CHICAGO P.D. シーズン3 12話「借り/Looking Out for Stateville」【シカゴP.D.】

2018/01/27

クライム ジェーン洞 シカゴPD シカゴPD シーズン3 バイオレンス 海外ドラマ

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あらすじ

Matt Dinerstein/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC


2017年11月3日~AXNでシーズン3日本初放送(全23話)

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情報屋エディ


結局、ボイトはエディの希望を受け入れ、情報屋にした。
エディは家族でフロリダへ行く為の資金を必要としていた。


だが、クロウリー代理は失敗したら契約はなし、と出所したばかりのエディの採用には厳しかった。

エディが刑務所に入った罪は、ゆすりの名人ジジ・ディカロを首をへし折っての殺害だった。


ローリー・ジェンセン


エディの協力を得てターゲットにしたのは、ローリー・ジェンセンという悪党だった。
警察が追い続けてはいるが、未だ野放しになったままでドラッグで大儲けをしている。
エディは少年院からの知り合いで、情報を持っていた。

足元から崩す作戦で、まずはジェンセンから仕入れている売人達を攻める事に。


エディの情報から暴走族のロスト・ディサイプルズのアジトである、クラブハウスに乗り込んだ。

Matt Dinerstein/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC


銃撃戦の末、アジトを制圧しドラッグや現金を押収した。
だが思いのほか現金が少なく、10%の取り分の少なさにエディは不満だった。


夜、ディサイプルズのメンバーがエディが居候している母子のアパートにFBIの振りをして訪ね、見破ったエディが射殺するという事件が起きる。

エディに夢中になっている母親オードリーは、エディが発砲したと分かれば刑務所戻りだと言われて罪を被り、正当防衛で済ませた。
だが、一部始終を見ていた娘トレイシーはエディに対して不信を抱くようになる。


ディサイプルズからジェンセンとのつながりを示す証拠は出ず、次はアジア系売人の25ボーイズを狙う。

エディは、メンバーのヘンリー・ユーをムショ仲間として知っていた。
2万渡せば話すと言うが、ボイトは1万だと指示をした。
「情報屋は俺の指示に従え」
アントニオは不満を表すエディの態度を注意深く観察していた。


ヘンリーと会ったエディは、1万での取り引きを断られると勝手に脅しを掛けた。
まだムショに居る息子のジミーに殺し屋を送る、と。
おかげでアジトを突き止め襲撃をかける事が出来た。

25ボーイズのアジトからの押収で、エディの取り分は4万にもなった。
だがエディは7万5千は必要だ、とまだ満足をしなかった。
エディはジェンセンを狙って大儲けしようとボイトに持ち掛ける。


恩人


ボイトは仕方なくエディの言うとおり、次のターゲットをジェンセンとした。
足元から崩すと言っていたのに、突然のラスボス狙いにチームは驚く。
だが、ボイトとエディに押し切られては従うしかなかった。


気になったアントニオは2人きりでボイトと話す。
エディに何か握られているのではないかと、借りなら1人で返せと文句を言った。
エディが儲けられるように仕向けていると、図星を指す。

するとボイトはエディとの関係を話し出した。
ムショに居た時、元容疑者達から命を狙われたボイトを助けたのがエディだったのだ。
死ぬのは怖くないが、家族のことを思うと生きていたい。
そんなボイトの命を守り続けたエディは、警官に復帰したり、祖父になれた事、すべての恩人なのだ。
さすがのボイトも甘くなるのは仕方なかった。
そしてアントニオもそれを聞いて何も言えなくなった。


ラスボス


ボイトとエディはジェンセンと密会した。
コカインの一部を差し出し、ジェンセンに麻薬捜査課には一切手出しはさせないと安心させた。

最初は警戒していたジェンセンだが、その言葉を聞くとエディの行動を理解したようだった。
「ボイトを守り始めた時はイカれたと思ったが、大局的視野に基づいていたんだな」

翌日、競馬場で80万ドルとドラッグを交換する事に。
エディとジェンセンが荷物を交換し、エディとの距離が出来たら捕まえる。

エディとジェンセンは並んで座ると、エディは話し始めた。
実は、ジジ・ディカロを殺した理由は、金などではなくジェンセンの妹の仇うちだったのだ。
しかしエディは、ハガキ1枚も寄越さなかったジェンセンの感謝が足りないと恨んでいたのだった。
ジェンセンは、借りならこれで帳消しにできるだろと大金を見せた。
エディはそれに承諾した振りをして、ドラッグと交換した。


取り引き終了が確認されると、ボイトがエディを誘導し、他のメンバーがジェンセンを追った。
競馬場内を大騒ぎで逃走するが無事捕まえた。


Matt Dinerstein/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC


逮捕の連絡を聞いたボイトはエディと署に戻ろうとすると、エディは車内でボイトに銃をつきつけた。
そのまま用意していた車の場所まで運転させた。

ボイトが確認したが、オードリーはグルではなく、自分のような男は独りで生きるしかないと家族を捨てる気だった。

銃をつきつけてボイトを跪かせる。
持っていたスマホを壊し、乗ってきた車のタイヤを撃って、ボイトをその場に残し用意していた車に乗ろうとした。

するとそこにはすでにアントニオが待機していた。
車に発信器をつけていたのだった。

ボイトは悪く思うなよ、と言って同じようにエディに銃をつきつけひざまずかせてから逮捕した。


ボイトはクロウリー代理から大物の逮捕を褒められた。
ボイトはエディおかげだといい、家族に報酬を要請した。
正式な夫婦じゃないと言われても、「正しい行いを」と特別措置を実現させた。

8万ドルを手にしたオードリーは、それでも今はまだ、エディに騙されたという事実を受け入れられず喜べはしなかった。


すべてが片付き、ボイトとアントニオは無言で握手をした。


バージェスとルゼック


バージェスとルゼックの親同士の顔合わせの日が来るが、ルゼックの父親が仕事でドタキャンする事になってしまった。


それ以来悩み続けるバージェスは、押収した盗品の中にいかにも男性からのプレゼントだとわかるメッセージ入りのブレスレットを見つける。
まだ引き取りに来ないと聞き、バージェスはローマンと届けに行く。

住所を訪ねると、年老いた夫が出てきて泥棒に盗まれた妻のものだと認めた。
2人のプロポーズの思い出が込められたブレスレットだった。
しかし、本人の署名を求めるとすでに亡くなっていた。

謝るバージェスに夫は、長年連れ添ったのだから悔いはないよ、と明るく言った。


事件解決後、ルゼックがバージェスを飲みに誘うと、バージェスは断りルゼックに別れを告げた。もともと結婚する気などなかった、と気づいたのだ。
「縛られるのがイヤなら、解放してあげる」
そう言って、指輪を返した。



つづく


かんそう


エディは残念な結果でした。
登場までの伏線というか、前振りがあった割にはあっさり終結。

エディの言いなりになってるボイトを見るのは、面白くなかったのでこの状態がダラダラ続かないで良かったけど!
そして、恩人とはいいつつも最後はしっかり逮捕するんだからボイトも人が悪いわーw
エディにちょっと夢見させただけ、というw

アントニオとボイトの関係も、最近はすっかり忘れていましたが最初はバチバチだったんですよね。それを思い出しつつ、その上で最後の無言の握手のシーンにはなんだか感動がありました。

特捜はなんだかんだボイトのパワハラに振り回される事が多いけど、根底に信頼関係があると思えるからいいんですよね。

そして、とうとうバージェスの決断が。
このままお別れなのかしら?
それだとルゼックがダメ男過ぎるから、奮起して復縁ってパターンじゃないのかな~。


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(文:ジェーン洞)



アテンションプリーズ!!

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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