Major Crimes ~重大犯罪課 シーズン4 13話「リアリティ番組の表と裏/Reality Check」【メジャー・クライムス】

2017/11/16

MajorCrimes重大犯罪課 MajorCrimes重大犯罪課 シーズン4 SaveMajorCrimes ジェーン洞

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あらすじ


Major Crimes: Julio and the Husband Season 4, Ep. 13 [CLIP] | TNT


2016年6月14日~FOXjapanにてシーズン4日本初放送(全23話)
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アメリカン・スカベンジャー・ハント


人気のリアリティ番組「アメリカン・スカベンジャー・ハント」で死人が出た。

100万ドルをかけた夫婦の戦いの決勝戦、ディッカーフーフー夫妻VS嫌われ者のコクラン夫妻の撮影中だった。


亡くなったのは、ドナ・コクラン。
自動車レースの最中、番組仕様の2つハンドルのついた車でマウント・ハリウッドの崖から墜落。

夫チップは中腹で発見され病院へ搬送。

その時、ディッカーフーフー夫妻の車は50メートル前方で、撮影車は50メートル後方にいた為、目撃者はいなかった。


1人だけ崖の上に行っていたプロベンザが、マスコミの群れに文句を言いながらタオを呼ぶ。その姿はニュースに見切れていた。

崖の上に移動したタオは、プロベンザに現場の説明をしながら赤いバンダナが落ちているのを見つけた。


チップ・コクラン


チップが運ばれた病院へ行くと、早速番組は撮影をしていた。
シャロンがカメラの前に割り込んで、司会兼プロデューサーのネイト・オーリンを追い出す。


病室のコクランに、拾ったバンダナを見せると自分の物だと認めた。
妻の死はまだ伏せたままで、事故の原因を確認する。

浮気を責められて口論になった。
いつものヒステリーだと思ってたら、ドナが崖に向かってハンドルを切り始めた。
殺されると思って、飛び降りた。
自分のハンドルを操作しようとは思わなかった、と言った。


そこへチップの姉が突然乱入してきて、ドナの死を告げる。
出て行けといっても、捜査などおかまいなしに、ベッドに腰かけるとツイートも始めた。


退院したら連行すると姉に伝えた後、病室を確認すると入院着のまま姉の車で逃走するのが病室の窓から見えた。
まるで警察から逃げるように。


事故の瞬間


レースの映像をオーリンに確認すると、すべて法務部に没収されていた。

コクラン夫妻の仲については、この夫婦人気で番組が持っていることを認め、2人は演技ではなく褒めようがないほどムカつく人達だと言った。
コクランをコックローチ(ゴキブリ)という愛称でファンに親しまれてる程に。


チップは行方不明のまま、姉から聴取する事に。
3か月前に、仕事を辞めて広報事務所を設立していた。
チップはスタントマンでもあった。
車から飛び降りるのには慣れていた。

チップを病院から連れ出したのは、マリオ・ロペスの番組に出す為だった。
すぐに放送を確認すると、すでに生放送は始まっていた。

そして事故の瞬間の独占映像が流れると、姉も驚きを隠さなかった。
シャロン達も慌てて映像の確保の手配をする。

映像の中で、ドナは確かにチップの浮気を責めていた。
だが、ハンドルの乱れを指摘しているのはドナの方だった。
「止めて!」と叫ぶドナに、チップが「因果応報だ」といって車から飛び降りるのが映っていた。


チップ


チップの取り調べをする。
事故映像については、あれは演技で編集で悪役に見せているだけだと言った。
ドナの行動も、あくまでもプロデューサーの指示の演出だと思っていたという。

チップはスピンオフの話しを持ちだし、ドナを殺す理由がない事を主張する。
ドナがいなきゃスピンオフもない。


シャロンは、バズに用事を頼む。
家にいるフリンに全シーズン分の番組を見るように。
ドナを殺す動機がある出演者はいるのだろうか?


ハック


車がハックされた可能性も考え、タオがタイヤ痕と事故映像のタイムコードを合致させた。
すると、落下直前にハンドルがロックしたか、車がハックされた可能性が濃くなった。
科学捜査課に解析を頼む。


すっかり番組に夢中になったフリンから、ライバルのディッカーフーフーの妻、コリーンがやり手だと報告を受ける。
いろんな出演者を色仕掛けでひきずり落としていた。
最近では、チップを利用してフルーク夫妻を妨害し脱落させていた。
夫のレジーはコンピューター・エンジニアだった。

フリンは、コクラン夫妻を落下させたのもディッカーフーフー夫妻だろうと言い切った。



害虫駆除


再びチップに話しをする。
コリーンの事を確認すると、確かに夢中になったと認めた。

でも、あくまでもチップの目標は100万ドルで優勝である事から、誘惑に乗って負けられないとはっきり言った。

ドナの言う「浮気」の相手がコリーンである事を隠していたのは、それを言えば犯人だと決めつけられるからだった。
もう疑ってはいないから、犯人の心当たりを言えと言っても、なかなか信用しなかった。

サンチェスが、そんなチップに必要以上にイラつきを露わにしたので、シャロンを始め仲間達は気にかかった。今日1日おかしい気がする。


チップがやっと口を開くと、ツイッターに気になるアカウントがあると言った。
「害虫駆除」。
すぐにバズが調べる事に。

レジーについては、同じようにコリーンに手玉に取られていて、2人を争わせるのがコリーンの作戦だと言った。


コリーン


コリーンに確認をすると、コリーンはコリーンでシナリオがあった、という。
リアリティ番組とはいえ、シナリオが存在するのは当たり前で、番組はすべてヤラセだと言った。


レジー・フルーク


事故車の解析データが届くと、車がハックされていた事が判明した。
IVIシステムを経由するが、位置情報は必要。
誰がその情報を持っていたのか?

その頃、脅威管理班からの回答も届いて、「害虫駆除」がレジーである事も判明した。
レジーの職業はエンジニア。ハックも不可能ではない。


レジーを呼び出すと、番組出演後に妻と離婚していた事が分かった。
番組に対しても、不愉快な人間に見えるように編集したと恨んで、プロデューサーを訴えてもいた。

車のハックについては、仮の話しと前置きをしてプログラムの送信はブルートゥースを経由すると説明する。
その有効範囲は約100メートル。
事故当時は、自分は遠くに居たとアリバイを主張した。

つまりハッカーは近くに居た人物となる。

そこへ、サンチェスがTV局からの連絡を受けて報告をした。
転落事故をうけて追悼特集を作るから署で撮影したい、と。
断固拒否だと息巻くプロベンザにシャロンが待ったを掛ける。
「リアリティには、台本がある。
何かの役に立つかもしれない」


最後にレジーに、なぜブルートゥースだと断定するのか確認した。
弁護士はそれを答えるには取り引きをしたい、と言い出しアンドレアが立ち上がった。


犯人


早速、署内でデッカーフーフー夫妻のコメント撮りを始めている。

そこにレジーが通りかかるのを見ると、コリーンは怒りで興奮した。
オーリンに「また番組に戻すつもりなのか」と詰め寄った。

シャロンは、3人にレジーが事故に関与していたと告げ、驚かれる中裏を取る必要があるから、と全員に書類へサインをさせた。
撤収しようとするカメラをあえて引き留めたままで。

レジーは、もともとブルートゥース経由の安全プログラムを依頼されていたと主張していた。
それを利用してオーリンは、車を遠隔操作する事が可能になっていたのだった。
最初からハックを狙っていたのだろう。
50メートル後方の後続車であれば距離の問題もクリアしている。
そして出演者は操作に必要なスマホを持っていなかった。


オーリンは、言い逃れが出来ないと観念したのか、カメラに気づき「切れ!」と怒鳴った。
「あの夫婦が俺の番組を変えた。
ギャラも出演者とは雲泥の差。
辞めたくても6年契約だった」

そしてオーリンのスマホで遠隔操作のアプリも確認できた。

夫婦共に殺すつもりだった。

第2級殺人を提示するが、陪審に番組を見せれば理解されると自論を曲げなかった。


サンチェス


最後に、サンチェスがチップに妻の事故報告をしていた。

シャロンはフリンから、サンチェスを思いやる言葉を聞いていた。
詳細は違うが、自動車事故で妻を亡くすという状況に奥さんの事を思い出すだろう、と。

それでサンチェスの様子がおかしい理由を理解していたシャロンの計らいでもあった。

その狙いは正しかったようで、説明するサンチェスは落ち着きを取り戻していた。
改めて事故と向き合った事で、気持ちを整理する事が出来たように見えた。


ラスティとスライダー


ラスティは、スライダーの弁護士のボビー・モンローを自宅に呼んだ。
フリンとも顔見知りで挨拶代わりに、お互い嫌味を言い合った。

ラスティは、モンローに取材への同席を依頼した。
自分1人では信頼されていない為、埒が明かないからスライダーが尊敬するモンローが居れば話すのではないか、と。

最初はそれに何の得があるのか、と拒否反応を示していた。
ラスティは、スライダーが切れやすい性格である事を指摘した。
この先証言する際に、このままでは裁判でどうなるか?

自分がインタビューする事で陪審員の前に出る、予行練習になるのではないかとアピールした。


アピールは見事に効果があり、モンロー同席で次のインタビューが実現する。

ラスティの求める、素のスライダーは引き出せるだろうか。
どこで文字の読めないホームレスが殺人犯になったのか。





かんそう


リアリティ番組が舞台の面白い事件でした!
まあ、リアリティとはいえ台本はある……というのは、良く聞く話しですけどね。
この事件は台本になかったのですから、ある意味本当のリアリティ?

プロデューサーが出演者に嫌気が差して殺すとは、どんだけって思いますけど、その割には追悼番組をやるとか、結構やる気満々に感じましたw
やっぱり事故で人が死んだくらいでは番組自体はなくならないってのが、アメリカって凄いなーって思います。


シーズン4では、サンチェスの奥さんを亡くした痛みについても、ちょいちょい触れていますね。
サンチェスについてはゆっくりと時間を掛けて描かれているような印象を受けます。

フリンは、シャロンの家で結構元気ですw
リアリティに夢中になって、1日でマニアになっていたのが面白かったw

ラスティのストロー取材が本格的にスタート、となりました。
これからですね!


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(文:ジェーン洞)


アテンションプリーズ!!

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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