The Good Fight/ザ・グッド・ファイト シーズン4 のあらすじ・ネタバレ
The Good Fight/ザ・グッド・ファイト シーズン3までの主な登場人物はこちらです。
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2022年4月12日～/毎週火曜日 スーパー！ドラマTV 日本独占放送（全7話）
(アメリカ配信2020年4月～)
ダイアンの夢
ある日、ダイアンがオフィス（レディック＆ボーズマン＆ロックハート）に出社すると、そこはヒラリーが大統領に就任して3年、という世界だった。
ちょうどそんな夢を見たばかりで、ダイアンはまだ夢の中かと思うが、誰に聞いてもTVをつけても、やはりトランプが敗北したのは間違いなく、思わず小躍りした。
そればかりか、ガンの治療薬、熱帯雨林が守られた、ホッキョクグマは絶滅どころか増えすぎている等のニュースにもテンションを上げるが、トランプが大統領の世界等知らない周囲はそんなダイアンをまだラリってるのか？ と心配する。
そもそも周囲はヒラリー大統領の世界をあまり喜んではいない。
特にヒラリー税のおかげでオフィスは解散、破産の危機になっていた。
ハーヴェイ・ワインスタイン
そんなオフィスの危機を救うのが、ダイアンの新しい大物クライアントだった。
もちろんダイアンにはその記憶もなく、さらにその相手がハーヴェイ・ワインスタインだと知るとレイプ魔の弁護なんて！ と驚く。
マリッサに確認すると、この世界ではワインスタインだけではなくセレブのレイプは発覚しておらず、MeToo運動も起きていないということが分る。
だが、ダイアンの記憶がまったく違うわけではないということもすぐに知る。
初めてのワインスタイン・チームとの打ち合わせで、部下の金髪女性が人払いをしダイアンとボーズマンの3人だけになった。
するとあくまで濡れ衣だと前提をして性的暴行の訴訟が3件起きていることを伝えた。
「賞味期限の過ぎた女優が仕事がないのを彼のせいにしてる」
ダイアンはやっぱり、という態度になるがボーズマンはオフィスの為だと依頼を引き受ける。
その2時間後の証拠開示でもワインスタイン程の有名人が大企業の元でセクハラをするなどありえない、とすんなり棄却された。
真相
判決が出た後、判事がこっそりダイアンとルッカを呼び止め、娘のインターン先としてワインスタイン氏の制作会社を紹介して欲しいと頼んだ。
ルッカは問題ないと即答し、すぐにワインスタインの部下女性に話をつける。
するとその際に、ルッカはワインスタイン氏からの指名だとホテルのスイートに呼び出される。
「サインをするのに部屋を出られないのであなたに来て欲しいって」
書類を渡されると、ルッカは大物クライアントと直接会えるチャンスだと喜ぶが、ダイアンが思わず口を挟んで部下に言ってしまう。
「あなた客引きね」
ルッカにとってはダイアンは大げさにワインスタインのセクハラを信じ、それを口実に後輩のキャリアの邪魔をしていると感じられた。
ホテルに行けば口実をつけてセクハラされる、というルッカへの注意が無視されるとダイアンはメリッサに監視を頼む。
そして結果的にはダイアンの予言通りになって驚く。
ルッカは理由をつけてスイートを訪ねることになり、ドアを開けたらバスローブ姿のワインスタインが立っていた。
「変化を目指す女性連合」
ダイアンは創設メンバーでもある「変化を目指す女性連合」のイベントにドレスに着替えて参加した。
そこでワインスタインにダイアンを推薦したという、イングリッド・ヒルに声を掛けられる。
ダイアンがワインスタインに問題はないかと聞くと、ちょっとボディタッチは多いかもね、と笑い、深刻に扱わなかった。
ヒル曰く、ワインスタインは女性支援者で中絶賛成派でヒラリー支持だから、と批判するつもりはまったく感じられない。
ダイアンがインタビューを受けると、セクハラについて訴え、Metooのスローガンと#Metooを使うよう主張するが、その部分は放送ではカットされていた。
気づき
その後ダイアンは、ワインスタインの部下に「客引き」と言ったことから謝罪を求められ、担当を辞退する。
そこへゾーイがやってきて、ルッカ同席の元、ニュースではカットになった「MeToo」について詳しく聞かれる。
しかしゾーイは半ギレで、女性が虐待経験を語るサイトだと説明を受けてもダイアンが勝手に言い出したことで、「変化を目指す女性連合」とは無関係だと責める。
「女性が虐待に怒っている、というメッセージは女性の為にならない。
怒りで動くと男が思えばヒラリーは再選されない」
そこで突然、ダイアンがハッと気づく。
「私の夫はどこ？」
ダイアンはしばらくカートに会っていないどころか、自分がイベントに出る為にドレスに着替えたこともはっきり覚えていなかった。
トランプTV
ダイアンが帰宅すると髪の薄いクリス・リマという修理人が壊れたドアの修理をしていた。
リマは勝手にテレビをつけてすみませんといい「トランプTV」を流し、トランプ時代が懐かしいと呟く。
ダイアンはそれを聞き逃さず、リマを追求する。
自分以外にもトランプ大統領の記憶を持っている存在がいた。
リマも同じように、周囲から違うと言われ続けて、今は受け入れているという。
「なぜドアの修理をしてるの？」
「わからない」
二人は並んで瓶ビールを飲みながら「トランプＴＶ」を眺めた。
「ヒラリーで喜ぶべきなのに……」
「彼女は最悪ですよ」
ダイアンはそれには賛同できないが、ただこの世界には確かに違和感を持っている。
「好きになれない」
クリスは、トランプは本音を言うから好きだと言う。
「政治家が本音を隠すのは変ですよ」
トランプＴＶでは銃規制を批判している。
そこでダイアンは家の銃が消えていることに気づく。
「カートは奪われる前に銃を持ち出したんだわ」
銃を隠す為、森の小屋に行ったと夜道を車で向かう。
そして森の中でカートを見つけた。
だが不自然にも、小さなテーブルに座ってる。
そこへダイアンは向かい合って座った。
再会を喜んで手を差し伸べるが、カートはその手を取らなかった。
ダイアンはもう大統領が誰とかも関係なく、ただ会えて嬉しいし、銃を隠すのも手伝うとカートに歩み寄ると、カートはダイアンに手を差し伸べた。
「戻って来い」
二人の手が重なるとダイアンは、カートとベッドにいた時のことを思い出す。
だがそれはＳＷＡＴの襲撃シーンだった。
ダイアンはその時にカートが死んだことを認識した。
目が覚めたダイアンをカートが上から覗いてる。
ダイアンは床に寝そべり、１０分間意識を失っていたと言われる。
その隣にはリマの顔もあるが、リマはＳＷＡＴの一人だった。
「今の大統領は？」
意識を確認する為に質問を受けるとダイアンは大笑いした。
第２話へつづく
かんそう
いきなり新世界？ スタートで海ドラでも異世界転生か？ と思って見ていましたが、夢落ち？ でした。
しかもカートがやばいのかと思いきや、やばいのはダイアンだったんですね。
そして面白いのはダイアンの夢なのでトランプではない理想の世界が見られるのかと思いきや、案外トランプも悪くない？ みたいな気づきがあった事です。
何より、カートの存在が一番大事って気づいたのが重要なのでしょうけど。
とにかく久しぶりに馴染みの顔ぶれが出て来ただけでワクっとしますね。
それとダイアンが綺麗でおしゃれでゴージャスで、このドラマ、ファッションを見るだけでも楽しいです。弁護士オフィスなのにモード誌の編集部くらい派手でいいですよね。
政治のことはよくわかりませんので、記事担当としてはぼぼちさんと比べるとまったく頼りないのですが、グッドファイトは大好きで毎回楽しみにしている番組なので、しばらくは代打させてもらいます。
よろしくお願いします。
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