あらすじ
バージェスの勘
バージェスは妊娠した為、危機管理局のコールセンターに異動していた。
そこで助けを求める女性の通報を受け、逆探知で場所を探りジョージ・ウェラーの住むマンションに警官を派遣した。
その後気になり捜査状況を確認すると捜査はされていなかった。
署に戻り、プラットを通じて担当警官2名を呼んでもらい、何故捜査しなかったのかを確認する。
「夫婦と話したら通報は間違いだったと」
通報の様子からそうは思えずバージェスは疑ってかかった。
すると疑われた方も言いがかりつけられているのか、と腹を立たせ険悪なムードになる。
バージェスは謝罪してその場を済ませたが、腑に落ちずプラットを同行させ現場を直接見に行くことにした。電話対応の立場では追跡調査は許されていなかった。
マンションに到着するとエレベータがなかなか来なかった。
渋々つきあっているプラットに階段を使わせ、3階のウェラーの部屋に向かった。
すると鍵が開いていて、中に入ると無人だが暴力の痕と血痕が見つかった。
廊下に出るとまだエレベーターは地下で止まったままのようで、階段で地下に下りてみると、エレベーターの中で死んでいる男を発見する。ウェラーだろう。
男の足がエレベーターのドアを塞いで止めていたのだった。
ボイトら特捜班も呼ばれ、本格捜査が始まった。
バージェスはいきさつと推測をボイトに説明した。
「妻が夫に暴行されて通報をし、その後夫を殺したのでは?」
防犯カメラ、目撃者はなし。
担当警官2名にも改めて話を聞くと、妻アンの写真を見て意外な反応をした。
「話した人と違う。もっと若くて髪は黒かった」
だがアンだと名乗ったので疑わなかったといい、1人が弁護士を呼ぶと言った。
「勘弁してよ」
「それが大事なら勝手にしろ」
バージェスはボイトに追跡調査をした理由を聞かれた。
「直感です。声が気になって」
「いいだろう」
バージェスもデスクとして捜査に協力する事に。
ジョージの遺体からは財布、携帯等が奪われていた。
娼婦
妻アンの話から、ウェラーが娼婦好きだと判明した。
通報は娼婦からだろう。
携帯のクラウドのデータにあった画像から、警官と話をした黒髪の女性の顔が判明した。
同じ時刻の画像から、別の金髪の女性もいた事が分かった。
明らかに未成年で、声の感じからバージェスは通報したのはこの子だ、と認めた。
娼婦の手配の相手はプリペイド携帯だった。
ウェラーは通報後にも同じ番号にかけていた。
プリペイド携帯を追跡し、隠し防犯カメラ付近で使用しているのを突き止め、カメラの映像を確認した。
FBI指名手配犯のダニエル・ロペスだった。
FBI
数年前川で遺体を見つけてもらって以来のスティルマン巡査部長ら、FBIが説明にやってきた。
作戦名はコールド・カントリー。
中西部に暗躍する人身売買組織で、女性達をスカウトして最初は大切にするが、すぐヤク漬けにされ客を取らされるようになる。
2ヶ月ごとに州を移動し、女性達は今どこにいるのかも分からない。
ダニエルは中堅の人身売買業者だった。
移動のタイミングは不明。
どちらにせよ大所帯だから時間はかかるだろう。
手掛かり
FBIから共有された資料の中からバージェスが、ミラ・デイビスという女性に目をつけた。
20歳で、風紀取締課が2ヶ月前に逮捕している。
3年前には人身売買業者との関係が発覚、ダニエルが偽名で保釈していた。
現在は路上で客をとっている所を見ると、すでに組織を抜けているのだろう。
ミラを連行してダニエルの組織の情報を聞き出した。
最初は反抗的で、ミラには甘い言葉も同情も通用しなかった。
それでもバージェスは粘り強く説得をし、協力させた。
ミラはダニエルの顔写真を認め、知っている事を話した。
女性達はクスリ漬けにされ、監視が付き常に1人にはなれない。
寝るのは床の上。いつも空腹。何をしてても見られている。
場所は大きな一軒家。
車の音が聞こえたから高速の近くのはず。
黒のドイツ車のバンで移動をする。その乗り降り以外では外出は出来ない。
売春宿にも派遣されるが、家からは5分くらいでいつも同じ道を通っていた。
記憶にあるのは、高速道路、右側に公園。
バーの看板はスペイン語。電飾の看板、カンビオを目印にしてた。
これらの情報を元に聞き込みを進め、売春宿を突き止め、バンが到着するのを確認し、追跡装置をつけ尾行した。
そしてダニエルのアジトを突き止め、夜突入した。
18名を救出し、黒髪の女性は確認できたが、金髪の女性とダニエルはいなかった。
ナタリー
黒髪の女性はナタリーといい、ダニエルの妻だと名乗った。
女性達が怖がり、新しい傷もなかったことから、ダニエルと一緒に調教をしていた元被害者だと思われた。
ナタリーはダニエルはウェラーを殺してない、何も悪くないの一点張りだった。
ボイトはダニエルを助けるにはもっと詳しく話してくれ、とナタリーに歩み寄った。
「ベイビーのせいよ」
ピンときたバージェスは金髪の女性の写真を見せた。
「ベイビー……。狂ってるわ。仕事に行ったのに911に通報したのよ。だからダニエルが殴った。ジョージはベイビーの血を見て驚いたの。ベイビーがバカみたいに叫ぶから、ジョージに怪しまれた。ね、全部ベイビーが悪いのよ」
ウェラーを殺したのはダニエルだった。
金髪の女性については、今はダニエルがお仕置きをしているという。
ボイトは静かに聞いた。
「君の時はどこでお仕置きをされていた?」
「どこかへ連れて行かれる……」
その後他の女性の証言から違反をすると安いモーテルに連れて行かれるという事が分かった。場所は家の側で高速も近い、としか分からなかった。
該当するモーテルを片っ端から足で調べた。
救出
居てもたってもいられず、バージェスもデスクを離れモーテルを当たった。
するとバージェスの携帯に手がかりが舞い込む。
特捜班が追跡している番号から無言の通報が入ったというのだった。
その番号とは殺害されたウェラ―の携帯だった。
その追跡から居場所を突き止めた。
「シンディ・リン・モーテル」
通話中の電話も転送してもらい、バージェスは話しかけた。
すると返事が返って来た。
今ダニエルはシャワー中だと言う。名前はエマ。
バージェスはすぐに行く、と約束をした。
モーテルに到着したのはバージェスが1番乗りだった。
数分で着くという仲間を部屋の前で待っていると、部屋の中でエマが襲われる声が聞こえた。
思わず1人で乗り込むバージェス。
ダニエルと取っ組み合いになると、何度も腹を殴られた。
落ちた銃を拾い、背中越しにダニエル目掛けて発砲しなんとか切り抜けた。
だがエマはバスタブに沈んでいたので、バージェスは痛む身体を動かし、エマを引き上げた。
助けがくるまでバージェスが引き上げていた甲斐もあり、アプトンの蘇生でエマは息を吹き返した。
病室で目覚めたエマは母親に会いたがった。
だがバージェスもかなり傷ついていた。
その上、治療の結果バージェスは子供を亡くしていた事が分かった。
ルゼックが寄り添うが今のバージェスには何の言葉を発する事も出来なかった。
バージェス……。
ドラマのシナリオとはいえ、きついですね。
特捜アゲの為の警官サゲ???……w
バージェスとアトウォーターの時代が懐かしいなぁ。
もう特捜と警官の絡みはないのかな。
まあ優秀だったら特捜に入れって同じ流れになるだけだもんね……。
海外ドラマではほとんど演技について気になるような事はないのですが(言語が分からないというのもありますし)今回のミラちゃんはちょっと演技が過剰? 珍しく気になっちゃいましたw
なんかボイトとの絡みを見てて、こっぱずかしくなってしまったw
ボイトって事で張り切ってしまったんだろうなw 気持ちは分かる(ってほんと勝手な主観なんだけどw)
FBIのスティルマン巡査部長、ボイトとは初対面じゃないって体でしたが、調べたら過去には登場していないっぽいんですけど……。
なんだったんだろう。
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