あらすじ
2019年3月3日(日)~ FOXスポーツ&エンターテイメント シーズン10 日本初放送
(アメリカ放送:2018年9月~放送中) 全22話予定
登場人物はこちら
前回:シーズン10 4話「幸せの選択/Torn Between Two Lovers」へ
ハロウィン
ダンフィー家は毎年恒例のハロウィンの飾りつけに全力投球していた。
今年は、クレアはクモ、フィルはハエのコスプレをしていた。
そんな中、クレアの母親ディーディーの訃報が入った。
まだ死因は分からなかった。
すぐにミッチェル達が駆け付けて来た。
ハグをするにも、クレアのクモの足が邪魔になっていた。
ちなみにミッチェルはハリー王子、キャメロンはメーガン妃、リリーは近衛兵だった。
キャメロンはピンクのスーツを着ていたが悲しみの場にそぐわないと感じていた。
「ダークカラーにしなきゃ」
フィルとキャメロンは、お互いの伴侶をケアする事に専念した。
だがクレアとミッチェルは、飲みながら思い出を語りたい、と2人きりになる事を選んだ。
すると、ジェイ達も到着した。
ジェイはジョー・ディマジオ、グロリアはマリリン・モンローだった。
親子3人でハグをするも、ジェイの口からはディーディーの思い出がなかなか出てこない。
クレアとミッチェルは、呆れて怒り出しとりあえずハロウィーンを楽しんで気を紛らわす、と2人でお菓子を配りに行った。
フィルとキャメロン
フィルとキャメロンはあの手この手で、クレアとミッチェルの世話を焼こうとするがことごとく避けられていた。
それでも少しでも元気づけたい、とキャメロンはクレア達の思い出のアイスクリームを買いに行こうとフィルを誘う。
「ディーディーへの追悼になる」
ところがウエスト・ハリウッドはハロウィンで大渋滞をして、なかなか戻れないでいた。
このままではアイスも溶けてしまう、と2人は仕方ないので車の中でアイスを食べる事にした。
そして改めて落ち着いてみると、心配してばかりで自分達が悲しみに浸る間がなかったという事に気づいた。
キャメロンは初対面で「息子を泣かせたら殺す」と言われていた。
でもおばあちゃんの特性ワインの話がきかっけで、ディーディーとの距離を縮められていた。
「べろべろに酔ったけど、彼女が言ってくれたことは忘れない。
ミッチェルは幸せ者ね、と」
フィルにも思い出があった。
ヘイリーを初めて学校に送った日、車で泣いていたフィルを心配してディーディーが来てくれた。
2人はアイスクリームで乾杯した。
ディーディーのフィギュア
アレックス、ヘイリー、ルークの3人も悲報にそれぞれの感情を表していた。
アレックスはクリスマスにもらっていたディーディーの3Dフィギュアを持ち出して思い出に浸っていた。
ヘイリーは悲しみのストレスのせいか、食べ続けていた。
ルークはハロウィンに死んだからゾンビになる、とふざけた。
アレックスはそんな2人に、敬意がないとイラついた。
そこへグロリアがお悔やみを伝えに来た。
グロリアはディーディーに殺されかけた事もあったが、これが普通の反応だとアレックスを喜ばせた。
「おかげで死んだ祖母に一目会えた。ディーディーに感謝してるわ」
しかしディーディーのフィギュアに気づくと明らかに動揺した。
「まるで生きてるみたいに私を見てる」
実はディーディーの亡霊に呪われると思っていた。
結婚式の日にそう言われたから。
それから冷蔵庫を開ければ、フィギュア。
ゴミ箱に捨てたはずなのに、また冷蔵庫にフィギュア。
手を洗いに行けば、鏡にフィギュアが写り込む。
グロリアは、覚悟を決めてフィギュアに話しかけた。
「いいわ、話しましょう。
私は優しくしたのに、嫌ってたんでしょ。
あなたの歯ブラシをステラに使ったけど、2人の子供を立派に育てたあなたを尊敬してた」
そして、感謝を伝えた事がなかったという事を認めた。
「もし聞こえてるなら、ありがとう。
それとローザ・ガルシアに私を呪うな、と伝えて」
あと3人、付け足した。
アレックス
アレックスが1人部屋でディーディーの思い出の写真を見ていると、こっそり彼氏のビルが入ってきた。
アレックスはビルに慰められながら、人生はある日突然終わる、と悟っていた。
ビルが来ているとは知らないヘイリーとルークは、アレックスを怒らせてしまった事を気にしていた。
ルークは、アレックスの部屋から泣き声が聞こえたようにも思った。
2人は、アレックスの様子を見に行くことにした。
だがドアを開けるとビルとベッドに入っていた。
「出て行って!」
ヘイリーとルークは、見てはいけないものを見てしまって驚き、大声で叫んだ。
「あ”~」
サンドイッチ
ジェイは行列に並んで買った、話題のサンドイッチを持参していたが悲報のせいで食欲を失っていたので、いったん冷蔵庫にしまった。
しばらくしてサンドイッチを食べようと冷蔵庫を開けると、サンドイッチは誰かに食べられてしまっていた。
それからジェイにとっては、ディーディーの事よりもサンドイッチを食べた犯人捜しの方が気になっていた。
ジェイはまず、食べまくっているヘイリーを疑ったが、犯人ではなかった。
クレアとミッチェル
近所の子供達にお菓子を渡しながら、クレアとミッチェルで話をしていると次第にクレアは自分とミッチェルの立場の違いに気づいていた。
ディーディーとの良い思い出があるミッチェルに比べて、クレアには実はほとんどなかった。
次第にヒステリーを起こしだし、近所の人からクレームをつけられた。
「おい、子供達が怖がってるだろ!」
その人は頭から血が滴り、オノが刺さっているコスプレをしていた。
冷静になり、クレアはミッチェルに謝った。
「ママの悪口を言ってごめんね」
クレアは罪悪感があると認めた。
「私は時々ママと同じくらいママに意地悪だった」
そして、ジェイに愛してる事が伝わっているのとは違い、ディーディーにはちゃんと伝わっていないんじゃないかと、後悔し始めていたのだった。
「実は最後に大げんかしてたの。
あなたは愛してると伝えられたけど、私はフェイスブックの投稿の件で喧嘩した」
するとミッチェルは、ケンカの件は聞いていてディーディーが謝ると言っていたという。
クレアは数日前の留守電を思い出した。
聞かないまま残していた事を。
クレアは留守電を再生した。
「ママよ。この間は怒ってごめんなさい」
ディーディーは謝罪の後、クレアを愛していると言っていた。
「それと、あなたが投稿した写真だけど、髪を洗わないストライキでもやってるの? それとも……」
クレアは留守録の再生を止めた。
そこへジェイが懐かしい声がした、と近づいていた。
3人は改めてハグをした。
「私達が愛してる事忘れないでね」
「衝突もあったけどパパの息子でよかった」
「お前達……。
俺のサンドイッチ食べたか?」
2人は呆れたが、ジェイはサンドイッチからディーディーが作ってくれたサンドイッチが最高だったことを思い出していた。
だから、サンドイッチにこだわる事をディーディーなら分かってくれるはず。
しかも、その思い出のパン屋が先日閉店している事を知って分った。
「大切なものは失ってから分かる」
3人は再びハグをした。
グロリアはその姿に感動してリリーに言った。
「見て、美しい家族愛ね」
リリーはうん、といいながらグロリアの背後にフィギュアをそっと置いた。
フィギュアを置いていたのはリリーだった。
リリーなりに考えて、おばあちゃんの望みはグロリアへの復讐だと思っていた。
そしてサンドイッチを食べた犯人もリリーだった。
その後家族全員が集まり、ディーディーの最後の様子がメールで知らされた。
ディーディーは、旅先のホテルで眠りながら安らかに旅立っていたと分かった。
「手には10ページに及ぶホテルへの苦情が……」
皆苦笑いした。
かんそう
毎年恒例のハロウィン回ですが、今回は変化球でした。
豪華なコスプレは見ものでしたが、ストーリーはディーディーの死がメイン。
なのにしょっぱなっから声を出して笑ってしまうというw
まずクレアのクモで足が邪魔になる、という安定のボケに始まり、悲しみの中全員しっかりコスプレしているという王道、そしてキャメロンのメーガン妃が止めでしたw
グロリアのモンローは綺麗だった~!
これぞコメディという醍醐味で「身内の死」を扱っていました。
そして家族大集合(ジョー抜き)で1つのストーリーという、ある意味スペシャルな回でのリリーの存在感!
やっぱりボケの中の数少ないツッコミ役なんだよな~。
ジョーを除いて一番年下が突っ込みというのが大好きw
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