シカゴ・ファイア/CHICAGO FIRE シーズン8 13話「シカゴの精神/ A Chicago Welcome」

2021/08/06

ジェーン洞 シカゴファイア シカゴファイア シーズン8 消防士

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あらすじ

Adrian Burrows/NBC | 2019 NBCUniversal Media, LLC

2021年5月13日(木)~AXNでシーズン8 日本初放送(全20話)
(アメリカ放送 2019年9月~)


戻って来たゴーシュ

51分署に、ある日突然新車のはしご車が納品される。
はしご隊は、マウチを始め大はしゃぎするが、面白くないのはポンプ隊のハーマンだった。

しかし新車についてはボーデンも知らず、ハーマンがクレームをつけても何も言えなかった。

すると、飛ばされたはずのジェリー・ゴーシュが姿を現した。
実は新車の手配をしたのはゴーシュだったのだ。
これまでの謝罪の気持ちだというが、裏があると疑っているとやはり頼み事があるという。

ところがよくよく話を聞くと「がん支援ネットワーク」の予防行動について、だった。
ボーデン達が活発な動きをしているのでゴーシュが提案している策に協力をして欲しい、という。
「数百万ドルの予算で全消防士に2着目の消防服を用意したい。出動後、毎回消防服を洗えるように」

ゴーシュはいとこの消防士をがんで亡くしており、消防の仕事についたのもいとこの影響だった。
「仲違いは保留にして協力すべきだと思った」
ボーデンとセブライドは真っ当な理由に驚いた。

ゴーシュの直接の願いは、支出を凍結しているグリソム局長への説得役だった。
「局長が耳を傾けるのは他の誰より君達2人だ」

ゴーシュが帰ると、セブライドは勲章が欲しいだけだろうと嫌味を言い、信用はしていなかった。

その後、17分署のドン・フリーマン・チーフにも来てもらい、ゴーシュの話の裏が取れていた。
消防服メーカー、ライオンの担当者もすでにゴーシュと話し済みだと言う。
それでもセブライドは渋ってはいたが、ボーデンがいいというなら、と賛同をし正式に協力する事になった。

ところが局長の許可が下りたというのに、ライオンには注文が入っていないと言われてしまう。
ゴーシュが断ったと聞き、2人はゴーシュのオフィスに乗り込んだ。

てっきり詐欺でもするつもりなのかと思っていたら、実はさらに安価で作れるドブソンというメーカーと契約をしていたのだった。
ゴーシュはすぐに消防服は届く、と2人を安心させた。

だがセブライドは気になり、リッターにネットでドブソンを調べさせた。
そしてゴーシュの動機を突き止めた。

ボーデンとクルースは正式に署に報告をし、ゴーシュの不正を暴いた。

ドブソン社の製品は防火協会での検査を受けていなかった。そもそも消防服を作ったこともなかった。
会社の住所は、ゴーシュの故郷。そしてドブソンの営業部長はゴーシュの友人だった。
「だから割引してもらえた……」

ゴーシュは誤魔化そうとするものの、既に地元の警察にも協力を得て調査は済んでいた。
もう友人はすでに白状している。
ゴーシュには20万ドルの見返りが入っている事を。

ゴーシュは弁護士を雇うと息巻いたが、すでに解雇は決まっていた。
訴訟で消防服にも遅れがでるとボーデンは懸念したが、監査官のローラはすぐに手配する、と約束をした。
「すでに市長に話してある。ご協力ありがとう」

ルームメイトのホームパーティー

クルース、シルビーとルームシェアを始めたエミリーは、早速女子を連れ込む等週末を楽しんでいた。
ある日クルースはエミリーから明日パーティーをするから、と声を掛けられた。

お誘いを受けたと舞い上がり、何故か服装を気にしてアディダスのグレンチェックのジャージスーツを購入して着こんだ。
自分ではおしゃれのつもりのようだが、周囲の反応は散々だった。
「それで行けるのは量販店くらい」

クルースが家に戻るとパーティーは盛り上がっているようだったが、ドアの隙間からエミリーにここで何を? と言われてしまう。
「パーティーだと言ったよね?」
「だから俺も……」
クルースはやっと理解した。エミリーはパーティーをするから家を空けてと言っていたのだと。

翌日、明らかに不機嫌なクルースはエミリーに嫌味を言った。
「ニック・ポーターをいさせりゃ良かった。同居人愛があったからな」

その後エミリーはクルースに謝った。
「女子会だと言うべきだったし、あなたも呼ぶべきだった。でももうすぐ結婚するのにシングルズパーティーに出たいとは思わなくて」
クルースは独身のうちに見ておきたかっただけだと慌てて言い訳をした。

エミリーは今度はもっと凄いパーティーを一緒にしよう、とクルースと約束した。
「でもあの服装はやめて」

シカゴへようこそ

シカゴに引っ越して来たばかりの高齢夫婦のラーソン家で火災が発生した。
夫は妻を守る為テーブルを盾にしていたところを救助されていた。

老夫婦のその後が気になったシルビーはケイシーと共に病院を見舞った。
すると高齢のラーソンにはほとんど家族や友人がいないという事が分かる。
元々妻がシカゴに住んでいて懐かしみ、引っ越してきたと言う。
1ヶ月前に猫のダスティと一緒に。
だがシルビーもケイシーも現場で猫は見ていなかった。

そして手術中だった妻の死が知らされた。

2人は見舞う知り合いもいないラーソンに同情した。

その後2人はダスティを捜す為、ラーソンの家に戻った。
その最中、シルビーはケイシーに悩み事を打ち明けていた。

養子であるシルビーに、実の母親が会いたいとコンタクトを求めているという。
シルビーは両親は育ててくれた両親だけで、今更押しつけがましい、と実母にはネガティブだった。
「どう思う?」
「俺に分かるのは、君は人のいい部分を見抜けるってことだ。難題をうまくさばけるのが君だ」

そして2人はダスティを見つけた。

ルール違反だと知りつつも、こっそりラーソンの病室にダスティを連れていった。
ラーソンはダスティとの再会を喜び勇気づけられた。

退院は明日で、しばらくはホテルへ行くという。
シルビーが手伝いを申し出るがラーソンは大丈夫だ、と断った。

ダスティは落ち着くまで51分署で預かることになった。
チューズデーとはすぐに仲良しになっていた。

その後、ラーソンの妻の葬儀が気になったシルビーはケイシーに議員時代のコネが使えないか、と相談した。
そして葬儀当日。

誰も来ないと分かっているラーソンは1人で式を始めるが、そこへシルビーとケイシーが現れると、次々に51分署の仲間を始め大勢の弔問客が続いた。
「わざわざ来なくても……」
「シカゴでは助け合うの」
ラーソンは涙を堪えられなかった。


初期ファイアのような現場での出会いからほっこりするエピソードでした。
人情ちっくなのがファイアっぽいってイメージです。

猫のダスティが信じられなくくらい大人しくて、演技が凄いというのか、本当にチューズデーと一緒にあのソファに並んで座って? チューズデーに顔舐められててめちゃ可愛かったです。
2匹とも凄いわ……。

ハーマンとマウチの喧嘩は割愛していますw もう1つ割愛している現場でのシカゴの助け合い精神に気づかされて、仲直りしてました。

ゴーシュってほんと嫌な奴なんだけど、ファイアのシナリオの人にこういう嫌な奴が好きなのか、得意なのか、なんか多いですよねw
大抵小粒で本当にただの嫌な奴! 今回でもう二度とゴーシュは現れないといいな。
けどなんか訴訟とか言ってるしまさか……ね。
シカゴジャスティスとクロスオーバーとかしてたらウケるけど(時期的にありえるのかどうかは調べてません)

シルビーとケイシーはめちゃのんびりしてますね。

クルース、ズンバやめちゃったのかな? 大分身体が……。前から??




(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

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