シカゴP.D./CHICAGO P.D. シーズン7 19話「隠し事/Buried Secrets」

2021/09/18

クライム ジェーン洞 シカゴPD シカゴPD シーズン7 バイオレンス

t f B! P L
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あらすじ

Matt Dinerstein/NBC | 2020 NBCUniversal Media, LLC


2021年5月14日~AXNでシーズン7 日本初放送(全20話)
(アメリカ放送2019年9月~)

登場人物はこちら



誘拐事件

ルゼックが最近通っているバーから出ると、目の前で女性が誘拐されるのを目撃する。
男1人が後ろから襲い、待機していたシルバーのSUV車に押し込んで逃走した。犯人は少なくとも2名。

そのまま目の前で乗り込もうとしていた一般人の車を借り、追跡をするがアルコールが入っていた事もあり、歩行者を避けて追突事故を起こしていた。
ルゼックは怪我をしたものの軽傷で、そのまま捜査に加わった。
ルゼックの他の目撃者は見つかっていない。

記憶から被害者の似顔絵を作成、犯人の1人の後ろ姿と服装を覚えている。

ルゼックが飲んでいたバーでも似顔絵を元に聞き込みをした。
ルゼックはバーテンと軽くつきあっていたのだが、警官であることを隠していた為、気まずくなる。

被害者

バーの店内カメラでは被害者は確認できず、たまたま前の道を通っただけだった事が分かる。
だがバネッサがバーの客のSNSを漁り、店の前で撮影した動画に被害者が映り込んでいるのを見つけた。

顔認証から身元が判明する。
シャーロット・ヘンズロー21歳。
父親ウェードは家具販売会社の社長で夜中のCMが有名だった。
売り上げの20%はキリスト教の慈善団体に寄付している。シャーロットもSNSによるとボランティアなどに励み、犯罪とは無縁そうだった。
恐らく身代金目的の誘拐に思えた。

ボイトとルゼックとバージェスがウェードの自宅を訪ねた。
しかしウェードは誘拐などあり得ないと、脅迫もなにもない、と言った。

だが母親の反応は違い、すぐに娘を心配しうろたえた。
その反応の差にボイトはすぐにウェードが嘘をついていると確信した。
母親の反応が正しい親の反応で、ウェードは恐らくすでに脅迫を受け、犯人から口止めをされているのではないか、と。
するとウェードはそれを認めた。
要求額は200万ドル。脅迫動画も送られていた。
ボイトは連れ戻せるのは我々しかいない、と今後の協力を要請した。
「これからは秘密はナシにしてくれ」
ウェードは話すなと言われてナーバスになっていた、と約束をした。

ウェードには犯人の心当たりがなかった。
「清く正しく生きてる。酒も賭け事もしないんだ。退屈な男だよ」

身代金受け渡しの指示はまだされておらず、今後電話がかかって来る事になっていた。

脅迫動画

送られて来ていた動画を解析すると、映像の送り主は3つのIPアドレスを使用していた。
追跡は無理そうだが、送信時間が誘拐の15分後で遠くへは行っていなかった。
半径8キロ以内で動画の背景と一致する古い建物を捜索した。
するとバーの近くで女性が助けを求めているという通報を受けていた事がわかり、防犯カメラに映る車の経路の一部も判明し、背景の情報も合わせて建物を特定した。

ところが建物内に突入すると、シャーロットの姿はなく2名の遺体を発見する。
どうやら撃ち合いをしたようだった。
だが犯人はもう1人いる。

遺体の1人は服装からルゼックが見た男だった。ブレイク・ラーソン38歳、犯罪歴なし。
もう1人は元警官ケニー・バローズ。ウェードが10年雇っていた警備員だった。

ボイトは内緒で警備員に娘を助けに行かせたのだろう、と踏んだがジェイが現場で気付く。
何故特捜班でも捜すのに時間がかかったのに、警備員が先回りできたのか、と。

新たな嘘

ボイトはウェードを呼び出し、追求した。
何故勝手な真似をしたのか。
「読みを誤ったぞ。彼は死んだよ。あんたは俺達に伏せた情報を警備員に伝えた。犯人を知ってるな」
するとウェードは認めた。
ゲイリー・スティーブンス。元従業員ディランの父親だった。

ディランには問題があり、作り話を吹き込んだせいで父親に脅されているという。
「私をゆすってきた。カネを巻き上げる気なんだ」

警備員は金を持たず忍び込んでいた。
「もう隠し事はない。娘を取り返してくれ!」

元従業員の父親

ゲイリーを調べると、生活苦であることがわかった。
ブレイク・ラーソンはゲイリーのいとこで2ヶ月前に破産していた。
2人には金目当ての動機はあった。

ゲイリーの息子、ディランは24歳。ウェードの会社には2年勤務をし、薬物所持での逮捕や精神科への入院もしていた。
だがここ2週間行方不明になっており、ゲイリーが届けを出していた。

担当刑事

ディラン失踪の担当刑事パーカーの話を聞いた。

ゲイリーはディランとウェードが交際していると言いい、失踪の関与を言い張ったという。
だが証拠はなく捜査は打ち切られていた。
誕生日の朝に、ウェードと会うので遅れるという電話を受けていたのが最後だった。

ウェード自身は、ディランとは数ヶ月会っていないし、父親の言いがかりだと証言している。
父親が家に尋ねてくるので、接近禁止命令を進めたが警備員に任せる、と判断していた。

「息子には薬物依存で精神疾患がある。その父親よりはウェードがまともに見えたが」

更なる嘘

バネッサがパーカー刑事の話を元に、交通カメラをチェックしディランの姿を発見した。

ボイトは労いの言葉をかけ、写真を手にウェードの取り調べる。
その映像に写っていたのは、ウェードの車の前でハグをする二人だった。

少なくとも、会っていないというのは嘘になった。

ウェードはそれでもただのハグだと誤魔化し、何も認めようとはしなかった。
「ディランと関係をもってたんだろ!」
「違う……。いい子だったが問題を抱えていて自殺しそうだったから希望を与えたかっただけだ」

そこへ新たな報告が入った。
ディランの家の前にシルバーのSUVが停まっているという。

立てこもり

ディランの家に特捜班が向かうと、すぐに家から発砲を受ける。
「家に入ったらシャーロットを殺すぞ!」
ボイトは応援を呼び、人質救出を急ぐ。

ジェイは狙撃の位置についた。
携帯でボイトがゲイリーに交渉を始める。
まずは携帯越しにシャーロットの声を聴き、無事を確かめた。

そしてゲイリーは金の要求などしていない、とウェードの話を否定した。
「望みはウェードだ。息子のことを聞く。さもなければ娘を殺す」

すぐに手配をし、ウェードが現場に到着した。
ゲイリーの話を伝えると、ウェードはゲイリーこそ嘘をついていると言った。
「騙されているんだよ。早く捕まえてくれ」
だがボイトもルゼックももうウェードを信用できなかった。

ゲイリーの通話にウェードを出させた。
「ゲイリー私だ、金なら払う」
「カネなどいらん! 私と警官と息子にしたことを言え」
「何の話だ? 彼は元気にしてた」
「もうウソはやめてくれ!」

すると窓際に銃をつきつけられたシャーロットが立った。ゲイリーはカーテンで姿を隠している。
「上を見ろ、私は本気だぞ」
それでもウェードはウソつきだ、と泣くだけだった。

ボイトはウェードをパトカーに押し付け、ゲイだとばらされたくなくて殺したのか? と追及した。
「娘を見殺しにしたら俺があんたを殺す」
「何もしてない」

その時、銃声が響いた。

撃てる隙を狙い、ジェイがゲイリーに発砲したのだった。
それをきかっけにボイトは突入命令を出した。

真実

撃たれたゲイリーはそれでもまだシャーロットの頭に銃をつきつけて座り込んでいた。
ルゼックが声をかけ、説得に部屋の中に入った。

ルゼックは興奮するゲイリーを宥めながらボイトに無線で状況報告をした。
「ボス、シャーロットは無事です。ゲイリーは治療を拒否。ここで待ちます」

ジェイからはボイトに更なる狙撃の確認が入るが、ボイトは全員待機を命じた。

そこへディランが消えた日のウェードの車の追跡結果が出た。
ベイカー公園に30分車を停車している。
公園を出る時の映像では、ディランは助手席でうつ伏せになっていた。

ウェードの自宅へ向かい、車の捜索をする。

と同時にルゼックもゲイリーから失踪当時の手掛かりがないか聞き出していた。
ゲイリーからの電話を受けた時の音等。
特に記憶はないが、ただ心配だったという。
「ウェードは離婚をすると言い続けていたという。ディランを選ぶために」
ゲイリーは息子は邪魔になって殺されたと思っていた。
「家族にバレたくないから」
ルゼックはすぐに調べるから、と時間をくれと言った。
「どこにも行かない」
もうゲイリーは朦朧としていた。

救出

車を捜索する為、バージェスとバネッサが妻に頼んだが、何も知らないようで妻は夫とディランのハグ写真を見てショックを受けた。

車からは証拠の消し忘れの血痕が見つかった。
バージェスは2週間前の土曜日に何か気になる事がなかったか、と妻に尋ねた。
すると家に居たはずのウェードが、裏の森から泥だらけで戻って来たのを思い出した。

警察犬を連れて森に入ると、ディランの遺体が埋められているのを発見する。

その頃、ゲイリーはシャーロットを抱えたまま、意識を失っていた。
スマホに送られたディラン発見の写真をルゼックが見せても、もう反応をしなかった。
「残念だった」

シャーロットは無事救出されたが、娘を迎える父を避けて通り過ぎた。

ボイトはウェードに手錠をかけさせながら言った。
「運のいい奴だ。あんたが臆病なせいで娘が死ぬところだった」
それでも首を横に振り、あんたには分からない、と言う。
「このクズを連れて行け。殺人容疑だ」

バージェスとルゼック

事件解決後のロッカールームで、ルゼックはバージェスに打ち明けた。
バーテンとは気を紛らわす為に付き合ったが無理だった。

ルゼックはバージェスとの食事ならば楽しい、といい二人は食事をして帰る事にした。


アプトンはFBI出向中でお休みでした。プラットとジェイの会話でだけ説明がありました。
ジェイはプラットに「1人で寂しいわね」みたいな事を言われて過剰反応してたw
「あ、相棒だからな!!」みたいな。

ルゼックとバージェス、つかず離れずでは収まらない感じ? ルゼックの顔がすごいむくんでいる? 太った?? なんか気になっちゃった。

さて特捜内2カップル誕生? なりますか?
そしてバネッサとアトウォーターも怪しいよね。っていうかお似合い?
PDって恋愛要素なしでも全然面白いと思うんだけど、そこをあえての職場恋愛乱立っていうのもいいと思います!
ていうかリアリティがあるっていうか。つり橋効果だらけな職場だもん。
命を直接守り、守られしてたらそりゃ気になるだろうよ。しかも皆素敵だし……。
それに私はボイト推しだから、誰が誰とつきあってもいいっていうw

事件はSVUみたいな重みもあって、展開もどこまでこいつ嘘つくのって落ち着かなくて、本当に今シーズンは特に面白く感じます。
シーズン重ねて面白味が増すなんてなかなかないような気がしますが。
特捜内メンツも落ち着いてきた。(組み合わせも綺麗だしw)




(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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