Major Crimes ~重大犯罪課 シーズン4 7話「逃げた目撃者/Targets of Opportunity」【メジャー・クライムス】

2017/10/19

MajorCrimes重大犯罪課 MajorCrimes重大犯罪課 シーズン4 SaveMajorCrimes Simoom ジェーン洞

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あらすじ


2016年6月14日~FOXjapanにてシーズン4日本初放送(全23話)
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警官射殺事件


パトカーでパトロール中の警官2名が射殺される事件が起きた。

殉職者は、ジェームズ・リアリー42歳とリー・アン・トレイシー23歳だった。


向き合うように止まっていたホンダの中にも、運転手の射殺体が。

凶器は同じ銃だった。

車載カメラがOFFになっていた為、目撃者を捜す必要があった。

最後の無線によると、パトカーにはプレスコットという偽造IDを所持していた男が乗っていたはずだった。
パトカー内には、プレスコットのものではない偽装パスポートが2枚落ちていた。
プレスコットが回収した封筒から落ちていたのだった。

犯人から身を隠していたプレスコットは、車の窓を割って脱出し、トレイシーの銃を拾って逃走していた。


ホンダに乗っていた被害者は、ゴードン・ペッパーズという男だった。
ヒザの上に免許と登録証を置いて死んでいたので、職務質問をしたと分かる。
ATMの明細書から95分前に300ドル引き出している事が分かったが、財布は無くなっていた。

ATMの防犯カメラを調べる事に。

近くのタイヤ痕からもう3台目の車が存在する事が分かった。

エンリコ・フォルネス


落ちていた偽造パスポートの1枚から、パコ・ロペスを突き止めた。
エルサルバドルを牛耳るMS-13の元幹部だった。

続けざまに免許証の指紋から、プレスコットの身元が判明する。

本名はエンリコ・フォルネス。
またしてもエルサルバドル国籍だった。
17ヶ月前に強制送還になっていた。

MS-13には、同じフォルネスという名字の大物がいる事から、関係者には違いない。
エンリコを助ける為に襲撃を仕掛けたのか?

しかしシャロンは、エンリコが窓を割って逃げている事に注目した。
容疑者ではなく、目撃者なのかもしれない。

警官殺しに興奮するテイラー副本部長は、シャロンらが止めるのも聞かずエンリコの情報を一般公開して募集した。


偽警官


その頃、エンリコはこっそり家に戻っていた。
身重のエミーはTVを見てエンリコが追われる身になっていると知り、逃げなくてはと怒った。
そこにノックがして、警官が捜査に来たのを見るとエンリコはこっそり逃げ出した。

エミーはなんとか誤魔化し、警官からエンリコ捜しの懸賞金付きチラシを貰って済ますが、いかにも偽警官である事を見抜く事は出来なかった。


パコ・ロペス


特設ホット・ラインを設けてボランティアがエンリコの情報集めをしていて混乱する重犯課内。

パコ・ロペスを呼び出し、偽造パスポートをつきつけるが素直にはしゃべらない。
偽造ID所持でテロとしてFBIに引き渡す等と脅しをかけて、エンリコの情報を聞き出した。


エコー


パコ・ロペスから聞いたエンリコをパシリにしていたというエコーを呼び出す。
3Dプリンターを押収し、手荒に扱う事で口を割らせた。
それは、スキャナー兼3Dプリンターで、偽造ID造りの大事なマシンだったのだ。

エンリコに出来上がった偽造IDの配達を頼んでいると吐き、自宅の住所を入手する。


エミー


重犯課がエンリコの家に行くとエミーが荷造りをしていた。
大量の偽造IDも発見され、エミーも連行する。

エミーはエンリコはギャングではないと言った。
密入国で叔父に借りがあるだけ、と庇い懸賞金もいらないと叫ぶ。

すぐにシャロンは「懸賞金なんてない」と言うと、エミーを訪ねた警官が偽警官である可能性に気づく。

エミーから修理に出している車の修理工場を聞き出し、エンリコを追う。


エンリコ


修理工場では、すでにエンリコを見た作業員が偽警官のチラシを見て連絡を入れていた。
偽警官が到着した時、エンリコはまた同じ警官が来た事に気づき逃げた。
そしてハワードの乗る警察のヘリが修理工場から逃げ出すエンリコの姿を上空から捉えると、偽警官達もヘリに気づき慌てて逃げて行った。

ヘリの情報を元に重犯課はエンリコを逮捕した。

エンリコが警官殺しの犯人は警官だろ、と言うと、集めた情報から現場でもう1台パトカーを見たという話しもあったので、線が繋がって行くのを感じる。

彼らは黒のチャージャーで家と修理工場に2回現れていたと聞いて、シャロンは顔がわかるかと確認する。
できる、とエンリコが言うとその瞬間、エンリコは重要証人となった。



偽警官のチラシにエミーに連絡をさせる。
嘘の情報でおびき寄せる作戦だった。

現場は教会。
プロベンザ神父を頼っていると伝える。

まんまと、偽警官が到着。
1人を車内に残したまま、もう1人が教会の中で掃除をしている男に「プロベンザ神父?」と声を掛ける。
振り向いたのはサンチェスで、偽警官の背後から神父風のプロベンザが銃を向けて、あっさりと逮捕した。



車内で待っていた男は、シャロンが一般主婦を装い油断させて銃を向けて逮捕した。

彼らは偽警官となって主に老人をゆするケチな悪党で、たまたま警官殺しをしてしまっただけだった。


証人保護プログラム


エンリコとの取り引きは、法廷での目撃証言。
それで偽造パスポートの件は不問に。

さらに、エミーと両親も含めて保護をし在住許可を得る。
大学にも復学させたい。

その代り、この取り引きには、家族ともども叔父に関する情報を洗いざらい出す事が条件になる。

アメリカに居たくて密入国までいたエンリコは複雑な心境に涙する。
殺人を目撃して、アメリカに戻れるという事のどこに正義があるのか。

シャロンは言う。
殺人は政治問題ではない。
人権に対する最大の冒涜よ。
あなたと家族に正義を求めるのなら、ここから始めて、とサインを薦める。

エンリコは、納得して証人保護プログラムの書類にサインをした。


ラスティのアリス捜し


アリスの留守電を公開したせいか、ラスティに関係者から連絡が入る。
グスタボ・ウォレスといい、アリスとパロマを愛してる。過ちを償いたい。
どこにいるのか教えて欲しいから折り返してくれ。
と言う内容だった。

警戒するTJは、番号検索をしてプリペイド携帯である事、メリーランド州から掛けている事を突き止める。

そして、内容はでっち上げで別の目的があるかもしれない危険をラスティに伝える。

しかし人目の有る所で会うから、と気にしないラスティ。

TJは知り合って1ヶ月というラスティを、自信過剰だよ、と忠告するとそれが効いたようで、ラスティはエンリコ捜しで混乱する重犯課のボランティアをこっそり利用してしまう。

ボランティア中に身元調査の書類に、ウォレスの情報をこっそり混ぜて経歴調査をしていたのだった。

するとウォレスには、ネバダ州で凶器を用いた暴行の前科がある事が分かる。

何も知らないプロベンザは、良く手伝ったとラスティを褒めた。

さすがのラスティも、騙している気分になり自己嫌悪に陥る。
だが、何故かそこから「グスタボのした事なんて問題ない!」と言い出し、会いに行く事を決心する。

TJは用事として自分も行くと言った。





かんそう


最後のエンリコの嘆きが私には少しわかりにくかったです。
殺人の目撃よりも、叔父が悪党である事の方が証人保護プログラムには影響しているような……。

偽警官はモロ偽警官でしたw
もう少しミスリードがあっても汚職警官!? とドキドキがあったのかもしれませんが、メジャー・クライムスは1話完結でテンポ良く凝った事件を見せるので、十分満足ではあります。

今回のどきどき重犯課はやっぱりプロベンザ神父!w

その響きだけで笑ってしまうのですが、上下黒ずくめのプロベンザさん、新鮮でした。
黒ってやっぱり引き締まって見えるんでしょうかね。
なんだかスッキリして見えましたw
素敵でしたw

そして、ラスティの女子並みの気まぐれ加減が目立つ回でした。
特に、突然「前科者だろうが、グスタボに会うぞ!」って言い出した時は、ビクっとしましたw
急にどした? みたいなw
それまで「気にしないもん」から「あれ、これ調査利用できるかも」って、気持ちブレブレって事もありましたしね。

ま、身元調査するのは正しいとは思います。
TJの心配は当然ですし、それを素直に聞くのもマル。

でも結局最後「なんでもいいから会うぞ~!」って締めになるなら……。
やった事全否定かい! みたいなw

まあ、これだけつっこむ隙のあるラスティこそ、女子ならそのほうが可愛いと思われる「もてテク」のロールモデルなのかなw


ガス派の私は、ガスの名前初登場が嬉しかったです。
これからガスの登場(と絡む乙女ラスティ)が楽しみ~。

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(イラスト:Simoom、文:ジェーン洞)


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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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