あらすじ
2017年5月16日(火)~FOXジャパンでシーズン14後半日本最速放送(全24話)
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バラバラ死体
パラグアイのウラン鉱山の環境調査中だった化学者夫婦が、川の中から人間の指先の一部を発見した。
MTACを通じてパラグアイのタガートからNCISに連絡が入る。
一等兵曹マシュー・ディーンと判明。
他の遺体の一部も川岸に流れ着いていた。
28歳、SEAL(特殊部隊)に所属しているが、SEALの記録は非公開になっている。
パラグアイには派遣ではなく観光ピザで入国していた。
そもそも反政府活動のせいで、軍人は渡航禁止だった。
ディーンは命令に背いて何をしていたのか?
SNSから渡航の理由は、川下りかもしれないとビショップが言う。
ディーンはアクティブな趣味を持っているようで、単独で太平洋を横断したり、キリマンジャロに登頂していた。
トーレスは、ミュージシャンのミートローフが好きというのは理解できないが、友達になれそうだと言った。
しかし妻に話しを聞くと、単なるアウトドア旅行ではなさそうな気配になる。
妻には、1人でカナダに釣りに行くと、行き先を偽って出ていたのだった。
パラグアイはSEALの最後の任務地だったと判明する。
ジョセフン中佐
SEALでディーンの任務を指揮していたジョセフン中佐に話しを聞くが、パラグアイでの任務については「極秘」だと協力すると言っても何も聞き出せなかった。
3週間前に釣りに誘われていたのが最後の会話だという。
SEALのチャーリー・ハドソンと行くと言っていたが、ジョセフン中佐は断っていた。
またしても妻への嘘が増えた。
1人ではなく、友人を誘っていた。
ハドソンのキャンピング・カー
除隊後、キャンピング・カーで転々としているというハドソンのキャンピング・カーを発見する。
NCISに持ち込み、車内を調査すると戦闘準備としか思えない荷物が残されていた。
ライフルの照準器、発煙弾に起爆装置や催涙ガス、大きな被害を出せるほどの銃弾。
これらを持ってパラグアイの保安検査を通過するとは思えない。
そして車の中に残された量がただの残りではなく、リュックも2つ残されていた事から2人分の準備だと分かる。
4人分揃えて2人だけ出発した。
1人は誘われたが断ったというジョセフン中佐の分だとすると残り1人は?
キャンピングカーの中から4人で映る写真を発見。
その中の1人、謎の男性が4人目だろう。
下士官クリストファー・クレイトン
顔認識から下士官クリストファー・クレイトンだと突き止め、調査すると脚の怪我で入院していた。
ディーンにデカいヤマがあると誘われていたが、怪我で行けなくなった。
誘いの内容は聞いていない。
ディーンが奥さんに嘘をついていたことを告げると、「釣り」は「ベガスに行く」という仲間内のスラングだと言った。
頻繁に通う程のギャンブル好きで、かなり借金もあったと分かる。
しかし今回の行き先はパラグアイだというと何もわからないという。
前回の任務についても、クレイトンも話せないと口を閉ざす。
ディーンが殺され、ハドソンが行方不明だと告げると、事の大きさに驚き、前回の任務について口を割った。
反政府組織RAC
ジョセフソンのチームはパラグアイで偵察任務を実行していた。
対象は、RACという反政府組織だったが、実際は名前だけでただのギャングだという。
無法地帯で子供を誘い、ウラン強盗に加担させている。
金の流れからウランの買い手を探ろうと偵察をしていたのだが、それがばれて失敗。
村人のおかげでかろうじて脱出出来ていたのだった。
普通なら二度と同じ場所には行かないはずなのだが、彼らにはギャンブルの借金がある。
クレイトン曰く、RACは大金を隠し持ってるから2人は金を奪いに行ったのだろう。
そして、またしてもトラブルが発生したに違いない。
軍の衛星では遺体発見現場の確認が出来ない為、アビーの友人のキャロルを通じて気象衛星を使わせてもらう事に。
アメリカ海洋大気庁(NOAA)
アメリカ海洋大気庁(NOAA)には、マクギーとアビーが訪問した。
キャロルの友人カーティス・ハブリーは初対面から気持ち悪く、アビーは「キモイ人」と名付ける。
それでも「スパイシー」と受け入れ、何を言ってもくじけない。
アビーを気に入ったようで、しつこく誘って最後にはぶたれるが、仕事は出来るようだった。
死体発見現場の周辺でサーモグラフィーで動きを探知するマクロを組んでくれていた。
そのおかげでハドソンらしき男の存在を確認する事が出来た。
ベル・ベレデという町のRACのアジトを突き止める。
その側で1人明らかに見張っている人物が恐らくハドソンだろう。
MTACでギブスと通信を繋ぎ、報告をする。
ギブスはすぐに何かに気づき、ハドソンらしき男を拡大させじっくりと見る。
失われた右手
そこへ、DNA鑑定を持ったダッキーがやってきた。
バラバラの遺体はほとんどがマチュテ(山刀)で切断されていたのだが、手だけ刃物が違うと分かった。
その上、DNA鑑定結果でも手はディーン、身体はハドソンと出ていたのだった。
すでにハドソンは検死室に居たのだった。
反面、ディーンはもしかしたら生きている可能性がある、とダッキーはギブスに直接報告をする。
ギブスは驚きもせず、モニターを見ろと言う。
拡大した衛生画像に映っているのは、右手が切断されている事が分かる男だった。
国際救助組織
すぐにギブスは、パラグアイへ行く手配をする。
一度はビショップを指名するが、トーレスがクレームをつける。
自分の方が経験豊富で現地に溶け込めるというと、ビショップも素直に認め、まんまとギブスに配置を変えさせた。
ビショップとクインは、パラグアイにも支部がある国際救助組織に向かう。
ディーンが出発前に通話した記録から、武器の搬入に加担しているのではないかと担当者を問い詰めた。
すると、中身はまったく知らないが、SEALといえば英雄だと言う事で頼みを聞いていたと言う。
誤解
パラグアイで調査していたギブス、マクギー、トーレスだったが、RACの監視に怯え住民からは何も聞き出せていなかった。
そこにビショップからの連絡によって、荷物の受け渡し場所となっている教会を訪ねる。
するとディーンはその地下に匿われていた。
ディーンと話すと、金目当てではない事が分かった。
前回の任務でSEALの危機を助けていたのが、リカルドという男だった。
今も教会でディーンの面倒を見ていた。
その恩人の子供達が、RACに攫われたのが3週間前。
彼らは攫った子供達を洗脳し、いずれ、家族をも殺す少年兵に仕立て上げる。
それを知ったディーン達は、恩返しに非公式で救出に来たのだという。
しかし、またしても計画は失敗。
偵察中に襲われ、ハドソンは殺されディーンは右手を失った。
それでも命はある、とまだ1人で任務を続けていたのだった。
ディーンの勇敢さをトーレスは素直に認める。
ギブスに引き上げるよう言われても、「恩があるから作戦は終わっていない」と譲らなかった。
結局、ギブス達も救出を手伝って撤収する事に。
MTACで、通信報告するが局長には「外国での隠密作戦の許可は出せない」と言われてしまう。
でもギブスが欲しいのは、許可ではなく海軍のヘリだけだった。
アメリカ人の脱出に使うと強調し、局長の承認を得た。
作戦実行
朝、見張りが撃とうとする6時30分頃に襲撃する。
主力部隊がくるまで30分はあるだろう。
ディーンから作戦を聞いて、トーレスは1人でやるつもりだったのか、と驚く。
ヘリも右手もなしで。
ギブスは父親になる事が決まったマクギーに、参加は任意だと伝えるが、マクギーは「お気づかいに感謝しますが、僕はNCIS捜査官です」と言った。
翌早朝、見張りの目を盗んで停まっていた車に爆弾をしかけると、石を投げて一点に注意を集める。
その隙に、小屋に近づき子供を救出する。
だが、想像以上に主力部隊の出動が早かった。
なんとか走ってヘリにまで辿りつくが、大分敵も引き寄せてしまっていた。
ヘリが撃たれるとどうしようもないので、ギブスが残って敵を引き留める。
「急いで離陸しろ」と声をかけると、マクギーもヘリを飛び降り、ギブスの支援し始めた。
(シーズン15へ)つづく
かんそう
シーズン14ファイナル、完全なクリフハンガーでした><
まあ、クリフは想定内でしたが、ギブスが~。マクギーが~。
危ない集団のナワバリに2人で置き去りになってしまうんだよね???
ぶっちゃけ、シンガリを守るギブスを見ていた時は「普通ならハラハラするだろうけど、ギブスだもんね。絶対大丈夫だもんね!」とヨユーかましてました……。
それが、まさかヘリに乗らないなんて!!
マクギーは父親になる事から、かなり伏線で「危険を回避しろ」という流れになっていたので、何かあるのかもっていうのは予測してました。
考えれば、こんな危険な場所にマクギーだけを残すなんて事はないもんね。
ヘリを自分の意志で飛び降りたマクギー。
どう2人は追手から逃げ切るのか!!??
本国では今月にはシーズン15がスタートしますが、日本ではあああああ。
海ドラ好きとしては、この待ち時間を当然甘受しますけどね。
今は、YOUTUBEなどで海外のネタバレを掴むことも不可能ではないですが、私は英語がわかるわけでもないし、出来ればちゃんと見たい派なので。
という、ラストはドキドキ展開でしたが、そのせいかそこに至るまではお馴染みのほのぼのとした脱線やりとりも堪能できる回でした。
バラバラ遺体の、太ももと手から「手羽とももどっちが好き」という台詞を思い出したといってパーマーが笑うと、最初は(従軍経験者の被害者に)敬意がない、とダッキーは叱るんです。
でもすぐに謝罪を受けると「靴でも磨いてろ」とダッキーも実は「グッドフェローズ」が好きだと台詞を被せるんです。
しかも、ギブスと見たとw
パーマーが「そんな最近の映画を?!」と驚いていると、そこに毎度の忍び足ギブスが近づいていて、「悪いか」と言うw
90年の作品を「最近の映画」っていうのも、ギブスにしてはってディスだしw
トーレスがギブスのぶっきらぼうな態度に突然「冷たくしてもムダだ。俺の事好きだろ」って言い出すシーンも良かったですw
側で聞いていたパーマーが何故か「僕の事も好き?」って聞いて自爆してましたがw
超適当に「そうだな」って言われて「そうは思えません」って苦笑いしてましたw
トーレスはやっぱり前回の「思ってる以上に似てる」発言を受けて、完全に調子に乗ってる感じですね!
ギブスを怒らせない程度にもっとやれ! って感じですけどw
ただ、ビショップの仕事を横取りするのは、チームという視点で見るとちょっと不安も感じました。
トーレスの方がふさわしいという結果はありつつも、ビショップだって優秀だし、経験の差があるならなおさら、経験させてあげないとと……。
トーレス・ファンでありながらもちょっと嫌な印象が残って残念。
このトーレスの俺様節が後のち、問題を引き起こしませんように。
マクギー関連では、男子禁制のベビーシャワー計画がアビーをリーダーに、始まっていました。
ちゃっかり証拠品から飾りつけをリサイクルしてるのが、女子のたくましさで、それに「事故現場のじゃん!」と気にするマクギーが面白かったです。
でも、自分の事として考えると、縁起悪いからやっぱり証拠品リサイクルはいやかもw
と言う感じで、今回は判断基準についても考えさせられました。
ルールを守るから、パラグアイの任務については言えないと口を閉ざした中佐。
一方、大事を知ってルールを破り、パラグアイでの任務をNCISに話した下士官。
ルールという観点からすると、違反をしていますが、そのおかげでディーンを見つけ、そして街の子供も救えるというチャンスを得ています。
誰もがルールにだけ縛られていたら、ディーンを見つけるのが遅れ、危険地帯でどうなっていたかわかりません。
しっかりとルールを守った中佐が、足を引っ張っているような印象になっているのが、面白いなぁ、と。
リサイクルもそれだけ聞けば、良い事なんですけど、「証拠品」ってなるとねぇw
そもそもの事件については、ディーンはトーレスもちょっと一目置くほどの、勇者ではあるんですけど、ギブスの言うとおり「始めたのが失敗」でしかないんですよねw
正直、正義感や勇気は認めるけど、無謀過ぎて被害を無駄に増やしてるパターン。
だいたい前回失敗してるのに、なんでより少ない人数で成功すると思った?
そこを誰か問い詰めてw
もし1人で突っ込んでいたら、子供の命も危険に晒していたはず、と現場を見て恐ろしくなりました。
だってギブス達が、ヘリまで準備して協力しても、危険な状況なんですよ!
そんな感じで、ディーンについては、ツッコミしかありませんでした。
シーズン15の日本放送予定については現時点ではまったく白紙状態ですが、シーズン14を参考にすると、同じ9月プレミアで、12月には日本放送となっていましたので、年内には見られる可能性がある!!
それまで私の中ではギブスとマクギーは、あの場所で戦い続けていますw
弾切れるねw
シーズン15はこちら
(文:ジェーン洞)
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