あらすじ
ブラックリスト:ニコラス・オーベンレイダー
レッドがレスラーを呼びつけて、タウンゼントと絡む次のブラックリストを伝えた。
それは悪党専門の経営コンサルをする、ニコラス・オーベンレイダーだった。
つい最近もタウンゼントが資金洗浄に使っていたケルムンド不動産の後片づけをしたばかりだった。
国税庁に目を着けられた72時間後には、従業員、収支計算書、雇用記録、定礎、何もかもが消えていた。結果、税務調査も消滅した。
そのやり方は手段を選ばず、逃げ出していたチャーリー・トッテンを除き、従業員は殺していた。
オーベンレイダーは偽名で個人情報の手掛かりは一切なし。
FBIはケルムンド不動産に手がかりがないかと捜査をした。
すると窓枠についた血痕から、チャーリー・トッテンが逃げ出している事に気づく。
トッテンのカードがディア・レイクで使われた。
そこにはウィリアム・トッテンという住民がいたので、おそらく兄弟だろうとその住所に急いだ。
レスラーとパクがディア・レイクに到着すると、二人を出迎えたのは同じようにチャーリーを追って来たオーベンレイダーだった。
だがそれに気づくはずもなく、二人はそれがチャーリーの兄のウィリアムだと思い込む。
チャーリ―を捜す二人にオーベンレイダーはウィリアムの振りをしつつ誤魔化すが、家の中に入ったパクは写真立てに反射して写り込む倒れた人の頭に気づいた。
隣の部屋で誰かが血を流して倒れている。
すぐにオーベンレイダーに銃をつきつけ、パクは誰だか分からない目の前の男を逮捕した。
死んでいたのはチャーリーで、捕まえたのがオーベンレイダーであることはすぐに判明した。
盗聴
タウンゼントはリズを疑う身内の声もあり、FBI内部にいる仲間にレスラーの電話に細工を仕掛けさせ、リズとレスラーの会話を盗聴し始める。
パリ
リズがFBIに提供した暗号文から「あるパリのカフェ」を待ち合わせに利用している事が分かった。
リズもその住所を欲しがったがあくまでも捜査はFBIが進める、とそこまでは教えなかった。
アラムが単独でカフェの捜査にパリへ飛んだ。
するとカフェの前に停めた車に、いきなりリズと護衛のロッコが乗り込んで来た。
リズはアラムが食べようとしていたクロワッサンを横取りし、捜査につきあうという。
簡単に居場所がバレたことにも驚いたが、アラムは再会を喜ぶ間もなく戸惑いながらも、リズの強引さに断る事ができなかった。
カフェの店員に捜査の為、防犯カメラを見せて欲しいと頼むが簡単にはいかなかった。
するとリズはなんのためらいもなくロッコに銃を向けさせ、店員を脅し映像を入手した。
そしてレッドと待ち合わせをする男の顔を確認した。それは彼等が初めて認識する”東の友人”だった。
東の友人
FBIの解析で、レッドがパリで待ち合わせていた相手がイワン・ステパノフだと判明した。
秘密工作を行う組織、”ザスロン”の幹部という噂があり、リズの言うレッドとロシアの諜報機関との接点が明らかになってしまった。
クーパーはレッドには黙っている事にした。
そこへレッドからの電話が入り、オーベンレイダーの逮捕を確認すると突然告白する事があると言い出した。
計画
レッドがオーベンレイダーをブラックリストにしたのには、タウンゼントについて証言をさせるのではなく別の目的があった。
オーベンレイダーを利用して、タウンゼントの組織に味方を送り込むという計画だった。
その為にまず、タウンゼントの組織で窃盗関係を仕切っていた男ルイス・エスピノーザのリベート疑惑を発覚させていた。
裏切りを許さぬタウンゼントはエスピノーザを殺し、後釜捜しをオーベンレイダーに頼む。
レッドは並行して後釜の用意をしていた。
目をつけたのはプリヤ・ガラーリ。有名な泥棒で、宝石や美術品を専門としているが、機密情報も盗むFBIが長年追っている犯罪者だった。
成り行き上、FBIはプリヤとも手を組まざるを得なくなった。
非公式
クーパーは未だレッドの言いなりになっている事に疑問を浮かべる部下に、まずタウンゼントに近づくことが先決だ、と説明をした。
「レッドと動きつつステパノフを調べる」
レッドに現状がばれればステパノフは消されるだろう。だがステパノフは他国民だから公式に手を出す事はできない。
するとアラムが立場的に自分達には無理だがリズなら? と言い出した。
最悪の提案だがクーパーにも”全くなし”、とは言えなかった。
レッドがSVRの腕利きスパイだという可能性を考えれば、ステパノフから話を聞く手段は限られる。
「キーンに連絡を」
レスラーがリズに連絡をした。
その通話はタウンゼント側に筒抜けだった。
タウンゼント側もロシアの仲間にステパノフの監視をさせつつ、まだ疑いが晴れぬリズには仕事を与えモスクワから遠ざける事にした。
後釜
レッドは、プリヤが仕事をしているというロンドンにまでスカウトに行き、金のかかるプリヤの盗みの支援を申し出る。
「金だけの話ではない。それでは簡単だ。人生をやろう。顧客から解放され楽しむために盗める人生を」
ただし条件が1つ。それが「最後の大仕事」だった。
レッドとFBIはオーベンレイダーに恩を売る為の小芝居をしかけた。
移送中にレッドにオーベンレイダーを助けさせ、念には念を入れ、オーベンレイダーの顧客情報を人質に脅した。
「プリヤをタウンゼントの組織に送り込め」
その頃タウンゼントは、リズを足止めする理由としてプリヤの迎えを頼んでいた。
リズは予定していたモスクワ行きをキャンセルし、それに従った。
タウンゼントはリズとFBIの関係がはっきりするまでは、組織の内情を隠すことなく、リズを信用している振りを続けた。
プリヤとタウンゼント側が接触する日、レッドはプリヤの尾行をFBIに許可していた。
だが目の前でまんまと見失っていた。
プリヤを乗せたはずのバンには床に穴が開けてあり、プリヤはそのまま地下通路を利用し姿を消してたのだった。
その間もリズとレスラーの通話は盗聴されていた。
だがそこでの会話はギリギリ、リズの裏切りの証拠にはならなかった。
「モスクワには代わりに仲間を送ったわ。レスラーと組んでいる訳ではない。目的が同じだけ。タウンゼントもね。レッドを倒す」
部下はモスクワの事を黙っているリズを危険視したが、タウンゼントはそう思わなかった。
プリヤを送り込んだレッドは珍しく報告を待ちきれず、落ち着かなかった。
FBIは送り込んだプリヤが殺し屋だとは思ってはいない。
レッドが待っているのはタウンゼントの死の報告だった。
プリヤがしていた価値のあるリングには薬が隠されていた。
その頃、モスクワではイワンが自宅から拉致されていた。
拉致したのはタウンゼントでリズとFBIには寝耳に水だった。
もちろんレッドにも。
「我々の友人が拉致された」
イワンとタウンゼント
タウンゼントを前にイワンははっきりとN13はカタリーナだと言った。
だがタウンゼントはそれを信じず、何故レッドを守るのか、と追及を始める……。
話が進んでいるように感じながらも、実はそれ程進んでもいないのですが、次回はかなり進みそう!
ずっと東の友人、として登場していたあの人がイワンさんだと判明しました。
タウンゼントが知りたい事は視聴者が知りたい事でもあり、早く答えて欲しい!!
そしてリズは何を根拠にレッドがN13だと言い張るのか。そもそもその証拠がなくない?
カタリーナが言ってたから、だけだったらほんとヤバイと思うんだけど……。
とはいえイワン(ロシア)との繋がりは確か。でもそんな単純だったらこんなこじれますかねぇ? って考えちゃいますよね。
沸いて出て来たようなタウンゼントがどうにも小物にしか見えなくて、そこがちと残念。
やっぱり簡単にリズと組んだり、人間サンドバッグでポコポコ殴ってる姿とか、なんか軽いんですよね……。
実は大分レッドを追い詰めていて、さすがにこれまでの中でも強敵? っぽいのに。
ただ、FBIやロシアに味方がいるって割りに、そんなに情報持ってない感じとか……。
レスラーの携帯に盗聴器仕掛けられる味方って相当強いと思うんだけどw
あれはご都合が強かった気がしますw
プリヤさんがめちゃ美人でした。
レッドの仲間になってくれたら嬉しいけど、タウンゼント暗殺しっかりやって欲しい~。
それにしても急にFBIが、リズが子育てをしながら悪党してるって事をヨイショし出してきもかった。
え? と突っ込まざるを得ない。普通の生活できていないアグネス可哀想すぎるんですけど……。
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