あらすじ
NCIS S15x01: House Divided (Sneak Peek 2)
2018年1月25日(木)~FOXジャパンでシーズン15 日本最速放送(全24話)
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シーズン14 24話 最終回から続いています。前回はこちら
2か月後
未だパラグアイにギブスとマクギーを残したままとなっていた。
NCISは国防総省から捜索を禁じられていたが、言う通りにしている訳はなかった。
そんな中妙な事件が発生する。
公衆電話からNCISにかけていた男が何者かに射殺された。
遺体を調べていると髪がごっそりと抜けた。
被害者は、麻薬密輸の前科のあるZ・ブルックス。
ネイビーでもないのに何を通報しようとしていたのか?
アビーの調べでウランの放射線障害である事も判明した。
髪が抜けたのはそのせいだった。
そして、それはRACのサンプルと一致した。
ウランを輸入していて、ギブス達の情報を持っていたのかもしれない。
すぐに国防総省の聴聞会に出ている局長に連絡をし呼び戻す。
NCISは、行動規範を破りCIAの捜査の邪魔をしたと延々責められていた。
ダッキーの検死でブルックスが何度も体内にウランを隠して密輸していたとわかる。
彼のボスならRACと接触できるはずだろう、と周辺を探るが難航していた。
すると、ブルックスの手の甲にあるクラブのスタンプを見てパーマーがすぐにそのクラブを特定した。
クラブ・マウス
トーレスとビショップでクラブ・マウスへ行く。
そこで、バーテンダーのジュゼベル・ポピンズが店に火をつけようとしているのを見つける。
ポピンズはブルックスの彼女で、店主がブルックスを殺し、この店が悪事の拠点である事から焼き払おうとしていたのだった。
ブルックスはニュースで、自分が運んでいたのが違法のウランだと知り、通報をしたのだった。
そしてこの店で武器や人間、麻薬の密売をしていた店主というのは、ブルックス殺害の現場にいた目撃者のミッキー・クラークだった。
クラークの居場所をつきとめる為、デライラが協力をした。
ビショップは国防総省に知られないよう情報を伏せていたのだが、捜査に動いている事はバレバレだった。
クラークは出会い系アプリ「hit that.」のプレミアム会員だったので、マッチングした相手との距離表示を利用して居場所をつきとめた。
パラグアイのどこか
ギブスとマクギーは、RACに監禁されていたがなんとか生き延びてはいた。
逃亡の機会を狙うがなかなか実現はしなかった。
そこへボス(ヘフェ)と初めての対面となる。
移動の途中、廊下で「放射線に注意」の張り紙を見た。
ボスは一見親切を装って、受けた損害をギブス達の持っている情報で埋め合わせると切り出した。
当然、応じない態度を見せると、ギブスは水攻めの拷問を受けた。
マクギーは、別の男からプリンターの設定を頼まれた。
協力を拒むと、サンドイッチを渡されもう1人の男に銃をつきつけられた。
男は、マクギーの家族の話しを聞くと家族のために食うんだと説得した。
マクギーがサンドイッチを食べているところを、廊下を通りかかったギブスは見ていた。
仲間割れ
ギブスは監禁部屋に戻ってきたマクギーが何かを話した代償に食べ物を与えられたと思い、憤慨した。
マクギーはただプリンターの設定をしただけで意味はなく、生きる為の妥協だと言い訳をした。
いかなることでもテロリストの協力はしないと徹底するギブスに対して、父になる事から綺麗事は言えないマクギーは対立してしまう。
もらってきたレーズンをギブスにも分けるが、ギブスはそれを振り払い汚い床に落とした。
そしてマクギーへの怒りで殴りかかる。
仲間割れの喧嘩の騒ぎはすぐに見つかり、監視役が飛んで来た。
マクギーは協力的だとギブスとは部屋を分けられた。
しかしそれは2人で仕組んだ演技で、取り押さえられる隙にギブスはナイフを盗んでいた。
1人部屋になったマクギーの元に、プリンターの設定を頼んだ男が差し入れを持ってやってきた。
男は協力的でマクギーの子供へと、娘の形見である聖ニコラウスのネックレスを差し出した。
マクギーの家族の話しに共感したようだった。
自分の家族はすでに殺されており、それがきかっけでヘフェに傾倒したという。
当初のRACは今とは違って信条があった。
しかし抜けようとしたらいとこを2人殺され、諦めたという。そして抜けたからと言って仕事もない。
男はヘフェと2人きりになる瞬間があったら俺も黙ってはいない、と言うとその時脱出して来たたギブスがドアを開けた。
2人は武器を手にヘフェの部屋へ行き、立場を逆転させた。
救出
その頃、発見したクラークの携帯から海外への通信を辿る。
追跡不可能なIMEIだったが、ビショップはその番号に電話をかけてみた。
するとすでにヘフェを制圧して、端末を手にしていたマクギーと通話する事が出来た。
すぐに救助プランを立てる。
2人が監禁されていたのは船の中で、上甲板まで出て救出を待つ作戦にした。
しかしビショップ達には、ヘリを送りたくても権限がなく、聴聞会中の局長に電話で相談をする。
すると、局長はなりふり構わずその場で2人の居場所が判明したといい、違反行為を責められながらも救助を依頼した。
すると、オフレコで救助を開始する事になる。
これまで局長を責めていた委員会の委員たちも声を潜めて「これまでは表向きの意見。あなた方を誇りに思う」と規則を守る事は注意をしながらも、仲間の救出には同じ思いで居た事を告げられた。
すぐに大々的な救助に取りかかるかかるが、携帯のGPSが無効になっておりギブス達の位置がなかなか見つけられなかった。
一刻を争う時に、焦る中ビショップが「hit that.」を思いつく。
マクギーを登録して、出会い系アプリにGPS情報をアップロードさせた。
そこから当たりをつけ、パラナ川の運河にいると突き止めた。
あと20分で上甲板に出てヘリを落ち合わなくてはならない。
敵の部下まみれの艦内をギブスがヘフェのハットを被って変装しなんとか進んで行く。
途中気づかれ、銃撃戦となるが残り3分で準備していた放射能アラームが鳴り、子分たちを撒く事が出来た。
そしてヘフェは、ヘフェを恨むプリンターの男に引き渡し2人きりにした。
生還
マクギーとギブスは無事、生還した。
マクギーの家にNCISのメンバーも集まり、無事を喜んだ。
だが、ギブスだけは参加せずに社に残っていた。
まだ無精ひげもそのままで父親の形見、ジャクソン・ギブスのネーム入りのブレスレットを身につけた。
かんそう
うーん。
シーズン14でパラグアイに取り残されてしまったギブスとマクギーの2人ですが、なんとそのまま2か月も監禁されていたとは!
最新シーズンの晴れやかなスタートという感じがなくて、なかなかヘヴィな回でした。
特に、マクギーとギブスが仲間割れの喧嘩をした時は、演技派なのでガチで騙されてすごい悲しい気分になりました。
演技だってわかってもそんな事をしなければいけないという過酷な環境に、テンションは上がりませんでした。
終り方も、ギブスだけ1人パーティー? に参加せず何か思う事があるような、助かって良かった~っていう明るい感じではなくて、暗くて。
しかも、ダッキーなんて2人が生きてるって思っていないような言動もあったし!
酷すぎでしょw
ただ、国防総省の人達が意外と話しのわかる良い人達で良かった!
表向きは仕事として責めるけど、って判明した所が今回唯一スカっとするシーンだったかも。
せっかく助かったのに、いろいろヘビィ過ぎた……。
マクギーは特に、父になるのにっていう背景もあったせいか、そこまで追い詰めなくても、って思ってしまってストーリーを楽しめなかったのかも。
そういえば、プリンターの人もヤケに良い人だったな。
あの人も、救いでした。
ただ、ああいうポジションの役の人の顔を何処かで見た事あるような役者さんがやっていたら、高確率でそれはトラップなんですけどねw
今回の人はあまり見覚えがなかったので、疑りはしませんでしたw
あ、2人は生還しましたが、アレックスは降板したのでしれっと不在です。
全編シリアスムードでスタートしたシーズン15、第1話でした!
次回はこちら
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シーズン14 24話 最終回から続いています。前回はこちら
(文:ジェーン洞)
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