あらすじ
Matt Dinerstein/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC
★シカゴ・ファイア×シカゴ・メッド×シカゴP.D. クロスオーバーの第3話(完結)です。
クロスオーバー2話、
CHICAGO MED シーズン1 5話「悪意/Malignant」はこちら
2017年11月3日~AXNでシーズン3日本初放送(全23話)
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シカゴP.D.の前回はこちら
シカゴ医療センター
特捜班は、ガンでもない患者が抗がん剤の過剰投与をされていた件で、シカゴ医療センターに呼ばれていた。
今判明している2人は意識不明のままだが、1人は死亡。
3人とも女性だが、担当医などにつながる情報はなかった。
そこへもう1人似たような患者が搬送されていたとマニング医師(シカゴ・メッド)が、違法である事は承知の上、患者のバッグを持ち込んだ。
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すぐに荷物を確認する。
携帯には、すでに判明している3人の連絡先が登録されていた。
全員が繋がりを持っていたのだった。
さらに保険証から担当医が判明する。
ディーン・ライボルド。
その名前を聞いただけでボイトが反応し、部屋を飛び出た。
リンジーとオリンスキーも名前を知っていたようですぐに追いかける。
ライボルドは亡くなったボイトの妻カミールの担当医だったのだ。
ボイトが行くと警戒するだろうから、顔を知られていないリンジーがライボルドのクリニックへ行く事に。
ライボルド
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リンジーとハルステッドがライボルドに話しを聞きに行くと、患者の死にショックを受けるそぶりを見せた。
だが、ファイルは守秘義務があるから令状が必要だと見せるのを拒んだ。
担当となった検事補のダナに、確実な証拠を押さえるまで逮捕をするなと注意をされ、令状を持って改めて特捜が乗り込んだ。
すると後ろめたい事があるようで、すでに書類をシュレッダーにかけていた。
ボイトは勢いでライボルドを逮捕するが、すぐに釈放されただけだった。
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家で、思い出のボックスを開けてボイトは亡き妻の写真を見て懐かしんだ。
でもまだ昔のビデオは見れなかった。
被害者たち
ライボルドの患者を集めて話しを聞くと、なんと57人中42人が同じように扱われている事が分かった。
全員が証言をすると言っているが、殺人罪であげたいボイト達特捜に対して、詐欺罪で免許を剥奪したい検事補。
検事補は、詐欺事件を先に済ませておけば次の材料になると説得するが、納得はしなかった。
しかし特捜の知らぬ間に、検事補は取り引きを成立させてしまう。
1年間の免停、保護観察5年、賠償金1400万ドル。
検事補は責めるボイトに、殺人である証拠が足りないと言い訳をした。
リチャード医師
ボイトは、ライボルドを殺人罪にする為にシカゴ医療センターのリチャード医師(シカゴ・メッド)に助けを求める。
リチャードは、ライボルドの話しを聞いて精神病質者であると判断した。
おそらく、過去に女性から不当な扱いを受けた事がきかっけで支配したいのだろう。
健康な女性にがんと告げる事でスリルと興奮を感じる。
一度成功してから、どんどんエスカレートしていっている。
ボイトは裁判での証言を頼むが、それには直接診断していなければならなかった。
とはいえライボルドが素直に面談させるとは思えないので、躊躇しているとそこへアパート火災のジェシカが死んだという連絡が入り、リチャードは協力する事に決めた。
リチャードは、偶然を装ってカフェで声を掛け、ライボルドをうまく乗せて「話したがり」である性質を利用して話しを聞き出すことに成功した。
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裁判
その後、検事補の調べでライボルドが大量の抗がん剤を発注している証拠を見つけた。
通常ではありえない量で、それもそのはず保険会社を通してもいなかった。
ポケットマネーで払っていたのだろう。
それらは日付から、シカゴ医療センターに運ばれた患者達に使われたと推測できた。
ボイトは、致死量の抗がん剤投与は殺人ではないかと確認した。
検事補は、
「署名入りの請求書は犯意を示せるし、帳簿に記載せず隠していた。
そこへ投与の被害者が証言すれば有罪にできるかも」
と言った。
ボイトは今度こそ、ライボルドを殺人罪で逮捕した。
しかし、裁判ではリチャード医師の証言を持っても相手も強くなかなか有罪には出来そうになかった。
検事補が折れ掛けた時、最後の手段でボイトが証言をした。
捜査で上がった証拠をあげるだけではなく、妻に投与するのを見ていた目撃者として。
ライボルドのせいで妻を失った当事者の説得力に加え、他42人もの犠牲者がいるという訴えもひびく。
すでに取り引きが終わっている件は、検事補の言う通り証拠の後押しにもなった。
結果、無事ライボルドの有罪で終った。
そして、ボイトは亡き妻の思い出のビデオを再生した。
ローマン
ローマンは、キャリーを襲ったリッチーを撃った事で休職となった。
バージェスは、ローマンの潔白を信じるが銃が見つかっていないままでは危うかった。
するとプラットは、今日1日自由を与えるから銃を捜しに行くよう、バージェズに声を掛けた。
バージェスは再度キャリーに話しを聞きに行った。
ふとした会話から、キャリーがリッチーの弟デニーをかばっているように感じた。
リッチーには車がなかったことから、当日にもデニーが送迎していて何か知っているはずだと気付いた。
デニーを追及するもさらりと誤魔化され、それをプラットに愚痴った。
するとプラットは私の出番、といってバージェスを連れてデニーを訪ねた。
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プラットは、有益な情報には報奨金が出るといい、デニーをあくまでも被害者の家族として扱う事でデニーの気を変える事に成功したようだった。
つづく
かんそう
シカゴ・ファイア×シカゴ・メッド×シカゴP.D. クロスオーバーの第3話であり、完結編でした。
3話目ともなると、1話目のシカゴ・ファイア陣の出演はありませんでした。ちょっと残念ですね。
メインは医療犯罪と言う事で、特捜の動きとしてはお祭りクロスオーバーの割には地味でしたが、その分ボイトのいつもなかなか見れない面を見る事ができました。
ボイトの奥さんも今回の被害者のように、ライボルドの被害にあっていたという。
リンジーがボイトに、カミールとの思い出話しを語るシーンもありました。
ボイトは先週はリンジーにお前の悪い癖は職場で「父親」と混同する事だなんて言ってましたけど、今回はボイトが職場でリンジーの髪にキスをしてて思いっきり父親してましたよ……。
父親なボイトを見れるのはいいんですけど、矛盾が目立つボイトは歓迎できないな~!
これはボイトが悪いのではなくてシナリオのせいですけどね!!
クロスオーバーという祭りに相応しい、ストーリーの主役がボイトではありましたが、どうせならライボルドをぼこぼこにするボイトが見たかったなw
ちゃんとリチャード医師に協力してもらって、法で解決していたというかなり大人しめな展開で、いつもの特捜(ボイト)らしさはありませんでしたけど、リチャード医師も好きだからま、いっかw
リチャード医師は本当にいい味出してますね~。
これでまた特捜(ボイト)との絆も深まりました。
そして、クロスオーバーとは関係のないローマンのストーリーですが、プラットの活躍でなんとか収束しそうですね。
「私の出番」なプラットは超格好良かった!
マウチのプロポーズの決意はPDで発表でしたが、プロポーズそのものは、
クロスオーバー第1話、
CHICAGO FIRE シーズン4 10話「51分署の悲劇/The Beating Heart」はこちら
で行われています!
事件がなくなる事はないですが、その合間にこそハッピーな話題は大歓迎!
クロスオーバー全体の感想としては、3番組のキャストが少なからず顔を出し合っての賑やかさは、クロスオーバーならではな感じがあって楽しめました。
ハーマンについてはさすがに、ファイアでって感じのようでクロスオーバーの中で解決していないのは、いいのか悪いのか良くわかりませんがw
メッドのお披露目の為の事件にように思わせて、最後はしっかりボイトのストーリーにも絡んでいたのは驚きました。
事件の性質上、映像的な派手さはあまりありませんでしたがそれでもなかなか見応えはあったと思います。
クロスオーバーのお祭り気分を、十分に楽しめました!
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(文:ジェーン洞)
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