【ビッグバンセオリー/ギークなボクらの恋愛法則】シーズン9　18話「特許申請の法則/The Application Deterioration」【The Big Bang Theory】

シェルドン、レナード、ハワードの3人は、大学でハワードが思いついた特許の申請の手続きをする。


すると、永続ジャイロスコープの特許申請そのものは可能だが、特許収入の75％は大学に入ると言われ驚く。
大学が10年も給料を払い続けたのは厚意ではない。

しかも、ハワードはNASA所属の連邦職員だから、そもそも出願者にはなれても特許権の所有はできないと言われしまう。
大金は無理だが記念の盾くらいはもらえる、と言われるとシェルドンは叫んだ。
「不公平だ！　僕も盾が欲しい」

結局、そのままでの申請を取りやめた。


シェルドンのアパートに戻り、3人は作戦を立て直す。
レナードは、シェルドンと2人で申請してその収益をハワードにも分配するという提案をした。
シェルドンは契約書が作れると大喜びした。


シェルドン特製のフォントで契約書が出来上がり、2人がチェックをしていると女子会が終わった女子達3人がやってきた。

ペニーは、シェルドンが契約書を作ったと聞きエイミーに言った。
「今夜やれるわよ」

ハワードは契約の事をバーナテッドに報告すると、たちまち反対をされ廊下に呼び出される。
バーナテッドの心配は、ハワードのアイデアである事等の他に、シェルドンと法的な契約を結ぶ事でストレスが増えるという事だった。
その愚痴を妊娠中に聞かされる事が目に見えていた。


かなり時間をかけて2人は部屋に戻ってきた。
契約についての不安を正直に話した。
シェルドンがたびたびハワードを見下すのが問題だと伝えると、ペニーは契約にハワードに対する扱いを盛り込めばいいと言った。
「契約は守るよ。僕は倫理観が強いからね」
それならば、と契約を承諾するとシェルドンは契約書の追記が発生して浮かれた。


追記には、侮辱発言を控える旨、ハワードの見た目、映画「ゴーストライダー」を褒める感性などを侮辱しないと書かれていた。

するとペニーが他の項目にも気づく。
シェルドンは自身の利益の25％を、ハワードの産まれてくる子供の為に奨学金にすると記していた。

ハワードとバーナテッドは、責めてばかりいたシェルドンの寛大さに感動した。

「君の子には高い教育を受けて欲しい。
君のような惨めな大人にならないように」
エイミーに「シェルドン！」とたしなめられると、まだサインしてないと言った。
感動のムードは一瞬でなくなった。

ラージ

ペニーの部屋で女子会をしていた時、ラージがペニーの元に相談に来ていた。

エミリーから、別れる前に買っておいたというバレンタインのプレゼントを受け取って困惑していたのだった。
ペニーはラージを操作する作戦かもと、警戒した。

プレゼントの中身が、股間にフォークが刺さった呪いの人形かも、と怯えるラージに妊娠で嗅覚が敏感になったバーナデットが教えた。
「機械油が臭う。金属ね」

すると中には、高価なアンティークの六分儀が入っていた。
天体物理学者にピッタリだとペニー以外が感動する中、ペニーだけは警戒心を緩めなかった。

そこへエミリーから電話が掛かってくる。
スピーカーにしてラージは3人の意見を伺いながら話しをした。

友達になりたいというエミリー。
ペニーはジェスチャーで止め、エイミーはわかんないとポーズをした。

エミリーがコーヒーに誘うと、3人はこそこそと相談をし続け、ラージを待たせた。

家に来てと言われるとさすがに3人はそろってダメ、とポーズした。

拒絶すると泣き出したエミリーにペニーだけはゲーっとポーズをした。

電話を切ると、よくやったとペニーに褒められたラージは1人になりたいと女子会に参加せず帰って行った。
ペニーが「エミリーによろしく」と声を掛けると「了解！」と返ってきた。


エミリーの家に向かう車内で、ラージはクレアから着信を受ける。
よりを戻した彼氏とすでに別れたから、とお茶に誘われる。

心は躍るが正直に、元カノを慰めに行くと言うと「親友を失って寂しい」って言われた？　と当てられる。
驚くラージは「女の教科書に書いてある」と言われて言った。
「それPDFで送って」


エミリーに断りの電話を入れると泣き脅しにあい、クレアに再び断りの電話を入れる。
するとまたクレアに何を言われたか当てられ、またエミリーに電話を入れる。

そんな事を繰り返し、最終的にクレアが心配のし過ぎで、ただの友達にしかならないとラージはエミリーの家に向かった。

しかし、クレアの言うとおり友達としての慰めでは終わらなかった。





つづく