中にジュディに当てたジェンの手紙を読んでしまい、スティーヴの死に二人が絡んでいることを知る。
「テッドの件、許せなくてごめんね」

そこへベロンベロンで血まみれのベンがやってくる。
まだ事故を知らないチャーリーは、軒先で倒れたベンを仕方なく、ベンが乗ってきたボロボロの車の後部座席に乗せて、病院まで運転した。

毒親

痛みに苦しむジェンのために、ジュディは毒親に幼い頃やらされていたように小芝居をして病院で鎮痛剤を盗んだ。

ベンの嘘

途中、ジュディはベンとばったり会う。
記憶のないベンは転んで怪我した、と明るく挨拶をするがジュディから「ジェンとひき逃げにあったの」と言われるとひき逃げの記憶を取り戻し、自分が犯人だと気づく。
だが打ち明けようとした時、警官が通りかかるとスティーヴの遺体が見つかったことだけを伝えた。

新たな問題

検査から戻ったジェンは、自分のベッドが汚れていたので隣のジュディのベッドを使った。
するとそこへCTの結果を持った医師がやってきて、ガンの疑いを告知する。
「すぐ専門医を予約するから検査を受けて欲しい。いいですねヘイルさん」

デジャヴュ

ベンと別れたジュディは病室に駆け込んで、スティーヴの遺体が発見されたことを報告した。
ジェンはジュディにガンについて、どう伝えたらいいか悩み、すぐには言えなかった。
「怖いけど……、二人だったから乗り越えられたよね」
「現在形よ」
そのやりとりにビーチの夢のデジャヴュを感じるジェン。
「いい兆候よ」

2話:大事な話

チャーリー

帰宅してチャーリーに「スティーヴを殺したの?」と詰め寄られたジェンとジュディは、ジュディは死んだ夫と不倫をしていたのよ、と嘘をついて誤魔化す。
スティーヴは、ギリシャマフィアのマネーロンダリングをしていた。
ジュディが金も盗んだと打ち明けると、ジェンも初耳に驚いた。
「それで彼に頼まれてうちのガレージに車を隠したの。でもあなたが車に乗ったことで私達が追跡されると思ったの。
だから燃やしたのよ。その後警察に行って潔白を信じてくれたわ」

まんまとチャーリーは信じたが、だがジュディへの信頼は失った。
ジュディは無駄に嫌われた、とジェンを責めるが車でも与えればすぐ仲直りできると宥められる。
「時に真実の方が人を傷つける」

鳥の行方1

チャーリーが持ち出した銃を金庫にしまおうとすると、凶器の鳥が無くなっていることに気づく。
「ヘンリーに返したよ」
その頃ヘンリーはサイコな近所の女友達に人質ごっこで縛り上げられ、鳥も奪われそうになっていた。

ぺレス刑事とニック

ぺレスとニックが家にやってきたのでジェンとジュディは動揺する。
だが用件はスティーヴの遺体の件ではなく、ひき逃げだった。
スティーヴの事件は管轄からFBIが引き継いだと知る。

しかし、ジュディに聴取するニックは、ひき逃げとスティーヴ殺しが関連しているのではないかとジュディを心配する。

ジェンは、もう手を引くというぺレスをやんわり脅して、そうはさせなかった。
「努力はするけどもう木にハートは彫らないで」

告白

チャーリーに嫌われたことに耐えられないジュディはどうせ嫌われるなら本当のことを言いたい、とジェンに告げる。
当然ジェンは止めようとして、それなら、と二階へ行こうとする。
すると階段の踊り場で痛みに耐えきれず座り込んでしまった。

そこへベンが見舞いに来て、ジェンを抱いて二階のベッドまで運ぶ。

ジュディはジェンに鎮痛剤を飲ませようと、ジェンのバッグを漁るとガンのパンフレットを見つけてしまう。
ジェンを問い詰めると、実はガンなのはジュディの方だと知り、ショックを受けつつも強がる。
「私でよかった」

そしてチャーリーには、本当の事は言わなかった。
「一晩だけの関係で、家族がいると知ってたら関わらなかった」
チャーリーはジュディの作ったカップケーキを手に取り、少し歩み寄った。

鳥の行方2

家にいたベンに会ったヘンリーは兄を失ったベンに同情して、木彫りの鳥を渡していた。
だがベンはそれをバーのカウンターに忘れていく。
それを拾ったのは警官のニックだった……。

3話:現状の把握

ベンの事故車

ベンの事故車は実家のガレージにあり、ベンはそれにカバーをかけて隠した。
そこへニックがやってきた。
どきっとしていると、忘れものだ、と木彫りの鳥を渡される。

ニックはベンの様子から禁酒会を勧める。
そしてベンに尋ねられると、ひき逃げ犯の手掛かりはまだ何もない、と話した。

凶器判明

スティーブの遺体の頭から木の破片が発見された。
ぺレスはジェンに「鳥をさっさと始末して」と頼む。
FBIの担当者は有能なモラニスになった。
「突き止められるわよ」

その時、ぺレスはシルバーのセダンに気づく。
「尾行されてるんじゃないの?」
だがジェンは自分ではなくペレスがされていると気にしなかった。

魔除けのネックレス

ガン検査の終わりに、ジュディは看護師がつけていたのと同じ魔除けのネックレスを診察所の地下の売店で買った。ハートに目がついているデザインだった。

ベン

ジェンは鳥を回収しようとベンを捜して実家まで行くが、ベンは記憶の曖昧さから鳥を壊したのは自分かもしれない、と修理をして返そうと考えていた。

雑貨屋で同じ着色前の鳥を大量に買い、ジュディに直せない? と頼む。


ニック

正式にラグナ署がスティーヴの事件に協力することになった。
興味を持つニックに、ぺレスは関わらせたくなくて苦労をする。
凶器の木片の画像を見たニックはピンとくる。
「犯人はギリシャ人じゃない」
「偽装かも」

鳥の行方3

ジェンが教会でクリストファーと話しをしていると千羽鶴に協力してと、女性から声をかけられるが、うざいという感情を露にする。
「やるって言ったら消えてくれる?」

その後、無神論者のジェンも思わずジュディを祈ってしまう。
「彼女の無事をお守りください」
そこへベンが鳥を持ってやってきた。尾も直っている。
無事ジェンの元に戻って来た。
鳥は夜、ジュディと一緒に燃やした。

検査結果

ジュディの検査結果が出るが、希望は叶えられず病状は進行していた。
だが、責任を感じるジェンを前にジュディは「何もなかった」と嘘をつく……。

人影

夜、ジェンが鳥を燃やした灰を家の前のゴミ箱に捨てると、路駐している車の中に人影を確認する。(FBIのモラニス)

4話:今後の見通し

ジュディの病状

子宮頸がん、ステージ4、肝臓にも転移していた。
手術は無理なので化学療法、放射線治療を薦められる。
「船が欲しかったの」
現実逃避しながら、ジェンはセカンドオピニオンを求める。
「どこも悪くないのに」

ジェンとベン

スティーヴの葬儀が行われた。
ジェンは、これでベンやベンの家族ともお別れとほっとする。
しかしベンの母親、アイリーンに気に入られ、葬儀の後家に来てと誘われると断れない。

屋敷ではベンからシスコに戻らず、捜査中は留まることになったと言われる。
ジェンがベンを遠ざけるのは困難だった。
カントリー好きのベンとデスメタル好きのジェン。
合わないように思えて、どうしても惹かれ合う。
そしてベンはジェンに打ち明ける。
「僕が……君たちに当てた」
スティーヴの死を知り、ショックで飲んで飲酒運転をしていた。
ジェンはベンにキスをした。

ジュディとミシェル

その頃、ジュディもミシェルと再会し、飲みに行くことになった。
そのまま二人はベッドを共にし、ジュディは打ち明けた。
「私ガンなの」
だがミシェルはすでに寝ていた。

5話:軽率な行為

配管

ベンはジェンの部屋に泊り、翌朝チャーリーにもすぐに見つかる。
ベンがジェンのバスルームを使うと、水漏れに気づく。
ついでに配管を見てもらうと、以前ネズミを処分していた事を思い出す。
「何かが燃えたのか腐食したのか、大きな穴が開いているよ。僕には対処できない」

嘘1

帰宅したジュディにジェンは大騒ぎする。
「ひき逃げ犯はベンよ! 彼と寝た。彼が水漏れを直してる!!」
「多すぎて把握できない。今は伝えるのに適さない時かも……」
「何が?」
ジュディはガンのことをジェンに言えず、治療に専念するのを「ミシェルと3ヶ月間ソノマに行く」と嘘をついた。

カラオケパーティー

いつものグループセラピーにベンも参加させた。
「犯人のことが頭から離れない。痛みを感じないのは怪物だよ!」

仲間のヨランダのためにカラオケパーティーをしよう、とジュディが言い出す。
ジェンはこんな時に……とまったく迷惑だった。

嘘2

そこへミシェルが突然やってきて、ジュディのガンの告白を実は聞いていた、と打ち明ける。
「寝たふりをしちゃったの。酷いわよね」
ジュディは怒りはせずミシェルからアメジストをもらう。
「ヒーリング効果があるのよ」
これから大丈夫? と心配するミシェルには「ジェンがいるから」と嘘を重ねる。

真相

またベンがべろんべろんになってパーティーにやってきた。
ジェンが介抱するとFBIから聞いたと打ち明ける。
「溺死だった!!!」
そしてベンもプールに落ちた。
チャーリーはベンに呆れて「母さんから距離を置け」と怒鳴りつけた。

スティーヴの死因を知ったジェンは動揺してジュディを頼る。
「助けられたんだわ……」
するとジュディはやっとジェンにガンを打ち明ける気になった。
「一度は違うといったがウソだった。ソノマ行きも嘘で治療をするの」
ジェンは、重荷に思うわけないと逆ギレする。
「あなたのためなら何でもする!!」
ジュディはやっと「怖い」と本音を言った。

点と点

酔いを醒ましたベンはその足で警察署へ行った。
ニックを見つけると決心をつける。
だが事故のことを打ち明けるのではなく、飲酒の悩みを打ち明けた。
「助けて欲しい」
ニックは快諾しつつも、鳥の入手先を訪ねる。
「ヘンリーです。ジェンの息子の……」
「ジェン……か」

崩壊

翌朝、二階のジェンのバスルームが崩壊し、キッチンがめちゃくちゃになる。



かんそう

☆ジェンとジュディを間違えてる箇所を修正しました。ややこしい……。

これを書いている時点で二週しているので結末も知っています。
とにかく先を見ないことには何もわからない、という予測不能な面白さがこのドラマの売りだと思うので見てからどう記事にまとめようか、考えました。

結果、普通に一話ずつ簡単にまとめることにしましたが、それが最適なのかどうかは今でもはっきりわかっていません。
このドラマの面白さを伝えるのに、ただ起きたことをまとめるだけでは足りないような……。
でも最終シーズンというだけあって、だんだん収束に向かっているため、比較的これまでのシーズンよりはわかりやすくはなっています。
そしていざ見ると細部を覚えていなくとも説明は入るので、それ程困りはしませんでした。
でもまとめて見直したらもっと面白くなるだろうな、とは思います。

このシーズン3を見て「令和のデスパ」というのが相応しいのかどうかわかりませんけど、誰かに勧めるとしたらわかりやすいかな? と浮かびました。

言い方を変えるとデスパって新しいジャンルだったんだな~と、なぜか今このドラマを見て思わされました。

日常に血なまぐさい事件、いわゆるクライム売りではないけど事件が日常に絡んでいて、でも日常がメインでもあるから、事件の合間にキャラクターの人生があって……。
結果、悪い事をしてもキャラに共感したり応援したり、と単なるクライムドラマではありえない感情が味わえる。

結局、ジェンとジュディの友情物語でしかないんですけど、それで大大満足でした!

とにかく、相変わらずドキドキハラハラはひっきりなしにさせられます。

収束に向かっていることから、どんどん露呈してもいくのですがそれと同時に相変わらず嘘を嘘で上書きする、ということも多く、でもジェンがジュディに「時に真実の方が人を傷つける」と言っているように、ほとんどが必要な嘘ばかりになっていっているようにも思えました。

他、この段階でもいろいろあるにはありますが、続きは後編で!!!


(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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