あらすじ
2021年5月13日(木)~AXNでシーズン8 日本初放送(全20話)
(アメリカ放送 2019年9月~)
抗議
51分署が87分署の閉鎖に対する抗議で数名の住民に押し入られた。
その上1人のルイスという男が消防車に自分の腕にパイプを通してチェーンロックで繋ぎ、出動の邪魔をし始めた。
出動要請が来ても断らざるを得なくなってしまった。
ルイス達の主張は、分署の閉鎖で消防の到着が倍も遅くなったというものだった。
この行為で被害を被っているのは、他の要救助者だというのに自分の地域を優先して、お構いなしのようだった。
「署を取り戻すまで動かない」
ボーデンの命令で暴動を防ぐため警察に任せることにし、隊員達は出したくても手を出せなくなった。
更に抗議者達はその様子を動画に収め、SNSにも投稿していた。
ギャロとリッターは、ボーデンにこちらもSNSを利用して地域の味方だという声明を出しましょう、と提案する。
だがボーデンは今一番避けたいのが人々の注目だ、とシフト中にスマホを使う事自体を禁じてしまった。
対処
警官が到着するとたったの2名だった。
抗議者の人数が少ないと聞いたからと舐めていたが、もちろんルイスは説得には応じず強制排除の許可を出した。
ところがその瞬間、外からSNSを見たという大勢の抗議者が到着する。
2人の警官ではとても対応しきれず、強制排除どころか大勢が署に乗り込んで来た。
「消防署が要求をのむまで動かない」
警察の応援が到着すると、今度は大げさすぎてボーデンは恥ずかしくなった。
出動は諦め、完全にガレージのシャッターを下ろした。
事情
ハーマンはルイスと話をした。
「子供達を守る為なら何でもするだろ」
ハーマンは5人、ルイスには4人の子供がいた。
ルイスは救急車を呼んでもこれまでよりも遅くなるんだぞ、と念を押した。
「許せるか?」
ハーマンは思い出した。自分もソファを燃やして抗議をした事を。
それでも最善な方法か? と問うとルイスは打ち明けた。
「俺達はまず局に電話をし、80回ほど伝言を残したが返事はなかった。局を訪ねると追い返された。新聞社にも行ったが俺達の話は記事にする魅力がないと言われた。他人事だと過激な策に思えるよな」
解決策
現場には広報ではなくカーバー・チーフが到着し、説得というよりはただの追い出しをしてさらに悪化させていた。
結果、チーフはもう機動隊に鎮圧してもらうと判断を出すが、それにはボーデンやケイシーが待ったをかけた。
「なんとか収拾させる」
ケイシーは、87分署のあった12区のリーバス議員を知っているからと連れてくる約束をして出て行った。
「解決できるのは閉鎖した本人だけだ」
チーフは15分の猶予を与えた。
と同時にボーデンも動いていた。
セブライドとの言い合いがすぐにSNSに投稿され、署が悪者の印象にされていたのだが、それを知ってギャロとリッターのアイデアを試してみる気になったのだった。
「SNSを使って鎮められるなら試したい」
彼等と求めるものは同じはずだ、と二人に託した。
アクシデント
ケイシーは腰の重いリーバス議員をやんわりと脅して、署まで無理やり来させた。
たらたらと答えにならないスピーチをしていると、ハーマンがルイスの様子がおかしい事に気が付く。
ボーデンが指示をし救急隊を呼びつけると、ルイスは腕を圧迫し続けた事による挫滅症候群になっていた。
結局慌ててルイスの拘束を解く必要が出来た。
セブライド達は念の為、安全にパイプだけをカットする練習をしていた為、スムーズに解除できた。
だがいざ腕を見るとコンパートメント症候群になっていて即座に切開が必要な状態だった。
このままでは腕を失ってしまう。
エイミーは全責任を負うと宣言してガレージで処置をした。
その混乱の中、議員は何もできない、と帰っていった。
残った抗議者達はまだ戦う気満々だったがもう戦う相手はいない。
ハーマンが追い返そうと声をかけると押し返され、それを見たセブライドが我慢の限界を迎えた。
それを合図に抗議者達との小突き合いに発展し、クルースは結婚式の前日だというのに頭を撃って血を流して倒れてしまう。
その場は警官の突入でなんとか収まったが、クルースは搬送された。
解決
翌日、仲間達はクルースの挙式に参列する支度をして病院に集まっていた。
その頃には87分署の問題も解決していた。
SNSの投稿が反響を呼び、議員が再開の為に尽力する、と約束をしたのだった。
入院していたルイスにもその動画を見せて報告した。
ルイスはエイミーのおかげで腕を失わずに済んだ。
シルビー
ジュリーの葬儀が終わっていた。
シルビーは家族が少ないスコットが心配で様子を伺う留守電を残していたが、なかなか連絡がもらえず気になっていた。
そこへ暴動に紛れてスコットがやってきた。
するとスコットが言ったのは予想を超えた申し出だった。
「子供を引き取ってくれ」
子供なんて欲しくなかった、1人では育てられないしその気もない……。
もしシルビーが無理なら手放す、とまで言っていた。
シルビーはケイシーのオフィスを借りて落ち込んでいた。もちろん引き取る事はできない。
そこに現れたケイシーに打ち明け、泣きつくと優しく抱きとめてもらう。
その後、シルビーが病院に行くとスコットは子供の前で心配そうに立っていた。
その姿にシルビーは確信する。
スコットは口で言う以上にちゃんと愛情深い父親になっている、と。
シルビーは改めて自分が里親から受けた愛情のように、スコットに娘に母親の愛を伝えるよう頼んだ。
「手放さないで。あなたは必要とされている」
クルースの結婚式
クルースは目の上に縫い傷をつくりながらも、なんとか無事予定通り結婚式に間に合った。
タキシードはセブライドが病院に持って行っていた。
クルースのバチェラ・パーティーは言葉だけで終了しました。
シフトの前でセブライドがぐだぐだだったんですけど……、いいんでしょうか?
正直、今回の抗議の仕方はドラマっぽすぎるというか、抗議者の都合が強すぎて共感できませんでした。
想いそのものは分かりますが、やっぱりあのやり方は不快でした。
自分達の地域の為なら、他の地域が犠牲になってもいいなんて。
抗議ならば他にも方法はあるはずですが、まあ51分署が舞台のドラマだからって感じで。
ケイシーとシルビーは未だ決定的な進展はありません。
なんかだんだんシルビーがきもくなってきちゃうよ。このままだと都合の良い時にだけケイシーを利用している? みたいな。
若者ならまだしもいい年齢の二人だからなんかキュンとはならなくてw
クルースが結婚したことで署内カップルといえばキッドがセブライドとの結婚を意識し始めてそれが原因で別れたりしないかな~と、瞬時に妄想しました。
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