シカゴP.D./CHICAGO P.D. シーズン10 第6話「最後の言葉」Sympathetic Reflex

2024/09/21

クライム ジェーン洞 シカゴPD シカゴPD シーズン10 バイオレンス

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あらすじ


©2024 NBCUniversal Media, LLC

2024年8月16日~日本初放送(全22話)
(アメリカ放送2022年9月~)

登場人物はこちら

車両強盗

アトウォーターは、アプトンがドタキャンした代わりになりたてのパトロール警官相手に講義をする羽目になっていた。
受講者にはトレスもいる。
たまたま目についたサンチェスという警官をびびらせて、全員に緊張と緩和を教えてから、共感力をテーマに話した。
「いい講義でした」
トレスは拳を合わせる。

その帰りに、ガソリンスタンドで車両強盗が発生し、アトウォーターとトレスが駆け付けた。付近で最近急増している。
覆面の2人組の犯人は盗んだ車で被害者を引きずったまま逃走し、被害者は途中の道に放置されアトウォーターが看取った。

従業員のクラリタは非協力的で、防犯カメラもダミーだった。
「車両強盗なんてしょっちゅう起きる。警察が来たこともない」
何も見てないが、向かいの酒店にはカメラがある、と言う。

手がかり

酒店の防犯カメラには犯行が全て映っていた。
だが、カメラの位置を把握しているような動きで、一瞬で盗んでいる。

その後トレスが、別のカメラで犯人たちを見つける。
アンドリュー・チャフィーの所有する車から、覆面の2人組が降りる所が映っていた。
犯罪歴はないが盗難届は出ていなかった。

ルゼックとアトウォーターがチャフィーの家に行くと、立派な住宅だった。
すると裏から揉める声がする。
「話が違う」
「わかってねぇな」
白人の少年とアジア人と黒人の3人で黒人は強盗と同じ服を着ていた。実行犯に違いない。
アジア人をルゼックが追うが、盗難車に乗り込まれ捕り逃がす。

もう2人はアトウォーターが追い詰めた。
すると実行犯がスマホのカメラをアトウォーターに向ける。
その際に銃かと思い、アトウォーターは銃を向けていた。
ジョニーと呼ばれる少年は何もしてない、と訴える。
「僕は潔白だ」
ジョニーが何かを言おうとすると阻止するように実行犯がムショというワードを出してジョニーをさらに動揺させた。
そしてジョニーは突然、取り乱すとアトウォーターに近づき、銃を奪おうとする。
もみ合っていると突然発砲し、ジョニーが倒れ込む。
腹から大量に出血しているジョニーをアトウォーターが励ます。
「僕はただ……」

その騒ぎに紛れて実行犯は逃走した。

ジョニーはチャフィー家の息子だった。
搬送後、亡くなった。

もう1人の容疑者

チャフィー家は裕福で、政治活動にも熱心だった。
ジョニーが優等生だったことから、両親が「警官による殺人だ」と記者会見を開く。
内容には関係者しか知らない情報も混ざっていた。
密告者がいる。

アトウォーターにかけられた疑いを晴らすため、残りの2人と撮影データを捜す。

ルゼックがアジア人を突き止めた。
カム・ウォン。ジョニーの同級生で、ずっと同じクラスだったが1年前退学処分になっている。
ウォンの自宅へ行くと、盗難車ですぐに逃走した。運転が酷く、事故になりかねないのでアトウォーターは追跡中止を判断する。ところが暴走をやめず、車は目の前で橋から落下した。

ジョニーとウォンと年齢が離れていることから、黒人が主犯だと確信する。

決意

チャフィー夫妻が署にやってきて、名指しでアトウォーターを責めた。
アトウォーターがお悔やみを伝えると、父親は大声で罵倒する。
「残りの人生のすべてをかけて破滅させる!」
母親は最期の言葉を尋ねたがアトウォーターは何も言わなかった。

オニール部長がやってきて密告者がサンチェスだと伝える。
すでに免職処分になっているが、チャフィーから金を受け取って情報漏洩していた。
オニールはチャフィーの力を考慮して、アトウォーターに逃げ道を提案する。
「交感神経反射で引き金を引いたことにすればいい」
それならば辞職は避けられる。
だがアトウォーターは守ってもらう必要はないと、その場で即答した。
「事実は違う」

手がかり

リーダー格の男はよほど賢いのか、なかなか手がかりが見つからなかった。
ジョニーとウォンとの金銭的なやりとりも残っていない。
そこでアトウォーターが気づいた。
弟が10代の頃はスニーカーに夢中になっていた。金銭ではなく物でやりとりしていたのだろう。

とうとう突き止めた。解体業者を経営しているオスカー・ボイドだった。

ボイドを逮捕するが、スマホは所持しておらず取り引きの材料にする。
アトウォーターは取り引きも認めず、ボイドから情報を得るために、トレスを拘置所に送り込んだ。
トレスの名演技でボイドは信用し、スマホが「女に預けてある」と聞きだす。

情報をさらっているとある人物が浮かんできた。
クラリタ、ガソリンスタンドの従業員だった。

動画によってアトウォーターの潔白が証明された。

最期の言葉

その夜アトウォーターはチャフィー家を訪ねた。
父親はそれでもお前が殺したと、すぐに引っ込んでいった。

その後母親が顔を出す。
アトウォーターの目的は母親の望みを叶えることだった。

まずは事件の全容を伝える。
「多分、抜けようとしているカムをジョニーは助けようとしたんでしょう。息子さんは優しいいいこです」
最期の言葉は「僕はただ……」だけだったがアトウォーターは自分が思う言葉を伝えた。
「僕はただ、助けたかっただけ。こう言いたかったのかと」


ショーンの件の動きは特にありませんでした。(アプトンが独自に追ってるけどまだ何も怪しいところはない)

アトウォーター回でした。
アトウォーターに信頼感があるので、安心感を持って見ていられました。
今回も軸がブレなくて、最後まで真実を貫き通し、そのために非難を受けても気にしないっていう姿勢が、アトウォーターらしくて良かったです。
特捜班ってグレーなイメージも強いですけど、実際はめっちゃ真っすぐな人の集まりなんですよね。それなのに、時にはグレーにせざるを得なくなるっていうのがいいところでして……。

アトウォーターとトレスのペアいいですね~。
アトウォーターに見せたトレスの笑顔!! 見まして??
すっかり信頼してますね! トレスが特捜班相手にこんなに早く笑顔を見せるなんて!
そしてルーキーの見せ場を作ろうって意識しているんでしょうが、できるルーキーなのも頼もしい!


アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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